日本地形学連合 2015 年秋季大会プログラム 期日:2015 年 10 月 10 日(土)~12 日(月・祝) 大会会場:鹿児島大学(〒890-0065 鹿児島市郡元1丁目 21‐40) 稲盛会館(キャンパスマップの「郡元キャンパス」参照) メモリアルホール:一般研究発表(口頭)・一般公開シンポジウム ロビー:一般研究発表(ポスター) 交通:JR「鹿児島中央駅」駅より徒歩 5 分で市電「鹿児島中央駅前」,「郡元」方面に乗車し て約 10~15 分で「唐湊」または「工学部前」で下車,徒歩約 2 分で会場.市営バス, 鹿児島交通バス,南国交通バスでもアクセス可能です(交通アクセス参照).なお,学 内への車の乗り入れは原則できません.車での来校はご遠慮下さい. 大会参加費:無料 懇親会(10 日):一般 5,000 円.学生・院生 3,000 円 シンポジウム(11 日):「霧島山の火山ハザード‐2011 年を事例として」 巡検(12 日):「霧島山の火山ハザード」 :参加費 4,000 円 大会受付でお支払いください. 8:00 鹿児島大学稲盛会館前発(予定).※ 参加予定者に別途お知らせします. URL:交通アクセス:https://www.kagoshima-u.ac.jp/about/access.html キャンパスマップ:https://www.kagoshima-u.ac.jp/about/campusmap.html#01 発表者への注意事項 口頭発表者:PC プロジェクターによる発表者は,Windows 版の PowerPoint 2010 で正 常に表示されることを確認したファイルを,USB フラッシュメモリに保存して御持参下さ い.休憩時間中にファイルを会場のパソコンに移し,必ず動作確認をしてください. ポスター発表者:パネルの大きさは横 90 cm×縦 180 cm を予定しています.A0 の大き さの紙なら縦に貼ることができます.ポスターは 10 日朝 11 時頃からロビーで貼ること が可能です.また,11 日 16:00 までには撤去してください. 昼食・懇親会に関するご案内 10 日(土)には学食(中央食堂)を利用できます.11 日(日)には学食での食事提供が ありませんが,キャンパス外に食堂やコンビニエンスストアが多数ありますので,そちら をご利用ください. 懇親会については,10 日 18:30~20:30 に,中央食堂で行います. 大会会場に関する問い合わせ先: 岩船昌起 鹿児島大学地域防災教育研究センター 鹿児島市郡元1丁目 21‐40 E-mail: [email protected] プログラム注記 *は筆頭以外の口頭発表者.所属の表記は以下の通りとした.大学,研究所の場合,名称は 略さずにそれぞれ大,研とした.ただし,一部の長い研究所名称については略称を用いた.また, 法人種別等((株),(有),(独)など),学部・研究科,支所,部署名は省略した.以上の表記で同 じ所属となる発表者が3名以上連続する場合は同所属の最後の発表者のみに所属をつけた. 全体プログラム 10 月 10 日(土): 一般研究発表(口頭,ポスター) 11:00 -17:05 日本地形学連合総会 17:15 -18:25 懇親会(中央食堂) 18:30 - 10 月 11 日(日): 一般研究発表(口頭,ポスター) 一般公開シンポジウム 9:00 -12:15 13:00-17:00 10 月 12 日(月・祝): 巡検 集合: 8:00 解散:17:00(鹿児島空港),18:00(鹿児島中央駅)(予定) 一般研究発表・一般公開シンポジウムプログラム 10 月 10 日(土) 11:00 ポスター掲示開始 この時間帯にコアタイムを設定しませんが,12:30 までは発表者自身の判断で 適宜説明等を行ってください. 12:30-13:55 口頭発表(1) O1 座長: 小花和宏之(千葉大) 12:30-12:45 芹沢真澄(海岸研究室) ・宇多高明(土木研究センター) ・宮原志帆 (海岸研究室) :風向出現確率が円形・楕円形分布で与えられる場で の矩形湖の分裂計算 O2 12:45-13:00 宮原志帆(海岸研究室) ・宇多高明(土木研究センター) ・芹沢真澄 (海岸研究室) :三河湾に位置する三河大島東端に発達した尖角岬の 現地踏査 O3 13:00-13:15 宇多高明(土木研究センター):鹿児島県上甑島の長目の浜の現地 踏査 O4 13:15-13:30 小暮哲也(島根大) ・田中一臣(元島根大・学) ・仲 優太朗・塚本 崚一(島根大・院) ・大平寛人(島根大) :方解石の析出に伴う塩類風 化がもたらす落石被害軽減効果-島根県大田市の海食崖の事例- 13:30-13:45 松本啓紀(オークランド大・院) ・Mark Dickson(オークランド大) ・ O5 Paul Kench(オークランド大) :A new exploratory numerical model for long-term shore platform evolution - model development and initial test 13:45-13:55 総合討論 14:05-15:30 口頭発表(2) O6 座長:大貫靖浩(森林総合研) 14:05-14:20 徳永英二(中央大) :Horton 方式次数区分,自己相似木,そして 等比数列 O7 14:20-14:35 山本 博(農研機構)・徳永英二(中央大):水路内流水の供給区 域とその水理量スケーリングに対する影響 O8 14:35-14:50 小玉芳敬(鳥取大) ・廣田静香(鳥取銀行):粗い粒子の多寡に応 じたメガリップルの形成に関する風洞実験 O9 14:50-15:05 諏訪 浩(東京大・客) :土石流の Pulsation とそのメカニズム O10 15:05-15:20 鹿島 薫(九州大)・ 石川 智(鳥取大):モンゴル中南部 The Valley of the Lakes における地形環境の長期的変動の復元 15:20-15:30 総合討論 15:40-17:05 口頭発表(3) O11 座長:若月 強(防災科学技術研) 15:40-15:55 高場智博(明治大・院) ・吉田英嗣(明治大) ・須貝俊彦(東京大): 伊吹山系池田山麓における土石流を主とする扇状地群の形成過程の 検討 O12 15:55-16:10 田村俊和(東北大・名),吉木岳哉(岩手県立大),古市剛久(サ ンシャイン コースト大) ,古田智弘(JR 九州コンサルタンツ),佐 藤佑輔(エスピー ファーム):谷頭凹地の壊され方と埋められ方 O13 16:10-16:25 宮城豊彦(東北学院大) ・Le Hong Luong(東北学院大・院)・佐 藤英和(栗原市ジオパーク推進室) :穏やかな地形に隠された大規模 地すべりー栗駒山麓の深山嶽地すべりー O14 16:25-16:40 石丸 聡(北海道立総合研究機構地質研) ・渡邊達也(北見工大): 2014 年 8 月の豪雨による礼文・稚内の斜面崩壊発生場の表層地質 ―寒冷地域にみられる厚い斜面堆積物の崩壊― O15 16:40-16:55 松四雄騎(京都大) ・苅谷愛彦(専修大) ・松崎浩之(東京大) :大 起伏山地の地形形成過程における大規模岩盤崩壊の役割: 日本アル プスを例として 16:55-17:05 総合討論 10 月 11 日(日) 9:00 -10:55 口頭発表(4) O16 9:00- 9:15 座長: 目代邦康(自然保護助成基金) 黒木貴一(福岡教育大)・磯 望(西南学院大)・宗 建郎(志學 館大) ・黒田圭介(西南学院大) ・後藤健介(大阪教育大) ・出口将夫 (福岡教育大・院) :2011 年新燃岳噴火後の谷壁における降下テフ ラ移動 O17 9:15- 9:30 高谷精二:なぜ、新燃岳噴火では土石流が出なかったか? O18 9:30- 9:45 大石雅之(立正大) :細粒火山灰からみた小~中規模爆発的噴火の 推移予測-霧島火山新燃岳 2011 年噴火と桜島火山昭和火口噴火を 例に O19 9:45-10:00 奥野 充(福岡大) ・長岡信治(元長崎大) ・國分(齋藤)陽子(東 濃地科学センター) ・中村俊夫(名古屋大)・小林哲夫(鹿児島大) : 九重火山群南麓の火砕流堆積物の放射性炭素年代とその意義 O20 10:00-10:15 吉田英嗣(明治大) :岩屑なだれの「可動性」と流れ山の規模−頻 度分布 O21 10:15-10:30 園田美恵子(同志社大)・倉茂好匡(滋賀県立大):森林斜面にお ける表層土クリープの特徴としくみ O22 10:30-11:45 大貫靖浩・壁谷直記(森林総合研) ・生沢 均(沖縄県) ・古堅 公 (沖縄県環境科学センター) ・新垣拓也(沖縄県森林資源研究センタ ー) :沖縄本島最北部における皆伐後の表層土壌環境および土壌型の 変化 10:45-10:55 総合討論 11:00-12:15 ポスター発表コアタイム 一般公開シンポジウム「霧島山の火山ハザード-2011 年を事例として」 主催:鹿児島大学地域防災教育研究センター・日本地形学連合 司会:下川悦郎・岩船昌起(鹿児島大) 13:00-13:05 開会挨拶 浅野敏之(鹿児島大) 13:05-13:40 小林哲夫(鹿児島大) :霧島火山の防災マップと新燃岳 2011 年噴火 13:40-14:10 磯 望(西南学院大) : 霧島火山 2011 年噴火後の降下テフラと河床 地形の変化 14:10-14:45 地頭薗 隆(鹿児島大) :霧島火山地域における土砂災害 14:45-15:15 原田智史(鹿児島地方気象台) :霧島火山 2011 噴火における気象庁の 防災対応 15:25-16:55 総合討論 16:55-17:00 閉会挨拶 倉茂好匡 (日本地形学連合会長) ポスター発表 P1 輿水健一・石丸 聡(北海道立総合研究機構地質研)・内田太郎(国土技術政策 総合研究所) :豪雨による崩壊堆積土砂の地形的特徴とその後の変化 P2 川畑将大(神戸市立工業高専・学) ,鳥居宣之(神戸市立工業高専) :植生の表層 崩壊防止効果に対する解析的検討 P3 河里康平(神戸市立工業高専・学) ,鳥居宣之(神戸市立工業高専) :斜面の地形 的特徴を考慮した表土層深分布推定法に関する研究 P4 飯田智之・山田隆二(防災科学技術研) :震源断層と斜面崩壊の位置関係 P5 野池耕平(土木研) ・松澤 真(土木研 現パシフィックコンサルタンツ) ・木下 篤彦・高原晃宙・水野秀明(土木研) ・西岡恒志(和歌山県) ・荒木義則(中電技術 コンサルタント) ・島田 徹(国際航業) :花崗岩類分布域における山地の開析過程 に応じた表層崩壊発生場の特性 P6 松本一希(東京大・院) ・吉田英嗣(明治大)・須貝俊彦(東京大):神奈川県津 久井湖北岸山地における小規模表層崩壊が持つ地形場の特徴 P7 若月 強・先名重樹・山田隆二・飯田智之(防災科学技術研):微動探査による 大規模崩壊地と表層崩壊地の地盤構造調査 P8 仲 優太朗(島根大・院)・小暮哲也(島根大):島根県石見畳ヶ浦の波食棚地形に対 する波浪侵食および塩類風化の影響 P9 羽田麻美(日本大) ・乙幡康之(ひがし大雪自然館) :炭酸塩岩の風化に与える蘚 苔類の影響-秋吉台と阿武隈の事例- P10 有賀夏希(東京学芸大・院)・青木 久(東京学芸大)・小口千明(埼玉大)・早 川裕弌(東京大) :吉見百穴坑道壁面における凝灰岩の塩類風化の発生条件につい て P11 児玉将吾(埼玉大・学) ・小口千明(埼玉大) :吉見百穴における凝灰岩の水‐岩 石反応と坑道壁面の変質に関する研究 P12 岩橋純子(国土地理院) ・松本良浩(海上保安庁)・中島秀敏・神谷 泉(国土地 理院) :海陸一体の DEM 作成とその周辺 P13 山口弘幸(富山大・院) ・竹内 章(富山大)・大村一夫(環境地学研究室):谷 底平野の 5m-DEM 解析に基づく能登半島西部の地形分類 P14 小花和宏之(千葉大)・河島克久(新潟大)・大前宏和(センテンシア):雪崩地 形の UAV 測量 P15 早川裕弌(東京大) ・久米正吾(東京文化財研) ・荒 友里子(筑波大) ・アイダ・ アブティカノワ(中央アジア=アメリカ大学):海外調査における UAS と GIS を 用いたオンサイト即時地形情報解析:キルギス・イシククル地域の考古遺跡周辺を 例に P16 吉木岳哉(岩手県立大) ・砂子将司(JR 東日本) :三陸ジオパークのジオサイト, 碁石海岸の石は日本一碁石に近い? P17 目代邦康(自然保護助成基金) :日本における地形・地質遺産保護思想の変遷 P18 南雲直子(土木研) ・小口千明(埼玉大)・羽田麻美(日本大)・有賀夏希(東京 学芸大・院) ・林 実花(日本大・院) ・宋 苑瑞(JSPS 外国人特別研究員) ・島津 弘(立正大) ・青木 久(東京学芸大) :女子中高生夏の学校 2015 報告-地形学ア ウトリーチの一例- P19 島津 弘・小松陽介(立正大) :地形・自然地理教育におけるタブレット端末を 用いた双方向授業の実践
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