協 会 報 平成27年11月号 今月の さん (13) 輪島市門前町の宮下建設 （株） の事務所にお邪魔しま した。 −今どんな仕事をしているのですか？ 門前町の大滝地内（皆月海岸側）と和田地内（門前 市街地側）を結ぶ「おさよトンネル」 （全長1,359m）の 2工区（和田側）706m を担当する JV（弊社、 （株） 宮地 組、 （株） 新出組による共同企業体）の現場事務所で施 工管理の仕事を学んでいます。 −現在の会社に入社するまでのあなたの経歴を教えて ください。 生まれ育ちは穴水町です。東京の大学の土木工学科 で土木を学び、卒業後は都内の不動産会社に就職し、 財務諸表の作成、税務申告、有価証券報告書の作成等 の経理業務を7年間経験した後、昨年春より弊社に入 社いたしました。 宮下建設株式会社 宮下正邦さん 業 種：施工管理 経験年数：1年6カ月 年 齢：31歳 −宮下建設の創業者の親族と聞いていますが。 創業者の宮下正雄は私の曽祖父です。また、本年8 月に死去されました弊社の会長の宮下正二は私の祖父 の正一の弟にあたります。 −あなたを含め宮下家の親族の男子の名前には「正」 の字を用いていると聞きましたが、何か訳があるの ですか？ 創業者にあやかり、元気であるようにといった意味があると聞いています。 −現在の会社に入社した理由を教えてください。 前職の知識を生かして新しい仕事に挑戦してみたいと思ったためです。また、流通、通信面が私が能登 を出る前より格段に向上しているので、どこで生活するのも同じかなぁと思ったことも大きな理由です。 それから、関東は地震がきそうなのもありますし。 −土木の現場に出てみて感じたことは？ 会計も、施工管理の仕事も会計基準、管理基準というルールの中で仕事をするウエイトが高いという点 で似ているところがあると思います。実務に関しては、段取りが重要なのはどの職種でも同じと思います が、施工管理の場合は損益だけでなく、安全性にも直結するので段取りにより資源を割かなければいけな いように感じます。 また、探し方がわかっていないだけかもしれませんが、入手しやすい資料、書籍が比較的少ないので、 知識をいれるのが比較的難しいと感じました。 −仕事に対する抱負を教えてください。 前職で身につけた会計、税務の知識のほかに、仕事をする上での自分の財産の幅を、施工管理の仕事を 通して広くしていきたいと思っております。 土木のスペシャリストを目指すというより、なんでもするくらいの気持ちでやっていこうと思っており ます。 −あなたの趣味は？ 小さい頃から釣りをするのが好きです。将来は、自分の船を持つのが夢です。 前職の経理業務では職種に関係なく通用するノウハウを学んだとのことです。そのノウハウが建設業と 融合し、新しいタイプの建設マンが能登の地から輝くことを期待しています。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! けんせつ一番星☆ 「-Sunset Express-MOVE」毎月第4火曜日 18 : 00∼18 : 05 エフエム石川で毎回、建設業界で働く業界のホープ「けんせつ一番星☆」の方にインタビューし 建設業界の魅力や仕事への意気込みなどに迫ります。 是非お聞きください。
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