国家戦略特区における横浜市の取組について

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 27 年 11 月 26 日
都市整備局都心再生課
経済局成長産業振興課
国家戦略特区における横浜市の取組について
~グローバル企業の誘致に貢献する都心居住を促進!~
<国家戦略住宅整備事業は、全国第1号の計画案策定>
本日、東京圏国家戦略特別区域会議(第7回)において「横浜駅きた西口鶴屋地区」における
国家戦略住宅整備事業及び国家戦略都市計画建築物等整備事業の計画素案が承認されました。
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国家戦略特別区域法における特例の活用
・住宅容積率の特例:国家戦略住宅整備事業(第 16 条)
→国家戦略特別区域会議で承認された全国第1号の計画素案です。
・都市計画法の特例:国家戦略都市計画建築物等整備事業(第 21 条)
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「横浜駅きた西口鶴屋地区」における都市再生の取組(別紙)
国際的なビジネス拠点の形成に向け、グローバル企業の誘致に不可欠な都心居住を促進し
ます。
これにより、横浜駅周辺のビジネス環境と居住空間が一体となった都市のリノベーション
を推進し、都心臨海部全体の再生・機能強化と、横浜駅周辺地区の国際競争力強化を図りま
す。
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今後の予定
都市計画の手続きを進め、28 年度当初に横浜市都市計画審議会へ付議した後、東京圏国家
戦略特別区域会議が開催され、内閣総理大臣への認定申請(容積率の最高限度の数値、都市
計画決定・変更)を行う予定です。
<林 文子 横浜市長コメント>
東京圏国家戦略特別区域会議において、
「横浜駅きた西口鶴屋地区の計画素案」が承
認されました。国家戦略住宅整備事業として全国初の承認案件であり、このチャンス
を活かしていきたいと思います。
今後、国際的に展開する企業の就業者が暮らしやすい多言語対応の居住機能を強化
することにより、みなとみらい21地区も含めた横浜都心臨海部へのグローバル企業
の立地がさらに進み、地区全体の活性化に寄与するものと確信しています。
横浜市としても、神奈川県とともに、このたびの整備事業をしっかりと御支援して
まいります。
裏面あり
横浜駅きた西口鶴屋地区における2段階の容積率の緩和
【500%】指定容積率
【680%】都市再生特別地区による容積率緩和(180%)
【850%】さらに、国家戦略住宅整備事業による住宅容積率の加算(170%)
※ 東京圏の区域
東京都、神奈川県、千葉県成田市
※ 横浜駅きた西口鶴屋地区の概要
施行場所:神奈川区鶴屋町一丁目6番地
他
施行面積:約 0.8ha
施設概要:住宅、ホテル、商業、メディカルモール等(延床面積 約 80,000 ㎡、住宅戸数
約 390 戸)、歩行者デッキ、交通広場等
事業期間:平成 28 年度~34 年度
※ 国家戦略住宅整備事業とは
容積率を緩和することにより、国家戦略特別区域内において産業の国際競争力の強化及び
国際的な経済活動の拠点の形成を図るために必要な住宅の整備を促進する事業(当地区で
は、グローバル企業の誘致に不可欠な都心居住の促進に向け、グローバル企業の就業者等の
生活支援に必要な機能を併設した、防災・環境性能に優れた住宅を整備)。
※ 国家戦略都市計画建築物等整備事業とは
都市計画の決定または変更をすることにより、国家戦略特別区域内において産業の国際競
争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成を図るために必要な建築物その他の施設の
整備を促進する事業(当地区では、都市再生特別地区の変更、地区計画の変更および市街地
再開発事業の決定)。
※ 区域会議の配布資料は、内閣府ホームページに掲載されます。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/tokyoken.html
お問合せ先
(横浜駅きた西口鶴屋地区の事業について)
都市整備局都心再生課横浜駅周辺等担当課長
(国家戦略特区の制度について)
経済局成長産業振興課担当課長
吉田
和重
Tel 045- 671-2672
守屋
喜代司
Tel 045-671-4600
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