初年度からの成功 - Fritz Studer AG

2012」年 2 月 3 日(木)
ユニバーサル円筒研削機 S41
初年度からの成功
Fritz Studer AG は 2011 年初め、新製品のユニバーサル円筒研削盤 S41 を市場に送り出しま
した。 初年度の展開が既に示している様に、S41 の多様な性能にユーザーは納得を示していま
す。 この理由から当社は、確実なビジネスの成功を報告することができます。 2011 年の終わ
りには既に 45 台の円筒研削機が販売され、その内 33 台は高い技術を要求するお客様の製造環
境でもその実績を示しております。
標準を上回るセンタ間の高さとセンタ間距離にも拘わらず、安定性、速度、精密さ、性能の維
持に、より優れる。 と、このようなキーワードで、新型のユニバーサル円筒研削盤 S41 の決
定的な特長を専門家が市場導入 1 年後に述べています。 この他にも S41 は魅力的な多くの特
色を備えております。 特に、選択可能な 225 または 275 ミリメーターのセンタ間の高さと
1000 または 1600 ミリメーターのセンタ間距離により加工の可能性が非常に広がりました。
円筒研削盤の高精度と高生産性にとって、安定性は決定的な要素です。 S41 を使用すればこの
安定性の向上により 250 kg までの塊の工作物を加工することができます。 高い安定性には、
例えば、巨大で、硬度が高く、かつ耐熱性のあるグラニタン(Granitan®)製の、内蔵ガイド
システム付きミネラルキャスト機械ベッドが貢献します。 ガイドウエイは従来型機械にくらべ
、極めて大するスパンを持つので、工作物軸との間には、非常に大きく、そのため、より高い
安定性を有する強力な三角形が形成されます。
高度安定性はまた、加工速度を高めることにもなります。 ダイレクトドライブは、毎分最大
20 メーターの速度が出、10 ナノメーターの軸解像度をもつ縦方向と横方向のスライドを動か
します。 また、リボルバー・ホイールヘッドの水平回転軸である B 軸もダイレクトドライブで
作動します。 リボルバー・ホイールヘッドはそのため、従来型機械の約 3 倍の速度で回転し、
1 秒未満の角度位置の位置偏差で位置付けが行われます。 特に、様々な複数研削ホイールの回
転が加工作業時に必要な場合は、このため非生産時間が減少して、有効な研削時間が増加し生
産性が向上します。
リボルバー・ホイールヘッドにより 30 を上回る外径研削ホイールおよびに内径研削ホイール
が作動可能になります。 これは、特に多様な研削課題のある広範囲にわたる工作物を加工する
お客様から大変高い評価を得ています。 また、コントロールソフトウェア Studer WIN は個々
のリボルバー・ホイールヘッドの幾何学データと工作物の CAD/CAM を研削過程のシミュレー
ションと最適化のために活用します。
高度な技術を要求する適用範囲への最適化
円筒研削盤 S41 は全く新しいコンセプトです。 このマークに対する反応は、その性能範囲が
精密加工への高度要求事項にまさに適応している事実を示しています。 2011 年終わり迄に、
多くの S41 シリーズが製作され、ヨーロッパ、アメリカ合衆国、中国、インドのお客様の生産
活動でその高品質が実証されました。 適用範囲は機械や工具製造(ツーリング)の他にも、飛
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Fritz Studer AG
CH-3602 Thun
Sitz der Gesellschaft:
Thunstrasse 15
CH-3612 Steffisburg
電話 +41 (0)33 439 11 11
ファックス+41 (0)33 439 11 12
E メール: [email protected]
www.studer.com
企業本部:
Michael Horn (筆頭)
Fred W. Gaegauf
Gerd König
Peter Weber
銀行: UBS AG, CH-3001 Bern
SWIFT (BIC): UBSWCHZH 80 A
商業登記: CH-092.3.001.229-6
付加価値税番号(CH): CHE-101.956.261
行機、自動車、エレクトリック産業や小規模ジョブショップ用の精密部品製作が挙げられます
。
Fritz Studer AG の自社工場で、多くの S41 により円筒研削盤用精密部品が製作されています。
自社工場専門家の極度に批判的なチェックが行われる厳しい製作条件下で、S41 はこのように
その成果を実証しております。円等研削部門で働く2名の技術者が連続生産において如何に簡
潔、迅速にどんなに小さな許容誤差値もを実現することが出来るかす証言しています。 この工
作物の許容誤差は 259 ミリメータの外径の場合、+/- 4 µ です。 この部品は設定時に、先ず+20
µ の大きさに予め研削され、そして計測が行われます。 計測値に基づき、機械が設定されると
、加工済みの塊は既に次の研削段階で規定許容誤差の中間値を示します。 そのため、次の工作
物の取り付け時か連続生産開始が可能です。 専門技術者は、この段階で各軸のダイレクトドラ
イブの高性能性を強調しております。回転ボールねじでは、この種の高精度をこの様な短時間
内で獲得することは不可能であろうとの見解からです。
S41 は、サービス技術者が 3 カ月の職業教育で専門技術の基楚を身につけるサービス技術者訓
練所で利用されています。 ここでは、またお客様のご要望により、実際の工作物の研削過程テ
ストと最適化が行われます。または持続テストが実施されます。 ここで習得、評価される貴重
な認識結果はお客様が実際に機械を活用する時に役立ちます。 また自社工場のカスタマーセン
ターでは、S41 がお客様とお客様用スクーリングのためのトライアル研削工程中に自由に使用
できます。 STUDER の USA 代理店である UGT (United Grinding Technology)社でのカスタマ
ーセンターでも同様です。 また Fritz Studer AG はさらに S41 の製作を続行し、世界中のお客
様と関心をお持ちの方々に工具・研削盤展示会で具体的な例を示し、この円筒研削機の強みに
ついて納得していただきたいと考えてております。
特別な要望のための特別アプリケーション
S41 の三分の一はこれまで、標準的仕様で販売されました。 が、S41 にはお客様の特種な要望
に応える多くの可能性もあります。 例えば、総合的なシステムプロジェクトに組み込む全ての
前提条件を備えております。 また、ホイールヘッドの縦方向研削軸のような追加アプリケーシ
ョンを装備でき、これにより非常に精密な内外円錐または円錐形のコントロールカーブの研削
が可能です。 その他のアプリケーションとしては、ホイールヘッドへのY軸装備です。 この
水平方向の研削ホイールで、例えば縦長の溝やパワーステアリング用コントロールエッジを研
削することができます。 オプションのモーター駆動工作主軸台は超精密な重い工作物のライブ
スピンドル研削用です。
さらに、特別な要望のための機械装備としては、特別なク―ラント装置、特種なクランピング
装置、ドレッシングホルダー、吸引濾過装置等があります。またお客様が、大量生産部品用に
製造されるいわゆる加工工程方式を採用する場合もしばしばあります。 このように複雑な加工
工程への組み入れは、最適化された操作システムを持つ S41 の装備により可能になります。
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