平成27年度総会資料及び会員名簿

平成27年度
庄内観光コンベンション協会
通 常 総 会
日時:平成27年5月8日(金)
午前11時00分
場所:東京第一ホテル鶴岡
―――――
1 開
次
第 ―――――
会
2 あいさつ
3 議
事
第1号議案
平成26年度事業実績及び収支決算について
第2号議案
第3号議案
役員の選任について
第3次庄内観光コンベンション振興プログラム(案)について
第4号議案
第5号議案
平成27年度会員会費及び負担金(案)について
平成27年度事業計画及び収支予算(案)について
4 そ の 他
5 閉
会
目
次
第1号議案
平成26年度事業実績及び収支決算について
・・・・・・・・・・・・1
第2号議案
役員の選任について
・・・・・・・・・・・・15
第3号議案
第3次庄内観光コンベンション振興プログラム(案)
について
・・・・・・・・・・・・16
第4号議案
平成27年度会員会費及び負担金(案)について
・・・・・・・・・・・・37
第5号議案
平成27年度事業計画及び収支予算(案)について
・・・・・・・・・・・・38
庄内観光コンベンション協会規約
・・・・・・・・・・・・44
会員名簿
・・・・・・・・・・・・49
第1号議案
平成 26 年度事業実績及び収支決算(案)について
Ⅰ 平成 26 年度庄内観光コンベンション協会事業実績報告
【総括】
平成 26 年度は、当協会第 2 次庄内観光コンベンション振興プログラム「第 3
期プロジェクト」の「誘客戦略」「コンベンション等誘致」「受入態勢整備」の
各プロジェクトを会員一体となって実施した。
「誘客戦略」については、Webや紙面・ラジオなど様々な媒体を活用した
広報宣伝とともに、6 月 14 日から 3 ヶ月間にわたって実施された「山形デステ
ィネーションキャンペーン」にあわせて、国宝羽黒山五重塔ライトアップ、山
形DC推進協議会と連携した誘客キャンペーンなどを実施した。
「コンベンション等誘致」については、平成 25 年度に決定した「法人・団体
等誘致戦略」に基づき、ターゲットを絞った誘致活動を進めた。
「受入態勢整備」については、イベント列車でのおもてなしや周遊バス運行
への支援などを実施した。
また、平成 27 年 3 月に第 2 次庄内観光コンベンション振興プログラムの実施
期間終了を迎えるにあたり、第 3 次プログラムの策定に取り組んだ。
1 誘客戦略
コンテンツ・ツーリズムの推進については、山形デスティネーションキ
ャンペーンにあわせ、当協会の誘客戦略の重点テーマに位置付けている「巡
礼」
「食」
「トレッキング」
「絶景」の各観光情報を発信するとともに、国宝
羽黒山五重塔の夜間ライトアップや、フォトコンテストなどを実施した。
誘客プロモーションについては、首都圏、関西圏及び中部圏の旅行エー
ジェントに対し、官民一体でのプロモーションを実施し、旅行商品の造成
を働きかけた。
他地域との連携による広域観光の促進については、秋田県との連携によ
る誘客キャンペーンや置賜地域との観光連携事業とともに、日本海きらき
ら羽越観光圏推進協議会に参画し、圏域の広域観光のPR事業を実施した。
インバウンドの誘致推進については、様々な機会を捉えた観光情報発信
を継続的に実施するとともに、アセアンの現地旅行会社・メディア訪問、
東北観光推進機構・県国際観光推進協議会等と連携したプロモーションへ
の参加や旅行会社・メディア関係者招聘ツアーへの応接などにより、庄内の
観光を積極的にPRした。
-1-
★成果指標1【旅行商品造成】
旅行商品造成の実績としては、計 66 社から 220 商品を造成いただくことが
でき、計 21,983 名を送客いただいた。
平成 25 年度
平成 26 年度
旅行会社数 造成商品数
送客数 旅行会社数 造成商品数
送客数
増減
首都圏 19 社 84 商品 15,780 名 24 社 113 商品 13,050 名
82.7%
関西圏
6 社 16 商品 1,731 名
7 社 25 商品 2,230 名 128.9%
中部圏
3 社 17 商品 1,942 名 11 社 35 商品 3,044 名 156.7%
その他
8 社 12 商品 1,367 名 24 社 47 商品 3,659 名 267.7%
合計
36 社
129 商品 20,820 名
66 社 220 商品 21,983 名
105.6%
★成果指標2【温泉宿泊者数】
庄内地域の温泉宿泊者数(第 3 四半期まで)の対比では、平成 26 年度は
451 千人で、平成 25 年度の 430 千人に比べ 4.9%増、震災前の平成 22 年度
と同程度である。
平成 25 年度
平成 26 年度
増減
温泉宿泊者数
430,218 人
451,254 人
104.9%
(第 3 四半期まで)
-2-
★成果指標3【外国人旅行者庄内受入実績】
平成 24 年
外国人旅行者
7,986 人
庄内地域の受入数
(109.5%)
(前年比)
平成 25 年
平成 26 年
9,098 人
(115.4%)
集計中
2 コンベンション等誘致
ターゲットを絞ったコンベンション等の誘致については、平成 25 年度に決
定した「法人・団体等誘致戦略」に基づき、「宿坊での社会人研修」「クルー
ズ船誘致」などにターゲットを絞った誘致活動を進めた。
コンベンション等の開催支援については、庄内地域で開催された各種催し
の際に、コンベンションバッグ・ノベルティーの提供及び歓迎フラッグの掲
出などの支援を行った。
情報収集力・発信力の強化については、国際ミーティング・エキスポ(I
ME2014)
、東北地区コンベンション推進協議会合同誘致セミナー(いずれも
東京都で開催)に出展し、学会・会議等誘致活動を行った。
★成果指標【開催支援実績】
平成 25 年度
開催支援件数
10 件
参加者数
2,200 名
平成 26 年度
16 件
8,400 名
増減
160.0%
381.8%
3 受入態勢整備
受入態勢の整備推進については、二次交通の整備に向けた定期観光バスの
運行支援の他、イベント列車運行に際しての歓迎対応を行った。
人材(担い手)の育成・ホスピタリティの醸成については、観光ガイドを
対象とした研修会の実施などにより、観光客の満足度を高め、リピーターの
確保に向けた取組みを行った。
外国人観光客歓迎対応・受入態勢整備については、台湾チャーター便の運
航にあわせ、庄内空港で歓迎対応を実施したほか、東洋文化研究者アレック
ス・カー氏を講師に招き、庄内観光を世界へ発信するための戦略について学
ぶ講演会を開催した。
-3-
○参考【定期観光バス等運行実績】
種別
25 年度
利用者数
940 人
庄内おばこ号
運行日数
166 日
庄内ひな街道
周遊バス
利用者数
運行日数
運行日
1,113 人
149 日
39 人
20 人
8日
6日
※3 月の日・月、
3/21、22
-4-
26 年度
※3 月の土・日・月
(周遊タクシー含む)
【個別的事項】
1 誘客戦略
(1)コンテンツ・ツーリズムの推進
ア 広報宣伝
① Web(やまがた庄内観光サイト)での情報発信
(ア)さくらんぼ特集ページの新規作成
(イ)山形 DC 特集ページの新規作成
(ウ)ご利益特集ページのリニューアル
・昨年度に多く検索されたワード「桜」、「巡礼」、「さくらんぼ」、「夏休み
自由研究」、「トレッキング」等を季節に応じて首都圏、近県へリスティ
ング広告を含む検索対策を実施。あわせてログ解析も実施した。
・年間総訪問者数:400,250 人(前年比 214%)(平成 25 年度:187,000 人)
②
誌面やラジオでの情報発信
山形 DC をはじめ、庄内エリアの観光情報を、各種媒体を活用して発信した。
(ア)4 月 「山形わくわくガイド 2014 春号」に山形 DC 庄内版特集記事掲載
(イ)5 月 鶴岡タイムスへの山形 DC 記事掲載
(ウ)5 月 「YBC やまがたサンデー5」にて羽黒山五重塔ライトアップと庄内の
夏の味覚を紹介
(エ)6 月~8 月 山形新聞社 DC 特集号に掲載
(オ)6 月~9 月 FM 山形にて DC 期間中の毎週金曜日に庄内の観光情報紹介
(カ)6 月 産経新聞(首都圏版)に「トレッキング」と「食」で Web 誘導広告掲載
(キ)6 月 やまがたコミュニティ新聞に羽黒山五重塔ライトアップ記事掲載
(ク)6 月 e-Towns7 月号に山形 DC 庄内特集記事を 18 頁にわたり掲載
(ケ)6 月 YBC ラジオにて羽黒山五重塔ライトアップ紹介
(コ)6 月 料理王国 7 月号「食の都庄内」記事中に山形 DC イベント情報を掲載
(サ)7 月 河北新報社朝刊折込タブロイド紙「夏のおでかけガイド 2014」に「巡礼」
「体験」メニューの記事および広告掲載
(シ)7 月 クレードルに「庄内美人」web 誘導記事掲載
(ス)7 月 ハーバーラジオ番組表(夏版)に羽黒山五重塔ライトアップイベント特別
号とイベント情報の広告掲載
(セ)7 月 ハーバーラジオにて庄内観光フォトコンテスト 2014 紹介
(ソ)7 月 新潟日報に庄内観光情報掲載
(タ)8 月 神奈川新聞に山形の夏の観光特集掲載
(チ)8 月 ハーバーラジオにて羽黒山五重塔ライトアップ紹介
(ツ)3 月 「山形わくわくガイド 2015 春号」に庄内版特集記事を掲載
-5-
イ 誘客対策
① 巡礼キャンペーン
国宝「羽黒山五重塔ライトアップ」による夜間参拝
(DC期間中、荒天による中止の 2 日間を除いて毎日実施した。)
【延べ参拝者数】10,965 人
【有機 EL 吊り燈籠、貸出用提灯の寄進数】
・燈籠 16 企業・団体・個人
・提灯 17 企業・団体:34 張
【イベント等の実施】
・毎週土曜日及びお盆期間を中心に、計 19 回のイベント(楽器演奏等)
を五重塔で実施した。
・随神門前のにぎわいづくりのため、計 11 回の出店を実施した。
② 美食感動キャンペーン
(ア)鶴岡鮨商組合、酒田鮨商組合とタイアップし、山形DCガイドブックを持
参されたお客様 464 人に、地魚のにぎり一貫サービスを実施した。
(イ)庄内DECクラブとタイアップし、
「庄内の恵みスペシャルランチ」を山形
DC期間中に提供した。
(ウ)「食の都庄内親善大使」の協力を得て、
「酒田湊おもてなし市(6/14)」
「S
L山形DC架け橋号(6/28)」でふるまいを実施した。
③
絶景写真・スケッチキャンペーン
(ア)フォトコンテスト
「庄内の春・夏・秋・冬」をテーマに、未来に残したい庄内の景色などを、
「春夏」「秋冬」の 2 部門に分けて募集した。
【応募数】「春夏」部門:223 点、「秋冬」部門:134 点 計 357 点
(イ)庄内絶景ポストカードプレゼント
庄内絶景写真ポストカード(12 種類×8,000 枚=96,000 枚)を作成し、宿
泊施設を中心にお客様にプレゼントした。
(ウ)庄内絶景写真の巡回展示
酒田駅ホーム、鶴岡駅ホーム、庄内空港、霞城セントラル(山形市)にお
いて写真展示を実施した。
④
山形DCオープニングセレモニー・イベント支援
管内主要駅、港、主な観光施設等で、DCオープニングに合わせ、県・市町
及び関係団体等の持ち寄りの形で、DCオープニングイベントを集中的に開催。
58 のイベントを掲載したチラシを金融機関等に配布してPRを実施した。
-6-
(2) 誘客プロモーション
① 山形DC推進協議会と連携した誘客キャンペーンの実施
(ア)東北電力グリーンプラザにおける山形DCのPR
5 月 15 日~17 日伝統芸能等の実演と各市町観光パンフレットの配置等を
実施した。
(イ)観光誘客キャラバンへの参加
5 月 29 日~30 日、首都圏のJR主要駅でDCガイドブックダイジェスト
版、各市町村のパンフレット等を配布した。
(ウ)東京ステーションシティにおける山形DC関連キャンペーンへの参加
6 月 3 日、東京駅びゅうスクエアにおいて観光PRを実施した。
(エ)新幹線リゾート列車「とれいゆ つばさ号」での観光PR
(オ)「山形デスティネーションキャンペーン」首都圏旅行会社「御礼キャラバ
ン」への参加
10 月 20 日~21 日 県全体で 2 班体制を組み、首都圏旅行会社 11 社・航
空会社 2 社を訪問。商品造成及び送客に対する御礼とともに、ポストDC
の素材をPRした。
② 首都圏旅行会社プロモーション
(ア)首都圏プロモーション 1 回目
7 月 8 日~11 日、首都圏エージェント 24 社を訪問した。
【セールス内容】
・テーマ別のモデルコース提案:
「巡礼」
「体験」
「美人」
「食の都」
「絶景」
・H26 年秋・冬の観光 PR
・「蜂子皇子御尊像御開扉」期間延長(団体対応)のお知らせ 等
(イ)首都圏プロモーション2回目
10 月 29 日~30 日、首都圏エージェント 18 社を訪問した。
【セールス内容】
・ポストDCの「庄内イチ押し素材集」を基に内容を説明
・国宝羽黒山五重塔ライトアップ
・酒田のフレンチを例に食のPR 等
③ 関西圏・中京圏旅行会社プロモーション
10 月 28 日~30 日、関西圏・中京圏エージェント 19 社を訪問した。
【セールス内容】
・首都圏プロモーション(2 回目)と同じ
-7-
(3)他地域との連携による広域観光の促進
① 【県事業として実施】秋田県との連携による誘客キャンペーンの実施
(ア) 7 月 13 日 JR秋田駅での環鳥海地域観光プロモーションにおいて山形DC
をPR
(イ)7 月 26 日 「鳥海・なまはげライン」観光キャンペーン(イオン三川店)
において山形DCをPR
(ウ)9 月 7 日 「食の都庄内 10 周年フェスタ」
(鶴岡市藤島体育館)において、
山形DC・ポスト秋田DCをPR
(エ)9 月 26 日、27 日 JR大宮駅「秋田県大型観光キャンペーン首都圏オープ
ニングイベント」で北庄内の観光素材をPR
(オ)11 月 29 日、30 日 東京都中央区 築地本願寺で開催された「ハタハタフェ
スティバル 2014」(主催:秋田県・鳥取県)で北庄内の観光素材をPR
② 置賜地域との観光連携
(ア)7 月 5 日 庄内・置賜地域観光交流会(米沢市小野川温泉河鹿荘)
参加者 60 名(うち庄内観光コンベンション協会会員 28 名)
庄内・置賜を周遊するモデルコースが提案され、今後プロジェクトチーム
を設置し、旅行エージェント等に提案していくことを確認した。
(イ)8 月 26 日 第 1 回庄内・置賜地域観光連携推進プロジェクトチーム会議開催
(ウ)10 月 9 日 第 2 回庄内・置賜地域観光連携推進プロジェクトチーム会議開催
③ 日本海きらきら羽越観光圏推進協議会
秋田県にかほ市、山形県庄内地域と戸沢村、新潟県村上地域の 10 市町村を
圏域とする「日本海きらきら羽越観光圏推進協議会」への参画及び事務局を担
当し、首都圏・関西圏を主なターゲットに 2 泊 3 日以上の滞在型観光を推進し
た。
(4) インバウンドの誘致推進
① 外国旅行エージェント等へのプロモーション
(ア) 旅行会社・メディア関係者招聘ツアー応接及び商談会参加
東北観光推進機構及び県国際観光推進協議会等が主催する旅行会社・メデ
ィア関係者招聘ツアー等において、庄内訪問のアテンドの機会を捉えて、庄
内の観光素材の旅行商品化と記事掲載による情報発信に向け庄内の観光を
PRした。
【応接実績】
韓国メディア、タイ旅行会社、シンガポールのランドオペレーター、ハ
ワイのエージェント、台湾メディア、香港メディア、マレーシアメディア
関係者、インドネシア旅行会社、台湾旅行会社、中国教育旅行関係者
また、4 月 14 日には観光庁主催の商談会に参加し、東アジア市場の訪日旅
-8-
行を扱う旅行会社に対して、庄内エリアの観光プロモーションを行った。
(イ)シンガポール及びマレーシアのメディア関係者等訪問
3 月 8 日~13 日 シンガポール旅行博及びマレーシア旅行博における旅行
会社ブース訪問及び現地メディア及び旅行会社への訪問による、庄内地域の
PR及びプロモーション活動を実施した。
② 外国語による情報発信
(ア)外国語メディアによる情報発信
旅行・観光専門のビジネスサイト「Travelvoice」及び日本政府観光局
(JNTO)サイト「TABI Lounge」に、庄内地域の観光情報についての記事を
掲載した。
(イ) 東京スカイツリーにおける外国語パンフレット設置
1 月 30 日~2 月 5 日 東京スカイツリーにおいて庄内ひな街道のPRを実
施するのに合わせて、外国語版観光パンフレット(英語、簡体字、繁体字、
ハングル)を設置した。
-9-
2 コンベンション等誘致
(1) ターゲットを絞ったコンベンション等の誘致
① 宿坊を活用した庄内への企業研修誘致
(ア)羽黒町観光協会、蜂鼓山社中、宿坊組合との間で意見交換を実施した(5 回)。
(イ)宿坊を活用した企業研修の専用 Web ページを制作した。
宿坊の施設情報、山伏修行体験、研修内容、精進料理について情報発信
(ウ)企業研修誘致のセールス活動を実施した。
地元の異業種交流会でPR
② 酒田港へのクルーズ船誘致
(ア)酒田市等関係者との打ち合わせを実施し、今後の方向性を検討した(4 回)。
(2) コンベンション等の開催支援
5 月 友好都市江戸川区学童疎開 70 周年記念式典(鶴岡市:120 名)
第 41 回東北地区婦人神職協議会(鶴岡市:50 名)
6 月 第 50 回全日本女子弓道大会(東日本の部)(鶴岡市:400 名)
第 10 回国際メタボロミクス会議(鶴岡市:550 名)
7 月 航空乗継利用促進協議会総会(鶴岡市:110 名)
革新的技術緊急展開事業「東北日本海側多雪地域における畜産との地
8 月 域内連携を特徴とした低コスト大規模水田輪作体系の実証」平成 26
年度現地検討会(鶴岡市:100 名)
第 26 回東北ブロックレディース卓球酒田大会(酒田市:500 名)
第 30 回山形県商工会議所女性会連合会通常総会酒田大会(酒田市:190
9 月 名)
2014 東北青年フォーラム in 湊町酒田(酒田市:3300 名)
酒田駅 100 周年・陸羽西線 100 周年記念事業(酒田市:170 名)
全国山羊サミット in 山形(鶴岡市:150 名)
10 月
第 2800 地区国際ロータリ-地区大会(鶴岡市:1700 名)
第 20 回ジャパンソフトバレーボール鶴岡フェスティバル(鶴岡市:480
11 月
名)
第 6 回認知症懇話会 in 鶴岡 (鶴岡市:300 名)
12 月
地域課題解決全国フォーラム in 庄内(鶴岡市、酒田市:200 名)
3 月 全青果東北地区連合会 第 43 回通常総会(鶴岡市:80 名)
(3) 情報収集力・発信力の強化
12 月
IME2014 に県、米沢コンベンション協議会とともに出展し、ブー
ス来訪者 38 名に、庄内でのMICE開催の検討を依頼した。
1月
東北地区コンベンション推進協議会合同誘致セミナーにおいて、庄
内での会議・大会等開催の可能性、希望の支援等について聞き取り
を行った。
- 10 -
3 受入態勢整備
(1) 受入態勢の整備推進
① 各イベント列車歓迎対応(オープニング、クロージング、その他)
JR東日本の各イベント列車において、車内や各停車駅で、特産品等の振る
舞いや賑やかしを行い、来庄された方へのおもてなしを実施した。
・6 月 14 日 きらきら山形DC号(定員 116 名)
・6 月 28、29 日 SL山形DC架け橋号(定員 338 名)
・7 月 5 日 食べっしゃ Kenji 号(定員 120 名)
・7 月 26、27 日、8 月 2、3 日 風っこ夏休み山形庄内号・最上号(定員 136 名)
・9 月 13 日 きらきら山形DCファイナル号(定員 116 名)
・9 月 13 日 SL山形日和。陸羽西線号(定員 248 名)
・9 月 14 日 SL陸羽西線 100 周年号(定員 248 名)
② 【県事業として実施】酒田発着国宝羽黒山五重塔夜間参拝バスの運行支援
「国宝羽黒山五重塔ライトアップ&イベント号」を毎週土曜日及びお盆期間
(演奏会等のイベント開催日)を中心に運行した。
③ 庄内おばこ号の運行支援
今年度は、本地域唯一の定期観光バスの魅力アップと効率的運行を図るため、
期間の短縮、運行日の限定、コース内容の変更及びそれに伴う料金の見直し等
を行った。
【期間】4/18~11/30 金・土・日・月、祝日運行 ※山形DC期間は毎日運行
【実績】149 回運行、1,113 人乗車
④ 「庄内ひな街道」周遊バス・周遊タクシーの運行支援
「庄内ひな街道」の実施にあわせ、管内の展示施設を巡る周遊バス・周遊タ
クシーの運行を支援した。
【期間】3/1~3/30 の土・日・月運行 【実績】6 回運行、20 人乗車
⑤ 庄内空港電照広告
庄内空港待合ロビーに四季に応じた電照広告を掲出した。
(2) 人材(担い手)の育成・ホスピタリティの醸成
① 庄内地域観光ボランティアガイド協議会研修会の共催
7 月 14 日~15 日、酒田市飛島で開催。参加者 19 名。
庄内地域観光ボランティアガイド協議会加入団体のメンバーを対象に、飛
島観光ガイドの実務及び「火合わせ神事」についての研修を実施した。
- 11 -
②【県事業として実施】飛島観光ガイドの養成
飛島の観光ガイドをできる人材の養成研修を実施した。
③【県事業として実施】観光ガイド養成講座の開催
1 月 14 日、庄内産業振興センター(鶴岡市)で開催した(参加者 52 名)。
(3) 外国人観光客歓迎対応・受入態勢整備
① 国際メタボロミクス会議参加者歓迎対応
6 月 23 日~26 日 第 10 回国際メタボロミクス会議で来庄した外国人への歓
迎対応として、ノベルティの提供、歓迎フラッグの掲出及び観光インフォメー
ションデスクの設置等を実施した。
② 台湾チャーター便歓迎対応
11 月 11 日 中華航空運航の台湾からのチャーター便による来庄者約 140 名
に対し、庄内空港で歓迎対応を実施した。
③ アレックス・カー講演会
11 月 21 日 東洋文化研究者アレックス・カー氏を講師に招き講演会を開催。
庄内観光を世界へ発信するための戦略について学んだ(管内観光関係者等約 400
名が参加)。
4 その他
(1) 第 3 次庄内観光コンベンション振興プログラムの策定
プロジェクトチーム会議で内容を検討した。
(2)【県事業として実施】観光客動向アンケート調査の実施
今後の誘客対策に活かすため、9 月 5~13 日に管内主要観光施設、駅、空港、
計 10 地点で、庄内地域以外からの観光客を対象として聞取り調査を実施した
(計 512 名が回答)。
(3) プロジェクトチーム会議(協会事業の進行管理、内容の協議・調整)
4 月 15 日、8 月 21 日、12 月 6 日、3 月 3 日の計 4 回開催した。
(4) 会員向け「もっけだの.net ニュース」
第 1 号(5 月 29 日) 第2号・第3号(11 月 7 日)の計 3 回発行した。
- 12 -
Ⅱ 平成26年度庄内観光コンベンション協会収支決算(案)
(収入の部)
(単位:円)
項目
予算額(A)
決算額(B)
会費
6,230,000
6,200,000
負担金
15,143,000
15,143,000
交付金
3,550,000
3,040,000
比較増減
(B)-(A)
摘要
△ 30,000 第1種会員:新規入会2会員、退会2会員
0 第2種会員
2,040,000
山形DC推進協議会助成金
△ 510,000
やまがた観光キャンペーン推進協議会
事業実施負担金
6,478,000
1,000,000
0 県事業実施負担金
6,478,000
五重塔ライトアップ事業
寄進料・協力金
2,860,000
4,076,200
1,216,200 寄進料
1,313,088
2,763,112
参拝者協力金など
寄付金
0
1,510,000
1,510,000
雑収入
853
13,969
繰越金
3,637,147
3,637,147
0
計
37,899,000
40,098,316
2,199,316
13,116 預金利子等
(支出の部)
(単位:円)
項目
誘客戦略
コンベンション等誘致
予算額(A)
19,595,000
2,000,000
決算額(B)
15,080,615
1,843,299
比較増減
(B)-(A)
摘要
コンテンツツーリズムの推進
11,778,336
△ 4,514,385 誘客プロモーション・戦略的情報発信の展開
2,697,123
インバウンドの誘致推進
605,156
ターゲットを絞ったコンベンション等の誘致
440,703
△ 156,701 コンベンション等の開催支援
情報収集力・発信力の強化
受入態勢の整備推進
受入態勢
整備
5,939,000
4,672,175
△ 1,266,825 人材(担い手)の育成・ホスピタリティの醸成
外国人受入態勢の整備推進
職員人件費
運営費等
(職員人件費含む)
計
10,365,000
37,899,000
12,454,463
34,050,552
1,179,882
222,714
4,401,753
90,384
180,038
11,408,875
事務所借上料
167,301
会議費
303,852
一般経費
574,435
2,089,463
△ 3,848,448
収入決算額(40,098,316円)-支出決算額(34,050,552円)=6,047,764円は平成27年度へ繰越。
- 13 -
- 14 -
第2号議案
役員の選任について
庄内観光コンベンション協会の役員について諮る。
なお、任期は総会で選任された日から平成30年3月31日までとする。
庄内観光コンベンション協会役員(案)
役 職
団体・職名
氏名
理 事
鶴岡市長
榎本 政規
理 事
酒田市長
本間 正巳
理 事
鶴岡商工会議所会頭
早坂 剛
理 事
酒田商工会議所会頭
佐藤 淳司
理 事
庄内総合支庁長
齋藤 稔
理 事
庄内総合支庁産業経済部長
飛塚 弘
理 事
三川町長
阿部 誠
理 事
庄内町長
原田 眞樹
理 事
遊佐町長
時田 博機
理 事
東日本旅客鉄道株式会社新潟支社営業部長
中村 浩之
理 事
株式会社JTB東北庄内支店長
武田 研二
理 事
あつみ観光協会会長
理 事
庄内交通株式会社代表取締役社長 理 事
全日本空輸株式会社庄内支店長
監 事
戸沢村長
渡部 秀勝
監 事
出羽三山神社宮司
宮野 直生
- 15 -
柴田
実
安藤 俊雄
良田
泰久
第 3 号議案
第 3 次庄内観光コンベンション振興プログラム
(案)
庄内観光コンベンション協会
平成27年5月
- 16 - 16 -
第 3 次庄内観光コンベンション振興プログラム
目
次
はじめに
・・・・・・2
1.計画策定の趣旨
2.計画の性格
3.計画の期間
Ⅰ
観光・コンベンションの動向
・・・・・・4
Ⅱ
策定コンセプト及び重点プロジェクト
・・・・・11
①戦略的な情報発信関連プロジェクト
・・・・・12
②庄内観光の魅力向上関連プロジェクト
・・・・・14
③国際観光の拡大関連プロジェクト
・・・・・16
④コンベンション等誘致関連プロジェクト
・・・・・17
Ⅲ
振興プログラムの達成目標及び推進体制
1
- 17 -
・・・・・19
第 3 次庄内観光コンベンション振興プログラム
■
1
はじめに
計画策定の趣旨
庄内観光コンベンション協会では、平成 17 年度からの庄内地域全体の観光振興に関
する指針として、第 2 次庄内観光コンベンション振興プログラム(計画期間:平成 17
年度~26 年度)を策定し、地域間交流の拡大、魅力ある観光地づくり、国際観光の拡大
及びコンベンションの誘致等について推進してきた。
ところが、平成 23 年 3 月に発生した東日本大震災による風評被害は、東北全体の観
光に大打撃を与えることになり、庄内地域にも影響が及んだ。
震災後、風評被害を一刻も早く克服するため、官民一体となって、元気な庄内をア
ピールする東京と大阪でのミーティングを開催したほか、東京・名古屋・大阪での個
別プロモーションを継続して実施するなど、誘客活動に重点的に取り組んだ結果、よ
うやく震災前の水準に戻りつつある。
特に、平成 26 年度に開催された山形デスティネーションキャンペーンにおいては、
JR東日本のCMで羽黒山五重塔が紹介されるなど、庄内の観光地域としての知名度
の向上、イメージアップが図られたことから、庄内地域への誘客促進に好影響を及ぼ
した。
また、平成 24 年度からの 2 カ年度においては、今後の協会事業をより効果的・効率
的に展開するため、情報発信手法を紙媒体中心からWeb媒体中心に変更する方向性
を示した『庄内観光戦略』及び『観光Web戦術』を策定し、協会ホームページの全
面リニューアルを実施するとともに、コンベンション誘致にあたり、ターゲットを絞
った営業活動の展開方針を示した『コンベンション等誘致戦略』を策定し、観光誘客・
コンベンション誘致の両面で戦略的な取組みを推進している。
加えて、これまでの継続した取組みにより、春・夏の観光テーマの定着や、庄内・
新潟村上・秋田由利地域との連携による広域観光ルートの整備など着実な進展がみら
れる。
しかしながら、震災の影響は未だ残り、人口減少、社会経済情勢の急速な変化及び
観光ニーズの多様化等、対応していかなければならない課題は山積している。
特に、平成 32 年度に開催される東京オリンピックを念頭に、国が観光立国による地
域創生の方針を掲げている中、庄内地域を訪れる外国人観光客は年間 1 万人に満たな
い現状にあり、インバウンドの推進は喫緊の課題である。
こうした中、庄内地域特有の自然・文化・歴史といった豊かな観光資源の活用・発
掘、新たな観光資源の開発等の従来から継続してきた取組みに加え、他地域との差別
化を図るための新たな取組みによる観光振興が必要となっている。
ここに、今後の庄内地域における観光及びコンベンション振興の新たな取組みの指
針を示すため、第 3 次庄内観光コンベンション振興プログラムを策定する。
2
- 18 -
2 計画の性格
(1)本計画は、庄内地域での観光及びコンベンションの振興の目標を定め、その実現を
目指して計画期間内に重点的に取り組む事業の方向性を示すものとする。
(2)また、本計画は、平成 25 年度に制定された「おもてなし山形県観光条例」の基本計
画である「おもてなし山形県観光計画」との整合性に配慮するものとする。
(3)本計画に基づく取組みは、地域住民、関係団体、地域企業、行政などが連携協力し
一体となって進めていく必要がある。このため、その役割に応じて主体的に取組み
を進めていくことを期待する。
3
計画の期間
平成 27 年度から平成 31 年度までの 5 年間とする。
3
- 19 -
Ⅰ
観光・コンベンションの動向
■ 国内の観光動向
1 国内宿泊観光旅行回数及び宿泊日数
(国民一人あたり平均)
年
H21
H22
H23
H24
H25
旅 行 回 数
1.46
1.32
1.30
1.35
1.43
前年比(%)
96
90
98
104
106
宿 泊 日 数
2.38
2.09
2.08
2.14
2.35
前年比(%)
100
88
100
103
110
(資料:H25年版観光白書
注:H25年の数値は暫定値)
平成25年1年間に国内宿泊観光旅行を行った回数は、国民一人あたり平均で1.
43回となっている(前年比106%)。また、国内宿泊観光宿泊数は、国民一人当
たり平均で2.35泊となっている(前年比110%)。いずれも平成23年までは
減少していたが、それ以降は増加している。
これは、日中・日韓関係の影響、円安方向の動きによる旅行代金の割高感等により、
海外旅行から国内旅行にシフトする動きが出てきたことが主な要因として考えられ
る。また、平成25年については、伊勢神宮の式年遷宮、富士山の世界遺産登録等の
旅行需要を創出する出来事があったことが一因として考えられる。
2 国内日帰り観光旅行及び国内宿泊観光旅行の延べ人数
(万人)
年
日帰り延べ人数
前年比(%)
宿泊延べ人数
前年比(%)
H22
H23
H24
H25
20,276 19,282 19,590 21,155
―
95
102
108
16,906 16,668 17,176 18,191
―
99
(資料:H25年版観光白書
103
106
注:H25年の数値は暫定値)
平成25年においては、日帰り旅行は延べ2億 1,155 万人(前年比108%)、宿
泊旅行については延べ1億 8,191 万人(前年比106%)となっており、平成23年
以降増加している。
4
- 20 -
3 観光消費等
(万人、兆円)
年
H21
H22
H23
H24
H25
内部観光消費
27.8
25.3
23.4
22.4
22.5
前年比(%)
99
91
92
96
100
9.9
9.1
8.6
8.2
8.6
95
92
95
95
105
452
444
447
444
442
98
98
101
99
100
観光GDP
前年比(%)
観光産業における就業者数
前年比(%)
(資料:旅行・観光産業の経済効果に関する調査研究2014年3月/観光庁)
平成25年の国内における観光消費(内部観光消費)は 22.5 兆円であり、平成2
4年の 22.4 兆円からやや増加した。平成25年の観光 GDP は 8.6 兆円であり、わが
国の GDP の 1.8%を占めている。また、観光産業における就業者数は 442 万人であり、
就業者総数の 6.9%を占めている。
4 訪日旅行の状況
(万人)
年
H21
H22
H23
H24
H25
外国人旅行者数
679.0
861.1
621.9
835.8
1,036.4
前年比(%)
81
127
72
134
124
○H25の国別内訳【構成比ランキング6位まで】
国名
旅行者数
構成比(%)
(万人)
韓国
台湾
中国
米国
香港
タイ
246
221
131
80
75
45
24
21
13
8
7
4
(資料:H25年版観光白書)
平成25年の訪日外国人旅行者数は、1,036万人(前年比124%)となり、
これまで過去最高であった平成22年の861万人を上回り、初めて年間1,000
万人を突破した。
平成25年の訪日外国人旅行者の国別内訳では、韓国が最も多く246万人と全体
の24%を占める。次いで、台湾、中国が100万人を超えている。アジア全体では
795万人となり、全体の77%を占めている。
5
- 21 -
5 国民の国内旅行に関する意識の動向
(1)旅行への関心
全体
男
女
旅行は自分の最も大切な趣味である。
21.9%
19.8%
23.6%
旅行は時間とお金に余裕がある時にす
るものだ。
50.1%
50.4%
49.8%
旅行は家族や友人から誘われれば行く
が、自分から行こうとは思わない。
18.6%
19.1%
18.2%
旅行には特に関心がない。
6.1%
7.3%
5.0%
無回答等
3.4%
3.4%
3.4%
(資料:2012年旅行・観光消費動向調査/観光庁)
「あなたの旅行に対する考え方に最も近いものを選んでください。」という設問へ
の答えが上表である。
「大切な趣味」と答えた人が 2 割程度に対し、「時間とお金に余裕があるときにす
るもの」を答えた人が男女とも約半数を占めている。
(2)旅行の満足度
大変満足
満足
やや満足
どちらでもない
やや不満
全体
宿泊
男
旅行
女
21.3%
47.5%
21.5%
4.7%
1.8%
19.0%
48.8%
22.1%
5.3%
23.2%
46.4%
21.0%
全体
日帰
男
旅行
女
16.1%
46.0%
13.2%
18.2%
不満
大変不満
無回答等
0.4%
0.2%
2.5%
1.8%
0.4%
0.3%
2.4%
4.3%
1.9%
0.5%
0.1%
2.6%
22.6%
7.5%
2.2%
0.4%
0.1%
5.1%
46.3%
23.7%
9.5%
2.1%
0.3%
0.1%
4.7%
45.8%
21.8%
6.0%
2.3%
0.5%
0.1%
5.4%
(資料:2012年旅行・観光消費動向調査/観光庁)
※但し、旅行目的が「観光・レクリエーション」の対象を抽出
実際に訪問した主な目的地での満足度を聞いたところ、「大変満足」「満足」「やや
満足」のいずれかと答えた方は、宿泊旅行で 90.3%、日帰り旅行で 84.7%となってお
り、旅行への満足度の高さがうかがえる。男女別でも大差はみられない。
6
- 22 -
(3)旅行地への再来訪意向
大変そう
どちらで あまり思
全く思わ
そう思う やや思う
思わない
無回答等
思うああ
もないあ わないあ
ないああ
全体 13.1% 24.3% 17.4% 16.9%
8.6%
8.4%
2.8%
8.5%
宿泊
男
11.7% 25.0% 17.3% 17.8%
8.4%
8.5%
2.8%
8.6%
旅行
女
14.3% 23.7% 17.4% 16.2%
8.8%
8.4%
2.8%
8.4%
全体
日帰
男
旅行
女
14.2%
29.1%
18.4%
16.3%
6.9%
5.0%
1.5%
8.7%
13.6%
29.9%
18.3%
16.1%
6.6%
4.7%
1.5%
9.2%
14.7%
28.4%
18.5%
16.3%
7.0%
5.2%
1.5%
8.3%
(資料:2012年旅行・観光消費動向調査/観光庁)
※但し、旅行目的が「観光・レクリエーション」の対象を抽出
前記「(2)満足度」の設問に続いて「1 年以内にこの地域への来訪を検討します
か。」と聞いた設問への解答が上表である。
「大変そう思う」「そう思う」「やや思う」のいずれかと答えた方は、宿泊旅行で
54.8%、日帰り旅行で 61.6%となっている。いずれも半数を超える結果となっており、
満足度の高さが、再訪に結びついているものと推測される。
7
- 23 -
■
庄内の観光動向
1 庄内の観光客入込み状況
(単位:千人)
年度
観 光 者 数
前年比(%)
【参考】山形県
前年比(%)
H21
H22
H23
H24
H25
11,721.9
12,314.1
11,907.1
12,239.3
12,871.9
102.1
105.1
96.7
102.8
105.2
41,844.5
39,433.7
35,398.6
38,176.1
40,171.0
106.4
94.2
89.8
107.8
105.2
〈資料:山形県観光者数調査)
庄内の観光客入込み数は、ここ数年 1,200 万人前後で推移している。平成 23 年度
は東日本大震災の影響により落ち込んだが、その後は回復傾向にある。
(1)市町村別構成比
(単位:%)
年度
H21
H22
H23
H24
H25
鶴岡市
40.5
44.4
44.4
44.0
46.8
酒田市
26.8
24.7
24.9
24.5
21.3
庄内町
1.0
0.8
0.9
0.9
0.8
三川町
2.4
2.1
2.0
2.1
2.1
遊佐町
29.2
28.0
27.7
28.5
28.9
市町村別の構成比をみると、鶴岡市の占める割合が増加傾向にある。
(2)観光地別構成比
(単位:%)
年度
H21
H22
H23
H24
H25
山岳観光地
5.1
4.1
4.1
4.4
3.4
温泉観光地
25.0
22.2
23.5
22.5
20.9
スキー場
0.8
0.7
0.9
0.8
0.8
海水浴場
4.5
4.8
5.5
5.6
5.2
名所旧跡
15.7
13.8
13.1
13.1
12.2
観光道路等
1.6
1.4
1.3
1.4
1.1
道の駅
23.5
21.9
21.4
22.0
19.4
その他
24.0
31.1
30.4
30.2
37.0
観光地別の構成比をみると、温泉観光地、名所旧跡及び道の駅等、多くの観光客
が訪れる観光地の構成比が減少傾向にある一方、「その他」の観光地の占める割合
が大きくなっている。特産品販売施設等立ち寄り施設への入込が増加しているもの
と推測される。
8
- 24 -
2 庄内の外国人観光客受け入れ実績
(単位:人)
年※暦年
H21
H22
H23
H24
H25
外国人観光客数
10,585
11,531
4,911
7,198
9,098
前年比(%)
―
108.9
42.6
146.6
126.4
60,029
83,722
40,561
33,188
49,755
85.7
139.5
48.4
81.8
149.9
【参考】山形県
前年比(%)
≪国別内訳(庄内)≫
年※暦年
H21
H22
H23
H24
H25
台湾
8,157
7,842
3,117
3,624
3,646
韓国
199
513
657
778
752
香港
743
578
139
165
352
中国
132
484
313
577
1,062
アメリカ
530
896
184
395
617
オーストラリア
42
29
16
33
48
タイ
49
0
0
73
457
シンガポール
32
54
0
11
34
マレーシア
*
*
*
*
22
701
1,135
485
1,542
2,108
その他
(資料:外国人旅行者県内受入実績調査)
県も庄内も、東日本大震災後に減少した旅行者が回復傾向にあるが、震災前の水準
には達していない。
庄内の国別内訳をみると、東日本大震災後に減少した台湾からの旅行者は未だ回復
していないが、中国・東南アジアや「その他」の国からの旅行者が増えている。
9
- 25 -
■ 庄内のコンベンション動向
(1)コンベンション開催支援状況
(単位:件)
年度
H21
H22
H23
H24
H25
開催支援
31
21
15
18
10
名義後援
(不明)
1
8
8
10
(資料:庄内観光コンベンション協会調べ)
各年度の支援状況をみると、開催支援及び名義後援を合わせた件数は、ばらつ
きはあるものの毎年度 25 件前後で推移しているが、開催支援件数については減少
傾向にある。
(2)開催傾向
①全国規模の学会・協会大会は、例年3~4件で、参加人数は100人~500人
程度である。東北地区大会がほぼ同数。その他として、主にスポーツ大会の県・
東北・東日本と各規模でそれぞれ大会が開催されている。
②山形大学農学部、慶應大学先端研関連、東北公益文科大学が関係する学会(国際会
議も含める)が、例年1~2件程度開催されている。
③スポーツ大会などの全国大会は、持ち回り大会、企画発信型大会等がメインで、
例年10件程度開催されている。
※長引く経済の低迷の影響もあり、コンベンションの開催の全国的な傾向として、
首都圏・地方の交互開催あるいは地方持ち回りの開催というスタイルから、首
都圏のみで開催する傾向を強めており、地理的ハンディを負っている地方での
開催は更に厳しい状況になってきている。
10
- 26 -
Ⅱ
策定コンセプト及び重点プロジェクト
1
基本目標
庄内地域における観光及びコンベンション振興を推進するにあたり、本計画の基本
目標を次のとおり定める。
『「オール庄内」で観光振興・コンベンション誘致に取り組み、交流人口を
増やし、地域を元気にする』
2
策定コンセプト
本計画の策定にあたっては、計画推進の枠組みとして次の4つのコンセプトを掲げ、
それぞれのコンセプトごとに重点プロジェクトを設定し、計画期間中に重点的に取り
組む事業の方向性を示すものとする。
(1)戦略的な情報発信
・ Webサイトの活用等による戦略的な情報発信の展開
(2)庄内観光の魅力向上
・ 庄内地域の豊かな観光資源の磨き上げと、「おもてなし」環境の充実
(3)国際観光の拡大
・ 外国人観光客の誘客促進に向け、「庄内」の知名度向上を目的とした、情報
発信に重点を置いた取組みを推進
(4)コンベンション等誘致
・ 庄内ならではの魅力的な素材を前面に押し出したセールス活動と支援体制に
基づく誘致活動
11
- 27 -
3
重点プロジェクト
(1)戦略的な情報発信関連プロジェクト
Webサイトの活用やターゲットを絞ったプロモーション活動等により、庄内
への誘客のために戦略的な情報発信を展開する。
①Web サイトを中心とした情報発信
庄内地域への来訪を喚起する(需要喚起の)ため、情報発信の対象は、すで
に当地に来訪している方ではなく、旅行を検討している方に限定する。すなわ
ち、地元を案内するための一部を除き、原則観光パンフレットの制作は行わず、
観光客が旅行を検討する際に閲覧するWebサイトを中心とした情報発信に
重点を置くこととする。
また、スマートフォンが急速に普及している状況を踏まえ、発地での観光情
報の確認や旅行先での地図情報の取得等、旅行者のスマートフォンでの閲覧ニ
ーズに対応する手法についても検討していく。
②対象者を明確にしたマーケティング及びプロモーション活動の展開
情報発信の対象者の居住エリアにより、庄内地域への認知度が異なるため、
マイカー圏内及び首都圏の 2 つの圏域ごとに、異なるマーケティング活動及び
プロモーション活動を展開する。
ア マイカー圏内
(a)地域媒体による情報発信頻度の向上
Webによる情報発信とともに、イベントや旬の食材のピーク前に、山形
県及び近県の地元紙、自治体公報紙、地域雑誌及び地域専門誌等への投稿ま
たは記事掲載の促進を図り、庄内情報への接触頻度を上げることにより域内
旅行を喚起する。
(b)宿泊喚起のためのイベントの設定
域内のイベントの開催にあたっては、宿泊需要を喚起するための付随的な
イベント(例:前夜祭)を設定するよう主催者に対し働きかけを行う。
イ 首都圏
(a)集客効率を図るためのテーマを絞った誘客
首都圏へのプロモーション活動等にあたっては、集客効率を図るため、他
地域と比較し競争力があり、接触する媒体・コミュニティがあり、かつ観光
客を増やすマーケット規模があるテーマとして、次の 4 つのテーマを設定す
る(以下「重点テーマ」という)。
『巡礼』・・・ 出羽三山、宿坊、即身仏、庄内三十三観音 等
『トレッキング』・・・ 鳥海山、月山、六十里越街道、滝、湧水 等
12
- 28 -
『食』・・・ 食の都庄内、食文化創造都市、日本酒、農家レストラン 等
『写真(絶景)』・・・ 庄内平野、日本海の夕日、高山植物、雪景色 等
(b)旅行会社に対するアプローチ
重点テーマの顧客組織を保有している旅行会社を中心にプロモーション
活動を実施するとともに、当該旅行会社に提供するための、四季の上質な写
真を蓄積し、Webで公開することにより、旅行商品造成の促進を図る。
(c)一般観光客に対するアプローチ
・専門雑誌及び新聞掲載
重点テーマを扱う専門雑誌及び新聞へ広告記事を掲載する。
・専門コミュニティへのダイレクトメール
重点テーマの愛好者が集うコミュニティに対し、フェイスブックやツイッ
ターを活用した一斉情報発信を実施する。
・ホームページ及びリスティング広告
重点テーマに関連した誘因ワードを考案し、リスティング広告(特定のキ
ーワードで検索エンジンで検索した際に当該ワードを買取り、上位表示させ
るもの)により、特定の属性の利用者をWebに誘引させる。
・プレスリリース
基本的な告知方法として、費用を支払う形の純広告ではなく、極力プレ
スリリースをし、媒体側に記事として取り上げていただく形のマーケティ
ングを実施していく。
③数値分析による Web 運営
情報発信の主とするWebサイトの運営にあたっては、感覚による運用では
なく、常時、次の調査項目の数値を把握し、数値の分析・検証に基づく運用を
徹底する。
ア 総訪問者数・・・一定期間にサイトに来訪した人数
イ ページビュー・・・来訪した人のクリック数
ウ サイト滞在時間・・・来訪した人がサイトを閲覧した時間
エ 新規訪問者リピート者比率・・・2 回以上来訪してくれた人の割合
オ
カ
アクセスワードランキング・・・検索されたキーワードのランキング
離脱率ランキング・・・離脱が激しいページのランキング(改善ページ発見)
13
- 29 -
(2)観光の魅力向上関連プロジェクト
庄内を訪れる観光客の満足度を高め、リピーターを増進するため、庄内地域の
豊かな観光資源の磨き上げと、「おもてなし」環境の充実を図る。
①「食の都庄内」のブランドイメージなど庄内地域の強みを活かした魅力ある
観光メニューの提供
庄内を訪れる旅行者の満足度を高めるため、「食の都庄内」のブランドイメー
ジなど庄内地域の強みを活かし、新たな観光資源の掘り起こしとともに、既存の
観光資源を結びつけるなどして、旅行者のニーズに適合した魅力ある観光メニュ
ーを提供する。
②新たな観光コースの創出による域内周遊促進
各コンテンツで重要な拠点となる観光地等を結んだ「庄内のゴールデンルート」
の開発を行う。
特に集客力の大きい羽黒山及び加茂水族館を訪れる観光客を、他の観光地へ誘
導するための仕掛けを作り、域内周遊を促進する。
③県内他地域との交流並びに庄内及び他地域を周遊するプランの創出
東北一円を巡る旅行者等、広域周遊を目的とした旅行者を呼び込むため、県内
他地域の観光事業者等との交流を図りながら、テーマに沿って県内各地の観光資
源を巡る観光コース等、庄内地域に限定しない周遊プランを創出する。
④「日本海きらきら羽越観光圏推進協議会」との連携による広域観光の推進
秋田県にかほ市、山形県庄内地域5市町、戸沢村、新潟県村上市、関川村及び
粟島浦村の 3 県 10 市町村を圏域とする「日本海きらきら羽越観光圏推進協議会」
と連携し庄内の外へのネットワーク拡大を図るとともに、首都圏及び関西圏を主
なターゲットとした 2 泊 3 日以上の滞在型観光を推進する。
⑤観光客の受け入れ態勢整備
庄内を訪れる旅行者に対して、気持ちのよい「おもてなし」「御案内」ができ
る体制を庄内地域全体として整備する。
ア
おもてなし研修会の開催
観光ボランティアガイド、タクシードライバー、観光施設、温泉旅館やホ
テル等の宿泊施設関係者などを対象とした「おもてなし」実践のための研修
会(フォーラム)を開催する。
イ 庄内ガイドライバーの育成
庄内ガイドライバー協議会と連携し、おもてなしの心で観光ガイドができ
るタクシードライバー「庄内ガイドライバー」の認証と資質向上を図る。
14
- 30 -
ウ
ボランティアガイドの育成
庄内地域観光ボランティア協議会と連携し、ボランティアガイドの資質向
上と後継者の育成に向けた研修会を開催する。
エ 域内観光情報の共有
域内の観光情報を整理し、観光関係者による情報共有を図るとともに、全
ての観光関係者が、観光客に対して庄内各地の観光地をPRできるよう、各
地の観光地を巡る体験研修を実施する。
⑥一次交通の利便性向上促進、二次交通の充実
首都圏等から庄内地域への誘客にかかる重要な公共交通手段である、庄内空港
を利用する空路及び羽越本線を利用する鉄路の2つについて、関連団体と連携し
ながら、それぞれ増便及び高速化等による利便性向上を運行者に対して働きかけ
る。
また、駅や空港と観光地を結ぶ二次交通については、事業者への支援を図ると
ともに、観光客に対する周知方法を工夫する等して、利用者の増加を促進する。
⑦旅行者ニーズの把握
庄内を訪れた観光客に対するアンケート調査を定期的に実施し、より快適な庄
内観光を提供するために必要となっている課題を把握し、受入態勢の改善や新た
な観光ルート創出に活用する。
15
- 31 -
(3)国際観光の拡大関連プロジェクト
外国人観光客の誘客促進にあたっては、親日的であり山形県の貿易・観光にお
ける最大のパートナーである台湾、香港、13億人の人口を擁する巨大市場であ
る中国及び6億の人口を擁し、近年著しい成長を遂げているアセアン諸国をター
ゲットに定め、世界各地で視聴されている「おしん」を活用するなどして、「庄
内」の知名度向上を目的とした情報発信に重点を置いた取組みを進める。
①「庄内」の知名度向上に向けた情報発信
庄内を訪れる外国人観光客は、年間1万人にも満たない状況にあり、「庄内」
の知名度は低い。まずは、対象国の人々に庄内を「知ってもらう」取組みを進め
る必要がある。
ア
インターネットの活用
外国人旅行者が多く閲覧するWebサイトへ継続的に庄内の観光情報を掲
載するとともに、域内の観光施設及び宿泊施設等のホームページの外国語対
応を促進する。
この際、発信する言語については、英語を第一とするが、韓国語、繁体字、
簡体字、タイ語及びフランス語への対応についても、庄内における外国人観
光客受入実績を踏まえて推進していく。
イ 海外メディアに対するアプローチ
海外のテレビ・旅行雑誌等メディアに対しては、現地及び在日の関係事業
所訪問、セミナー参加並びにEメールでのニュース配信等、機会を捉えて直
接的な働き掛けを行い、庄内の観光情報を発信していく。
②広域観光振興団体と連携したプロモーション活動等の実施
団体旅行を取り扱う現地エージェントに対する働き掛けに際しては、県内各地
域のみならず、東北一円を含む広域周遊ルートの設定が必要であることから、東
北観光推進機構及び県国際観光推進協議会等広域観光振興団体と連携・協力を図
りながら、現地商談会や旅行博覧会及びエージェント招聘事業等に参画していく。
③外国人観光客のおもてなし体制の整備
外国人観光客へのおもてなし体制を整備するため、看板や案内板等への外国語
表記を促進するとともに、外国人観光客への応対を学ぶ観光関係者を対象とした
研修会を開催する。
④在庄外国人との連携
庄内地域に住んでいる外国人を対象とした、庄内の観光情報を学ぶ研修会の開
催等を通して、庄内を好きになってもらい、ボランティアガイドとしての協力や
ALT等のネットワークを活かした対外的な情報発信について働きかける。
16
- 32 -
(4)コンベンション等誘致関連プロジェクト
大規模なシンポジウム・学会に関しては、大都市圏で開催されているケースがほ
とんどであり、庄内地域としては中小規模のコンベンション誘致に特化したセール
スを行っていく必要がある。
誘致の実現に向けては、他地域との差別化を図るため、次のような庄内ならで
はの魅力的な素材を前面に押し出したセールス活動と支援体制が求められている。
・食文化(精進料理、在来作物、伝統料理)
・精神文化(修験道、武士道、公益学)
・街道、古道
・最先端技術(バイオ、ものづくり)
・高山植物、トレッキング、環境学習
本プロジェクトにおいては、他地域との差別化を図るため、次の4つにターゲ
ットを絞った誘致活動を行う。
≪宿坊を使用した社会人の研修誘致≫ ≪クルーズ船誘致≫
≪高齢者スポーツの誘致≫ ≪在庄学術機関関連学会の開催誘致≫
①宿坊を使用した社会人の研修誘致
現代はまさに情報化社会でありデジタル情報が氾濫している社会であるが、だ
からこそ、その対極ともいえる「修験道の精神」は、非日常体験としてのポテン
シャルが高いと考えられる。庄内地域の観光資源である宿坊を活用し、山伏修行
体験メニューをベースにした新入社員研修、中間管理職研修、経営者研修を提案
するとともに、若者や女性が多い職場をターゲットにしたプロモーションを行う
こととする。
研修誘致の実現により、県外企業や各種団体による宿坊利用者の増加が見込ま
れ、ひいては周辺地域への波及効果も期待できる。
②クルーズ船誘致
クルーズ船誘致が全国的に取り組まれる中、船社や旅行業者からも広域的かつ
独自性のあるプランが求められており、寄港地である酒田港へのニーズも同様で
あることから、庄内 2 市 3 町及び戸沢村と連携した形で、入出港のおもてなし・
イベント・オプショナルツアー等の企画実施や船社へのプロモーション活動に協
力していく。
今後も、受け入れ実績のある酒田市と連携して、より広域的な取組みを推進し
ていく。
17
- 33 -
③高齢者スポーツの誘致
今後高齢者人口が増加していくことや、閑散期・平日の集客が期待できることか
ら、高齢者をターゲットにスポーツ大会の誘致に取り組んでいく。
各種競技の中でも「ラージボール卓球」は、屋内で実施できる(天候に左右され
ない)ことや、これまであつみ温泉等で定期的に大会が開催されていることから、
初めに「ラージボール卓球大会」大会誘致の可能性を探ることに着手する。
卓球に関しては鶴岡・酒田卓球協会、その他のスポーツについては各地区体育協
会等から定期的に情報収集を行う。
④在庄学術機関関連学会の開催誘致
庄内地域に存在する学術機関である山形大学農学部、慶應大学先端生命科学研究
所及び東北公益文科大学に対し、定期的な情報交換を実施する。
⑤会議・大会情報の収集・発信等
会議コンベンションについては情報の収集とあわせて、Web内に宴会場対応施
設の紹介ページを設けるとともに、Web閲覧者が図面やレイアウトをプリントア
ウトできるよう、会場の画像・基本情報を掲載(更新)する。
また、会場となるホール・ホテル等は、収容人数・手配可能グッズ等についてW
ebへ情報提供するとともに、過去の顧客団体に対する営業活動・情報発信に努め
るものとする。
18
- 34 -
Ⅲ
振興プログラムの達成数値目標及び推進体制
1
達成数値目標
本計画の達成度合いを測るため、次の数値目標を設定する。
(1)観光客の入込数
庄内地域における平成31年度の観光客の入込数 15,000千人
【現状:12,872千人(平成25年度)】
※16%増(人口減少時代においてもDC実施年並みの観光者数維持を目指す)
(2)外国人観光客受け入れ数
庄内地域における平成31年の外国人観光客受け入れ数 30,000人
【現状:9,098人(平成25年)】
※230%増(現状の3倍以上を目指す)
(3)コンベンション開催支援件数
庄内地域における平成31年度のコンベンション開催支援件数 25件
【現状:10件(平成25年度)】
※150%増(現状の2.5倍を目指す)
2
事業推進体制について
庄内観光コンベンション協会の事業推進にあたっては、協会会員である市町村観光
協会・温泉旅館組合等の観光関連団体及び地域企業が連携協力して地域に根ざした広
範な事業を展開していくものとする。
3
進行管理について
本計画の推進にあたっては、効果的・効率的な事業推進のため、庄内観光コンベン
ション協会プロジェクトチーム会議において評価・検証を行い、その結果を翌年度の
事業計画に反映させることとする。
なお、達成数値目標に掲げた指標については、毎年度推移を把握し、総会において
報告を行うこととする。
19
- 35 -
第 3 次庄内観光コンベンション振興プログラム(案)の概要
「おもてなし山形県観光条例」
(H26.4施行)
基本的施策
_基本目標_ 「オール庄内」で観光振興・コンベンション誘致に取り組み、交流人口を増やし、
計画期間:5 カ年(平成 27 年 4 月~32 年 3 月)
地域を元気にする
コンセプト
■Webサイトの活用等による戦略的な情報発信の展開
戦略的な誘客施策の展
開
戦略的な情報発信
①Web サイトを中心とした情報発信
_達成数値目標_
②対象者を明確にしたマーケティング及びプロモーション活動の展開
③数値分析による Web 運営
1 観光客の入込数
15,000 千人
・
「本県の魅力の発信」
(条例第 11 条)
・
「観光に関する情報の収集」
(第 18 条)
魅力ある地域づくりの
推進
■庄内地域の豊かな観光資源の磨き上げと、「おもてなし」環境の充実
庄内観光の魅力向
上
・
「本県の魅力の認識等」
(第 10 条)
①「食の都庄内」のブランドイメージなど庄内地域の強みを活かした魅力ある観光
メニューの提供
②新たな観光コースの創出による域内周遊促進
③県内他地域との交流並びに庄内及び他地域を周遊するプランの創出
④「日本海きらきら羽越観光圏推進協議会」との連携による広域観光の推進
⑤観光客の受け入れ態勢整備
⑥一次交通の利便性向上促進、二次交通の充実
⑦旅行者ニーズの把握
・
「おもてなしの推進」
(第 12 条)
・
「地域づくり」
(第 13 条)
国際観光の拡大
外国人来訪促進や近
隣県との連携などに
よる交流人口の拡大
・
「外国人の来訪の促進」
(第 16 条)
・
「学会等の誘致等」
(第 17 条)
《現状値》
12,872 千人(H25 年度)
2 外国人観光客受
け入れ数
(平成31年)
30,000 人
《現状値》
9,098 人(H25 年)
3 コンベンション
開催支援件数
(平成31年度)
■外国人観光客の誘客促進に向け、
「庄内」の知名度向上を目的とした、
情報発信に重点を置いた取組みを推進
・
「近隣県等との連携」
(第 15 条)
(平成31年度)
コンベンション等
誘致
①「庄内」の知名度向上に向けた情報発信
②広域観光振興団体と連携したプロモーション活動等の実施
③外国人観光客のおもてなし体制の整備
④在庄外国人との連携
■庄内ならではの魅力的な素材を前面に押し出したセールス活動と支
援体制に基づく誘致活動
①宿坊を使用した社会人の研修誘致
②クルーズ船誘致
③高齢者スポーツの誘致
④在庄学術機関関連学会の開催誘致
⑤会議・大会情報の収集・発信等
- 36 -
25 件
《現状値》
10 件(H25 年度)
_事業推進体制_
協会会員が連携協力し、
地域に根ざした広範な事
業を展開
_計画の進行管理_
プロジェクトチーム会議
における評価・検証
翌年度の事業計画に反映
第4号議案
平成27年度会員会費及び負担金(案)について
平成27年度庄内観光コンベンション協会会員の会費及び負担金を次のとおり
とする。
1 第 1 種会員の会費は、平成26年度と同額とする。
2 第 2 種会員の負担金は、下記のとおりとする。
記
平成27年度庄内観光コンベンション協会第 2 種会員負担金
名
称
負 担
金 額
山
形
県
900,000
鶴
岡
市
7,089,000
酒
田
市
5,446,000
三
川
町
244,000
庄
内
町
732,000
遊
佐
町
562,000
戸
沢
村
170,000
合
計
15,143,000
- 37 -
第5号議案
平成27年度事業計画及び収支予算について(案)
Ⅰ 平成 27 年度庄内観光コンベンション協会事業計画(案)
【基 本 方 針】
第3次庄内観光コンベンション振興プログラム(平成 27 年度から 31 年度)の初
年度にあたることから、「効果的な情報発信」、「庄内観光の魅力向上」、「国際観光の
拡大」、
「コンベンション等誘致」の4つを柱として、会員が一体となり事業を進める。
また、6月13日(土)から9月12日(土)までに実施される「山形日和。」観
光キャンペーン(ポストDC)と連携し、昨年度の山形DCを一過性のものとしない
ため、DCで得られたノウハウやネットワークを活かした取組みを進める。
情報発信戦略として、
「巡礼」
「トレッキング」
「食」
「絶景」の重点テーマ毎のペー
ジの課題等を検証・改善し公開するなど、Webサイトを中心とした情報発信を行
う。また、マイカー圏内・首都圏などのエリア別にターゲットやテーマを絞った情
報発信、旅行エージェントに対するプロモーションを推進する。
観光地魅力向上・受入態勢整備については、
「山形日和。」観光キャンペーンを最大
限に活用し、地域の資源の発掘・磨き上げによる観光サービスの提供に努め、多様な
テーマで域内周遊企画を展開するとともに、二次交通の充実や観光ガイドの育成など
を通して、観光客の満足度を高め、リピーター化を確実に進める。
インバウンド(訪日外国人旅行者)誘致については、「庄内」の知名度を高める情
報発信に取り組むとともに、東北観光推進機構、山形県国際観光推進協議会等と連携
したプロモーション活動を実施する。
コンベンション等誘致については、コンベンション等の開催支援、施設情報等につ
いての情報発信を強化するとともに、庄内地域の特性を踏まえて設定したターゲッ
ト毎に官民一体となった効果的な誘致活動を推進する。
- 38 -
【事 業 概 要】
(1)情報発信戦略
① Web等による情報発信
(ア)ポストDCガイドブックの企画・編集(予算は山形DC推進協議会対応)
ポストDCガイドブック(A4版、64 ページ、30 万部)の全県特集ペ
ージ及びエリアページの原稿作成及び配布を市町と連携して行う
(イ)「やまがた庄内観光サイト」の検証による改善とリスティング広告
・ ポストDC特集ページの作成
ポストDC期間に実施されるイベント、
「体験」メニューを紹介する
ページを作成し、公開する。
・「重点テーマ」Webページの充実
「巡礼」
「トレッキング」
「食」
「絶景」
「美人」の重点テーマ毎のペー
ジについて課題等を検証し改善を図り、公開する。
・リスティング広告・ログ解析
首都圏を中心に実施しているリスティング広告がアクセス数増につ
ながっていることから、ログ解析を踏まえたリスティング広告を展
開する。
(ウ)専門誌等を活用した情報発信
巡礼、トレッキング、食、絶景などの専門誌による情報発信を行う。
各々の専門誌の特徴・ニーズを把握し、情報を適切なタイミングで提供
する。
(エ)雑誌等のマスメディアを活用した県内・近県向けの情報発信
近県・内陸のタウン誌等に観光・イベント情報を定期的に発信する。
② 誘客プロモーション活動
(ア)首都圏・中京圏・関西圏旅行エージェントプロモーション
これまでのプロモーション活動を通して培ってきた関係を活かして、旅
行商品化に向けた情報を提供するため、エージェント毎にプロモーシ
ョンの内容等を整理した上で、継続して実施していく。
(イ)食の都庄内 観光フォーラム2015 in Tokyoの開催(新規)
庄内の秋冬の観光素材をPRするため、首都圏の旅行エージェントとメ
ディアを対象とし、庄内地域の食と観光の魅力をアピールするフォー
ラムを開催する。
6月9日(火) ホテルグランドパレス(東京都千代田区)
(ウ)首都圏でのPR(新規)
6月10日(水)さいたまスーパーアリーナで開催される「さいしん観光
物産市」において、庄内の観光素材をPRする。
(エ)近県・県内の旅行エージェント及びメディア等プロモーション
近県・県内の旅行エージェント及びメディア等に対しても、プロモーシ
ョン活動を実施する。
- 39 -
(オ)旅行エージェントへの旅行商品造成支援
旅行商品造成の後押しのため、特に新企画に対する支援を準備してプロ
モーションの際に活用を働きかける。
(2)魅力向上・受入態勢整備
① 観光地魅力向上事業
(ア)巡礼キャンペーン 国宝「羽黒山五重塔」ライトアップによる夜間参拝
6月13日・14日、7月18日~10月12日の土・日・祝日、8月
10日~14日の毎日(旅行商品が催行される場合はのこ限りではない)
に実施する。
協力金をいただいた参拝者には、出羽三山のお守りとポストカードを進
呈する。
(イ)美食感動キャンペーン まっすぐ農園ハイヤー(新規)
庄内の旬の食の収穫体験・食材ショッピングを旅行者に楽しんでいただ
くため、往復のハイヤーと収穫体験をセットしたハイヤープランを造成
する。
(ウ)「駅の弁当・庄内弁」の製作(新規)
観光客に「食の都庄内」をPRするため、庄内各地の食材を盛り込み、
物語性を持たせ、オリジナリティが高い弁当「庄内弁」を製作する。
JR各駅の売店、観光施設、地域イベントでの販売を予定している。
(エ) 絶景写真・スケッチキャンペーン
・フォトコンテスト
フォトコンテストを継続して実施し、
「やまがた庄内観光サイト」にお
ける写真情報の充実を図る。
・庄内絶景写真展示
酒田駅、鶴岡駅、庄内空港等において、
「庄内百景」管理の庄内絶景写
真を展示して来訪者にアピールするとともに、県内の主なるギャラリ
ーや管内の宿泊施設等で巡回展示を行う。
(オ)ポストDC市町オープニングイベント支援
ポストDCのオープニングに合わせ、各市町が実施するイベントを支援
する。
② 新たな観光コースの創出
(ア)出羽庄内巡礼の旅キャンペーン(新規)
ポストDC限定御朱印帳を作成し、庄内の寺社や三十三観音巡りをPRす
ることにより、庄内への誘客と地域内周遊を促進する。
(イ)徳川家康公没後400年東照社 特別拝観と庄内周遊(新規)
羽黒山東照社の「御神像特別参拝」に合わせ、酒井家(致道博物館)、本
間家(本間家旧本邸)を巡る「神紋・家紋スタンプラリー」を実施する。
(ウ)庄内周遊スタンプラリー(新規)
庄内地域各市町村のお勧めスポット19カ所をスタンプラリー形式で巡
- 40 -
り(抽選でプレゼントを進呈)、庄内での周遊を促す。
③ 他地域との連携による広域観光の促進
(ア)秋田県との連携による誘客キャンペーンの実施【県事業として実施】
環鳥海地域観光プロモーションを通じて秋田県由利地域との交流を促進する。
(イ)置賜地域との観光連携
庄内・置賜を周遊するモデルコースに関してプロジェクトチームで検討
し、旅行エージェント等に提案する。
(ウ)日本海きらきら羽越観光圏推進協議会との連携
秋田県にかほ市、山形県庄内地域と戸沢村、新潟県村上地域の 10 市町
村を圏域とする「日本海きらきら羽越観光圏推進協議会」と連携し、首
都圏・関西圏を主なターゲットに 2 泊 3 日以上の滞在型観光を推進する。
④ 受入態勢整備・二次交通充実対策
(ア)「庄内おばこ号」の運行支援
本地域唯一の定期観光バスの効率的運行を図るため、運行日、コース、
料金の見直しを行ったうえで運行を支援する。
(イ)庄内ひな街道企画
庄内ひな街道に関する各施設の新規イベント等を支援する。
(ウ)庄内広域周遊マップ作成
庄内に来ていただいたお客様に広く周遊していただくことを目的に、観光
案内の際に使用する庄内広域のマップを作成し、市町村をまたいだ観光施
設間のルートや、利用できる二次交通を紹介する。
マップはホームページ上で見ることができる仕様にし、発地での利用にも
配慮する。
(エ)SL・イベント列車等でのおもてなし
ポストDC期間中のSL・イベント列車等において、振舞いや賑やかし
等によるおもてなしを行う。
(オ)庄内空港電照広告
庄内空港待合ロビーに四季に応じた電照広告を掲出する。
(カ)庄内ガイドライバー研修会の開催
今後の庄内ガイドライバーのあり方を検討するとともに、検討結果に基
づいた研修会を開催する。
(キ)観光ガイド養成
酒田市飛島において「島内ウォーキング」などの旅行商品が造成されて
いるが、飛島の案内をできる観光ガイドが不足・高齢化していることか
ら、飛島観光ガイド養成研修会を開催する。(飛島現地研修1泊2日)
(3)インバウンドの誘致推進
① メディアを活用した情報発信
国内向け誘客戦略と同様、インターネットを活用した情報発信に取り組み、
- 41 -
「庄内」の知名度向上を図る。
・海外メディア向けニュース配信
・外国人旅行者が良く見るサイトへの情報掲載
・海外メディア訪問
② プロモーション活動
(ア)外国旅行エージェント等へのプロモーション
東北観光推進機構、山形県国際観光推進協議会等と連携しながら、台湾・
中国・アセアン諸国(マレーシア、シンガポール、タイ)を中心に、現
地観光博・商談会や現地旅行エージェント招聘事業に参加する。
(イ)「日台観光サミット」等におけるエクスカーション対応
「日台観光サミット」
(5月開催予定)などの庄内地域におけるエクスカー
ションに協力する。
③ 受入態勢の整備
庄内地域全体のインバウンド推進機運を高めるための研修会を開催する。
(4)コンベンション等の誘致
① コンベンション等の誘致活動
国際ミーティング・エキスポ(IME2015)、東北地区コンベンション推
進協議会合同誘致セミナー(いずれも東京都で開催)に出展し、学会・会議等
誘致活動を行う。また、管内の大学、団体等から情報収集を行い、誘致に結び
付ける。
② コンベンション等の開催支援
平成27年度に開催される国際会議等について、歓迎フラッグやコンベンショ
ンバッグ提供等の開催支援を行う。
③ 情報発信の強化
コンベンション開催支援、施設情報等についてWeb等における情報発信を充
実する。
④ 宿坊を活用した企業研修誘致・酒田港へのクルーズ船誘致関係
庄内の特性を踏まえターゲットとして設定した「宿坊を活用した企業研修誘
致」「酒田港へのクルーズ船誘致」を行う。
(5)その他
① 第3次庄内観光コンベンション振興プログラムの進行管理について
当該プログラムの初年度に当たることから、今後の取組みの方向性、計画の
進行管理を徹底し、PDCAを行いながら計画を確実に進めていく。
② プロジェクトチーム会議の開催について
プロジェクトチーム会議を開催し、会員一体となった事業展開に向けた調整を
行う。
- 42 -
Ⅱ 平成27年度庄内観光コンベンション協会収支予算 (案)
(収入の部)
(単位:円)
今年度
前年度
比較増減
予算額(A)
予算額(B)
(A)-(B)
項 目
摘 要
会費
負担金
交付金等
6,200,000
6,230,000
-30,000
15,143,000
15,143,000
0
1,500,000
3,550,000
-2,050,000
第1種会員:現在数154会員
第2種会員
山形DC推進協議会助成金
500,000
やまがた観光キャンペーン推進協議会 1,000,000
事業実施負担金
6,478,000
6,478,000
0
五重塔ライトアップ
協力金等
3,250,000
2,860,000
390,000
山形県
参拝者協力金 2,450,000
地元協力金 800,000
預金利子等
雑収入
1,236
853
383
繰越金
6,047,764
3,637,147
2,410,617
38,620,000
37,899,000
721,000
計
(支出の部)
(単位:円)
今
項 目
情報発信戦略
年
度
予 算 額 (A)
8,500,000
前
年
度
予 算 額 (B)
比較増減
9,300,000
-800,000
魅力向上
受入態勢整備
13,680,000
14,525,000
-845,000
コンベンション等誘致
要
① Webによる情報発信
5,000 千円
② マーケティング・プロモーション活動
3,500 千円
① 観光地魅力向上事業
5,500 千円
② 新たな観光コースの創出
2,270 千円
③ 受入態勢・2次交通充実対策
5,910 千円
① 情報発信
インバウンド
誘致推進
摘
(A)-(B)
2,000,000
3,000,000
1,709,000
291,000
2,000,000
② プロモーション活動
200 千円
① コンベンション等の誘致活動
600 千円
② コンベンション等の開催支援
1,000 千円
③ 情報収集力・発信力の強化
④ クルーズ船・宿坊研修関係誘致
職員人件費
(職員人件費含む)
11,440,000
計
38,620,000
10,365,000
1,075,000
37,899,000
721,000
- 43 -
1,000 千円
③ 受入態勢の整備
1,000,000
運営費等
800 千円
400 千円
1,000 千円
10,327 千円
事務所借上料
220 千円
会議費
200 千円
一般経費
693 千円
庄内観光コンベンション協会
第1章 総
規約
則
(名称)
第1条 この会は、庄内観光コンベンション協会(以下「協会」
)という。
(事務所)
第2条 協会は、事務所を三川町大字横山字袖東19-1に置く。
(目的)
第3条 協会は、庄内地域での観光及びコンベンションの振興を図ることにより、交流人口の増
加、地域の活性化及び国際相互理解の増進に資することを目的とする。
(事業)
第4条 協会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1) 庄内地域の総合的PR及び情報の発信
(2) 観光宣伝の実施及び受入対策の樹立と推進
(3) コンベンションの企画、誘致、開催支援及び広報
(4) 基礎資料の収集、調査及び条件整備
(5) その他目的を達成するために必要な事業
第2章
会
員
(会員)
第5条 協会は、第3条の目的に賛同する次の会員をもって組織する。
(1)
第1種会員
個人又は法人並びに団体であって会費(1口1万円で2口以上)を納入
する者
(2) 第2種会員 山形県及び関係市町村であって負担金を納入する者
(入会)
第6条 会員になろうとする者は、入会申込書を会長に提出し、承認を受けなければならない。
(会費)
第7条 会員は、会費又は負担金を納めなければならない。
2 会費又は負担金の額は、総会で定める。
3 既納の会費はいかなる事由があっても返還しない。
(退会)
第8条 会員は、退会しようとするときは、退会届を会長に提出しなければならない。
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第3章 役員及び職員
(役員)
第9条 協会に次の役員を置く。
(1) 会
長 1名
(2) 副 会 長 4名
(3) 専務理事 1名
(4) 常務理事 1名
(5) 理
事(会長、副会長、専務理事及び常務理事を含む。)
10名以上15名以内
(6) 監
事 2名
(役員の選任等)
第10条 理事及び監事は、総会で選任し、会長、副会長、専務理事及び常務理事は理事の互選
により定める。
2 理事及び監事は、相互に兼ねることはできない。
(役員の職務)
第11条 会長は、協会を代表し、協会の業務を総理する。
2 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるとき、又は欠けたときは、その職務を代行
する。
3 専務理事は、会長及び副会長を補佐し、業務を総括するとともに、会長及び副会長に
事故あるとき、又は欠けたときは、その職務を処理する。
4 常務理事は、経常的な業務を処理する。
5 理事は、理事会を組織し、協会の業務を執行する。
6 監事は、協会の会計及び業務を監査し、総会において報告する。
(役員の任期)
第12条 役員の任期は3年とし、再任を妨げない。
2 補欠役員の任期は前任者の残任期間とする。
3 役員が任期途中で退任した場合、又は任期が満了した場合においても後任者が就任す
るまでは、その職務を行う。
(事務局)
第13条 協会の事務を処理するため、事務局を設ける。
2 事務局の職員は会長が任免する。
3 事務局の組織及び運営に関し必要な事項は、理事会の議決を経て会長が別に定める。
(顧問及び参与)
第14条 協会は顧問及び参与を置くことができる。
2 顧問及び参与は会長が委嘱する。
- 45 -
第4章 会
議
(総会の構成)
第15条 総会は会員をもって組織する。
(総会の招集)
第16条 通常総会は、毎年1回事業年度終了後3月以内に会長が召集する。
2 臨時総会は、理事会が必要と認めるときに、会長が召集する。
(総会の議長)
第17条 総会の議長は、会長がこれにあたる。
(総会の議決事項)
第18条 総会は、次に掲げる事項を議決する。
(1) 規約の制定又は改廃
(2) 理事及び監事の選任
(3) 事業計画及び収支予算に関する事項
(4) 事業報告及び収支決算の承認に関する事項
(5) 会費及び負担金に関する事項
(6) その他協会の業務に関する重要事項で理事会において必要と認める事項
(総会の定足数)
第19条 総会は、会員現在数の2分の1以上の出席がなければ開会することができない。
(総会の表決)
第20条 総会の議決はこの規約に特別の定めがある場合を除き、出席会員の過半数をもって決
し、可否同数のときは、議長がこれを決する。
(総会の書面表決等)
第21条 やむを得ない事由のため総会に出席できない会員は、あらかじめ通知された事項につ
いて、書面をもって、又は他の会員に委任して表決することができる。
2 前2条の規定の適用については、前項の規定により書面をもって表決し、又は表決を
委任した会員は、当該総会に出席したものとみなす。
(理事会の招集)
第22条 理事会は、会長が招集する。
(理事会の議決事項)
第23条 理事会は、この規約に定めるもののほか、次に掲げる事項を議決する。
(1) 総会に附議する事項及び総会から附託された事項
(2) 総会の権限に属する緊急事項
(3) 規程の制定改廃
(4) その他必要な事項
2 前項第2号の規定に基づいて決定した事項は、次期総会において承認を求めなければ
ならない。
- 46 -
(理事会の議長)
第24条 理事会の議長は、会長があたる。
(理事会の定足数)
第25条 理事会は、理事現在数の過半数の出席がなければ開会することができない。
(準用)
第26条 第20条の規定は、理事会について準用する。この場合において、規定中「総会」と
あるのは「理事会」と、
「会員」とあるのは「理事」と読み替えるものとする。
(議事録)
第27条 総会及び理事会においては、議事録を作成し、議長及び出席者の代表2名以上が署名
押印の上、保存しなければならない。
(委員会等)
第28条 協会に、第4条に定める事業を遂行するため、理事会の議決を経て委員会等を置くこ
とができる。
2 委員会等に関する規程は、理事会の議決を経て会長が別に定める。
第5章 会
計
(会費等)
第29条 協会の会計は、会費・負担金・補助金及びその他の収入をもってあてる。
(事業計画及び収支予算)
第30条 協会の事業計画及び収支予算は、会長が作成し、理事会の議決を経て毎年度の通常総
会において議決する。
2 前項にかかわらず、通常総会までの間に当該年度において必要な予算は、会長の専決
により執行することができる。
3 前項の規定による収入及び支出は、新たに成立した収支予算による収入及び支出とみ
なす。
(事業報告及び収支決算)
第31条 協会の事業報告及び収支決算は、会長が作成し、監事の監査を経て理事会及び総会の
承認を得なければならない。
(事業年度)
第32条 協会の事業年度は、毎年4月1日に始まり、翌年の3月31日に終わる。
第6章 規 約 の 変 更
(規約の変更)
第33条 この規約は、総会において、出席会員数の4分の3以上の議決を経なければ変更する
ことはできない。
- 47 -
第7章 補
則
(委任)
第34条 この規約の施行に関し必要な事項は、理事会の議決を経て、会長が別に定める。
附則
1 この規約は、平成12年4月1日から施行する。
2 協会の設立当初の事業計画及び収支予算は、第18条及び第30条第1項の規定にかかわ
らず、設立総会の定めるところによる。
3 この規約は、平成13年5月22日から施行する。
4 この規約は、平成14年5月17日から施行する。
- 48 -
【 平成 27 年度
庄内観光コンベンション協会
会員名称
種別
1 株式会社 アークベル庄内支社
第1種
2 あさひむら観光協会
第1種
3 あつみ観光協会
第1種
4 いこいの村庄内
第1種
5 游水亭いさごや
第1種
6 株式会社 和泉工務店
第1種
7 株式会社 板垣鉄工所
第1種
8 株式会社 一久旅館
第1種
9 株式会社 伊藤建築設計事務所
第1種
会員名簿 】
備考
10 imagine
第 1 種 平成 26 年度新規入会
11 山形県市町村職員共済組合保養所 うしお荘
第1種
12 株式会社 エフエム山形
第1種
13 M&N CO株式会社
第1種
14 株式会社 エル・サン
第1種
15 株式会社 河北新報社 山形営業所
第1種
16 有限会社 香梅咲
第1種
17 株式会社 亀や
第1種
18 かんぽの宿 酒田
第1種
19 休暇村 羽黒
第1種
20 玉川寺
第1種
21 株式会社 きらやか銀行 鶴岡中央支店
第1種
22 株式会社 近畿日本ツーリスト東北
第1種
23 櫛引観光協会
第1種
24 株式会社 九兵衛旅館
第1種
25 クリーンサービス株式会社
第1種
26 株式会社 小松写真印刷
第1種
27 株式会社 コミュニティ新聞社
第1種
28 酒田菓子商工業組合
第1種
- 49 -
29 一般社団法人 酒田観光物産協会
第1種
30 酒田共同火力発電株式会社
第1種
31 酒田合同自動車株式会社
第1種
32 酒田市袖浦農業協同組合
第1種
33 酒田市ホテル振興協議会
第1種
34 酒田商工会議所
第1種
35 酒田市旅館業組合
第1種
36 酒田鮨商組合
第1種
37 酒田第一タクシー株式会社
第1種
38 酒田ふれあい商工会
第1種
39 酒田湊観光企画有限会社
第1種
40 株式会社 さくらんぼテレビジョン 庄内支社
第1種
41 株式会社 佐藤工務
第1種
42 株式会社 JTB東北 庄内支店
第1種
43 シー・キャド株式会社
第 1 種 平成 27 年度新規入会
44 株式会社 庄交コーポレーション
第1種
45 庄交ハイヤー株式会社
第1種
46 庄内映画村株式会社
第1種
47 庄内園芸緑化株式会社
第1種
48 庄内開発協議会
第1種
49 株式会社 荘内銀行
第1種
50 株式会社 荘内銀行 酒田中央支店
第1種
51 庄内空港ビル株式会社
第1種
52 庄内交通株式会社
第1種
53 庄内ゴルフ株式会社
第1種
54 庄内市町村議会議長会
第1種
55 荘内証券株式会社
第1種
56 荘内振興株式会社
第1種
57 宗教法人荘内神社
第1種
58 庄内そば麦切り研鑽会
第1種
59 庄内たがわ農業協同組合
第1種
- 50 -
60 公益財団法人 庄内地域産業振興センター
第1種
61 庄内DECクラブ
第1種
62 株式会社 荘内日報社
第1種
63 庄内札所会
第1種
64 庄内町観光協会
第1種
65 庄内町商工会
第1種
66 荘内三菱電機商品販売株式会社
第1種
67 庄内みどり農業協同組合
第1種
68 株式会社 白糸の滝
第1種
69 株式会社 菅原工務所
第1種
70 株式会社 菅原鮮魚
第1種
71 全国農業協同組合連合会 山形県本部
第1種
72 仙台コカ・コーラボトリング 株式会社 鶴岡営業所 第 1 種
73 全日本空輸株式会社 庄内支店
第1種
74 善宝寺
第1種
75 大和交通株式会社
第1種
76 あつみ温泉高見屋別邸 久遠
第1種
77 竹屋ホテル
第1種
78 株式会社 たちばなや
第1種
79 株式会社 龍乃湯
第1種
80 公益財団法人 致道博物館
第1種
81 山形県調理師調桜会
第1種
82 鳥海山大物忌神社
第1種
83 鳥海やわた観光株式会社
第1種
84 株式会社 月見
第1種
85 鶴岡菓子協同組合
第1種
86 鶴岡ガス株式会社
第1種
87 鶴岡銀座商店街振興組合
第1種
88 鶴岡建設株式会社
第1種
89 鶴岡市観光連盟
第1種
90 鶴岡市農業協同組合
第1種
- 51 -
91 鶴岡商工会議所
第1種
92 鶴岡信用金庫
第1種
93 鶴岡鮨商組合
第1種
94 株式会社 鶴岡ダイハツ
第1種
95 有限会社 鶴岡タイムス社
第1種
96 鶴岡電気工事協同組合
第1種
97 鶴岡旅館組合
第1種
98 鶴岡ワシントンホテル株式会社
第1種
99 株式会社 テレビユー山形
第1種
100 出羽三山神社
第1種
101 出羽商工会
第1種
102 株式会社 出羽庄内地域デザイン
第1種
103 出羽ハイヤー株式会社
第1種
104 東北銘醸株式会社
第1種
105 十和建設株式会社
第1種
106 株式会社 トガシス
第1種
107 公益財団法人 土門拳記念館
第1種
108 株式会社 鍋元商店
第1種
109 株式会社 日本旅行東北 庄内支店
第1種
110 株式会社 ハイスタッフ 庄内支社
第1種
111 株式会社 ハイヤーセンター
第1種
112 羽黒町観光協会
第1種
113 株式会社 萬国屋
第1種
114
115
東日本高速道路株式会社 東北支社 鶴岡管理
事務所
東日本電信電話株式会社 山形支店 庄内営業
所
第1種
第1種
116 東日本旅客鉄道株式会社 新潟支社
第1種
117 ヒサオ看板
第1種
118 株式会社 平尾工務店
第1種
119 株式会社 平田牧場
第1種
120 株式会社 平牧工房
第1種
- 52 -
121 海辺の宿 福住
第1種
122 ふじしま観光協会
第1種
123 冨士酒造株式会社
第1種
124 藤庄印刷株式会社
第1種
125 ふじの里振興株式会社
第1種
126 株式会社 ボヌール ル・ポットフー事業部
第1種
127 株式会社 本長
第1種
128 公益財団法人 本間美術館
第1種
129 前田製管株式会社
第1種
130 松山観光バス株式会社
第1種
131 株式会社 丸甚商事 白糸の滝ドライブイン
第1種
132 株式会社 丸髙
第1種
133 ホテル満光園
第1種
134 株式会社 みかわ振興公社
第1種
135 三川町観光協会
第1種
136 港タクシー株式会社
第1種
137 愉海亭みやじま
第1種
138 有限会社 村尾旅館 華夕美日本海
第1種
139 最上峡芭蕉ライン観光株式会社
第1種
140 ホテル八乙女
第1種
141 有限会社 山形観光サービス
第1種
142 株式会社 山形銀行 酒田支店
第1種
143 株式会社 山形銀行 鶴岡支店
第1種
144 山形県土地改良事業団体連合会 庄内支所
第1種
145 山形県農村工業農業協同組合連合会
第1種
146 株式会社 山形新聞社 庄内総支社
第1種
147 株式会社 山形テレビ 庄内支社
第1種
148 山形放送株式会社 鶴岡支社
第1種
149 株式会社 山口工務店
第1種
150 特定非営利活動法人 遊佐鳥海観光協会
第1種
151 遊佐町商工会
第1種
- 53 -
152 遊佐町総合交流促進施設株式会社
第1種
153 湯田川温泉観光協会
第1種
154 湯野浜温泉観光協会
第1種
155 鶴岡市
第2種
156 酒田市
第2種
157 三川町
第2種
158 庄内町
第2種
159 遊佐町
第2種
160 戸沢村
第2種
161 山形県
第2種
- 54 -