猪阪善隆教授 - 大阪大学大学院医学系研究科・医学部

猪阪善隆教授(腎臓内科学)が着任しました(10月1日付け)
■氏名
猪阪 善隆
(いさか
よしたか)
■所属
医学専攻内科学講座(腎臓内科学)
■ 略歴(主なものを抜粋)
昭和63年 3月 大阪大学医学部医学科卒業
昭和63年 5月 大阪大学医学部附属病院において臨床補助の研修に従事
昭和63年 7月 医員(研修医)
(大阪大学医学部附属病院)
平成 1年 7月 国立大阪病院内科臨床研修医(~H2.3.31)
平成 1年 7月 大阪大学医学部研究生(内科学第一教室)(~H2.3.31)
平成 6年 2月 米国ユタ大学医学部腎臓・高血圧教室リサーチフェロー
平成 6年 3月 医学博士(大阪大学)
平成 7年 1月 大阪大学医学部研究生(内科学第一教室)(~H9.9.30)
平成 9年10月 医員(大阪大学医学部附属病院)(内科学第一教室)
平成16年 4月 大阪大学医学部附属病院医員(医師)(血液浄化部)
平成16年10月 大阪大学助手大学院医学系研究科(病態情報内科学)
平成17年 2月 大阪大学寄附講座助教授大学院医学系研究科(先端移植基盤医療学)
平成19年 4月 大阪大学寄附講座准教授大学院医学系研究科(先端移植基盤医療学)
平成21年10月 大阪大学准教授大学院医学系研究科(老年・腎臓内科学)
平成27年10月 大阪大学教授大学院医学系研究科
■これまでの業績の紹介
基礎研究としては、腎障害進展機序を解明するとともに、その進展機序に基づいた治療法の開発を目
指してきました。腎臓の線維化に対する TGF-をターゲットとした治療法の開発や、尿細管障害におけ
るオートファジーの関与などについて研究を行ってきました。臨床研究としては、IgA 腎症やネフロー
ゼ症候群、CKD-MBD など重要臨床研究課題に対するエビデンスの創出を目指して研究を行ってきまし
た。
■抱負など
現在、30 万人を超える透析患者の減少や急性腎障害の制圧を目指して、臨床的なエビデンスを発信す
るとともに、腎臓の線維化や尿細管障害を抑制する新規治療法を大阪から世界に向けて届けたいと思っ
ています。また、若手医師に腎臓内科に興味を持ってもらえる教育を行い、良質な腎臓内科医を育成す
るとともに、次世代の腎臓内科学をリードする研究者の育成に努めます。