第 3 章 成功を

第 56 回
- 第 3 章 成 功 を も たらす「心 の プラグ ラミング 」 (そ の 2)-
★不可能は人の心が作り出す
太陽が西から昇る、そんなことがあるだろうか・・「ノー」という返事が返ってくる。
しかし、信ずれば不可能も可能となる。
不可能を可能にする方法が二つある。
ひとつは自然の法則をも支配する超自然の法則であり、もうひとつは、おそらく神のみが知る法則だ。
ある牧師がヨーロッパからワシントンに飛行機で戻ることになり、日没の風景がみられる飛行機を予約した。し
かし、何らかの原因で出発が遅れ午後9時になってしまった。「日没のパリを見そこなった」と嘆いた彼。
コンコルドに乗って米国へ向かった。西の空から太陽が昇るのが見えたそうだ。
明らかに不可能と思われることも現実となる可能性があることを信じるのだ。
私たちが頭から不可能だときめつけていることにも、可能性があるのだ。
普通の人が考えている「不可能なこと」の大半は実は「可能」なのである。
信念が強まればできるのだ。
・もし、ごく容易いことを目標にすれば、誰だって達成することができる。
・気力をこめて、必ずやってみせるぞ、と宣言すれば、それが自分を支える力となり、物事は成就する。
・失敗しても「それでもできる」と信ずれば、必ず達成できる。
・欠点や欠陥があるほど、大きなエネルギーとなる。
・今ある自分を、「神はそのご計画通りに作られたのである」、ということを信じるのだ。
そうすれば体の中に感動的な力が生まれてくる。
・スタートしない者は決して成功しない。まずは信念を持って目標に向かって行動することだ。
・歩き出せば道は見えてくる。もし信念が強まれば、確実に前途は拓けてくるのだ。
・失敗を恐れて尻込みしていては、絶対に達成できない。行動あるのみだ。
・引っ込み思案、罪悪感などに負けてはならない。全力を尽くして前に進むのだ。
★成功のエッセンスは 「信念」と「想像力」
成功のために最も大切なものを挙げるとすれば、信念と想像力である。
心の中で思い描くことを表面に発散し、人はその信ずるところを達成しようとする。
明るい未来を思えば、熱意が燃え上がり、成功への強い願望があなたを駆り立てる。
暗い行き先ばかりを想像して思い煩う破滅型の人間にならないように注意しよう。
明るい前途を積極的に想像することにしよう。
成功を思い、成功を念じよう。そうすれば必ず成就する。
想念は宇宙に刻印され、反応を起こして戻ってくるのである。
この見えざる真理に気づこう。
したがって・・常にポジティブに想念することが重要である。
人生の道は険しい。あたかも力の強い鬼が私たちの前途を遮っているかのようだ。しかし
「断じて行えば、鬼神もついに道をゆずる」・・信念の人は断じて行う。
<MIKO>
 参考文献:Tough Minded Faith For Tender Hearted People by Robert H Schuller より
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