有松 かわら版 2月号 平成27年2月1日 (第55号) 有松まちづくりの会 ○ 有松まちづくりの会 役員会(1月26日) ①重伝建選定後のまちづくりについて 平成9年、10年に出された「21ありまつまちづくりビジョン」と「同委員会報告書」が配ら れ、その勉強から始めることになりました。 ②HP「有松のまち」について(広報部) 制作費、維持費のための広告バナー、店舗掲載の募集を開始しました。 ○ 伝建・重伝建推進委員会(1月26日) ①伝建・地区計画の名古屋市原案説明会の開催について(歴まち室) 下記の日時で開催されます。 3月15日(日)14:00~16:00 有松小学校 多目的教室 3月16日(月)19:00~21:00 コミセン 大会議室 ほぼ今回の原案に基づき条例化されますので、皆様のご出席をお勧めいたします。 ○ 有松桶狭間観光振興協議会 役員会(1月27日) ①観光振の今年の活動について(梶野幸男会長) 観光振発足から10年を経過し、設立当初計画された事業もほとんど完了しましたので、この 協議会がまちづくりにどのように協力できるか、今年1年をかけて検討していきたい。 ②「第7回 地蔵池・大池桜まつり」の開催日決定 開催日は、4月4日(土)と決定されました。 催し物は、・スタンプラリー・花より団子・ニュースポーツ・紙芝居などです。 ○ 有松天満社 元旦祭 (元旦) 午前零時、文嶺講総代長藤枝さんのカウントダウン の掛け声のもと、社殿正門が開門され、平成27年の 初詣が始まりました。 皆さん参拝後は、上の広場に設けられた象徴品売り 場で、お守りなどを求め、おみくじを引き今年を占い、 隣のテントでお神酒をいただいていました。また、受 験生は絵馬を求め、志望校に合格しますようにと願い 事を書いていました。 今年の正月は寒く、雪が多少降りましたが、ほぼ昨 年並みの参拝者が参詣されたと文嶺講総代長は話しておられました。 開門直後の参拝者 ○ 有松中学校区成人式(1月12日) P-2 有松中学校の有心館で、有松・桶狭間・南陵学区の 新成人193名の成人式が行われました。 主催者を代表して、有松学区区政協力委員長の小澤 さんからは、『若者を取り巻く社会情勢は厳しいが、 若さを発揮し新しい社会を切り開いてほしい』と励ま しの言葉がありました。 区役所からは、まちづくり推進室長の恒川さんが区 長のメッセージを代読され『清き一票を、夢に挑戦を、 新成人 歴史と伝統のある緑区を愛して』と呼びかけられました。 トモシビ 花束贈呈のあと、心の灯火が点火され、新成人の代表から『人生の節目を大切に、自分の力で 責任を果たしていきたい』と力強い誓いの言葉が述べられました。 ○ 有松天満社 左義長(どんど焼き)実施(1月14日) 例年通り有松天満社の上の広場で行われました。 今年も好天に恵まれ、ご近所の講員(氏子)の皆さ んが三々五々古札やしめ縄などを持ち寄り、火の中に 入れ燃やしていました。また、ほとんどの方がお餅を 持って来られ、この火で焼き、持ち帰られました。こ の左義長で焼いたお餅を食べると、一年が無病息災で 過ごせるとの言い伝えがあり、お餅が焼けるまで暖を 取りながら世間話をされていました。 焼いたお餅を取り出す ○ 第64回 文化財防火デー消防訓練開催される(1月25日) 法隆寺金堂の災上を契機に制定された文化財防火デー にちなみ、今年は有松で緑区の消防訓練が行われました。 東海・東南海連動地震(震度6強)の発生により、井 桁屋建物(県指定文化財)の台所より出火、併せて有松 東海道一帯に甚大な被害が発生し、住民による避難・初 期消火が必要となると想定し、訓練が行われました。 訓練の内容は、各町内ごとに集合し水消火器を使って の初期消火訓練、その後全体訓練会場(絞会館駐車場) に移動し、出火の連絡・水消火器と三角バケツでの消火・通報の訓練を行いました。 また、通報により消防車が駆けつけ、放水による消火が披露されました。 最後に、各町内・その他からの参加者120名を前に、学区の自主防災会会長の小澤さんから 『有松は文化財のみならず立派な町並みがあり、地区全体の防火活動が必要です。災害発生時に は、訓練を活かし、初期消火をしてください』とお話がありました。 ○ 第13回 有松あないびとの会総会開催される(1月21日) P-3 開会挨拶で会長の成田治さんは『重伝建選定も間近になり、今後益々重要になる町並み案内を 今年もよろしくお願いします』と話されました。 昨年の一般案内実績は、100件、案内したお客様は2201名、案内したあないびとは164名と報告 されました。町の行事(絞りまつりや晩秋の有松を楽しむ会など)での案内は、あないびと延べ 103名が行いましました。 目新しい事業としては、紙芝居「庄九郎と仲間たち」を「桜まつり」や「やっとかめ文化祭の 有松まち歩き」などで上演しました。また、昨年のコミセンまつりで有松開村以来の10大ニュ ースを検討し、13大ニュースにまとめ発表しましたとの報告がありました。 新期事業としては「愛知用水」についての紙芝居を作成中と報告がありました。 ○ 新春初詣二題(1月16日) ①新春親睦初詣(1月16日) 有松学区区政協力委員会主催による恒例の新春親睦初詣が行われました。今年の行先は平成の 大改修がなされた『平等院鳳凰堂』と『伏見稲荷』で、参加者161名・バス4台を有松から連ねて 行ってきました。 参加者は大改修なった色鮮やかな鳳凰堂および水面に映る姿を見て感激していました。また、 伏見稲荷では、家内安全・商売繁盛などをお願いし、お土産には稲荷ずし・京都銘菓の八つ橋な どを買い求めて帰ってきました。 ②豊川稲荷総参り(1月16日) 有徳講主催による「新春恒例平成27年度豊川稲荷総参り」が行われました。参加者は52名 で、有松駅に臨時停車した急行豊川行きに乗り込み、1時間弱で豊川駅に到着しました。その足 で豊川稲荷に行き、書院で待機すること10数分で御本殿に案内され、家内安全・商売繁盛のご 祈祷を受けました。そして10体程の仏様を順番にお参りしたのち、書院に戻っておとぎをいた だき、有松に帰りました。 なお、有徳講は明治時代に有松で結成され、今日に至っています。 ○ 有松の話題 5題 ①ありまつ公園陶板曇り止め(1月下旬) ありまつ公園の東海道五十三次陶板が再現された際、 陶板の破損防止のため透明なアクリル板が取り付けら れましたが、アクリル板の内面が水蒸気で曇り陶板が 見づらくなりました。これを防止するため下部に空気 口を設けフェルトで虫などの進入を防ぎましたが、空 気の出入りが少なく、曇り止めの効果があまりないた め、フェルトを金網に変更した対策が行われました。 アクリル板下部空気口の対策 ②名古屋情報専門学校 実習場を新設 名古屋情報専門学校は南隣接地(旧六鹿家跡地)を取得し、実習場を建設中です。 ③東湯(あずまゆ)の廃業(昨年12月末) P-4 有松に有る最後の銭湯「東湯」が昨年末営業を終了 しました。ご主人の宮田和男さん(85歳)は、『体力 はまだ十分ありますがボイラーの痛みが激しく、現状 の30名程度のご利用客では補修し営業を継続するこ とは不可能で、ご利用いただいているお客様には申し 訳ありませんが廃業することにしました。 開業は明治時代と聞いていますが、今の建物は昭和 52年(1977年)に建てたもので、この40年近くいろ いろとお世話になりありがとうございました。』と話 銭湯を守り続けた宮田和男さん されました。 ④碧信向かいに「かつて切手屋だった小屋」が開店 碧信の向かいの服部良也家の東の小屋が【かつて切 手屋だった小屋】として開業しました。なかに小物の 展示・販売できるレンタルボックスギャラリーが用意 されています。現在ボックスギャラリーオーナーを募 集中です。 開店:土・日曜日 10:00~16:00 なお、店主の服部安輝枝さんは、隣接良也家の土間 や蔵をレンタルスペースにすべく準備中です。 かつて切手屋だった小屋 ⑤西町の竹田豊家(西竹家の分家)耐震工事進む ご家族で移り住むため、ふすま・障子部の多くを板 壁化するなど耐震工事および内装工事が進んでいます。 春には住居部分がほぼ完成し、入居される予定です。 この建物は棟札から、大正11年(1922年)のもの で90年以上経ったものですが、主要部材はほとんどそ のまま使用されています。 なお、西竹家は竹田庄九郎家三代市郎左衛門直安の 弟八郎左衛門が分家独立、新たに西店を設立し、後日 ふすま・障子を板壁へ 西竹と称された家です。(有松志ぼりより) ○ 催事・行事の予定 ・2月01日(日) 09:00 有松東海道 青空市 有松商工会周り 有松商工会 ・2月09日(月) 14:00 観光ボランティアガイド養成講座 区役所講堂 緑区観光推進協議会 ・2月15日(日) 09:00 有松東海道 青空市 有松商工会周り 有松商工会 ・2月22日(日) 07:30 有松小学校北道路清掃【中止】 有松まちづくりの会 ・3月01日(日) 09:00 有松東海道 青空市 有松商工会周り 有松商工会 発 行 者:竹田嘉兵衛(有松まちづくりの会 広報担当副会長) 編 集 者:加藤 一成(有松まちづくりの会 広報部員) T・F 052-623-1676 090-4163-2671 E-mail [email protected] :有松まちづくりの会ホームページを公開 有松のまち 検索
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