BV シリーズ Ver 8.5 → Ver 9 機能強化点 ファイル入出力強化(全般) 1):ファイル入出力強化 (全般) ■ファイル読込インジケータの追加 ●ファイル入出力時に、作業進行状況が表示されるようになりました。 大容量データを読込んだ場合等、 途中で中止することも可能です。 ■BVFinderでBVR(朱書き)ファイルの選択に対応 ●BV FinderからBVR(朱書き)ファイルを選択できるようになりました。 ■電子納品ファイル名設定なびの強化 ●電子納品ファイル名設定なび使用時の複数ラスター出力に対応しました。 自動でラスタに連番を割り当てることが可能です。 TIFのファイル名の最後に自動で 連番を割り当てます。 1 外部ファイル入力強化(DWG/DXF) 2):外部ファイル入力強化 (DWG/DXF) ■ モデル内の複数範囲の連続指定読込 ●モデル空間に複数の図面があるDWGデータを、連続指定して見込むことが可能です。 読込み結果 ■ モデル内の読込範囲の回転読込 ●モデル内の読込み範囲に回転をかけて指定できるようになりました。 読込み結果 ■ DWGの表示順を維持しての読み込みに対応 ●AutoCAD上での表示順序を再現し、見た目の正確性が向上しました。 ■モデル倍率の尺度(分数)での入力に対応 ●図面での縮尺と同じ分数での入力に対応しました 2 外部ファイル出力強化(DWG/DXF) 3):外部ファイル出力強化 (DWG/DXF) ■シートをビューポートに変換してのDWG/DXF出力に対応 ● DWG出力時に、シート(縮尺)ごとにモデル空間に実寸値通りに図形配置し、 同時にレイアウト空間にビューポートを自動設定しながらレイアウト(配置)させることに 対応しました。 (※設定変更する事で、Ver8.5同様にモデル空間のみに出力させることも可能) 元図面 シート1(1/100) シート2(1/500) シート3(1/1) Viewport 2 Viewport 3 Viewport 1 AutoCADでの表示 3 編集機能の強化 4):編集機能の強化 ■クイック選択 ●選択条件を詳細に設定する事で、条件に合致した要素を一括で選択・除外が簡単に できるようになりました。 要素選択を行う各編集コマンドから本機能を起動できます。 スポイト機能で図面の要素 から条件を抽出できます ■[文字] 文字複写(移動)の平行移動 ●文字複写を行う際、移動方向を水平・垂直に固定できます。 4 編集機能の強化 ■[文字] 文字高一括変更 ●指定サイズのフリー高さ文字を、新しい文字高さに変換できるようになりました。 変換後の文字高さがフリーの場合、その高さも指定できます。 また、「高さ維持」がONの場合は、見た目をそのままフリー文字に変換します。 変換実行 ■[線変更] 線一括変更 ●一括変更の条件を複合で指定できるようになりました。 線色・線種・線幅を組み合わせた複数の条件を設定し、一括で変更できます。 設定した条件は、上から順に実行されます。 例:上記のように条件を設定 1.赤を、白に変換 2.点線を、幅0.13mmの実線に変換 3.マジェンタの破線を、青に変換 この順番で変換処理が行われます。 変換前 ⇒ 変換後 5 編集機能の強化 ■[塗図形] カレントペンの色を塗色に適用 ■[ハッチング] ハッチングパターンのスポイトに対応 ■[寸法線] 角度記号の全角⇔半角の切り替えに対応 ■[寸法線] 寸法線要素の色設定の一括変更に対応 設定画面 6 補助機能の強化 5):補助機能の強化 ■[図面補正] ● 2点間の本来の距離を指定する事で、正しい縮尺が自動計算されます。 図面の縮尺が正しくない場合に簡単に修正できます。 寸法値と計測結果が異なる場合に! ■[レイヤ・シート] レイヤ・シート各分割画面での複数選択 ● 分割表示画面上で、エクスプローラ同様にCtrlやShiftキーを使用して複数の レイヤ・シートを同時選択し、一度に状態を変更できるようになりました。 7 補助機能の強化 ■[演算]-[データ内容] 面積単位の追加 ● 新たに「ヘクタール」での表示に対応しました。 設定画面 ■サーチモードツールバーにペンスポイトを追加 ●サーチモードツールバーにペンスポイトのボタンを追加しました。 ■[端点表示] 端点表示機能の強化 ●塗図形・ハッチングの変化点が表示対象として追加されました。 設定画面 8 ラスターオプションの強化 6):ラスターオプションの強化 ■[全ラスター化] 既存ラスターの合成 ● 全ラスター化を実行した際、既存ラスターも合成出来るようになりました。 元図面 New 合成されます! 合成されず バラバラ・・ 旧バージョン Ver.9.0 ※合成するかしないか、その都度選択可能です 9 土木オプションの強化 7):土木オプションの強化 ■[面積集計] 機能の追加 ●選択された塗図形・ハッチングの面積を計算し、図面上に集計表、符号を配置できます。 地目別面積、切土・盛土面積等、多種多様な用途に利用できます。 結果を図面上に貼り付けたり、 CSV出力する事できます。 ■[線集計] 機能の追加 ●選択された線のタイプごとに長さを集計し、図面上に集計表、符号を配置できます。 路面・トンネル・構造物等のひび割れ長さ、配管長さ等、多種多様な用途に利用できます。 結果を図面上に貼り付けたり、 CSV出力する事できます。 10 土木オプションの強化 ■[三角形] 機能の追加 ●三辺の長さ、または対象線と2辺の長さを入力して三角形を作成できます。 展開図の作成などに利用できます。 (1)三辺の長さ入力+角度を入力 (2)既存線に対して、二辺の長さ入力 更に面積を計算し、求積表を 作成する事ができます。 ■[SIMA読込] Z座標(高さ)の保持 ●SIMAデータの持つZ座標(高さ)情報が保持されるようになりました。 ※Z座標の情報は属性情報として保持されます。 11 土木オプションの強化 ■[GPS写真] GPS写真一括配置 ●複数のGPS写真を一括で配置できるようになりました。 また撮影方向(方角)情報も付いた画像の場合は、撮影方向を示す矢印を作図します。 設定画面 ●更に、撮影方位(磁方位/真方位)が記録されている写真であれば方向を示す矢印も 自動で配置されます。 写真横に番号表示 GPS写真配置結果 撮影位置に写真番号 撮影方向の矢印表示 12 PDF出力オプションの強化 8):PDF出力オプションの強化 ■レイヤ構造の維持 ●図面のレイヤ構造を、PDFファイルのレイヤに反映できるようになりした。 Adobe Reader等でレイヤごとの表示、非表示を切り替えることが可能になります。 ※空のレイヤは出力対象にはなりません。 CAD上のレイヤ一覧 Adobe Reader上のレイヤ一覧 ■BVF+PDFの同時出力機能の追加 ●名前を付けて保存時に、同時にPDFファイルを作成できるようになりました。 ■[PDF一括変換] BVR(朱書き)ファイルの選択に対応 ●PDF一括変換で、BVR(朱書き)ファイルを選択できるようにしました。 13
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