1 Jヴィレッジ復興・再整備基本設計業務委託 公募型 - J

Jヴィレッジ復興・再整備基本設計業務委託
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公募型プロポーザル募集要項
目的
この要項は、一般財団法人福島県電源地域振興財団が発注する「Jヴィレッジ復興・再整
備基本設計委託業務」において、公募型プロポーザル方式(以下「プロポーザル」という。)
による受託候補者の選考を行うため、その手続きに必要な事項を定めるものです。
2 業務の概要
(1)業務名称
Jヴィレッジ復興・再整備 基本設計業務(以下「本業務」という。)
(2)発注者
一般財団法人福島県電源地域振興財団
(3)業務内容
全天候型サッカー練習場新営工事、新宿泊棟新営工事に係る基本設計業務、及び東京電
力株式会社が実施する既存施設の原状回復工事との取り合い部分の設計調整業務。
※当事業は、実施設計施工一括発注(デザインビルド)(以下「DB」という。)方式を想
定しています。そのため、本業務受託者(以下「受託者」という。
)には平成 28 年度に発
注する DB 事業者募集に係る提出者からの質疑回答などへの協力業務に関し、平成 28 年度
に別途、発注を予定しています。
(4)委託業務期間
契約締結の日から平成 28 年 3 月 25 日
※ただし、業務工程については、「Jヴィレッジ復興・再整備基本設計業務委託仕様書」
(以下「仕様書」という。
)によることとします。
(5)業務の規模
本業務は、66,400 千円(消費税及び地方消費税を含む。)以内とする。
※業務規模見積額が上記金額を超える場合には、無効とします。
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基本設計者選定方式
公募型プロポーザル方式
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事務局
一般財団法人福島県電源地域振興財団 (福島県企画調整部エネルギー課内)
住 所 〒960-8670 福島市杉妻町 2 番 16 号(本庁舎 5 階)
電 話 024-521-7116
F A X 024-521-7912
担当者 佐藤、市村
E-mail [email protected] 及び [email protected]
※2 つのアドレス両方へ送信してください。
H P http://j-village.jp/
※ 発注者は本業務に係るコンストラクションマネジメント業務を明豊ファシリティワーク
ス株式会社(以下「CMR」という。)に委託しています。
本業務に関し、発注者からの指示に基づいて、CMRから受託者へ依頼等が行われた場
合には、これを発注者によるものとして対応することとしてください。
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5 計画諸条件の概要
(1)全天候型サッカー練習場新営工事
①工 種
建築工事、電気工事、機械設備工事
②用 途
三 運動施設 第 1 類 屋内運動施設等(H21 国土交通省告示第 15 号)
③規 模
延床面積:10,600 ㎡程度
④構 造
躯体:RC 造もしくは S 造(壁面は壁及び開閉可能な窓により構成)
屋根:膜類等の日光が入る構造とする
⑤ピッチ
人工芝サッカーグラウンド 1 面(人工芝の広さ:W=121m、D=74m)
(ピッチ整備の設計は本業務に含まない。
)
⑥諸 室
管理室、ミーティングルーム、男女トイレ、器具倉庫、観覧席
(2)新宿泊棟新営工事
①工 種
建築工事、電気工事、機械設備工事
②用 途
九 宿泊施設 第 1 類 ホテル等(H21 国土交通省告示第 15 号)
③規 模
延床面積:5,500 ㎡程度
④構 造
躯体:RC 造もしくは S 造
⑤階 数
6 階建程度
⑥諸 室
客室(シングルルーム=20 ㎡×120 室程度)、エントランス、パントリー、
大浴場、コンベンションホール(500 名程度)、サービススペース
※
上記、(1)、(2)の計画諸条件は別紙、「J ヴィレッジ復興・再整備事業基本設計要件書」
によります。
6 参加資格等
(1)技術提案書を提出する者(事務所)
(以下、
「提出者」という。)の要件は、評価基準日(平
成 27 年 9 月 17 日)において、次の①に掲げる条件を全て満たしている者又は②に掲げる条
件を全て満たしている設計共同体とします。
①
1 者で提案する場合
ア 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者であ
ること。
イ 建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)第 23 条第 1 項の規定に基づく一級建築士事務所
の登録を受けている者であること。
ウ 建築士法第 26 条第 2 項の規定による当該建築士事務所の閉鎖期間中でないこと。
エ 福島県建設工事等入札参加資格制限措置要綱(平成 19 年 3 月 30 日付け 18 財第 6342
号総務部長依命通達)に基づく入札参加制限中の者でないこと。
オ イの登録に係る建築士事務所に所属する一級建築士が 4 名以上であること。
カ 以下、
(A)及び(B)の設計業務の実績があること
(A)運動施設
平成 21 年国土交通省告示第 15 号別添 2 による建築物の類型三に該当し、延床面積
4,000 ㎡以上の建築物のうち、平成 17 年 4 月 1 日以降に発注された設計業務(基本
設計及び実施設計)で、参加表明書提出日までに完了している設計業務を有すること。
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(B)宿泊施設
平成 21 年国土交通省告示第 15 号別添 2 による建築物の類型九に該当し、延床面積
3,000 ㎡以上または、客室数 60 室以上で宴会場施設を含む建築物のうち、平成 17 年
4 月 1 日以降に発注された設計業務(基本設計及び実施設計)で、参加表明書提出日
までに完了している設計業務を有すること。
※
設計共同体の構成員として行った業務については、代表構成員として行ったもの
に限り実績とします。以下、同様とします。
② 設計共同体の場合
ア 2 者以上 4 者以下で構成する設計共同体であること。
イ 設計共同体の代表構成員(以下「代表構成員」という。
)は、①のオ及びカの(A)も
しくは(B)に掲げる条件を満たす者であること。また、設計共同体の管理技術者は、
代表構成員に所属する者であること。
ウ 設計共同体の構成員(以下「構成員」という。)は、①のアからエまでに掲げる条件を
全て満たす者とし、設計共同体として①のカの条件を満たすものであること。
(例:代表構成員が(A)のみの実績、構成員1が(B)のみの実績でも可とする)
エ 構成員は、国又は地方自治体(公社、公団、独立行政法人を含む)発注で延べ面積
1,000 ㎡以上の建築設計実績(平成 17 年 4 月 1 日以降に発注された設計業務)を有す
る建築士事務所であること。
オ 設計共同体協定を締結していること。
カ 構成員の担当業務が、設計共同体協定書(以下「協定書」という。)において明らかで
あること。
キ 一つの担当業務を複数の構成員が共同して実施しないことが、協定書において明らか
であること。
ク 代表構成員が、協定書において明らかであること。
ケ 構成員は他の設計共同体の構成員として、又は単独で本プロポーザルに参加しないこ
と。
(2)技術提案書の提出は、提出者 1 者につき 1 提案のみとします。
(3)再委託事務所
提出者は、本業務に関して、専門分野(管理技術者及び意匠担当主任技術者を除く。
)に
ついて、他の建築士事務所に再委託することができるものとします。
ただし、この再委託事務所は、前記(1)の①のアからエの資格要件を満たすこととします。
また、この再委託事務所は、本プロポーザルに参加しない者であることとします。
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業務仕様
本業務の仕様は別添「Jヴィレッジ復興・再整備基本設計業務委託仕様書(案)」のとお
りです。
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募集要項等
(1)募集要項等の交付期間及び方法等
① 交付期間
平成 27 年 9 月 17 日(木)から平成 27 年 10 月 20 日(火)まで
② 交付方法
事務局ホームページに掲載します。
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③ 交付資料
ア J ヴィレッジ復興・再整備基本設計業務委託公募型プロポーザル募集要項
イ J ヴィレッジ復興・再整備基本設計業務委託公募型プロポーザル 様式集
ウ J ヴィレッジ復興・再整備基本設計業務委託仕様書(案)
エ J ヴィレッジ復興・再整備基本設計要件書
オ 基本設計業務委託契約書(案)
カ 「新生 J ヴィレッジ」復興・再整備計画
④ 資料閲覧
ア 閲覧資料:既存施設竣工図
イ 閲覧期間:平成 27 年 9 月 17 日(木)から平成 27 年 9 月 30 日(水)まで
午前 9 時から午後 5 時までの間で事前に電話予約を受け付けた時間帯
とします。
ウ 閲覧方法:守秘義務誓約書(様式-15)を事務局に提出の上、CDにて資料を配布
します。
(2)現地確認
① 現地確認を希望する提出者は事務局に連絡をとり日程調整してください。
② 期間:平成 27 年 9 月 24 日(木)から平成 27 年 9 月 25 日(金)予定
10:00~16:00 の内で 2 時間程度
(3)スケジュール
① プロポーザルの募集・資料交付開始日
② 参加表明に関する質疑の受付締切日
③ 参加表明に関する質疑への回答日
④ 技術提案書に関する質疑の受付締切日
⑤ 技術提案書に関する質疑への回答日
⑥ 技術提案書の提出締切日
⑦ ヒアリング要請者への通知
⑧ 審査結果の通知書の送付
⑨ 契約締結
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平成 27 年 9 月 17 日(木)
平成 27 年 9 月 24 日(木)17:00 まで
平成 27 年 9 月 25 日(金)17:00 予定
平成 27 年 9 月 30 日(水)17:00 まで
平成 27 年 10 月 5 日(月)17:00 予定
平成 27 年 10 月 20 日(火)15:00 まで
平成 27 年 10 月下旬予定
平成 27 年 11 月上旬予定
平成 27 年 11 月上旬予定
質疑の受付及び回答
(1)参加表明に関する質疑
参加表明に関する質疑がある場合は、質疑書(様式 4)に記入し、平成 27 年 9 月 24
日(木)17:00 までに、事務局あてに電子メールにて提出ください。電子メール以外での
質問の受付は行いません。
また、電子メール送信後は、必ず事務局あて電話で受信確認を行ってください。
質疑に対する回答は、一括してとりまとめ、平成 27 年 9 月 25 日(金)
(17:00 ごろ予
定)に事務局ホームページに掲載します。回答内容は、本要項及び関係する仕様書類の
追加、修正として取り扱います。
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(2)技術提案書に関する質疑
技術提案書に関する質疑がある場合は、質疑書(様式 4)に記入し、平成 27 年 9 月 30
日(水)17:00 までに下記、事務局あてに電子メールにて提出ください。電子メール以外
での質問の受付は行いません。
また、電子メール送信後は、必ず事務局あて電話で受信確認を行ってください。
質疑に対する回答は、一括してとりまとめ、平成 27 年 10 月 5 日(月)
(17:00 ごろ予
定)に事務局ホームページに掲載します。回答内容は、本要項及び関係する仕様書類の
追加、修正として取り扱います。
10 応募手続き
(1)参加表明書等の提出
技術提案書の提出を希望する者は、以下により参加表明書等を提出ください。
① 受付期間
平成 27 年 9 月 17 日(木)から平成 27 年 9 月 30 日(水)17:00 まで
② 提出先
事務局
③ 提出方法
提出書類は、事務局まで持参又は郵送により提出してください。ただし、郵送する場
合は、受付期限までに必着するように、必ず「特定記録郵便」又は「簡易書留」とし、
受付期限までに送付物の到着確認を電話により行ってください。
④ 提出書類及び提出部数
ア 参加表明書(様式 1-1、1-2)
1部
イ 設計共同体結成届(様式 2)
1 部(※設計共同体の場合)
(2)参加表明書等の作成方法
① 参加表明書(様式 1-1、1-2)
代表者印(設計共同体の場合は、代表構成員の代表者印)を押印の上、提出してくだ
さい。
② 設計共同体結成届(様式 2)
代表者印(設計共同体の場合は、代表構成員の代表者印)および構成員の代表者印を
押印の上、提出してください。
(3)技術提案書等の提出
① 受付期間
平成 27 年 9 月 17 日(木)から平成 27 年 10 月 20 日(火)15:00 まで
② 提出先
事務局
③ 提出方法
提出書類は、事務局まで持参又は郵送により提出ください。ただし、郵送する場合は、
受付期限までに必着するように、必ず「特定記録郵便」又は「簡易書留」とし、受付
期限までに送付物の到着確認を事務局あて電話により行ってください。
④ 提出書類及び提出部数
ア
イ
設計共同体協定書(様式 3)
配置技術者資料
1 部(※設計共同体の場合)
2部
5
(様式 5 から様式 9 をまとめ、左上をステプル止めとします。)
1) 提出者に所属する技術者数及び有資格者数(様式 5)
2) 提出者の同種・類似業務実績(様式 6)
3) 管理技術者及び主任技術者の業務実績(様式 7)
4) その他担当業務担当主任技術者の経歴等(様式 8)
5) 再委託事務所の名称等(様式 9)(※必要な場合)
ウ 参考資料
各2部
1) 参加資格要件を確認できるものの他、事務所や技術者の資格や実績の確認資料
(各資料をまとめ、左上をステプル止めとします。)
下記、エ~キ 7 部(様式 10 から様式 13)をまとめ、左上をステプル止めとします。
エ 技術提案書(様式 10)
オ 業務実施方針(様式 11)
カ 全天候型サッカー練習場に関しての技術提案(様式 12)
キ 新宿泊棟に関しての技術提案(様式 13)
ク 基本設計業務料見積書(様式 14)
2部
ケ 上記のア~クのそれぞれを電子化(MS ワード、エクセル、PDF 等)したデータを収
納したCD 2 部
(4)技術提案書等の作成方法
① 設計共同体協定書(様式 3)
設計共同体の場合、設計共同体協定書の写しを提出ください。
なお、様式 3 の第8条第2項で記載している設計共同体の担当業務額に関しては、別
途協定書を締結し、その写しを契約締結後7日以内に提出してください。
② 提出者に所属する技術者数及び有資格者数(様式 5)
提出者の各担当業務の技術職員数・資格について記入ください。資格は一級建築士、
構造設計一級建築士、設備設計一級建築士、建築設備士、コスト管理士を対象としま
す。ただし、再委託事務所の人数はいずれの職員数にも含めず、担当事務所名欄に事
務所名のみを記入するものとします。
③ 提出者の同種・類似業務実績(様式 6)
前記「6 参加資格等」のカ(A)及び(B)に該当する同種又は類似(同種の用途の
うち、面積を問わないもの)の業務実績を各々1 件以上、合計 5 件まで記入ください。
実績が複数ある場合は、同種業務の実績を優先し、かつ規模の大きなものから順に記
入ください。なお、記入した業務の、契約書の写し、PUBDIS の登録の写し等、業務
の完了が確認できるものの他、用途・規模・構造が同種又は類似の業務に該当するこ
とが確認できる図面等の資料を添付ください。
④ 管理技術者及び主任技術者の業務実績(様式 7)
本業務を担当する管理技術者、及び主任技術者について記入ください。また、記入し
た管理技術者、及び主任技術者と当該事務所との雇用関係を証明する資料(健康保険
証の写し等)を添付ください。
ア 管理技術者は、全天候型サッカー練習場、及び新宿泊棟(以下、「両施設」とい
う。
)の基本設計業務を統括するものとします。ただし、管理技術者が両施設い
ずれかの意匠担当主任技術者を兼ねることは妨げません。
イ 両施設それぞれの技術者を分けて記載ください。また、意匠担当主任技術者以外
(構造、設備、積算等)の主任技術者は、各々の施設を兼務できるものとします。
6
ウ
資格
資格の種類は、②によるほか、様式に記載された資格について記入ください。ま
た、記入した資格を証明する資料(免許証の写し等)を添付ください。
エ 同種・類似業務実績
同種及び類似業務の対象は、③を参照のうえ記入ください。
⑤ 再委託事務所の名称等(様式 9)
再委託事務所がある場合は提出ください。担当業務には、構造、電気設備、機械設備、
又は新たに追加する担当業務を記入し、再委託事務所の名称、所在地、代表者、再委
託を受ける内容及び理由について記入ください。
⑥ 技術提案書(様式 10)
代表者印を押印の上、提出すること。 (1部のみ押印付原本、他はコピーで可)
⑦ 技術提案書(様式 11~13)は下記の提案課題によります。
区分
提案課題
業務実施方針
1.業務への取組体制
2.担当チームの特徴
3.設計上、特に配慮する事項(全体配置計画の考え方等を含む)
4.コスト管理方針(予算内での基本設計を進めるための考え方)
5.全天候型サッカー練習場と新宿泊棟の基本設計を同時に円滑に進め
る方策等
6.東京電力が行なう原状回復工事との設計調整に関する方策
など(別添仕様書を参照)
全天候型
サッカー練習場
1.施設設計コンセプトについて
・J ヴィレッジ復興のシンボルとなる施設計画の考え方
・周辺施設、環境との関係を考慮した施設計画の提案
2.施設配置の考え方
3.施設計画について
・サッカー練習場の屋内化に対する留意点
・施設要件および敷地条件に適合した構造計画
など
新宿泊棟
1.施設設計コンセプトについて
・既存センターハウス、周辺環境との関係を考慮した施設計画の提案
・合理的な増築計画の考え方
2.施設配置について
・既存施設を含めた機能配置と利用者およびサービス動線の考え方
3.施設計画について
・客室ゾーン、コンベンションホールの計画上の留意点
・施設要件および敷地条件に適合した構造計画
・設備システムの考え方
など
⑧ 技術提案書作成上の注意事項
ア 提案は文章での表現を原則として、基本的考え方を簡潔に記述してください。文字
の大きさは、原則 10.5 ポイント以上としてください。文章を補完するために必要
な概念図や説明図、イメージ図等は可としますが、具体的な設計図等を使用しない
でください。
イ 様式 11~13 には提出者(再委託事務所を含む)を特定することができる内容の記
述(社名や実績の名称など)は行わないでください。
ウ 技術提案書の作成及び提出等にかかる費用は、提出者の負担とします。
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技術提案書の無効
次に該当する場合、技術提案書は無効とします。
(1)提出者が前記「6 参加資格等」を満たしていない場合。
(2)技術提案書の提出方法、提出先又は提出期限に適合しない場合(技術提案書に参加資格の
確認のための書類、及び技術提案書の内容を確認するための書類が添付されていない場合を
含みます。
)
。
なお、提出期限までに技術提案書が到着しないことを理由に技術提案書を無効とした場
合、一般書留又は簡易書留による配達の記録を有さない者からの異議は受け付けません。
(3)技術提案書の様式及び本要項に示された条件に適合しない場合。
(4)虚偽の内容が記載されている場合。
(5)技術提案書の提出から契約までの間に、管理技術者及び主任技術者の業務実績(様式 7)
に記載した配置技術者(以下「配置技術者」という。)が、本業務に携わることが困難とな
った場合。ただし、病気、事故、退職等やむを得ない事情がある場合を除きます。
(6)ヒアリング当日に出席しなかった場合。ただし、交通事故や自然災害等の不測の事態が発
生し、ヒアリング開始時刻に到着できなかった場合を除きます。
12 審査方法及び結果の通知
(1)審査方法
受託候補者の選定は、当財団、株式会社日本フットボールヴィレッジ、一般財団法人ふく
しま市町村支援機構及び福島県職員で構成する、
「Jヴィレッジ復興・再整備基本設計業務委
託審査委員会」
(以下「審査委員会」という。)において、技術提案書やプレゼンテーション等
による厳格な審査を踏まえ実施します。
① 一次審査
審査委員会にて、ヒアリング対象者として上位 5 社以内を選定します。
審査結果は、技術提案書の提出者全員に、書面にて郵送で通知します。
② 二次審査
プレゼンテーション、ヒアリング(以下「ヒアリング等」という。
)を実施し、最も評価
が高い提出者の順に、受託候補者 1 者、次点候補者 1 者を選定します。
審査結果は、ヒアリング対象者全員に、書面にて郵送で通知します。
<ヒアリング等実施方法>
審査は、提出された提案書の内容と、提出者によるヒアリング等を踏まえ行うものとし、そ
の実施方法は以下のとおりとします。
ア 日程:別途通知
イ プレゼンテーション及びヒアリングの要領
・ ヒアリング等への出席者は、本業務を担当する管理技術者及び配置予定者の中か
ら選出し、総勢 4 名以内とします。
・ プレゼンテーションは、提出者が提出した技術提案書及びそこに記載した内容を
パワーポイント等にて表現したもののみとし、新たな内容の資料提示は認めませ
ん。スライド用のパソコンは持参するものとします。(プロジェクターは、事務
局で用意します。
)
・ プレゼンテーションの持ち時間は 20 分、その後に、審査委員からのヒアリング
を 20 分程度行う予定です。
・ ヒアリング等に参加しない場合は、原則として審査の対象としません。
・ ヒアリング等への出席等にかかる費用は、提出者の負担とします。
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(2)審査基準
審査項目
提出者及び配置
技術者の業務経
験並びに業務実
施能力
技術提案に
関する審査
評価の着目点
配点
提出者について、以下の着目点により総合的に評価する。
① 応募企業が有する技術者数
② 応募企業の同種類似業務の実績
配置技術者について、以下の着目点により総合的に評価する。
① 配置技術者が有する技術者資格
② 配置技術者の設計業務等の実績及び内容
③ 配置技術者の同種、類似業務の実績
技術提案書について、以下の着目点により総合的に評価する。
① 業務実施方針の妥当性
② 業務内容の理解度
③ 業務の工程、手順の効率性
④ 提案の的確性、実現性
※ ヒアリング等による審査を含む
20/100
80/100
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契約の締結
審査委員会で選定された受託候補者と契約交渉を行いますが、次の一つに該当する場合
は、その者とは契約の締結は行いません。
なお、この場合は、次点の者を受託候補者とします。
(1) 地方自治法施行令第 167 条の 4 の規定に該当することとなった場合。
(2) 福島県から入札参加資格制限を受けることとなった場合。
(3) 建築士法第 26 条第 2 項の規定により、当該建築士事務所の閉鎖又は登録の取消の命令を
受けることとなった場合。
(4) 技術提案書の無効が判明した場合。
14 その他
(1)受託者の本建設事業に係る今後の入札参加等について
① 全天候型サッカー練習場、新宿泊棟の実施設計業務、建設工事をDB方式で発注する予
定ですが、その場合に本業務の受託者の参加は認めません。ただし、当該実施設計業務、
建設工事の受託者と発注者が契約後、協力会社として、業務に携わることを妨げないも
のとします。
② 工事監理業務を一般競争入札で行う場合、当該入札への参加は妨げません。
(2)提出書類の取り扱いについて
① 提出書類は、返却しません。
② 技術提案書の作成や提出、及びヒアリングに係る費用は、提出者の負担とします。
③ 提出書類は、参加表明書、技術提案書の審査以外に提出者に無断で使用しないものとし
ます。
④ 提出された技術提案書は、提出者の技術情報保護の観点から、原則として非公開としま
すが、提出書類に虚偽の記載のあった場合等、必要に応じて開示することもあります。
なお、開示する際は、技術提案書の写しを作成し使用することができるものとします。
(3)技術提案書に基づく設計業務が履行できなかった場合は、契約金額の減額、損害賠償請求、
契約解除、違約金などの措置を行う場合があります。
(4)技術提案書の提案内容が、実際の設計にそのまま採用されるものではありません。
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(5)契約後において、技術提案書に記載された配置技術者は、病気、事故、退職等やむを得な
い事情がある場合を除き、変更することはできません。
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