平成27年度 オリンピック・パラリンピック教育推進校実施

様式1
平成27年度 オリンピック・パラリンピック教育推進校実施計画書
学校名
渋谷区立広尾中学校
校長・園長名
松 田 芳 明
1 オリンピック・パラリンピック教育の目標
オリンピックを題材として、世界に広がる多様な価値を学ぶ。
◆オリンピック・パラリンピックの歴史や意義を理解する。
◆国際的なスポーツ大会等が、国際親善や世
界平和に果たす役割を理解する。
◆世界の国々の文化や歴史を学び、交流を通じて国際理解を深める。
◆スポーツを通して心身の調和的な発達を遂げる。
◆進んで平和な社会の実現に貢献する態度を養う。
◆東京オリンピック・パラリンピックの成功に貢献する態度を養う。
2 取組内容
(1)留学生との交流(国際理解)
國學院大學の留学生との交流を全学年「総合的な学習の時間」において行う。
第 1 学年では、2 月頃に日本の伝統文化である「紙切り細工」を一緒に体験する。
第 2 学年では、7 月頃に(3)において調べた内容を、留学生及び広尾高等学校生徒に対し発表する活動を通
じて、行う。さらに、12 月頃にも、交流を行う(テーマ未定)
。
第 3 学年では、7 月頃に広尾中学校を紹介する交流を行い、留学生とのコミュニケーションを図る。さらに、
11 月に日本に来たばかりの留学生に対して、日本の文化を紹介するとともに、留学生の祖国の文化について教
えてもらう交流を行う。
(2)福祉教育(障害理解)
第 1 学年「総合的な学習の時間」において、4 月から 9 月にかけて、障害者スポーツやパラリンピックを学び、
9 月に本校を会場として行われる、ブラインドサッカー関東リーグにおいて、生徒自身がボランティアとして
参加する基礎的・基本的な知識や意欲、態度につながるように取り組んで行く。また 11 月には、障害理解を
目的として、日本赤十字看護大学と連携し特別授業を行う。併せて、日本赤十字総合福祉センターにおいて高
齢者や障害者にかかる福祉の現場についても知る機会を得る。時期は未定だが、パラリンピアンと交流する機
会を設定する。
(3)都市開発の学習
社会科及び「総合的な学習の時間」を使い、第 1 学年においては、2 月頃に、オリンピックに向けた東京都及
び渋谷の都市開発について、渋谷区都市整備部等からの協力を得て調べたり、それらに携わる人々との交流を
もったりしながら理解を深める。
第 2 学年においては、5 月から 7 月にかけて「2020 Tokyo Future Project」と題して、オリンピックに向けた
東京都及び渋谷の都市開発について、渋谷区都市整備部等からの協力を得て調べたり、それらに携わる人々と
の交流をもったりしながら理解を深める。さらに、白根郷土歴史博物館・文学館の協力を得て、渋谷川につい
ても調べたり、歴史的な資料を見せてもらったりなどの活動をとおして学び、12 月頃に、現在の渋谷川の地
下工事現場を見学する。
(4)その他
◆オリンピック・パラリンピック協賛企業である Panasonic と一緒に、道徳の授業や、オリンピアン、パラリ
ンピアン等の交流などを実施する。
◆保健体育の授業において、パラリンピックの種目に取り組む。
◆体力向上
朝ランニングを今年度も継続的に実施する。
◆地域でのボランティア活動(地域運動会、地域清掃、ブラインドサッカー大会等)に参加する。
※ 主な取組について、時期、対象、教科等の位置付け、内容等について、具体的に記述してください。