解説資料

外国人識者たちの大東亜戦争の正当論①
ネール首相(インド)
「20世紀の初め、アジアの精神に大きな影響を及ぼした事件が起こった。それは、ロシ
アが日本と戦って負ける事である。あのちっぽけな日本が、ヨーロッパのうちでも最大の、
最強の国の一つであるロシアを破ったという事は、多くの人々を驚かせた。アジア人にと
って、これは、嬉しい驚きであった。私は、今でも日本の勝利のニュースが伝えられる度
ごとに、どんなに感激したかを、まざまざと覚えている。長い間、インド人はイギリス人
に対する劣等感にとらわれていた。将来長く支配を受けるものだと、思いこんでいた。そ
れゆえ、日本の勝利は、アジアにとって偉大な救いであった。そしてインドでは、我々が
長くとらわれていた劣等感を、取り除いてくれたのである」
②アーノルド・トインピー(イギリス歴史学者)
第二次世界大戦(大東亜戦争)において、日本人は日本の為というよりも、むしろ戦争
によって利益を得た国々のために偉大なる歴史を残した、と言わねばならない。その国々
というのは、大東亜共栄圏に含まれていた国々である。日本人が歴史上に残した業績の意
義は、西洋人以外の人類の面前において、アジアとアフリカを支配して来た西洋人が、過
去二百年の間に考えられていたような不敗の半神でないことを明らかにした点にある。な
お、一層具体的に言えば、1941年(昭和16年)、日本は全ての非西洋国に対して、西
洋は無敵でない事を決定的に示した。この啓示が、有色人種の志気に及ぼした恒久的な影
響は絶大であった。
③ラダ・クリシュナン(インド元大統領)
インドでは当時(1941年)、イギリスの不沈戦艦を沈めるなどという事は、想像もでき
なかった。それを我々と同じ東洋人である日本が見事に撃沈させた。驚きもしたが、この
快挙によって、東洋人でもやれるという気が起きた。
④ガザリー・シャフエー(マレーシア元外相)
日本の某代議士の「過ぐる大戦において、わが日本が貴国に対し、ご迷惑をおかけして申し
訳ありませんでした。」という挨拶に対し、私は「どうして、そういう挨拶をなさるのです
か。あの大戦で日本はよくやったではありませんか。マレー人と同じ小さな躰の日本人が
大きなイギリス人を追っ払ったではありませんか。その結果、マレーシアは独立できたの
です。大東亜戦争なくしてはマレーシアもシンガポールも、その他の東南アジア諸国の独
立は考えられないんですよ。」と応えた。某代議士が顔を赤らめたのは当然である。
⑤クリリット・プラモード(タイ元首相)
日本のおかげで、アジア諸国はみな独立した。日本と言うお母さんは、難産して母胎をそ
こねたが、生まれた子供たちはすくすくと育っている。今日、東南アジア諸国民が、米・
英と対等に話ができるのは、一体誰のおかげであるか。それは身を殺して仁を為した日本
と言うお母さんがあったためである。12月8日は、われわれにこの重大な思想を示して
くれたお母さんが、一身を賭して重大な決心をなされた日である。われわれは、この日を
忘れてはならない。
戦前のアジア地域勢力圏
現在のアジア地域