日本海セトロジー研究 ( N i h o n k a iC e t o l o g y ) ( 1 0):ト4 ( 2 0 0 0 ) 主として1 9 9 8 年6月以降に得られた新潟県沿岸・沖合における鯨類等の目撃・漂着記録 箕輪一博 l) ・中村幸弘 2)・青柳 彰 3) ・進藤順治 4)・本間義治 5)・古川原芳明 6) 干9 4 5 0 8 4 1 柏崎市緑町 83 5 1 )柏崎市立博物館 )上越市立水族博物館 2 干9 4 2 0 0 0 4 上越市西本町41 92 7 )寺泊町立水族博物館 3 干9 4 0 2 5 0 0 新潟県三 島郡寺泊町寺泊花立 4 )新潟市水族館 〒9 5 1 8 1 0 1 新潟市西船見町 5 9 3 24 4 5 )新潟大学名誉教授 5 干9 5ト8 0 1 8 新潟市稲荷町3 4 6 05 5 6 )佐渡汽船株式会社 〒9 5 0 0 0 7 8 新潟市万代島9 1 S i g h t i n gands t r a n d i n gr e c o r d so fwhalesandp i n n i p e d si nt h ec o a s tando f f s h o r e o fN i i g a t ad i s t r i c t ,s i n c eJune1 9 9 8 i n o w a1 > ,Y u k i h i r oNakamura ' , >A k i r aA o y a g i' > ,J u n j iS h i n d o ' > , K a z u h i r o恥1 幻a n dY o s h i a k iKogawara 1 6 Y o s h i h a r uHonma l ) K α s h i w a z α k iC i t yMuseum,M i d o r i c h o u8-35 ,Kashiwα z a k i ,945-0841Japan 2 ) J o h e t s uM u n i c i p a lAquarium,N i s h i h o n c h o u4 1 9 2 7 ,J o h e t s u ,942-0004Japan α d o m a r iTownA q u a r i u m ,Teradomα r i H a n a d a t e,T e r a d o m a r i ,N i i g α t α,940-2500Jap αn 3 ) T e r αtαCi砂Aquα r i u m ,N i sザ u n a m i c h o5932-445 ,N i i g a t a ,951-8101Japan 4 ) N i i g αU n i v e r s i 砂 , l n a r i m a c h i3 4 6 0 5 5 ,N i i g a t a , 9 5 1 8 0 1 8J , α pan 5 ) E m e r i t u sP r o f e s s o ro fN i i g a t α n y ,B a n d a i j i mα9-/,N i i g a t a ,950-0078Japan 6 ) S a d oL i n eComp はじめに 目撃記録 ①新潟∼両津航路 ( 1 9 9 8年 3月∼ 11 月)(表 l,図 1) 前報(本間ら、 1 9 9 5 ,1 9 9 6 ,1 9 9 7 ,1 9 9 8 ,1 9 9 9)に引 佐渡汽船運航中の鯨類目撃例は、前年同様に見られた き続き、地元の研究者が協力し合い、主として 1 9 9 8年 6 がジェットフオイルとの衝突事例は無かった。時間帯は 月以降における新潟県沿岸へ漂着した鯨類等の記録を整 7時台から 1 6時台にわたり、 1 4時台∼ 1 6時台に多く見ら 理して報告する。 また、佐渡航路のうち、ジェ ッ トフオ れる傾向がある 。大型鯨類は佐渡島付近及び沖合で 3 ・ イルが運航している新潟∼両津航路と、直江津∼小木航 4 ・9月に観察され、本州沿岸寄りの目撃は無い。大型 路で、 1 9 9 8年 2月∼ 1 1 月までの聞の就航中に、乗組員に の群れのクジラは多分ツチクジラの可能性が高く、便数 よって目撃された鯨類の記録も整理してみた。このよう の最も少ない寺泊∼赤泊航路でも、 一回目撃例がある。 な作業を積み重ね、漂着傾向や鯨類回避の機構の一端で またイルカ類では、 4月 1 3日 ・ 4月2 0日 ・ 4月2 2日 ・ 4 も明らかにしようと意図した。 月2 7日(直江津∼小木航路でも目撃)・ 5月 6日 ・ 5月1 7 漂着記録は、著者らが現場に出向して測定したり処理 した個体のほか、報告(資料の提供など)を受けたもの 日には、時間差を介して目撃されているが、同一個体(も しくは群れ)という確実な証拠は無い。 を纏めた。目撃記録は、ジェ ッ トフオイルと衝突した相 ところで、 1 9 9 9年 4月∼ 6月には例年より鯨類の目撃 手が特定できた例( Honma e ta l .、 1 9 9 9,オウギハクジ が多く、運航に際してことさら減速や回避など、安全に ラ) もあることから、障害物情報として運航時に課せら 留意したところである 。 れた目視例を纏めたものである 。今回は、障害物監視義 ②直江津∼小木航路 ( 1 9 9 8年 4月∼ 7月)(表 2,図 1) 務の課せられていないフェリーの資料も合わせて整理・ 佐渡汽船運航中の鯨類目撃例は、直江津∼小木航路の 解析してみた。なお、鯨研通信 ( 1 9 9 9 a, b ,c )も参照し 方が多く、新潟∼両津航路の倍に達しており 、いずれも た。 4∼ 6月に集中している 。時間帯は 7時台から 1 7時台に わたり、 1 0時台∼ 1 5時台に多く見られる傾向がある。 ま 1. 1 9 9 8年 3月∼ ll 月までの聞の佐渡航路における鯨類 た 、 5月に大型の鯨類が目撃されているが、新潟∼両津 箕輪一博 ・中村幸弘 ・青柳 彰 ・進藤順治 ・本間義治 ・古川原芳明 9 9 8年 3月∼ 1 1 月 表 1 佐渡汽船新潟∼両津航路にお ける鯨類目撃記録 一1 (ジェ ッ トフオ イル・カー フェリ ーによる) 大 5m J F (ジェットフオイル) JF JF C.F (カーフエリ ー) JF C .F C.F J .F J.F C.F J .F C .F C.F C.F C.F C.F 7m 2 多数 4∼5 ll l J i 個体数 2 .3p t クジラ クジ ラ イルカ イルカ クジラ イルカ イルカ イルカ イルカ イルカ イルカ イルカ イルカ クジラ? イルカ イルカ 1E 買 宅 刈苛 0 ee e 宅 H U dn 向 屯 刈 2 . 0 e 且 h d 3 .0 3 .8 3 . 7 H VRdn H に VρnυoHUF UnHUFhdn ハ H vn H VA H Un H x O υハ 4 h dnυa1 va A1aA1n H 噌 1バョ。, ・Ea ,“。︽ ハ H vn HVA 1a a A n υ ・・ A の − − − − −‘ −− ・・−, . . a x u ρ υa ・ 7 h daA n dqυ ’ H VQUFhdn u ZhUA 9hoxun −E i Inu 111A’ U is’ i IAUt’ uI T’ II ’l’in’ ’ − − A Y ιτA当ハυ a u I9 ο nus 白ooqtυ mh ’ d 1 4性巧i 1iに ワ ’ 2 2 0 0 1 2 2 0 1 2 2 2 1 0 1l ・ ・ ・ ・ ・ ・ dhdRυη ・斗 4 よhHv u V1a d’ kdミ− in u ハ H 斗 4aaq A 内 JqυaA16 ’ U Ea−Ea n H UA H un H un HVA HUnH n H V ハH vn Hυ ハ HUA HVA HVnvn − n x u n u d o u d − 川 寺 泊 沖 8マイ ル 3 . 3 3 . 0 5 . 0 2 . 6 d ︶ i v l オ一 ノ 、 , フリ 工一 ツフ 吋 a “ F KJ949 e 図 l 佐渡汽船における鯨類目撃記録 ( 1 9 98 年 3月∼ 1 1 月 ) ・ クジラ ,・ イl レカ トエ PAP APAPAPAnrhrFArAPAPAPAPAPAPAP −PAPAPAPみP ムPAP4nrPAPAPAFAPAPA ︵︵ ワ oaq泊41quoooocdRdoo tooζdc oqυ ウtAUE hdq U A U1i u。 。 o リ 0l− u 。 。 。 。 。 。hdniワ 0kdnυn hdハ A n υ qLnu −h hdAqnυnt ’loo リ nU Q ハ υUR 凋qphd ta −−企 υη 内 qzhυF J ・ Aハ qリn J dqδ δ 1AqL ’白 ’’I ,i− −−’−I守 Id 。 ヮ 5 41 01 12 4l げ1 2 0 51 m m 21 7 げ つ4 ?5 ?。 −−−− 10 13 1 1 1 1 1 I3 l3 l l0 1つ1 13 I4 l ic ﹄ tinoqd qnvnUA’ U 19 ωq4・ 77 Qρ oaU7 QυSU17 d7 I 67 o q ・7 ・0υリ ‘ 06nu ’ f MO OF UO 臼内/ F Mn 旬 υ 川 nυ 川 ハ 川 川 nυ 川1υ川 E aE E aE aE aoノ nf F F川 nU υ n’ υ1 1I I 1/ nMn “ rqハ ’ ’ ’ ’ AI ’ ’ A・ ・IA υ H o ' ジカ 頭 ICI−− CJC CJCJCjJJJC CCCJCCjc c−− J 。 。 。 −3− −2− −4 − −4 − −4 −− − − − ・・ 32。 223− 3− 42 41 43 344 3 3 22 5− 3 324 3 ハ せ 。 ハ 臼 “ っ qLGU tnv イイイイイイイイイイイイイイイクイイイイイイイイクイイイイイ カカカカカカカカカカカカカカカラカカカカカカカカラカカカカカ ルルルルルルルルルルルルルルルジルルルルルルルルジルルルルル a nr A H V 4 数l 頭。∼ ∼ 5 9,I MA 0 iq4 “ dz ? “ 。 δ’19 d I 斗ワ ’19’ ’19“ A ’ oo ’Mq4dU1qrMTAYυ1Aqδつdnδ 31qυph’ 斗 凋 7∼8m ヮ “4 t − − −4 −− − − − − − −− − ・ ・υ 。 ‘55 ’ ・5 ︼ / 4 4 4 44 4 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 5 5 5 5 6U6 7 “ , 。 ’ ・ 内 園 ハ 臼 且 。 “ 川 A’ 川 U HV nv 川 nUAHvn ハ ハ ハHv ハ ハHU ハ UA υ n U υ n VA n VA υ nHυAHU Aハ 川 Au 川 H H H H H U n H V H U ハ H H v H vn H vn HUn H U H V ハHハ UH n H H U 吋 n u υ υ 。 。n ー /弘 源 報 大き さ 十 青 個 体数 情 報 動 物名 2 . 5 2 . 5 2 .I 4 .I 3 .2 3 . 0 動物名 位置(p o i n t .p t) 刻 時 年月日 源 大きさ 位置(p o i n t ,p t ) 現l 時 年月日 表 2 佐渡汽船直江津∼小木航路における鯨類目撃記録 −1 9 98 年 4月∼ 7月 (ジェ ッ トフォ イ jレ・カーフ ェリ ーによる) L 円 主として 1 9 98 年6月以降に得られた新潟県沿岸 ・沖合における鯨類等の目撃・漂着記録 表 3 1998年 6月以降に得られた新潟県沿岸における鯨類等の漂着記録その他 年月臼 鯨 名 1 9 9 8. 0 6 .1 0 オウギハクジラ 1 0 .0 6 ハナゴンドウ ミンククジラ カマイ J レカ オウギハクジラ属の一種 オウギハクジラ オウギハクジラ オウギハクジラ属の一種 カマイ l レカ カマイルカ ハンドウイルカ ミンククジラ カマイルカ ♂ 場 所 状 I 兄 体 長 岩船郡山北町脇川漁港 漂着死 5 . 05m 両津市和木地先 両津市白瀬地先 両津市和木地先 両津市自瀬地先 両津市平松地先 三島郡寺泊町地先 大 潟町沖∼柿崎町 上越市立水族博物館沖 村上市瀬波地先 三島郡寺池町地先 定置網 定置網 定置網 定置網 定置網 定置網 約Gm 約4 .5m 約4 .5m 約5 .4m 各 約4 .5m 各 約2m 備 考 歯にミミ エボシ寄生 骨格は新潟水族館 .69m 新潟水族館で保護 2 ♀ 村上市三面川河口左岸 治療したが死亡 骨格は新潟水族館 5 .62m 刈羽郡西山町大崎海岸 脂 肪 層 厚 め 科博へ 漂着死 2 .02m 腐敗著しい科博へ 柏崎市笠島海岸 漂着死 北蒲原郡中条町村松浜海岸 漂着死 4 .08m 背肉食用? ・腐敗・ 埋設 8 4 7 k g 科博へ 4 .66m 西頚城郡名立町名立川河口右岸 漂着死 3 .60m 佐渡郡佐和田町沢根漁港 尾鰭に傷 漂着死 両津市白瀬漁港 標本記録等なし 漂着死 I .77+om 尾 羽 欠 損 科 博 へ 漂着死 刈羽郡西山町大崎海岸 腐敗、ガス発生科博へ 2 .l9m 漂着死 上越市西ケ窪海岸 2m+om 尾 羽 欠 損 科 博 へ 漂着死 上越市中央海岸 腐敗著 し、鯨研と科1 専へ 3 . 23m 新潟市五十嵐浜 漂着死 I .95m 岩船郡山北町中浜 漂着死 埋設 ♀平♂♂平平♂♂?ワ♂ 1 9 9 9 . 0 1 . 2 7 0 2 .0 6 0 2 .1 3 0 2 .1 3 0 3 .2 4 0 4 .0 6 0 4 .1 7 0 4 .2 3 0 5 .21 0 6 .0 4 0 6 .1 1 性 その他 1 9 98 .1 0 .2 2 1 1 .2 7 1 1 .2 9 1 9 9 9 .0 1 .0 3 0 1 .0 4 0 4 .0 6 0 4 .1 6 0 4.1 7 0 4.1 9 0 4 .2 2 ミンククジラ ミンククジラ ミンククジラ ミンククジラ ミンククジラ 2 1 ( 頁 ハンドウイルカ??頭 0 0 頭 イルカ 約 1 イjレカ ヲ 車 3 0 1 ( 頁 オットセイ カマイ ルカ 定置網 定置網 地 元 消 費 鯨 研 通信第4 0 1号 地 元 消 費 鯨 研 通 信 第4 0 1号 地 元 消 費 鯨 研 通 信 第4 0 1号 地 元 消 費 鯨 研 通 信 第4 01 号 地元消費 鯨 研 通 信 第4 01 号 網から放す 目撃 目撃 目撃 死亡 ・腐敗 ・廃棄 図 3 1999年 4月 17日に刈羽郡西山町大崎海岸に漂着 し たカマイルカ、尾羽が欠損 図 2 1998年 6月 10日に岩船郡山北町脇川漁港に漂着し たオウギハクジラ、歯にミミエボ シ (蔓脚類)が寄生 図4 1998年 1 0月 6日に村上市三面川河口左岸 に漂着し 図 5 1999年 l月27日に刈羽郡西山町大崎海岸に漂着し たミ ンクク ジラ たハナゴ ン ドウ -3 箕輪一博・中村幸弘・青柳 彰・進藤順治・本間義治・古川原芳明 2 .1 9 9 8年 6月以降における漂着例など ( 表 3、図 2∼ 5) であった。 文献 今回の漂着個体は、オウギハクジラとカマイルカが最 も多く、 1 3例中 9例で大半を占めた。オウギハクジラは 本間義治・青柳彰・中村幸弘. 1 9 9 5 . 1 9 9 3年 5月から 5例中 4例が 2月中旬∼ 4月上旬の漂着であり、もう 1 1 9 9 4年 5月の聞に得られた新潟県内における鯨類の漂 例の 1 9 9 8年 6月1 0日に漂着した個体の歯にはミミエボシ 着 ・採集・目 撃記録.日本海セトロジ一研究, (5 ): 2 3 2 6 . (蔓脚類)が寄生していたことがわかった(図 2)。新 潟県沿岸へは既報のように 1 9 9 8年 3月までに、 3 5例のオ 本間義治(協力者.中村荘六・箕輪一博・青柳 彰・中 0例 ウギハクジラの漂着があり、今回さらに 5例を加え 4 村幸弘・北見健彦) . 1 9 9 6 . 1 9 9 4年 4月以降に得られ となった。この数値は本邦の他沿岸都道府県の記録に比 た新潟県内における鯨類の目撃・漂着記録. 日本海セ し、圧倒的に高い。また、カマ イルカは 2月∼ 6月に漂 トロジー研究, ( 6 ) :7 1 3 . 着があったが、 4月に漂着したものは 2例とも尾鰭に傷 本間義治・中村幸弘・箕輪一博・青柳 彰 ・中村荘六・ や欠損が見られることから、擢網したりしたあとの人為 古川原芳明・北見健彦. 1 9 9 7 .1 9 9 5年 1月以降に得ら による漂着と考えられる(図 3)。生きて漂着したハナ れた新潟県沿岸・沖合における鯨類の目撃・漂着記 録 . 日本海セトロジ一研究, ( 7 ) :5 1 2 . ゴンドウのみ保護されたが、治療のかいなく死亡してし まった(図 4) 。ミンククジラは波打ち際に漂っており、 本間義治・中村幸弘・青柳 彰 ・箕輪一博・古川原芳 重機を使用しなければ引き上げることができず苦労した 9 9 8 .1 9 9 7年 1月∼ 5月における新潟県沿岸・沖 明. 1 例である(図 5。 ) 合で目撃・漂着・衝突した鯨類の記録.日本海セトロ 一方、定置網への入綱はほとんどミンククジラであっ た。従来と同じく、漂着は 2∼ 4月に多く、擢網例は冬 ジー研究, ( 8)・ト 6 . 本間義治・中村幸弘・箕輪一博・青柳 彰 ・古川原芳 季に多い。擢網したものは、 地元消費に廻された りする 明. 1 9 9 9 .1 9 9 7年 5月以降に得られた新潟県沿岸・沖 ので、漁業組合等からの情報が入らないこともあり残念 合における鯨類等の目撃 ・漂着記録. 日本海セトロジ である。 9 ) :I6 . ー研究, ( Honma.Y .T .U s h i k i,M.T a k e d a ,E .N a i t o ,K .D e w a ,a n d まとめ H .Y a m a n o u c h i .1 9 9 9 .I d e n t i f i c a t i o nb yh i s t o l o g i c a la n d 佐渡汽船運航中の鯨類目撃例は、直江津∼小木航路の m i c r o s a t e l l i t ea n a l y s e so fas t r a n d e db e a k e dw h a l ea st h a t 方で多く、新潟∼両津航路の倍に達しており、いずれも s t r u c kp r e v i o u s l yb yaj e t f o i lo p e r a t i n gi nt h eS e ao fJ a p a n . 4∼ 6月に集中している。時間帯は 7時台から 1 7時台に F i s h e r i e sS c i e n c e ,6 5( 4 ) :5 4 7 5 5 2 . わたり、新潟∼両津航路では 1 4時台∼ 1 6時台、直江津∼ 日本鯨類研究所. l 9 9 9 a . ストランディングレコード ( 1 9 9 8年 1 2月∼ 1 9 9 9年 2月受付).鯨研通信,(4 0 1 ): 小木航路では 1 0時台∼ 1 5時台に多く見られる傾向があ る 。 1 9 2 2 . 今回の漂着個体は、オウギハクジラとカマイルカが最 日本鯨類研究所. 1 9 9 9 b . ストランディングレコード ( 1 9 9 9年 2月∼ 5月受付).鯨研通信,(4 0 3 ):1 9 2 4 . も多く、両者で大半を占めた。今回も、新潟地方におけ るオウギハクジラの漂着例が最も多いという例証が補強 日本鯨類研究所. 1 9 9 9 c . ストランディングレコ ード. された。一方、定置網への入網はほとんどミンククジラ -4- 鯨研通信,(4 0 4 ):2 12 6 .
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