平成 27 年 3 月 13 日 (No.14-24) 担当:日本体育協会 広報課(℡03-3481-2273) 本会のスポーツ情報システムは日本馬主協会連合会の支援を受け運営しています。 第 4 回日本スポーツ少年団常任委員会および 第 2 回日本スポーツ少年団委員総会の開催 3 月 6 日(金)開催の第 4 回常任委員会、7 日(土)開催の第 2 回 委員総会の概要についてお知らせします。 平成 26 年度第 4 回日本スポーツ少年団常任委員会の概要 -議案- ■平成 26 年度第 2 回日本スポーツ少年団委員総会の開催について 3 月 7 日(土)に開催する標記総会について、 「東日本大震災に伴う対応について」をはじめとす る 4 点を議案とすることが承認されました。 ■東日本大震災に伴う対応について 平成 23 年度から東日本大震災復興支援として実施しているスポーツ少年団登録の特別措置「みな し登録」について、平成 27 年度の対象地域を協議し、平成 26 年度と同様に、岩手県下 12 市町村、 宮城県下 13 市町および 2 地区、福島県下 10 市町村および 2 地区を対象地域とすることが承認され ました。 なお、平成 28 年度以降の東日本大震災に伴う対応は、日本体育協会全体の取り組みも踏まえ、改 めて審議することとなりました。 ■日本スポーツ少年団設置規程の改定について 役員任期の変更および決議方法の新設に関する日本スポーツ少年団設置規程の改定について諮 り、原案通り承認されました。 日本スポーツ少年団役員の任期については、日本体育協会の他の諮問委員会や専門委員会の任期 にあわせ、選任後 2 年以内の日本体育協会定時評議員会の終結の時までに変更しました。 また、委員総会の決議方法として、 「緊急を要する事項については、議案に対する委員総会構成員 の過半数の書面、又は電磁的記録による同意を持って委員総会の賛成決議に代えることができる。 」 を新たに設けました。 なお、設置規程の改定は、日本体育協会理事会で最終決定となることから、3 月 11 日開催の日本 体育協会理事会に付議しました。 ■日本スポーツ少年団登録規程の改定について 平成 28 年度からの Web 登録に向けた規程類の整備として、日本スポーツ少年団登録規程の改定に ついて諮り、承認されました。 なお、1 年間の周知期間を経て、平成 28 年 4 月 1 日からの施行とします。 ■平成 27 年度日本スポーツ少年団事業計画および予算について ○事業計画が次の通り承認されました。 1.指導者養成・研修 スポーツ少年団指導者の資質向上のため、認定育成員研修会(10 会場) 、認定員養成講習会(300 コース)、指導者全国研究大会、ジュニアスポーツの育成と安全・安心フォーラムおよび幼児期から のアクティブ・チャイルド・プログラム普及講習会(仮称)を実施します。 1 2.指導者協議会 スポーツ少年団指導者の相互の連帯と資質、指導力の向上並びに指導活動の促進方策を協議する ための全国指導者協議会およびブロック指導者研究協議会を開催します。 ・全国指導者協議会:平成 27 年 6 月 19 日~20 日(東京都・岸記念体育会館) ・ブロック指導者研究協議会:平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日(各ブロックにて開催) 3.リーダー養成・研修 団員の模範となって活動するジュニア・リーダーおよびシニア・リーダーの養成事業並びにリー ダー相互の連帯と資質向上のためのブロックリーダー研究大会および全国リーダー連絡会を実施し ます。 ・シニア・リーダースクール:平成 27 年 8 月 6 日~10 日(静岡県・国立中央青少年交流の家) ・ジュニア・リーダースクール:平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日(各都道府県にて開催) ・ブロックリーダー研究大会:平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日(各都道府県にて開催) ・全国リーダー連絡会:平成 27 年 9 月 26 日~27 日(東京都・国立オリンピック記念青少年総合 センター) 4.国内交流活動 地域におけるスポーツ少年団活動の活性化を目指し、全国スポーツ少年大会並びに軟式野球、剣 道、バレーボール、ホッケー、サッカーの全国競技別交流大会を実施します。 ・第 53 回全国スポーツ少年大会:平成 27 年 8 月 1 日~4 日(宮城県・大崎市田尻総合体育館他) ・第 37 回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会:平成 27 年 8 月 1 日~4 日(徳島県・徳島県鳴門 総合運動公園野球場他) ・第 38 回全国スポーツ少年団剣道交流大会:平成 28 年 3 月 26 日~28 日(鹿児島県・会場未定) ・第 13 回全国スポーツ少年団バレーボール交流大会:平成 28 年 3 月 27 日~30 日(福岡県北九州 市・北九州市立総合体育館他) ・第 37 回全国スポーツ少年団ホッケー交流大会:平成 27 年 8 月 7 日~10 日(熊本県阿蘇郡・小 国町林間広場グラウンド) ・第 39 回全日本少年サッカー大会決勝大会:平成 27 年 12 月 25 日~29 日(鹿児島県・鹿児島ふ れあいスポーツランド他) 5.国際交流活動 国際的視野をもつ団員および指導者を育成し、さらには日本、ドイツ、中国の青少年スポーツ の発展を目的に、日独スポーツ少年団同時交流、日独スポーツ少年団指導者交流、日中青少年ス ポーツ団員および指導者交流を実施します。 ・第 42 回日独スポーツ少年団同時交流【派遣】:平成 27 年 7 月 31 日~8 月 17 日(ドイツ各地) ・第 42 回日独スポーツ少年団同時交流【受入】:平成 27 年 7 月 27 日~8 月 12 日(日本各地) ・2015 年日独スポーツ少年団指導者交流【派遣】:平成 27 年 10 月 4 日~17 日(ドイツ各地) ・2015 年日独スポーツ少年団指導者交流【受入】:平成 27 年 10 月 25 日~11 月 2 日(関東ブロック) ・日中青少年スポーツ指導者交流【受入】 :平成 27 年 10 月中旬~下旬(北信越・東海ブロック) ・日中青少年スポーツ団員交流【受入】 :平成 27 年 8 月下旬(近畿ブロック) 6.広報出版 スポーツ少年団の理念、意義や活動を周知し、スポーツを通して青少年の健全育成に資するため、 情報誌「Sports Japan」 、スポーツ少年団ガイドブック、PR リーフレット、リーダー育成マニュア ル等の広報出版物を作成します。また、「Sports Japan」の 2013 年 11・12 月号(特別号)に掲載 2 した、広報活動ガイドを Web 掲載する予定としています。 7.少年団顕彰 永年にわたりスポーツ少年団の発展、指導、育成に顕著な功績のあった市区町村スポーツ少年団 および指導者を表彰します。 8.研究調査 第 9 次育成 5 か年計画の遂行に必要な各種調査をはじめとする、スポーツ少年団の拡充に必要な 様々な事項について各種研究調査事業を実施します。 9.スポーツ活動サポートキャンペーン-大塚製薬株式会社特別協賛事業- テレビ会議システムを活用した LIVE ON SEMINAR 等の実施を通して、熱中症対策に関する情報 提供等を行います。 10.組織整備強化 都道府県スポーツ少年団の指導体制の強化と組織の質的向上を目指し、その機能を充実させる ために助成を行います。 ○平成 27 年度予算が原案の通り承認されました。 ※平成 27 年度日本スポーツ少年団事業計画および予算は、3 月 11 日開催の日本体育協会理事会 および 3 月 25 日開催の評議員会で最終的に決定します。 ■平成 29 年度全国スポーツ少年大会および競技別交流大会の開催地について 平成 29 年度に開催する第 55 回全国スポーツ少年大会は北信越ブロックの新潟県、第 40 回剣道交 流大会は関東ブロックの東京都、第 15 回バレーボール交流大会は関東ブロックの群馬県、第 39 回 軟式野球交流大会は東北ブロックの宮城県でそれぞれ実施することが承認されました。 ■第 42 回日独スポーツ少年団同時交流日本団について 7 月 31 日~8 月 17 日の日程でドイツに派遣する日本団の団長団の人選および日本団派遣候補者の 決定について、本部長と活動開発部会長等に一任することが承認されました。 ■2015 年日独スポーツ少年団指導者交流日本団について ドイツに派遣する日本団の編成は、団長・総務各 1 名、指導者 8 名の計 10 名としています。今後、 事業実施の準備を取り進めるにあたり、日本団の「団長・総務の人選」、 「派遣団員の第 1 次選考で ある書類審査による内定行為」および「事前研修会での第 2 次選考による正式決定」の 3 点を本部 長と活動開発部会長に一任することが承認されました。 -協議事項- ■スポーツ少年団登録者処分基準の作成について 青少年スポーツ振興プロジェクトにおいて作成した「スポーツ少年団登録者処分基準(案) 」は、 日本体育協会倫理規程に基づき整備するもので、スポーツ少年団に登録する者が、スポーツ少年団 の活動の中で倫理規程に違反する行為を行った場合に、その処分を検討する際の判断基準となるも のです。処分基準の内容は、平成 26 年 7 月に施行された日本体育協会公認スポーツ指導者処分基準 に準拠したものとし、違反行為の種類・程度等に応じて処分内容を決定できるものとしています。 平成 26 年 11 月開催の第 3 回常任委員会および平成 27 年 1 月から 2 月に開催した平成 26 年度日本 スポーツ少年団ブロック会議において、各都道府県からの意見に基づき変更を加えた内容について、 協議しました。 3 なお、本基準については、更に関係者の意見を聞きながら、平成 27 年度中の施行を目指していま す。 ■2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたスポーツ少年団の取り組みについて スポーツ少年団創設の原点に立ち返り、2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催 に向けたスポーツ少年団の取り組みの基本的な考え方に、オリンピックムーブメントの推進を位置 づけ、平成 27 年度以降は全体計画および事業計画を作成することが了解されました。 ■団員減少への対応について スポーツ少年団登録団員数の減少への対応として、平成 27 年度には、青少年スポーツ振興プロジ ェクトと専門部会が連携し、団員減少の要因分析を行い、対応策を検討することが了解されました。 具体的には、 (公財)笹川スポーツ財団との共同研究により、複数年にわたる各都道府県の競技別の 登録状況を分析し、その分析結果を基に各都道府県へ減少要因の調査を実施することとなります。 -報告事項- ■日本スポーツ少年団「第 9 次育成 5 か年計画」の進捗状況について 「第 9 次育成 5 か年計画」における第 3 年次の進捗状況および今後の予定等については、次の施 策項目の通りです。 【1.組織の整備強化】 ○市区町村スポーツ少年団の基盤強化と活動の活性化 ○登録システムの改善 【2.指導者・リーダーの養成および指導体制の拡充】 ○指導者の資格取得促進および女性指導者の拡充 ・各単位団複数有資格者の配置 ・全国競技別交流大会等参加指導者の有資格条件化 ○育成母集団の活動の充実 ・育成母集団活動の活性化 ・育成母集団の名称の検討 【3.活動の充実】 ○団員の加入および継続活動充実 ・幼児加入のために条件整備 ・障害のある子どもたちの加入促進 ○地域スポーツクラブとしての発展 ○PR 活動の充実・強化 ・効果的 PR 方法の実施 ・単位スポーツ少年団の広報活動への支援 ■平成 26 年度日本スポーツ少年団ブロック会議の終了について 1 月から 2 月にかけて全国 6 ブロック 6 会場において主管県の協力を得て無事に終了しました。 4 ■第 37 回全国スポーツ少年団剣道交流大会および第12 回全国スポーツ少年団バレーボール交流大 会における感謝状の贈呈について 3 月下旬に開催する第 37 回全国剣道交流大会および第 12 回全国バレーボール交流大会の開催に 伴い、次の協力団体に感謝状を贈呈します。 <第 37 回全国スポーツ少年団剣道交流大会> ・公益財団法人埼玉県剣道連盟 ・埼玉県立武道館 <第 12 回全国スポーツ少年団バレーボール交流大会> ・福島市 ・福島県バレーボール協会 ・福島県小学生バレーボール連盟 ■専門部会等の報告について 第 3 回常任委員会以降に開催された各専門部会およびワーキンググループ等において協議した内 容を報告しました。 平成 26 年度第 2 回日本スポーツ少年団委員総会の概要 -議案- ■東日本大震災に伴う対応について ■日本スポーツ少年団設置規程の改定について ■平成 27 年度日本スポーツ少年団事業計画および予算について ■平成 29 年度全国スポーツ少年大会および競技別交流大会の開催地について 詳細は前述の第 4 回常任委員会の概要(1p~3p)に記載しましたので省略します。なお、各議案 は全て原案の通り承認されました。 -報告事項- ■日本スポーツ少年団登録規程施行細則の改定について ■日本スポーツ少年団「第 9 次育成 5 か年計画」の進捗状況について ■平成 26 年度日本スポーツ少年団ブロック会議の終了について 詳細は前述の第 4 回常任委員会の概要(4p~5p)に記載しましたので省略します。 5
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