高校生の描くヒロシマの「青い絵」について

高校生の描く ヒロシマの「青い絵」
第 40 回全国高等学校総合文化祭ひろしま大会 美術・工芸部門プレ大会
H27.2.20 美術・工芸部門 事務局
「青い絵」について
美術・工芸部門では大会イメージカラー赤・青・緑の 3 色うち、「青」を取り上げます。
大会イメージカラーでは「瀬戸内海」を象徴した「青」ですが、「青」と一口に言っても様々な色みが存在します。明るさ,鮮やかさ,
色合い。水墨画の世界に「墨に百彩あり」という言葉がありますが、「青」も同様に豊かに様々な表情を見せてくれる色です。
「青」、この色からどんな印象を受けるでしょうか。 この色はどんな気分や感情を表すでしょうか。
この色が好きな人、似合う人はどんな人でしょうか。 この色はどんな場面で用いられるでしょうか。
この色に染まった空間はどんな雰囲気を持つでしょうか。 この色は何を描く時に使われてきたでしょうか。
そしてここ広島とヒロシマにとってこの色は何を連想させるでしょうか。「青」はヒロシマにとって、どんな意味があるのでしょうか。
被爆70年の夏、今を生きる高校生がさまざまに思いめぐらし、思いを込めて、それぞれの「青い絵」を制作します。
実施内容(予定)
1 H27 年 8 月 7 日(金)10 時~16 時(予定),第 40 回全国総文ひろしま大会美術・工芸部門プレ大会時に武道場に展示し,
プレ大会講師の審査により,「大賞」「準大賞」「優秀賞」を決める。
(※8 月7 日の「ヒロシマの『青い絵』1日限りの展覧会」は,一般の方々にも観ていただく予定。また,マスコミで取り上げていただくよう働きかけ
を行う。生徒による展示作業・受付も当番を決めて行うので,ご協力をよろしくお願いします。)
2 H28 年 7 月 30 日(木)第 40 回全国高等学校総合文化祭<2016 ひろしま総文>の総合開会式会場で展示する。(調整中)
「青い絵」制作期限について
平成 27 年6月 30 日(月)を締め切りとする。
(※H27年8月7日(金)武道場に展示をするため6月末までに制作を終え,各高校の文化祭などで展示をして,<2016ひろしま総文>のPRを行
う。回収は画材店に依頼予定。)
材料・塗料について
1 ターポリン幕 (3.6m×2.7m のテント布:ポリエステル系の生地に軟質塩化ビニールの合成樹脂で作られた薄いフィルムを挟み込むように仕上げたもの)
2 テントアート (紺と白 600ml各 1 本ずつ支給。 ※ターポリン幕とテントアートは画材店から「青い絵」制作校に配付しますが,不足分は各校
で購入する。使用できる色は紺・白,他の色を使用する場合は群青・コバルト・新橋の青系色のみ)
ターポリン幕は縦位置使用
制作手順と制作上の注意について
※ターポリン幕は縦位置使用!!
1 各学校で指導者とともにが「青い絵」の表現方法などについて研究する。
2 「青い絵」のコンセプトを考え,800 字の文章にまとめる。(※作品と共に提出する。)
3 下絵を制作する。 縦3.6m×横2.7m(4:3)の比率で下絵の構想を練り,決定する。
「○○○○○」 ○○○○高等学校
↑ 3cm
4 着色は、テントアートのみを使用する。
(※テントアートは水で薄めて使用可。厚塗りや何度も重ね塗りをするとひび割れる可能性あり。白はテントアー
トの白を混色するよりターポリン幕の白地を生かす方が透明感が出てきれいに仕上がる。ネオカラーやリキテ
『○○○○○』 ○○○○高等学校
ックス,その他のアクリル絵の具は使用不可。他の塗料を使用するとひび割れや付着の可能性がある。)
5 完成した作品の中央にタイトルと学校名を記入する。
(※タイトルには,「 」を付け,学校名は,広島県立・広島市立は入れず,○○高等学校のみ入れる。その際,文字は画面端から3cm内にとり,
字体は,MS ゴシック太字,フォント 240 ポイントを使用する。ターポリン幕にカーボン紙などを利用してきれいに写し,青または白で着色する。)