岩手県立胆沢病院 地域医療連携だより クローバー 2015.5 第 30 号 ~地域を支える、生命を守る、未来を育む医療を目指して~ - 院長就任のあいさつ - 院長 勝又 宇一郎 2015年4月に病院長に就任致しました。力の及ぶ限り一生懸命やるつもりで すので、よろしくお願い致します。 2014年12月に「地域医療支援病院」の認定を取得し、それに伴い外来予約 制や内科の細分化など、病院のシステムが大きく変更されました。これまで以 上に病病診連携が重要だと考えております。いろいろとご迷惑をおかけしている点もあるかと思います が、軌道に乗るまでの間よろしくご協力をお願い致します。 昨年から逆紹介を推進してきましたが、その効果が上がり、最近やっと外来に少し余裕が出てきていま す。各医療機関からの紹介患者さんをなるべく多く受けようという準備ができつつありますので、遠慮 なく患者紹介をして頂ければ幸いです。 またこちらから逆紹介した患者さんに何か不具合がある場合は、また戻して頂くようお願い致します。 いろいろなパターンがあると思われますので、医師会との合同の症例検討会を立ち上げることにしまし た。毎月最終木曜日、18:30から当院の大会議室で予定しております。当院へ紹介した患者さんのそ の後の経過が気になる症例など、どんな症例でも良いので、お互いに持ち寄って検討/フィードバック 等を行いたいと思います。詳細は当院地域医療福祉連携室までお問い合わせ下さい。 もう何年も前から、地域医療を守るためには、この地域の医療機関相互が有機的なネットワークを作 り、効率よく医療を提供する体制が是非必要だと考えていました。「県立・市立・私立・医師会の全部 が一緒になって地域医療を守る」、院長就任に当たりこのテーマを少しでも前に進めて行きたいと考え ております。救急医療と在宅医療が非常に大きな課題です。施設や行政も巻き込むことも当然必要で しょう。また地域住民の教育/啓蒙も重要だと思います。根底にあるのは地域住民が安心して暮らせる 医療を提供したい、そのための体制を構築したいという思いです。精一杯の努力をしていきますので、 応援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。 今年度、当院で手術ロボット「ダヴィンチ」の運用と脳血管内治療が開始される予定です。ダヴィンチ は前立腺癌の治療、脳血管内治療は脳動脈の狭窄や脳動脈瘤の治療などに威力を発揮します。どちらの 治療法も地域住民の皆さんのためになることは間違いありません。この地域での当院の立ち位置をしっ かり見据え、地域全体としての医療を考えていきたいと思います。よろしくお願い致します。 今号の目次 岩手県立胆沢病院の基本理念 私たちは、患者さん中心の医療を行い、地域の人々に信頼される病院づくりを進めます。 基本方針 - そのために、つぎのことに努力します。- 1. 患者さんの一日も早い社会復帰を願い、患者さん本位の医療に努め、その安全と生命を 守り、プライバシーと権利を尊重します。 2. 地域の皆様の健康と生命を守るため、24時間救急診療体制をとり、救急医療の充実に努 めます。 3. 医療機能の充実・医療情報の適切な提供とサービスの向上に努め、安心して治療を受け られる環境を整備します。 4. 職員は信頼し合い、能力と個性を発揮し、病院の発展と互いの向上に努めます。 新任医師・1年次研修医紹介 P2 部署紹介「診療放射線科」 P3 ひとからひとへ「菊池主任臨床工学技士」 P3 医療情報コーナーイベントについて P4~5 “ダ・ヴィンチ”とは P6 医師退職・転出のお知らせ P6 1岩手県立胆沢病院地域医療連携だより クローバー 1 白木 しろき 健悠 千葉 たけはる 消化器内科医長 卒 業 年:平成19年 専門分野:消化器内科 趣 味:野球、旅行 ひとこと:どうぞよろしくお願いします。 ちば 卒 業 年:平成25年 専門分野:整形外科一般 趣 味:スポーツ一般、ドライブ、旅行 ひとこと:よろしくお願いします。 いたみ あべ 和大 もろおか 瑞穂 たかはし 卒 業 年:平成27年 趣 味:陸上、温泉 ひとこと:精一杯頑張ります。ご指導よろし くお願いいたします。 畠山 哲八 はたけやま てつや 卒 業 年:平成27年 趣 味:ジョギング、 ウイスキー ひとこと:弛まず努力していきます。 よろしくお願いします。 みずほ 卒 業 年:平成27年 趣 味:読書、ピアノ ひとこと:一生懸命がんばりますので、 御指導よろしくお願いします。 髙橋 英昭 ひであき かずひろ 卒 業 年:平成27年 趣 味:ももいろ クローバーZ ひとこと:ご指導、ご鞭撻のほど、よろしく お願い致します。 諸岡 ゆうすけ 整形外科医師 伊丹 阿部 佑介 成明 なるあき 高橋 海 たかはし 卒 業 年:平成27年 趣 味:テニス ひとこと:一つ一つ全力で取り組んでいこう と思います。 山本 やまもと 卒 業 年:平成27年 趣 味:テニス ひとこと:地域医療に貢献できるよう頑張り ます。 かい 惟彦 のぶひこ 卒 業 年:平成27年 趣 味:テニス、ゲーム ひとこと:全霊を捧げ、日進月歩で精進し ます。 2岩手県立胆沢病院地域医療連携だより クローバー 2 部 署 紹 診療放射線技師長 介 佐藤 正幸 診療放射線科では、放射線科医1名、診療放射線 技師16名、受付スタッフ5名で勤務しております。 主な業務は、X線等を用いて病気を診断するための 画像を撮影し、読影することです。胸部や腹部、 骨等の状態は、X線撮影装置で平面写真を撮ることで状態を観察します。またCTや MRIでは、体の断面像を作成し、後処理を行うことで三次元画像を得ることが 出来、より具体的な構造がわかります。 佐藤診療放射線技師長(前列左から2 佐藤診療放射線技師長(前列左から2人目)とスタッフのみなさん そのほかには放射線治療装置を用いて、体内の深部にある癌を小さくするための X線照射を行っております。 多くの方は、「放射線」という言葉を聞くと「危険」や「体に悪い」といった印象を持たれるかもしれ ません。確かに一度大量に被爆すると、放射線障害という様々な影響が体に現れます。しかし検査で用 いる放射線は必要最小限の線量しか使っていないので、放射線障害が出る心配はありません。 皆様に直接関わるのは撮影中の短い時間ですが、誠心誠意つとめていきますのでよろしくお願いします。 ~前号の吉田リハビリテーション技師長からバトンタッチ!~ Q.今年度、力を入れていきたい業務について教えてください。 きくち 氏名: ゆういち 菊池 雄一 職名:主任臨床工学技士 出身:釜石市 経歴:船橋市、仙台市の病院で勤務 後、平成8年に医療局採用、 中央病院、大船渡病院、胆沢 病院 趣味:スノーボード、ツーリング、 ルアーフィッシング、 ラグビー、アウトドア全般 A.今年度、胆沢病院へ県内では2台目となる手術支援ロボット 「ダ・ヴィンチ」が導入されます。この「ダ・ヴィンチ」の 機器管理、動作確認などは臨床工学技士が担当することに なり、手術に支障がないよう準備を進めたいと考えており ます。 また、県立江刺病院の臨床工学技士を胆沢病院へ集約し、 胆沢病院、江刺病院を兼務とすることで、江刺病院における 臨床工学技士業務の拡充、人材育成に努めて参ります。 Q.医療機関へひとことお願いします。 A.我々、臨床工学技士は医療機器におけるスペシャリストとし て、「専門的な臨床技術」、「専門的な安全管理」の提供を 通して、微力ながら胆江地域全体での医療の質の向上に寄与 し、結果として患者さんに「安心で安全な医療」を提供して 参りたいと考えております。 3岩手県立胆沢病院地域医療連携だより クローバー 3 “がん”やその他医療情報等に関する情報入手をサポートする場 医療情報コーナー イベント開催報告 および イベント予告 当院は地域がん診療拠点病院です。“がん”やその他医療情報等に関する情報 収 集・発信の 場とし て、平成 25年 10月か ら、玄関ホ ール内 に『医療情 報コー ナー』を設置しています。 『医療情報コーナー』を広く市民の皆様に知っていただく機会となるように、今年 2月24日にイベントを開催致しました。 テ ーマ 第1回イベント 2月24日開催報告 24日開催報告 イベント開催をアピールするため 医療情報コーナーを“風船で飾り付け” 知って得する医療情報コーナー 第1回目は「知って得する医療情報コーナー 」をテーマに ① 院内各部署・スタッフ展示紹介 ② コーナーの活用方法に関する情報提供など これらの内容を主として、お茶を飲みながら専門スタッフに よる相談会を実施しました。 イベント当日には、コーナー内にあるパンフレットやタオル ↑ タオル帽子は、いつでも 帽子などを目につきやすい玄関ホール内へ展示し、多くの方 ご自由にお持ち帰りできます に立ち寄っていただき賑わいをみせました。真剣にご自分の 病気・治療等について専門スタッフに相談される方がいる一方、入院患者さんへ面会に来院された際 に気軽に立ち寄られ、会話を楽しまれる方もいらっしゃいました。当院の患者さん・ご家族だけでな く様々な用途で地域住民の方に参加いただきました。 今後のイベント開催に関するアン ケートを実施し、医療情報コーナー に対するたくさんのご意見・要望を いただきましたので、集計結果の 一部をご報告します。 0 2 4 6 8 80代以上 70代 60代 50代 40代 30代 20代以下 7 2 2 1 10 0 7 5 4 3 3 3 アピアランスケアについて 介護の仕方について 1 2 4 男性 6 女性 8 10 14 8 8 放射線治療について 検査項目について 医療用麻薬について 5 12 12 自宅で出来る体操など運動について タオル帽子を作ろう CTとMRIの違いについて 4 1 1 1 10 薬の副作用と対策について 食事や栄養に関連したもの 口腔内のケアについて 検査結果の見方について イベント利用者の性別 ・ 年代 希望者数 今後のイベント希望(複数回答可) 今後のイベント希望(複数回答可) 2 2 ハンドケアについて 被ばくについて その他(外科の手術方法について) 1 1 1 その他(薬の飲み方について) 1 4岩手県立胆沢病院地域医療連携だより クローバー 4 テ ーマ 次回イベント 5月19日開催予告 19日開催予告 講演会 「身近な人ががんになったとき~役立つがんの知識と情報~」 講師 : 鈴木 俊郎医師 (地域医療福祉連携室長兼内科長兼呼吸器内科長) 開催日時 : 平成 27 年 5 月 19 日(火) 16: 16:00~ 00~17: 17:00 場 所 : 胆沢病院 玄関ホール 対 象 : 地域住民 申し込み : 不要です 当日は、医療情報コーナーでタオル帽子やパンフレット などを用意してお待ちしております。 多くの方に立ち寄っていただければ幸いです。お誘い あわせの上、是非ご参加ください。 予 定 年間イベント開催予定表 月 1 回 第 4 火曜日 9 : 00 00~ ~ 12 12:: 00 ※予定は変更する場合があります 今後、いただいた意見を反映し、療養生活に役立てられる情報や知識、 技術を発信する機会として定期的にイベントを開催してまいります。 開催日 内 容 テーマ 担当スタッフ 開催形態 5月19日(火) 16:00~ がんと治療 身近な人ががんになったとき ~役立つがんの知識と情報~ 医師 講演会 6月23日(火) 食事、栄養に関連したもの 化学療法中でもおいしく食べよう 管理栄養士 プチ勉強会 7月28日(火) 薬の副作用と対策 抗がん剤の副作用と対策 薬剤師 プチ勉強会 検査項目・検査結果の 見方について 検査項目・項目内容について ご説明いたします! 臨床検査技師 プチ勉強会 10月 4日(日) ~10日(土) 緩和ケアについて 知って欲しい緩和ケア 緩和ケアチーム プチ勉強会 10月 8日(木) 18:00~ 健康講演会 がんの療養と緩和ケア 医師、 緩和ケア認定看護師 講演会 11月24日(火) 自宅でできる体操など 運動について みんなで身体を動かしましょう! ~肩こり解消体操~ リハビリ プチ勉強会 12月22日(火) タオル帽子をつくろう・ ウィッグ展示会 タオル帽子をつくろう・ ウィッグ展示会 岩手ホスピスの会、 胆沢病院ボランティ ア会、ウィッグ業者 実演、展示 皮膚・排泄ケア 認定看護師 実演、勉強会 放射線技師 プチ勉強会 8月25日(火) 9月29日(火) 1月26日(火) スキンケア 2月23日(火) CTとMRIの違い、 放射線治療 がん治療中のスキンケア 「治療中でも皮膚の健康を保とう」 放射線について 3月22日(火) ※ についてはがんに特化 5岩手県立胆沢病院地域医療連携だより クローバー 5 ◆◇◆ 転 出 ◆◇◆ 副院長兼医療安全管理室長兼リハビリテーション科長 清水 幸彦(県立江刺病院へ) 院長兼病理科長 松本 登 臨床研修医 小野田 奈保子 内視鏡科長 矢口 圭 臨床研修医 三浦 志織 内科医長 永井 博 内科医長 鳴海 創大 整形外科医長 吉田 瑛紀 医師 客本 ゆき恵 前 回、胆沢 病 院 に“ダ・ヴ ィ ンチ”が 導入 され る こ と を 報告しました。 鈴木 健大 ダ・ヴィン チとは、米国製の 内視鏡手術支援ロボッ トの こ と で、今「ロ ボ ッ ト手 術」とい え ば ダ・ヴィ ン チ 手 術 を さし ます。ダ・ヴ ィン チは、外 科医 が操作を する コン ソール、 本の腕で手術をする本体、モニター等を収納 するビジョンカートの つからなります。 医師 ◆◇◆ 退 職 ◆◇◆ ダ・ヴィ ンチ 手 術と は 一 言で言 うと 遠隔操 作 による体腔鏡手術(い わ ゆ る ラ パ ロ 手 術) です。 円玉よ ただし、使用する高性 能 カメラ は肉 眼では 見 え ない微 細な 血管や 層 な どの 観察 が可 能で、 外 科医の 手に 相当す る ア ームに は人 間の関 節 以 上の 可動 域が あり、 非 常に精 密で 滑らか な 動きが可能です。ダ・ ヴ ィンチ で米 粒に字 を 書 い た り、 さらに、手術は気腹を して行うため、出血も 非 常に少 ない という 利 点があります。 り 小さい 鶴を 折るこ と もできます。 10 ダ・ヴィンチ ” 米国製の内視鏡手術支援ロボット“ 下田 次郎 副院長兼泌尿器科長 3 3 岩手県立胆沢病院 地域医療福祉連携室 〒023-0864 岩手県奥州市水沢区字龍ヶ馬場61番地 TEL 0197-24-4121 FAX 0197-24-4180(地域医療福祉連携室専用) URL http://www.isawa-hp.com/ 6 6岩手県立胆沢病院地域医療連携だより クローバー
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