富山大学附属病院食堂運営事業者募集要項 平成 27 年 9 月 国立大学

富山大学附属病院食堂運営事業者募集要項
平成 27 年 9 月
国立大学法人 富山大学
富山大学附属病院食堂運営事業者募集要項
1
趣旨
この要項は、国立大学法人富山大学附属病院(以下、「本院」という。)における食堂の運営事業
者を公募により選定するため、必要な事項を定めたものです。
2 運営事業者選定の方法
運営事業者の選定は、公募型プロポーザル方式によります。
3 公募期間
平成27年10月7日(水)から平成27年11月13日(金)
4 募集事業の概要
(1) 事業名
富山大学附属病院食堂運営事業
(2) 事業内容
本院が指定する病院内の施設を有償で使用し、食堂運営事業を行う。
(3) 事業期間
平成 28 年 4 月 1 日(金)から平成 33 年 3 月 31 日(水)
(4) 事業実施場所等
富山市杉谷 2630 番地 富山大学附属病院内
(5) 募集対象とする運営事業者
募集対象とする運営事業者は以下のとおりです。
① 食堂の運営事業一式について応募すること。
② 同一フランチャイズからの応募可能事業者は 1 事業者のみとすること。
5 応募資格
応募資格は、下記の条件をすべて満たす法人又は個人とします。
(1) 業務にあたり、食品衛生法等の関係法令に基づく許認可等(届出を含む。)が必要な場合は、
応募の時点においてそれらを保有する者であること又は営業開始までに確実に取得する見込
みがあること。
(2) 次のいずれにも該当しない者
① 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき更生手続きの申立をしている者又は
民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生手続開始の申立をしている者。
② 破産者で復権を得ない者。
③ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第 2 条第
1
2 号から第 4 号まで又は第 6 号の規定に該当する者で構成されている者。
④ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和 23 年法律第 122 号)第 2
条に規定する風俗営業、接待飲食業、性風俗特殊営業及びこれらに類する業を営む
者。
⑤ 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律(平成 11 年法律第 147 号)
第 5 条第 1 項に規定する観察処分を受けている者。
⑥ 国税、県税及び市町村税の滞納がある者。
6 提出書類
本運営事業に参加する場合は、別紙「食堂運営事業募集に係る条件等」を熟読のうえ、次の書類
を提出して下さい。
(1) 参加申込書(様式 1)及び誓約書(様式 2)
(2) 企画提案書(様式 3)
(3) 会社概要(様式 4)
(4) 添付書類
① 登記簿謄本(個人の場合は住民票)
・商業登記法(昭和 38 年法律第 125 号)第 6 条第 5 条から第 9 号までに掲げる株式
会社登記簿謄本等の謄本
② 飲食店営業許可書
・現在運営している店舗の「営業許可書」写し
③ 今回の提案をするために必要な免許等の写し
④ 財務諸表類の写し(直近のもの)
・法人にあっては、賃借対照表、損益計算書など経営実績がわかるもの
・個人にあっては所得税確定申告書の写し(所得税青色申告計算書の写しを含む。)
⑤ 国税、県税及び市町村税に係る納税証明書(直近のもの)
⑥ 本社・本店所在地及び富山市における、食品衛生法に基づく行政処分の有無に関する
証明書(過去 1 年分)
※ 公的機関が発行する書類は、発行日から 3 ヶ月以内とする。
2
7 書類作成上の注意
(1) 提出書類の企画は A4 版とします。
(2) 企画提案書は、分かり易く簡潔に記載してください。
(3) パンフレット等の資料を添付する場合は、必要最小限のものとしてください。
8 提出部数
各 12 部(登記簿謄本(個人にあっては住民票)については原本を 1 部)
※ 様式 3、様式 4 については併せて電子ファイルによる提出を願います。
9 提出先
〒930-0194 富山市杉谷 2630 番地
国立大学法人富山大学 医薬系事務部経理・調達課 調達チーム
電話 076-434-7052
FAX 076-434-2523
10 提出方法及び期限
平成27年11月13日(金)午後 5 時 0 0 分(必着)までに持参または郵送(簡易書留郵便または
民間事業者による書留郵便に準ずるもの)により提出して下さい。
11 現場説明
希望される方は、平成27年10月16日(金)に実施しますので、10月14日(水)までにお申し出下
さい。
12 質問及び回答
質問がある場合は、質問書(様式 5)を下記により提出して下さい。口頭による質問は受け付けません。
(1) 提出方法
(2) 提 出 先
持参、又はファックス(ファックスの場合は到着を確認して下さい。)
9 に同じ
(3) 受付期間
平成27年10月7日(水)から平成27年10月22日(木)
(4) 受付時間
午前 8 時 30 分から午後 5 時 00 分まで(土 · 日曜日及び祝日を除く)
(5) 回
平成27年11月5日(木)までに本院のホームページに掲載して行います。
答
13 その他留意事項
(1) 提出された書類について、提出後の追加及び変更は認めません。
(2) 提出された書類内容については、当事業者選定以外に利用することはありません。
(3) 提出された書類については一切返却いたしません。
(4) 書類の作成、提出に係る一切の費用は参加者の負担とします。
3
(5) 書類の内容に関して、確認又は問い合わせを行う場合があります。
14 運営事業者の選定
本学が設置する「公募提案審査会議」が評価を行い、運営事業者を選定します。
(1) 書類審査
提出された「様式 3」及び「様式 4」の各項目について評価します。
(2) ヒアリング
平成27年11月下旬頃本学の「公募提案審査会議」によるヒアリングを行います。ヒアリン
グの出席者は 3 名以内とします。 ヒアリングの日程及び場所は、対象者に文書で通知いた
します。
なお、ヒアリングは原則として提案者全員に対し行いますが、提案者が多数となった場合、
書類審査で複数者を選定したうえで行う場合があります。
(3) 運営事業者の決定
書類審査及びヒアリング結果等について総合的に評価を行い、最高の評価を得た提案者
を運営事業者として内定します。
15 選定結果の通知及び公表
選定結果は、参加者全員に対し、書面により通知します。(12月上旬の予定)
併せて、内定した運営事業者について、その法人名あるいは個人名を本院のホームページにおいて
公表します。
16 選定後の手続き
(1) 内定された運営事業者と、別途本事業実施に関する契約書を締結します。
(2) 内定運営事業者の取り消し
次の場合は、選定事業者の内定を取り消します。
① 内定から事業開始までの間に内定運営事業者の諸般の事情変化等により企画提案し
た事業の運営が確実に履行できないと判断したとき。
② 著しく社会的信用を損なう行為等により、運営事業者としてふさわしくないと判断したと
き。
17 問い合わせ先
病院事務部 病院総務課
担当:澤崎
電話 076-434-7105
医薬系事務部 経理・調達課 調達チーム
担当:山本
電話 076-434-7052
4
食堂運営事業に係る条件等
1 病院の概要
(1)施
設
名
国立大学法人富山大学附属病院
(2)所
在
地
富山市杉谷 2630 番地
(3)病院の規模
病床数 612 床、 診療科数 20 科
(4)患
者
数
入院患者約 520 人/日 外来患者約 1,200 人/日
(5)職
員
数
約 3,000 人 /日 (学生等を含む)
(6)外来診療日
月曜日~金曜日、ただし、国民の祝日に関する法律に定める祝日、年末年始
(12月29日から1月3日)及び夏季休診日は休診
2 事業実施施設の概要
(1) 場所
附属病院南病棟 1 階
(2) 面積等 (別添図面参照)
① 食堂
397.05 ㎡
② 厨房
170.13 ㎡
③ 上記以外のスペース(廊下に設置するショーケース等の物品の設置場所)
(3) 事業開始日
平成 28 年 4 月 1 日
(※ 仮店舗の運営について・・・運営事業者が現行運営事業者から変更し、食堂の改修、模様
替え等、原形を変更する場合、新店舗オープンまでの間、新運営事業者は仮店舗の規模・位
置等を本院と協議のうえ、新運営事業者の経費負担により、仮店舗(弁当販売等)を営業する
こと。なお、仮店舗設置時には、市及び消防署等との協議が必要となります。また、外部に増築
する場合は、現在病院本体の増築工事を行っているため、計画通知書変更の手続きが必要と
なります。)
3
事業実施期間
平成28年4月1日から平成33年3月31日までとします。
4 営業時間、営業日及び休業日に関する条件
(1) 営業時間は原則として次のとおりとするが、事業者の提案により営業時間を拡充することも可能と
する。
なお、患者就寝時間の 21:00 を超えての営業時間の延長は本院との協議によるものとする。
① 営業時間
7:00 から 20:00 まで
5
② 営業日及び休業日
原則として無休業とする。
(2) 本院が必要と認めた時は、営業時間の延長を依頼することがあること。また、本院と協議のうえ営
業時間の延長・縮小や営業日に休業することができる。
5 営業内容に関する条件
① 営業内容については、次の方法等、運営事業者の提案によるものとする。
ア) 隣接する多様な飲食店のブース及び食事のための共有スペースを提供する「フードコート」
を営業する方法。
イ) 患者用レストランと職員食堂を分けて営業する方法。 (現行方式)
② 取扱メニューは運営事業者の提案によるものとする。
なお、季節に応じたメニューを取り入れ、富山県ならではの地産地消の食材を取り入れること。
また、酒類、その他本院が療養に適さないと判断するものの提供は、認めないものとする。
③ フードコートとして営業する場合は、和洋中、エスニック料理等の幅広いメニューを提供すること。
また、定食メニューも提供すること。
④ 混雑ピーク時(11:00 から 13:00)の混雑緩和への対応に配慮、工夫を行うこと。
⑤ 障害者、車椅子や点滴スタンドを持っている利用者等への配慮、工夫を行うこと。
⑥ 食事提供のための券売機等を除いて、自動販売機の設置は認めないものとする。
⑦ できるだけ安価な価格設定とすること。
なお、職員に対しては、何らかの方法で割引提供ができることが望ましい。
特記事項
1 利用者のアンケート調査は年2回以上実施し、公にすること。
2 定期的な試食会を開催し(回数、参加者、人数などは本院の指示に従う)、利用者や本院
の要望を最大限配慮すること。また、本院が希望する改善要望が取り入れられない場合、
調理師、原材料等の変更の依頼、若しくは、契約を解除する場合がある。
3 セルフサービス方式も可とするが、体の不自由な利用者のためのフルサービス席の設置、介
助サービス員の配置などの配慮を行うことを条件とする。
6 経費負担に関する条件
運営事業者は食堂の座席数や利用見込者数に見合った設備整備を行い、次の経費を負担する。
(1) 施設使用料
施設使用料
① 食堂
年間 約2,580千円
6
② 厨房
年間 約1,100千円
③ 上記以外のスペース
年間 @6,600円/㎡×占有面積
※ 1 使用料は概算額であり消費税及び地方消費税込みの金額です。
2 使用料金の算定及び納付方法については、「国立大学法人富山大学不動産貸
付事務取扱細則」に準ずるものとします。(納付の分割可)
(2) 納付金
運営事業者が提案する一定の割合を売上実績額(税込)に乗じた額
※ 納付金は半期ごとに納付願います。
(3) 内装、改修に係る工事費
※ 内装、改修にあたっては、事前に本院と協議願います。
(4) 食堂のテーブル、椅子等の設置、整備費
※ 但し、本院が整備したテーブル、椅子等の使用を認めます。
(5) 厨房機器の設置、整備費
※ 厨房機器等について、現行事業者との協議の上、引き続き使用を認めるものとする。
(6) その他調理器具、券売機、冷蔵ケース、陳列棚等の運営に必要とする設備備品及び消耗品
等の購入費
(7) 食堂、厨房その他関連諸施設等の光熱水費、運営事業者が購入した備品等の維持管理費
及び廃棄物(一般廃棄物、産業破棄物等)の処理に要する費用、その他食堂の運営に伴い必
要となる費用。
(8) 運営事業撤退の際の原状復帰にかかる費用
7 その他の条件
(1) 設置運営事業者には借家権、賃借権、営業権等の私法上の権益は一切認めないこと。
(2) 店舗や看板等の規模、デザイン、色彩等については、周囲との調和を図るため事前に本院と
協議すること。
(3) 事業実施施設及びその周辺を清潔に保ち、病院の美観、衛生環境を損なわないよう、清掃等
の維持管理を行うこと。
(4) 常駐する従業員には病院内の業務であることを自覚させ、清潔感ある身なりで業務にあたると
ともに利用者に対し、癒しのある接客対応に努めること。また、運営事業者は、これを遂行する
ため、積極的な接遇研修の啓発、実施に努めること。
(5) 事業運営に必要な各種法令に基づく許認可などは運営事業者が取得すること。
(6) 食品衛生法等の関係法令を遵守し、衛生管理、感染対策を徹底すること
(7) 従業員に定期健康診断を受けさせる等、健康管理を行うこと。
(8) 運営に伴い、発生する廃棄物(一般廃棄物、産業廃棄物等)は運営事業者の責任において
7
適正に処理すること。なお、食品循環資源の再利用等の促進に関する法律(平成 12 年法律
第 116 号)に基づき、食堂の運営に伴う食品循環資源の再利用を行うこと。
(9) 空気循環、水質は法令に定められた基準等を遵守すること。
(10) 設備、仕入れ材料等の搬入については、本院が指定する時間帯や経路に従うこと。
(11) 従業員の駐車場が必要な場合は、駐車場の使用許可を申請すること。
(12) 本院が主催する防災訓練や研修会への参加を要請した場合は、対応すること。
(13) 事業撤退の際には、次の運営事業者への引き継ぎに協力し、事業終了後、1週間以内に撤
去を完了すること。
(14) その他、本院から指示のある場合は、速やかに報告、対応を図ること。
8 その他の留意事項
運営事業者は、次の事項について留意すること
(1) 利用者に対して、より良質・多様なサービスをもって、安定的かつ継続的に運営すること。その
ための方策について、本院と協議すると共に、その実現に向け、最大限の努力を行うこと。
(2) 経済状況の変更などにより事業の運営に支障が生じたときは、本院と相談するなど、本院の事
業や運営事業に支障が生じないよう誠実に対応すること。
(3) 健全な運営を行っているかどうかを確認するため、本院に対して年に一度、業務状況報告書
を提出すること。
(4) 利用客等から寄せられた苦情等に対し、再発の防止措置を含め迅速かつ適切に対応し、対
応の結果を速やかに本院に報告すること。また、必要と認められる場合は、本院と協議のうえ、
対応すること。
(5) 災害・事故が発生した場合、若しくは発生するおそれがある場合又は業務の遂行に支障をき
たすような重大な事態が発生した場合は、直ちに必要な措置をとるとともに、関係機関及び本
院に遅滞なく報告すること。
(6) 運営事業者に対して、食事内容の改善を求めたにもかかわらず、改善の評価がない場合には、
本学から、半年前までに運営事業者へ契約解除の通告を行います。
なお、事業撤退に際しては、次の運営事業者への引き継ぎに協力すること。
(7) 運営事業者は、真にやむを得ない事情により運営事業から撤退する場合には、運営事業を終
了する半年前までに本学に申し出てください。
なお、運営事業者は、次の運営事業者が決定するまでの間に発生した損害について、これを
補償するものとします。
8
運 営 事 業 評 価 表
運営事業名:富山大学附属病院食堂運営事業
(評価点は,1~3の3段階とし,評価点合計の高い者を運営事業対象者とする。)
※本学の仕様を満たすものを「1」(基本点)とし,優れいている項目については「2」,特に優れている項目については「3」とする。
なお,評価項目別に重み付けをすることがあります。
【様式3】
1.営業内容
評価点記入欄
(1)食堂(A) [現行:レストラン]
項 目
①コンセプト
②店舗設計イメージ・レイアウト
③営業時間
④取扱メニューの種類と価格
1
⑤利用者ニーズ等への対応
⑥注文・支払い方式
⑦使用食材の仕入時期,使用期限に対す
る考え方
⑧多様な患者等への配慮
⑨混雑ピーク時の混雑緩和対策
2
⑩その他の提案
(2)食堂(B) [現行:職員食堂]
項 目
①コンセプト
②店舗設計イメージ・レイアウト
③営業時間
④取扱メニューの種類と価格
3
⑤使用可能な商品券等の種類
⑥注文・支払い方式
⑦使用食材の仕入時期,使用期限に対す
る考え方
⑧混雑ピーク時の混雑緩和対策
⑨その他の提案
4
2.業務の実施体制
項 目
従業員の配置計画
3.従業員研修
項 目
研修体制
接遇研修
5
4.衛生管理の考え方
項 目
衛生管理体制
感染対策
清掃及び消毒計画
廃棄物処理計画
事故防止・安全対策
6
5.自己評価の実施体制
項 目
利用者の意見等の反映方法
自己評価の実施体制
6.収入見込
項 目
収入見込
7
7.開店までのスケジュール
項 目
食堂スケジュール
8.納付金提案額(消費税込み)
項 目
売上見込額,提案割合,納付金見込額
9.その他特記事項,アピールポイント等
項 目
その他特記事項,アピールポイント等
8
【様式4】
提案者の業務(会社)概要
項 目
提案者の業務(会社)概要
(営業実績)
評価点合計
0
0
9
0
0