○修学部分休業の運用について 平 成 23年 3 月 31日 務 警 第 察 7 5 3 号 本 部 長 修学部分休業の運用について(通達) 地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)、職員の修学部分休業に関す る条例(平成23年埼玉県条例第9号。以下「条例」という。)及び職員の修学部分休業に関す る規則(平成23年埼玉県人事委員会規則21−1)に基づくみだしのことについては、平成23年 4月1日から次により行うこととしたから、運用上誤りのないようにされたい。 記 1 公務の運営の支障の有無の判断 法第26条の2第1項に規定する「公務の運営」の支障の有無は、修学部分休業の申請に 係る期間について、当該申請をした職員の業務の内容及び業務量、業務分担の変更、職員の 採用、昇任、転任又は配置換え、非常勤職員の採用等当該申請をした職員の業務を処理する ための措置の可否等を総合的に判断するものとする。 2 公務に関する能力の向上に資すると認めるとき 法第26条の2第1項に定める「公務に関する能力の向上に資する」とは、職員の能力の 向上かつ公務能率の向上に資するものであり、極めて個人的な欲求又は好奇心に基づく研究 等はこれに該当しない。 3 修学のため必要とされる時間 条例第2条第1項に規定する「修学のため必要とされる時間」として勤務しない時間に ついては、日単位又は時間単位で取得することができる。 4 承認申請 埼玉県警察処務規程(昭和38年埼玉県警察本部訓令第12号)第22条の規定による所属長 への承認申請は、原則として修学を希望する教育施設に申し込む前に行うものとする。 一部改正〔平成27年第1484号〕 5 承認の可否の通知 所属長は、職員から修学部分休業の承認の申請があった場合は、速やかにその承認の可 否を検討し、その結果を当該職員に通知すること。 6 承認しない場合 修学部分休業は、職員に幅広い能力開発を促す自己啓発の機会を提供することを目的と し、その結果を職務復帰後に何らかの形で公務に還元することにより、公務の能率的な運営 に資することを期待するものであることから、退職準備又は転職準備を目的とし、修学部分 休業期間中又は修学部分休業終了後間もなく離職するような場合は、承認しないものとする。 7 制度の対象外 修学部分休業は、平常勤務に従事したまま修学することが困難な職員について、職員の 1週間当たりの勤務時間の2分の1を超えない範囲内で職務に従事しないことを可能とする 制度であるため、勤務時間外で対応が可能である夜間において教育を行う課程及び通信によ る教育を行う課程は対象外とする。 8 所属長への委任及び報告 修学部分休業の承認は、所属長への委任事項とする。ただし、修学部分休業の承認を行 ったときは、埼玉県警察処務規程第22条第3項の規定により、修学部分休業承認申請書の写 しをもって警務部警務課長を経て報告すること。 実施日 この通達は、平成23年4月1日から実施する。 実施日(平成27年7月6日務第1484号) この通達は、平成27年7月6日から実施する。
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