ペルシャヒョウの(シラツ)が死亡しました - 東山動植物園

平成 27 年 10 月 23 日
市政記者クラブ 様
東
山
総
合
公
園
担当 動物園 黒邉・今西
TEL 782-2114
ペルシャヒョウの(シラツ)が死亡しました
本日(平成 27 年 10 月 23 日午後 1 時 50 分頃)
、東山動植物園のメスのペルシャヒョウ(シラツ)
が死亡しましたのでお知らせします。
記
1 死亡個体
・性 別 メス
・年 齢 19 歳(1996 年 5 月 29 日 アメリカ合衆国生まれ)
・愛 称 シラツ
・体の大きさ 体長 107cm、体重 37.9 ㎏(死亡時)
・エピソード
○1999 年 5 月にアメリカ合衆国のオークヒル希少動物センターから来園しました。
○飼育員の姿を見つけると檻越しに身体を擦りつけて触ってほしがるほどの甘えん坊で、環
境が変わったり担当飼育員が替わったりしても気にしない大らかな性格でした。
○今年の 9 月 21 日(敬老の日)に名古屋市獣医師会から長寿表彰を受けました。
2 死亡原因
解剖では上部消化管に出血が認められましたが、死因については詳細調査中です。
3 死亡に至る経緯
緑内障に伴う角膜炎が重症化し、投薬処置では治癒が見込めないことから、10 月 19 日に右
眼球の一部摘出手術を行いました。
術後、いったんは元気が回復したものの、10 月 22 日夕方より体調が優れず、食欲もなくな
り、動物園の獣医師による投薬治療も効なく、10 月 23 日午後 1 時 50 分頃、獣医師が死亡を確
認しました。
4 その他
10 月 24 日(土)から 11 月 8 日(日)まで本園食肉小獣舎前に献花台を設置します。
【参 考】
■ ペルシャヒョウについて
ヒョウの亜種で、アフガニスタンからトルクメニスタン南部、イラン北部、コーカサス山
脈にかけて生息する絶滅危惧種。生息数は成獣で 1000 頭前後とみられる。毛皮取引のため
の密猟、家畜を守るための駆除、生息地の破壊、餌となる動物の減少によって個体数が急
速に減っている。
野生のヤギやヒツジ、イノシシなどを捕食する。単独で狩りを行い、樹木や岩群のような
見晴らしの良い場所で獲物の居場所を確認した後、跳びかかるのに十分な距離にまで忍び
寄って捕獲する。
1 年中繁殖し、1 回につき 1~4 匹の子供を産む。妊娠期間は 90~105 日。子供は 1 年から 1
年半で独り立ちする。寿命は 10~15 年。飼育下では 20 年ほど。
国際自然保護連合(IUCN)レッドリスト(EN、絶滅危惧ⅠB 類)
■ 東山動植物園でのペルシャヒョウの飼育展示
シラツの死亡によりペルシャヒョウの飼育展示は終了となりました。
在りし日のシラツ