『かいじゅうたちのいるところ』についてのおはなし① ≪子どもはみんなかいじゅうさん！≫ 若草保育園保育園では、今年度のテーマ絵本『かいじゅうたちのいるところ』を、今子ども達と共に楽しんでいるところです。 ○～各クラスの保育の様子～“おはなしの国にはいってあそぼう”よりひばり組さんは、段ボール箱を使ってお庭で豪快にペインティングをして、かいじゅうを製作しました。つばめ組さんは、カラーナイロンで作ったかいじゅうの服を着て、お庭でかいじゅう踊りをしました。あひる組さんは、新聞紙の服を破いてかいじゅうになり、大暴れをしました。 ○～子ども達の心はマックスと同じ？～第一反抗期という発達段階にある子ども達の心は、自分自身では止めることが出来ないくらいに激しく騒がしくなり、泣き叫んだり大暴れすることがあります。その気持ちを保育の中で表現しています。着ていた新聞紙の服（いつもの自分）を破いてかいじゅうになってしまったあひる組保育の表現が、そのことを端的に物語っています。 ○～やっぱりお母さんが好き～かいじゅうになってしまったマックスは、かじゅう島の王様になって我儘一杯に過すのですが、お母さんが作ってくれたスープの匂いに誘われて元いた自分の場所に戻ってくるのです。子ども達はどんな気持ちでこの絵本を見ているのでしょうか？兎に角大人が考えている以上に子ども達は熱心に絵本を見てくれる大変人気のある絵本なのです。 ○～モーリス・センダック死亡～先日新聞などでご覧になられた方も多いと思いますが、残念ながら５月８日米コネカット州タンベリーにて、脳卒中の為、お亡くなりになられました。８３歳でした。・お知らせ＊絵本『かいじゅうたちのいるところ』を購入しようと考えておられる方へ月刊絵本を購入していますどものとも社で購入しましたら定価の一割引きです。中山迄かいじゅうたちがマックスに対して、 “こまったものだ！”という表情をしています。また、マックスの表情が楽しいですね！『かいじゅうたちのいるところ』扉より