平成 27 年 10 月 29 日 各 位 事業性評価プロセス「ビジネスパノラマ」の商標登録認可について 株式会社山形銀行(頭取 長谷川吉茂)は、企業の実態把握等を目的とし、事業に関する調査・評価および 助言等に関する取り組み、いわゆる事業性評価を「ビジネスパノラマ」と称して、これまで 10 年以上にわたっ て開発・進化させてきました。 昨今、金融庁が金融機関に対して事業性評価に関する取り組み強化を促すなか、当行では「ビジネスパノ ラマ」を活用した更なる企業支援を目的として、その呼称について特許庁の商標登録を申請し、平成 27 年 10 月 2 日付けで認可を受けました。 事業性評価は、財務諸表による企業評価に加えて、事業環境や経営資源など企業活動の実態を銀行員 自らの目で確認し、経営者との積極的なディスカッション等を通じて、企業の技術力・販売力や成長性等を 総合的に評価し、対象企業のサクセスストーリーを検討していく取り組みです。 当行は、これら事業性評価のプロセスを「ビジネスパノラマ」として標準化し、競争環境分析や技術評価など 企業の事業活動の把握に努め、成長可能性を評価した上で経営者と課題を共有することにより、多面的な経 営支援を行ないます。また「ビジネスパノラマ」を利用して行員が「お客さまを知る」ことの能力を高め、経営支 援のできる人材を育成します。 さらに、当行の第 18 次長期経営計画における主要施策である「地域価値創造」の取り組みにあたり、個別 企業の事業性評価手法として確立した「ビジネスパノラマ」を応用し、地域経済・産業の現状と中長期的な 見通しや課題等を把握・分析し、地域の産業構造の評価とサクセスストーリーの検討へと発展させることに よって、地域の特性を活かした産業の育成や再生支援に取り組み、地方創生の中長期的な取り組みの深化 を図ってまいります。 本件に関するお問合せ先 広報CSR戦略室 二宮 TEL023-623-1221(代表)
© Copyright 2024 ExpyDoc