コンピュータ演習1

コンピュータ演習1
表の作成
表の作成
– tabular環境
– table環境
– array環境
– minipage環境
表の作成
tabular 環境
基本的な表を記述する環境(テキストモード)
table環境
文章中の表を管理する環境
array環境
表を記述する環境(数式モード)
minipage環境
表を並べて表示
テキストモード&数式モード
LaTeXにはテキストモードと数式モードの2種類のモードがあ
ります。
テキストモード
本文の日本語や英語等の文書を記述するためのモード。
数式モード
数式を記述するためのモード。
$や$$で挟まれた部分等が数式モードとして扱われる。
tabular 環境
【例】
¥begin{tabular}{lrl}
国名 & 人口(百万人) & 首都 ¥¥
日本 & 120 & 東京 ¥¥
フランス & 50 & パリ ¥¥
アメリカ合衆国 & 200 & ワシントン
¥end{tabular} 各セルの間に&を入れる
列配置
l :左寄せ
c:中央寄せ
r :右寄せ
行の最後に¥¥を入れ、
改行させる
tabular 環境(横罫線)
【例】
¥begin{tabular}{lrl} ¥hline
国名 & 人口(百万人) & 首都 ¥¥ ¥hline ¥hline
日本 & 120 & 東京 ¥¥
フランス & 50 & パリ ¥¥ ¥cline{2‐3}
アメリカ合衆国 & 200 & ワシントン¥¥ ¥hline
¥end{tabular} 行に罫線を引く場合は
¥hlineや¥clineを用い
ます。
tabular 環境(縦罫線)
【例】
¥begin{tabular}{|l|r|l|} 国名 & 人口(百万人) & 首都 ¥¥
日本 & 120 & 東京 ¥¥
フランス & 50 & パリ ¥¥
アメリカ合衆国 & 200 & ワシントン
¥end{tabular} 列に罫線を引く場合は
行配置に|を用います。
tabular 環境
【例】
¥begin{tabular}{|l|r|l|} ¥hline
国名 & 人口(百万人) & 首都 ¥¥ ¥hline ¥hline
日本 & 120 & 東京 ¥¥
フランス & 50 & パリ ¥¥
アメリカ合衆国 & 200 & ワシントン¥¥ ¥hline
¥end{tabular} tabular 環境(セルの合成)
合成するセルの部分に
¥multicolumn{合成するセル数}{列配置}{セルの内容}
を入力する。
【例】
¥begin{tabular}{|l|r|l|} ¥hline
国名 & 人口(百万人) & 首都 ¥¥ ¥hline ¥hline
日本 & 120 & 東京 ¥¥
¥multicolumn{2}{|c|}{フランス} & パリ ¥¥
アメリカ合衆国 & 200 & ワシントン¥¥ ¥hline
¥end{tabular} table環境
tabular環境で作成した表はページをまたぐことがで
きません。そのため次ページに改ページされ、かなり
の余白が空いてしまう場合があります。
tabular環境で作成した表をtable環境で囲んでおくと
、余白が大きなページができないよう調整して適当
な位置に表が作成されます。また、文書中に表がい
くつか出てくる場合の表番号の管理等も行います。
table環境
表の上部に表のタイトルを付けます。
¥begin{table}
¥caption{ 表のタイトル }
¥begin{center}
表
¥end{center}
¥end{table}
表を中央寄せにしておくと
見栄えがよい。
表の下部に表のタイトルを付けます。
¥begin{table}
¥begin{center}
表
¥end{center}
¥caption{ 表のタイトル }
¥end{table}
表を中央寄せにしておくと
見栄えがよい。
【例】
¥begin{table}
¥caption{各国の人口と首都}
¥begin{tabular}{|l|r|l|} ¥hline
国名 & 人口(百万人) & 首都 ¥¥ ¥hline ¥hline
日本 & 120 & 東京 ¥¥
フランス & 50 & パリ ¥¥
アメリカ合衆国 & 200 & ワシントン¥¥ ¥hline
¥end{tabular}
¥end{table}
【例】
¥begin{table}
¥caption{各国の人口と首都}
¥begin{center}
¥begin{tabular}{|l|r|l|} ¥hline
国名 & 人口(百万人) & 首都 ¥¥ ¥hline ¥hline
日本 & 120 & 東京 ¥¥
フランス & 50 & パリ ¥¥
アメリカ合衆国 & 200 & ワシントン¥¥ ¥hline
¥end{tabular}
¥end{center}
¥end{table}
【例】
¥begin{table}
¥begin{center}
¥begin{tabular}{|l|r|l|} ¥hline
国名 & 人口(百万人) & 首都 ¥¥ ¥hline ¥hline
日本 & 120 & 東京 ¥¥
フランス & 50 & パリ ¥¥
アメリカ合衆国 & 200 & ワシントン¥¥ ¥hline
¥end{tabular}
¥end{center}
¥caption{各国の人口と首都}
¥end{table}
array環境
数式モードで用いる表作成環境で、tabular環境とソースの書式は同じ。
セルの中も数式モードとなるので、セルの中が数式である場合には便利。
array環境は数式モードで用いないとエラーが出ます。
¥begin{tabular}{ccc}
a & b & c ¥¥
d & e & f ¥¥
g & h & i ¥end{tabular} $
¥begin{array}{ccc}
a & b & c ¥¥
d & e & f ¥¥
g & h & i ¥end{array}
$ 【例】
$
A=¥left(
¥begin{array}{ccc}
a_{11} & a_{12} & a_{13} ¥¥
a_{21} & a_{22} & a_{23} ¥¥
a_{31} & a_{32} & a_{33} ¥end{array}
¥right)
$ 他にも応用例は多数ありますが、それは数式のところで紹介します。
minipage環境
minipage環境は与えられた幅のページを作る環境です。
ここでは表を並べて書くために使用します。
(図や表などを並べる場合にも使用します。)
¥begin{minipage}{ 表1の幅 }
表1
¥end{minipage}
¥begin{minipage}{ 表2の幅 }
表2
¥end{minipage}
¥begin{minipage}[]{2cm}
¥begin{tabular}{|c|c|} ¥hline
b & c ¥¥ ¥hline
d & e ¥¥
¥hline
¥end{tabular}
¥end{minipage}
¥begin{minipage}{8cm}
¥begin{tabular}{|l|r|l|} ¥hline
国名 & 人口(百万人) & 首都 ¥¥ ¥hline ¥hline
日本 & 120 & 東京 ¥¥
¥multicolumn{2}{|c|}{フランス} & パリ ¥¥
アメリカ合衆国 & 200 & ワシントン¥¥ ¥hline
¥end{tabular}
¥end{minipage}
演
下記の表を作成しなさい。
習