平成27年2月3日 平成26年度消費生活アドバイザー試験の結果等について 一般財団法人日本産業協会 会長 森田富治郎 今年度「消費生活アドバイザー試験(第1次試験)」の受験申請者数は1,519人で、平成21年度 以降の減少傾向に歯止めをかけ、前年度比24人の増加(前年度1,495人)を果たしました。そして、 今年度「消費生活アドバイザー試験」の最終合格者数は、312人に決定しました。 内訳では、4年連続で男性合格者数が女性合格者数を上回る結果となり、男性203人(前年度 175人)、女性109人(前年度131人)でした。 今年度分を含め、第1回(昭和55年度)から第35回(平成26年度)までの合格者数の累計は、男性 5,975人(40.5%)、女性8,775人(59.5%)で、総数は14,750人となりました。 試験結果等の詳しい内容は、次のとおりです。 1.受験者および最終合格者総括 (1) 受験者数 受験申請者数 合計 1,634 通常試験者 1,519 1次免除者 115 第1次試験 受験者数 合格者数 A (単位:人) 第2次試験 受験者数 合格者数 1,362 402 487 1,362 402 392 252 95 60 B C 312 (注)1次免除者とは、前年度第1次試験合格者で第1次試験を免除する受験者。 C :312人(前年度:306人) (2)最終合格者数 最終合格率 = 第2次試験合格者 C 受験者総数 A + B = 312人 1,457人 <受験地別、男女別> (単位:人) 合計 合計 札幌 東京 名古屋 大阪 福岡 前年度 = 21.4%(前年度:21.0%) 男性 女性 前年度 312 203 109 100.0% 65.1% 34.9% 5 3 2 1.6% 1.0% 0.6% 172 112 60 55.1% 35.9% 19.2% 48 34 14 15.4% 10.9% 4.5% 73 45 28 23.4% 14.4% 9.0% 14 4.5% 306 100.0% 9 2.9% 175 57.2% -1- 5 1.6% 131 42.8% 306 100.0% 7 2.3% 171 55.9% 41 13.4% 71 23.2% 16 5.2% 2.第1次試験(択一試験) (1)試験の範囲 1.消費者問題 2.消費者のための行政・法律知識 行政知識 法律知識 3.消費者のための経済知識 経済一般知識 企業経営一般知識 生活経済 経済統計と調査方法の知識 地球環境問題・エネルギー需給 4.生活基礎知識 医療と健康 社会保険と福祉 余暇生活 衣服と生活 食生活と健康 住生活と快適空間 商品・サービスの品質と安全性 広告と表示 暮らしと情報 (2)試験日:平成26年10月5日(日) (3)受験者数:1,362人(前年度:1,315人) <受験地別、男女別> (単位:人) 合計 合計 札幌 仙台 東京 名古屋 大阪 広島 高松 福岡 那覇 前年度 男性 1,362 100.0% 女性 前年度 751 611 55.1% 44.9% 22 8 14 1.6% 0.6% 1.0% 41 17 24 3.0% 1.2% 1.8% 696 383 313 51.1% 28.1% 23.0% 172 110 62 12.6% 8.1% 4.6% 294 180 114 21.6% 13.2% 8.4% 26 13 13 1.9% 1.0% 1.0% 30 11 19 2.2% 0.8% 1.4% 74 27 47 5.4% 2.0% 3.5% 7 2 5 0.5% 1,315 100.0% 0.1% 673 51.2% (注)那覇は、平成22年度より隔年実施。 -2- 0.4% 642 48.8% 1,315 100.0% 36 2.7% 48 3.7% 584 44.4% 180 13.7% 307 23.3% 24 1.8% 34 2.6% 102 7.8% - 402人 =29.5%(前年度:28.8%) 1,362人 ※ 今年度の第1次試験の合格範囲は、平均正解率63.6%以上。 (4)合格者数:402人 …受験者数に対する合格率 <受験地別、男女別> (単位:人) 合計 合計 札幌 仙台 東京 名古屋 大阪 広島 高松 福岡 那覇 前年度 男性 女性 前年度 402 259 143 100.0% 64.4% 35.6% 7 3 4 1.7% 0.7% 1.0% 9 4 5 2.2% 1.0% 1.2% 225 149 76 56.0% 37.1% 18.9% 49 36 13 12.2% 9.0% 3.2% 79 53 26 19.7% 13.2% 6.5% 6 2 4 1.5% 0.5% 1.0% 6 3 3 1.5% 0.7% 0.7% 20 9 11 5.0% 2.2% 2.7% 1 0 1 0.2% 379 100.0% 0.0% 212 55.9% 0.2% 167 44.1% 379 100.0% 7 1.8% 10 2.6% 181 47.8% 70 18.5% 79 20.8% 5 1.3% 4 1.1% 23 6.1% - (注)那覇は、平成22年度より隔年実施。 3.第2次試験(論文試験・面接試験) (1)試験の範囲 ① 論文試験…第1次試験(択一試験)の出題範囲を次の2グループに分け、それぞれのグ ループより各1題選択。 ・第1グループ…消費者問題、行政知識、法律知識2題(特定商取引に関する法関連、 その他消費者法関連) ・第2グループ…経済一般知識、企業経営一般知識、生活経済、地球環境問題・エネル ギー需給 ② 面接試験…面接試験委員と受験者の個人面接を実施。 (2)試験日:平成26年11月29日(土) (3)受験者数:487人(前年度:502人) ※ 第2次試験の合格基準 ①論文試験:出題の理解力、課題の捉え方、表現力等を審査し、選択した2題それぞれが 5段階評価(A~E)のC以上を合格。 ②面接試験: (ⅰ)誠実、円満、機密保持等の資質 (ⅱ)消費生活アドバイザーとして相応しい態度、積極性、見識 等 について審査し、面接委員の総合評価が3段階評価(A~C)のB以上を合格。 -3- (4)合格者数:312人(前年度:306人) <受験地別、男女別> ※ 1頁を参照 <年齢別、男女別> (単位:人) 合計 合計 25歳以下 26~30歳 31~35歳 36~40歳 41~45歳 46~50歳 51~55歳 56~60歳 61歳以上 男性 女性 前年度 312 203 109 100.0% 65.1% 34.9% 7 2 5 2.2% 0.6% 1.6% 27 11 16 8.7% 3.5% 5.1% 32 21 11 10.3% 6.7% 3.5% 37 30 7 11.9% 9.6% 2.2% 61 41 20 19.6% 13.1% 6.4% 60 34 26 19.2% 10.9% 8.3% 50 35 15 16.0% 11.2% 4.8% 27 20 7 8.7% 6.4% 2.2% 11 9 2 3.5% 2.9% 0.6% 306 100.0% 7 2.3% 20 6.5% 33 10.8% 29 9.5% 57 18.6% 76 24.8% 46 15.0% 26 8.5% 12 3.9% ・最高齢 男性:65歳(前年度:68歳) 女性:71歳(前年度:69歳) ・最年少 男性:24歳( 〃 :20歳) 女性:20歳( 〃 :20歳) (注)年齢は、平成26年10月5日現在の満年齢 4.実務研修 実務経験のない第2次試験合格者については、平成27年2月23日~2月27日に実務研修を 東京、大阪で実施。 5.称号の付与 消費生活アドバイザーの称号は、第2次試験に合格し、実務経験を有するか実務研修の 修了者に対して、申請により付与。 -4-
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