挑戦し続けることをモットーに。 未来の自分像を目指して、歩き続ける。

高く跳ぶ人たち
挑戦し続けることをモットーに。
未来の自分像を目指して、歩き続ける。
システム開発本部
平國 江里子
資金証券担当 課長
03.
ERIKO HIRAKUNI
銀行同士の取引を支えるシステム開発と保守。
プレッシャーの大きさと比例するやりがいがそこに。
会社として初めて取り組んだオフショア開発。
あの時、手を上げて良かったと心から思う。
大手銀行グループの 2 つの銀行の本部で使われる市場系シス
そうした貴重な経験をした後、銀行様のクライアントサーバ
テムの開発と保守管理を担当しています。具体的に銀行様が
型システムを Web システムに更改した案件に、案件リーダー
金融市場で取引される際に使われるシステムや、銀行全体の
として参加できる機会に恵まれました。ちょうどクライアン
勘定やバランスシートを管理するものです。また、支店のデー
トサーバ型システムを使われていた銀行様のクライアントパ
タを集めて、その中から本部で使うお金や経費を管理するシ
ソコンがサポート切れを迎えるため、その代わりに Web シス
ステムなどにも携わっています。銀行同士の取引となるため、
テムを提案。社内のシステム検討会で、オフショア開発でやっ
一回の取引額が何百万ドル単位となることが多く、だからこ
てみたらどうか、と役員の方から言われました。
当時、前例が
そ何よりも安定稼動させることが重要となります。幸いにし
なかったのですが、チャンスだと感じた私はその場で
「やって
て こ れ ま で 大 き な ト ラ ブ ル は あ り ま せ ん が、常 に プ レ ッ
みます!」と即答。中国の協力会社からの問い合わせに始ま
シャーは感じています。でも、些細なことでも銀行本部のユー
り、進捗管理にいたるまで私と後輩の 2 人体制で対応しなけ
ザー様から私宛に直接電話があり、頼りにして下さるのは
ればならなかったため、非常に苦労したものの、最終的には納
パートナーとして認められている感じがしてとても嬉しいで
期どおり無事稼動させることができました。この時の成功が
すね。
あったからこそ、ソフィアのオフショア開発は本格的に行わ
れ始めたのだと自負しています。そのきっかけをつくれたこ
金融市場の本場で外国人と一緒に仕事をしたこと。
その貴重な経験が、今の自分を作ってくれた。
入社当時は国内で使用しているシステムと同様のものを海外
で使用していたため、入社間もない頃から 7 年間、毎年保守の
ために海外出張に行っていた時期がありました。ニューヨー
ク、ロンドン、スイス、シンガポール、香港などいわゆる金融市
場の本場と言われるところを巡り、入社 2 年目でありながら
会社の代表として海外の人々と交渉できたことは自分に取っ
て大きなプラスになったと思います。そのおかげで今、海外の
人々とやりとりしても緊張せずにコミュニケーションを図る
ことができています。少々の問題に直面しても動揺しない度
胸も、この時に身に付きました。
とはとても嬉しく思っています。
挑戦できるチャンスは積極的に自分のものに。
これからもそのスタンスは変わらない。
私のモットーは、常に新しいことをやってみたい、挑戦してみ
たいというものです。若い人たちにはもっと積極的にチャレ
ンジしたらいいのにと思うことがあります。今、携っている会
社内の設備関係を一括管理するシステム設計の案件も話が持
ち上がった時に自ら手を上げました。技術指導も兼ねて、新入
社員と一緒に進めています。また、オフタイムにはゴルフサー
クルの幹事もやっています。このゴルフサークルには、役員を
はじめ、いろいろな層の人たちが参加しています。これから
も、こうしてあらゆることに積極的に参加し、良い人間関係を
築き、いつか自分の味方ばかりのホームだけでなく、アウェイ
な環境でも周りの人を動かし、任務を遂行できるプロのプロ
ジェクトマネジャーになりたいと思います。そんな未来の自
分を夢見て、今から胸を高鳴らせています。