6つの食品群の働きを知ろう!

高 砂 市 立 鹿 島中 学 校
平 成 27 年 6 月 19 日
6月は食育月間!
平成 17 年に「食育基本法」が制定・施行
され、
「食育推進基本計画」により、毎年6月は食育月間、19日は
食育の日と定められました。この期間、全国ではさまざまな「食育」
に関する取り組みが行われています。この機会に、毎日食べている
身近な「食」について、家族で話し合ってみましょう。
バランスの良い食事を! 栄養のバランスというと難しく感じるかもしれませんが、1日の
食事摂取基準を満たすことは、6つの食品群をしっかり取ることです。そこで、6つの食品群
の働きを思い出してみよう。
6つの食品群の働きを知ろう!
第1群は、魚、肉、卵、大豆、大豆製品
などで、主にたんぱく質の供給源となる食
品です。骨や筋肉などをつくり、エネルギ
ー源となります。
第2群は、牛乳、乳製品、海藻、小魚類
などで、主にカルシウムの供給源となる食
品です。骨や歯をつくり、体の各機能を調
節する作用をします。
第3群は、緑黄色野菜などで、主にカロ
テン(ビタミンA)の供給源となる食品で
す。皮膚や粘膜を保護し、体の各機能を調
節する作用をします。
第4群は、その他の(淡色)野菜、果物
などで、主にビタミンCの供給源となる食
品です。体の各機能を調節する作用をしま
す。また、ビタミンCは風邪を予防する作
用があります。
第5群は、穀類、いも類、砂糖などで、主に炭水化物の供給源となる食品です。身体で必要
なエネルギーをつくりだす作用をします。また、炭水化物は脳の唯一のエネルギー源になりま
す!朝ごはんを抜くと、集中力がなくなったり眠くなったりするのは脳のエネルギー不足が原
因です。朝ごはんには、炭水化物が多く含まれる食品を食べるようにしましょう。
第6群は、油脂類、脂肪の多い食品などで、主に脂質の供給源となる食品です。脂質はとり
過ぎると肥満の原因になりますが、三大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)の中でも、一番
高いエネルギーを生み出します。さらに、細胞膜の生成や体温を維持して内臓を守る働きをし
ます。