地域移行え後事常(退院促進事貰)とメンバーのカ

〒351・0021埼玉県朝霞市西弁財1−7−35幸栄荘105号 電話048−465−4846
震災から4ケ月経ちましたが、不安や苛立ちの声も報道される
中、小千谷市に避難した南相馬市の人々の話題にとても暖かな
気持ちになりました。中越地震を経験した小千谷の人々の「いつま
でもいていいよ」という言葉は本当にありがたく安心したと、涙いっ
ぱいで語る南相馬の人々 同じ思いをしているからこそ今一番必要な物も言葉もわかっている“なか
ま”なのだと思いました。障害による辛さ、くやしさ、そして喜びや希望にも同じ経験をもつ当事者(メン
バー)や家族同士の『なかまの力』が大きな役割を担っています。
地域移行え後事常(退院促進事貰)とメンバーのカ
埼玉県より地域移行支援事業を委託されて4年がたち、対象者の方達との出会いが増え
るにつれ、その分支援内容や方法も様々であると感じる中で、本人にとって専門家のみが
接するよりも当事者の方達と接する事のほうが安心感やリラックスにつながり、その人ら
しさがより出る様な場面が多々ありました。
十数年入院しているAさんの支援において、そのAさんは何がしたいなどの言葉がなか
なか出づらい方なのですが、以前つばさ工房の忘年会でボーリングに行った時のことを話
すと「ボーリングいいなあ」という言葉がぽっりとこぼれました。そこでつばさ工房メン
バーの協力のもと交流ボーリング大会を決行しました。Aさんは、病院で私たちと話す時
は口数が少なめでしたが、「久しぶりのボーリングで昔より動けないなあ」と、同年代の
メンバーと笑ったり、後の食事会では仕事の話をメンバーに聞くなど、積極的な場面や感
情を表現するシーンが見られました。メンバーからの言葉がけが功を奏したようです。
他には、病院以外の人と話すことが久しぶりなBさんと、つばさ工房でデザート作りを
行いました。病院近辺の散歩付き添いは数回重ねましたが、私たち支援員だけでなく集団
の中で関わる人を増やしたいと思い、またBさんは甘い物が好きだとのことで実施するこ
とになりました。Bさんは初めは緊張の面持ちでしたが、メンバーの受容的な雰囲気や
自分にばかりではなくデザートにも注目し夢中で作っているメンバーの様子(笑)から、
散歩場面では見られなかった自然な笑顔を見ることができました。最後に感想を聞くと、
「楽しかった」だけでなく、「また来たい」という言葉が出て、それを聞いたメンバーか
らは拍手がわきました。行事の目的や期待される役割を真に理解して一緒に活動している
んだなと、心強さを改めて感じた瞬間でした。
当事者の力は他の地域でも高く評価され、埼玉県ではピアサポーターという位置づけで
要綱に明言化され、各地域でかなりの活躍を見せています。しかし、今年度において事業
が終了すると共にこの取り組みも終了するため、今後どういう形にしていくのかが、現在
埼玉県で課題となっています。それは、この事業の効果ももちろんの事、やはりメンバー
にとっての効果も大きく見えてきた事の表れではないでしょうか。
そして、この “メンバーの力” はこの事業に
限らず、もっと多方面に浸透していくもので
あると私は感じています。
(地域移行支援員・つばさ工房職員)中 村 奈那
ー1・
脚一彦人厨屠有つばさ会ば、暦務摩署への盟静香深める一芳一静の一虜として′家慶
「当事者の丘場ノと窟忍の屠場カl右の声や盾好ノ家お届けする屠厨家居Cめ言した。
民生委員児童委員の皆さんの協力を得て
小野 正吾
精神障害者を抱えて心配と苦労で苦しんでおられるであろうご家族のために、日頃、
地域の福祉活動を献身的、積極的に展開して居られる民生委員児童委員協議会の皆様に、
精神障害(主に統合失調症)を少しでも理解して頂き、早期発見・早期治療に繋げる手
助けをお願いしたいと、昨年朝霞市内6地区会長協議会の会合に参加させて頂いて、地
区の会合で精神障害についてのお話をする機会を作って頂くようお願いに行きました。
この度、5月12日に6地区の1つであります朝霞市北部地区民生委員児童委員協議
会の研修会にお招きいただいて、お話することになりました。
「地域の精神障害者と思われる方にどの様にかかわれば良いか」話が聞きたいとのこと
でした。地域活動支援センターの職員と障害者を抱えた家族、朝霞市つばさ会員の3人
でお話をしてきました。初めての事で自信はありませんでしたが、25名の参加を頂き
熱心にお聞き頂きました。今後の活動の中に参考になる有意義な知識を頂いたとのお言
葉も頂きました。朝霞市つばさ会としては、この事をきっかけとして他の地区の集会に
も参加してお話ししたいと巌っておりましたところ、7月12日の西部地区民生委員児
童委員協議会の研修会に招かれる事が決まりました。この輪がもっと大きくなる事を心
より巌っております。
参加者Kさん…民生委員さんは質問などをまじえて熱心に聞いてくれました。地域には
(家族)気になっている人がいても声をかけるのは難しい様子でした。
また、気になっても相手から頼ってこられた時に、はじめて力になること
ができるのが老人の場合と違うところなのだと思います。
Mさん…民生委員の皆様はメモをとりながら聞いて下さり、こち
(職員)らは逆に緊張が増す思いでした。 私は施設職員として常
に心掛けている事、また周囲の方が出来る事などを事例を
あげて話させて頂きました。
これからも職員として、メンバーさんの人生の夢の実現の
為に、支援していきたいと思っています。
※参考 2011年7月現在調べ
○朝霞市内には、民生委員の担当6地区(東t西・東北・北・南西・南)があります。
○朝霞市の精神障害者で自立支援医療の利用者は、1000人です。
※自立支援医療とは精神科通院医療費の本人負担を10%に軽減する制度で、朝霞市では、
その10%の分も申請により市から補助されるサービスがあります。(窓口・福祉課)
○朝霞市で精神障害者手帳を持っている方は、496人です。 (窓口■福祉課)
○朝霞市の地域活動支援センター(つばさ工房・れすと)の利用登録者は、42人です。
−2−
3月11日の災害とメンバー
震度5弱・地域活動支援センターでは
・当日は大震災の実感、危機感は多くの人が感じて
いない様子だった。3日目くらいになって弁当な
ど食料が手に入りづらくなり異常事態を実感。
・つばさ工房では、地震後メンバーの出席がいつも
より多かった。
チェック
「こころの元気+」6月号から
①地震発生から何らかの連絡がつくまでは自助。
自分の命は自分で守らなければなりません。
②非常持ち出し袋には懐中電灯・水・三日分
あるテレビ番組から
津波の被災地から A君の場合
避難をすすめる親の言葉にも
従わなかったA君。自己判断に任
せておくと一人で避難所にやっ
てきた。
そこには被災した子供たちがい
た。子供たちは「お兄ちゃん!お
兄ちゃん」とA君を頼った。
一緒にボール投げなどをして子
供達の笑顔を見ていたら「ここは
自分の生きる場」と感じた。
A君は『生き甲斐』を感じるよう
になった。
くらいの薬を入れておきましょう。
\
−つばさ通信5月号から一
乗北関東大震災があって・・・
当日私は、つばさ工房の帰りでした。黒目川の橋の上で、揺れました。これは夢だと思い
ましたが、どうやら本当の様。まあでも余震はこれ以上ないし。自宅に着くと、とんでもな
いことになっていました。 まず姉から掲示板のやりとりがあり家族の安否はわかりました。
次に食糧。米がない。一人暮らしだから、自分の身は自分で守るしかありません。朝一で
並びました。スーパー開店15分前に5名くらい並んでいるのか、5分前になると100人
くらいに・・そして買い占め。米に向かってダッシュでした。
他につらかっだのは、計画停電です。(略)石油ファンヒーターを使っているので、電気がな
いと部屋を暖められません。テレビも映らない。パソコンも出来ない。懐中電灯ひとつ。
寒い中、身動きが取れず、連絡も出来ず2時間孤立でした。被災者の気持ちがほんの少しか
も知れませんが、身に染みました。あの2時間の長かったこと。もう嫌です。
薬も早めに飲んだり、生活のリズムが完全にずれました。(略)医者も計画停電通りにやって
いるので薬は余裕をもっていてよかったです。いろいろあります。長期戦になりそうです。
不安で頓服をもらっています。
誰しも同じだとおもいますが、
一日も早い復興を望みます。(M)
あったらいいな!サービス
65才以上の一人暮らしの高齢者向けに《安心見守り通報システム》というサービスがあり
ます。緊急時にはボタン一つで消防署に通報できるシステムですが、もしも障害者のための
ホットラインあってボタンを押すと「どうしました?」って、一声かけてくれるサービスが
あったら安心だろうな。あったらいいな!
−3・
◆ 5月25日:朝霞市つばさ会平成23年度(第6回)定期総会を開催し[於・はあ
とぴあ]今年度の活動をスタートしました。地域活動支援センター「つばさ工房」「れ
すと」の運営、当事者や家族への支援等、特に地域の精神障害への理解を深めるため
の活動に力をいれて参りたいと思います。
◆ 7月21日:第4次朝霞市障害者プラン策定にかかる団体ヒアリングが行われ、会
員が参加しました。訪問系サービスの重要性など、障害や個人の特性にあったきめこ
まかなサービスが必要であることをお伝えしました。
− 、■・
鵬 と ㌧ n u 、
メンバーの集い 精神障害をもつ仲間の集いです。
◆ 例会 毎月第2水曜日10時から「れすと」にて
メンバーによる運営でおしゃべりや楽しい企画に取り組んだりしています。
連絡窓口 048−462−1544(小谷野)
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家族の会ほっとスペースからのお知らせ
ほっとスペースでは毎月第1月曜日午後1時30分から、北朝霞公民館で
例会を行っています。
同じ悩みを抱えるという気安さでおしゃべりする
ことでリフレッシュしています。
時には勉強会をしたり、見学会をしたりします。
一度おいでになりませんか。
※「ほっとスペース」は「朝霞市精神障害者と共に歩む会」の通称です
絹布慧ぼ蓮如四緒庸配電帯凄る鯛を募鮎竃魁竜野
年会費 正会員 1口 5,000円 賛助会員1口 3,000円
お問い合わせは、事務局までお願いいたします。NPO法人「朝霞市つばさ会」
〒351−0021朝霞市酉弁財1−7−35 幸栄荘105号 ⅧL/M O48−465−亜46
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