草加八潮消防組合の概要

草加八潮消防組合の概要
1
消防広域化のスケジュール
2
平成27年10月1日
草加八潮消防組合設立
平成28年
消防事務の共同処理(消防の広域化)開始
4月1日
組織名称
⑴
一部事務組合名称
⑵
消防本部 名称
3
草加八潮消防組合
草加八潮消防局(今後条例で制定)
組合議員定数
⑴
定数
12人
⑵
配分
草加市8人、八潮市4人
4
管轄人口と管轄面積
⑴
管轄人口
約33万人
平成27年3月1日現在:330,912人
[草加市245,338人、八潮市85,574人]
管轄人口では、県内8番目の規模の消防組織となる予定。
さいたま市、埼玉西部消防、川口市、埼玉東部消防、
朝霞地区埼玉県南西部消防、川越地区消防、越谷市
⑵
管轄面積
45.48平方キロメートル
[草加市27.46㎢、八潮市18.02㎢]
5
消防局の位置
草加市神明二丁目2番2号
※現在の草加市消防本部の位置。一部事務組合の事務所も同じ。
本部機能の一部、指令センターは現在の八潮市消防本部に設置。
6
署所配置
2署4分署体制(両市の現行配置どおり)
草加市内:草加消防署(西分署、青柳分署、北分署、谷塚ステーション)
八潮市内:八潮消防署
7
組織体制
⑴
消防局
総務課、予防課、警防課、情報指令課
⑵
消防署
管理課、第1部、第2部
8
職員数
⑴
条例定数
331人 [広域化前:草加市235人、八潮市96人]
⑵
実員数
328人
職員実員数では、県内7番目の規模の消防組織となる予定。
さいたま市、埼玉西部消防、埼玉東部消防、川口市、
川越地区消防、朝霞地区埼玉県南西部消防
9
給与体系
⑴
給料表
国家公務員公安職俸給表(一)を使用し、8級制とする。
⑵
その他
切替時は、原則として同額又は直近上位に位置付ける。
10
費用負担
⑴
共通経費
経常的経費、消防車両の更新、資機材等備品購入、準備経費等
平成29年度まで経過措置 : 広域化前の消防費(共通経費部分)に
係る決算額の直近3か年平均の割合
平成30年度から : 人口割
⑵
単独経費
庁舎等消防施設の建設、大規模改修工事等、
消防団経費、消防水利経費、単独事業費 : 各市全額負担
11
消防広域化のメリット
⑴
市民サービスの向上
ア
現場到着時間の短縮
市境の解消に伴う管轄区域の適正化により、災害地点に最も近い署所からの
出動となるため、市境付近の現場到着時間が短縮される。
イ
初動体制の強化
保有部隊数が増強され、統一した部隊運用が可能になる。また、初動時から
災害規模に応じた部隊を投入することが可能になる。
(応援協定では、応援する側の消防本部に支障がない範囲 [通常1台]の応援
出動であったが、広域化により両市の間ではこのことが解消される。)
ウ
待機部隊の確保
第2の災害に備えた体制を確保できる。
エ
救急業務高度化への対応
広域化によるスケールメリットにより職員を効率的に配置することで、救急
救命士を長期教育訓練などに派遣しやすい環境確保ができる。
⑵
人員配置の効率化と充実
ア
本部 [総務・指令] 統合による効果を現場要員の増強に再配置することがで
きる。
イ
予防・救急業務の高度化・専門化への対応強化が期待できる。
⑶
消防体制基盤の強化
ア
特殊車両等の高度な消防設備、施設等の整備が図られ、スケールメリットを
活かした車両や資機材等の配置の効率化が可能となる。
イ
組織規模の拡大により、効率的な人事ローテーションが可能となり、職員個々
の対応能力の向上と組織の活性化が期待できる。
ウ
⑷
派遣研修の充実により専門的な知識・技能の向上が強化できる。
災害の多様化・大規模化への対応強化
部隊数が増加することに伴い、災害の多様化・大規模災害への即時対応体制の
強化が可能となる。