第32回:8月6日に思う

8 月 6 日に思う
今日は、70年前、この広島の地に原爆が投下され、十数万の私達の先祖が犠牲になった
日です。謹んで御冥福をお祈りしたいと思います。
しかし、この 1 週間報道され続けてきた原爆報道には、正直、暗い気持ちになります。ほ
とんど全ての報道が、
「戦争は悲惨である」「二度と繰り返してはならない」
「平和が全てで
ある」「武力はいけないことだ」等々・・・後ろ向きの感情的対応ばかりだったからです。
大切な事は、
「どうすれば、二度と広島県人が原爆の犠牲者にならずにすむか」と言う視点
が欠けていると思うからです。
一方、最近になり、いじめを苦に自殺する子供達が増加しています。原爆報道といじめに
よる自殺は、同じ現象なのです。子供達は、親、先生、社会から、「いじめはいけないこと
だよ」「けんかしてはダメですよ」
「手を出したらいけませんよ」と教えられ、いじめっ子
に対して、
「いじめはいけないことだから、やめて下さい」「殴っちゃだめじゃないですか」
と繰り返し主張するばかりで、その度に、逆にいじめられます。そして、先生と相談して
も、日教組教育に染まった先生方は、「暴力はいけないことだ」「話し合いで解決するべき
だ」を本心で信じている人達ですから、何ら、的確な解決方法を示せません。そして、内
心「自分の責任になるのは嫌だ」と問題解決を先送りしているうちに、子供が自殺してし
まうのです。
私の息子も、中学時代、優しすぎるせいか、理不尽にいじめられた体験を、妻から相談を
受けた思い出があります。その時、私は、「強くなりなさい」
「体を鍛えなさい」「でも、強
くなったからと言って、自分からは決して手を出してはいかん」
「強ければいじめられなく
てすむから」と言い、息子に伝えておけと言ったような気がします。結果は、「サスケ」に
出演するくらいの強い男ができてしまいました。
戦争の悲惨さをあおり、武力がいけない事だと、いくら叫んでも、相手がそれを受け入れ
なければ何の役にも立ちません。広島県人が二度と原爆の犠牲者にならずにすむ方法は、
日本が強くなるしかありません。世界はいじめっ子だらけなのですから。
このような理屈は、新聞、テレビの偉い人々は百も承知です。では、何故、朝から晩まで、
戦争の悲惨さのみをあおり続けるのでしょうか。それは、日本をいじめられっ子のままの
弱い国にしておきたい勢力、国家が、近くにあるからです。それらの国々と親近感のある
人達が、日本のマスコミを握っているから、事あるごとに、私達の本当の代表である安部
首相の足を引っ張るのです。安部首相は日本を強い国にしようとしています。強い国にな
って初めて、未来の広島県人を守れるからです。
毎回も言うのですが、だからこそ、テレビ、新聞を全部信用しちゃだめですよ、という事
なのです。日本が戦争に巻き込まれないためには、自分が強くなる必要があります。アマ
ノグループの職員の子供達も、皆、心も体も強くなれば、いじめる事もないし、いじめら
れる事もなくなります。
廿日市の未来は、皆さんが支えています。子供達を強く育てて下さい!