ペットが与えるお子様への影響に関する意識調査

NewsRelease
2015年9月29日
ペット飼育が子どもの「思いやり」、「感受性」を育む!
98.2%の親が「子どもが小学生までにペットを飼って良かった」と回答
『情操教育』への効果も9割以上が感じる結果に
~ペットが与えるお子様への影響に関する意識調査~
T&D保険グループのペット&ファミリー少額短期保険株式会社(東京都文京区、代
表取締役社長:三瓶 雅央)は、お子様が小学生までの時期に、犬または猫を飼ってい
た、もしくは現在飼っている30歳以上の男女500人を対象に、『ペットが与えるお子様
への影響に関する意識調査』(インターネット調査)を実施しました。
調査概要
●調査対象 :お子様が小学生までの時期に犬または猫を飼っていた、もしくは現在飼
っている全国の30歳以上の男女
●有効回答数:500サンプル(男性・268サンプル、女性・232サンプル)
●調査方法 :インターネットリサーチ
●調査期間 :2015年8月28日(金)~2015年8月31日(月)
調査背景
ペットは子どもの成長に良い影響を与えると言われていますが、実際にどのような影響
があるのでしょうか。そこで今回、お子様が小学生までの時期に、犬または猫を飼って
いた、もしくは現在飼っている全国の30歳以上の親500名に対し『ペットが与えるお子
様への影響に関する意識調査』を行いました。
調査結果サマリー
●ペットの世話をしているお子様が 9 割以上と判明。犬を飼っている家庭では「散歩」
が 75.8%で最も多く、猫を飼っている家庭では「餌やり」が 80.6%で最も多い結果と
なった。
●お子様が小学生の頃までにペットを飼っていて 76.8%の親が「良かった」と回答。
また、「どちらかといえば良かった」と回答した 21.4%を合わせると、98.2%の親が
ペットを飼っていて良かったと感じている。
●ペットを飼うことにより、「思いやりを持つようになった」、「動物が好きになった」、
「感受性が豊かになった」と感じる親が多い傾向にあり、ペットを飼うことにより、精
神面の成長に関して、多くの変化があったことがわかった。
●ペットを迎え入れた理由のひとつとして、『情操教育』を「考えてはいなかった」と
回答した親が多い結果となったが、ペットを飼うことで『情操教育』に「効果はあった」
と回答した方が59.6%、「どちらかといえば効果はあった」38.0%と合計97.6%が、
効果があったと感じているようだ。
●お子様が子どもを持つようになったら、ペットを飼うことをすすめたいと考えている
方は合計82.0%となった。『情操教育』の効果を感じた親は、お孫様のためにもペッ
トを飼うことをすすめる傾向があるようだ。
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調査結果概要
■ペットオーナーの性別
■ペットの種類
0%
20%
40%
60%
犬
女性
男性
46.4%
53.6%
80%
73.6%
猫
39.2%
※犬・猫飼育経験がある方は犬・猫両方に回答。
■お子様は、ペットのどんな世話をしていますか、またはしていましたか。
(複数回答)n=500
100%
80%
60%
40%
20%
0%
世話は
餌やり
散歩
トイレ
掃除
しつけ
ブラッシ
シャン
ング
プー
しない・
洗濯
その他
世話は
していな
かった
犬(n=368)
73.9%
75.8%
28.0%
31.3%
22.6%
18.8%
4.3%
1.4%
6.3%
猫(n=196)
80.6%
29.6%
35.7%
28.1%
23.0%
12.2%
3.1%
3.1%
10.2%
全体(n=500)
75.2%
57.0%
29.4%
28.4%
21.4%
15.2%
3.6%
1.8%
8.2%
お子様がペットのどんな世話をしているかという質問では、犬を飼っている家庭は「散
歩」が 75.8%で最も多く、猫を飼っている家庭は「餌やり」が 80.6%で最も多い結果
となりました。
「世話はしていない・していなかった」と回答した方は全体でわずか 8.2%
となり、9 割のお子様が何かしらの世話をしていることがわかります。ペットを飼うこ
とを検討しているが、
『子どもが世話をしないのでは?』と不安を感じているご家庭にと
っては安心できる結果となりました。
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■あなたのお子様が小学生の頃までにペットを飼っていて良かったと思いますか。
(単数回答)n=500
0%
20%
40%
60%
80%
100%
1.6%
全体(n=500)
76.8%
0.2%
1.4%
20.9%
0.3%
98.2%
犬(n=368)
77.4%
猫(n=196)
良かった
21.4%
どちらかといえば良かった
どちらかといえば悪かった
2.0%
悪かった
21.4%
0.5%
76.0%
お子様が小学生の頃までにペットを飼っていて良かったと思うかをお聞きしたところ、
76.8%の親が「良かった」と回答しました。また、
「どちらかといえば良かった」と回
答した 21.4%を合わせると、98.2%の親がペットを飼っていて良かったと感じている
ことが判明しました。またペット別で比較をしても、犬、猫問わず 9 割の親がペットを
飼って良かったと思っているようです。そこで、ペットを飼うことは子どもの成長にお
いて、どのような変化をもたらすのか詳しく調査を行いました。
■あなたのお子様が小学生の頃までにペットを飼うことによって変化があったことを
お答えください。
(複数回答)n=491
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
思いやり
を持つ
ように
なった
周りに
動物が 感受性が 責任感を
気を
物怖じ
好きに
豊かに 持つよう 使える
しなく
なった
なった になった ように
なった
継続力が
ついた
社交性が
身に
ついた
健康に
なった
動物が
嫌いに
なった
変化は
なかった
なった
犬(n=362)
69.3% 57.5% 48.1% 26.8% 12.2% 10.2%
8.3%
6.6%
5.8%
0.3%
4.4%
猫(n=191)
70.7% 57.6% 48.2% 23.0% 12.0%
5.8%
4.7%
3.7%
4.7%
0.0%
2.6%
全体(n=491) 69.2% 57.0% 46.0% 24.2% 10.8%
8.8%
6.3%
5.5%
5.1%
0.2%
4.3%
ペットを飼うことにより、どのような変化があったかをお聞きしたところ、最も多かっ
た回答は「思いやりを持つようになった」となり、69.2%の親が回答しています。次
いで「動物が好きになった」57.0%、
「感受性が豊かになった」46.0%となりました。
ペットを飼うことにより、精神面の成長に関して多くの変化があったことがわかります。
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■ペットを飼っていることであなたのお子様の成長や変化を感じたシーンをお答えくだ
さい。(自由回答)n=491
【優しさ】
動物への愛情が豊かになって優しい子になった気がする。(猫オーナー35 歳女性)
ペットに留守番をさせる時、いつも玄関で帰宅するのを待っているため、子どもが
自分で玄関に毛布を敷いてやるようになった。(犬オーナー57 歳女性)
【責任感】
習い事は続かなかったが、ペットの世話は積極的にしていた。責任感が身についたと
思う。
(猫オーナー53 歳女性)
ペットは言葉をしゃべらないので、自分で考えてペットがどんな風に思っているかを
考えて行動するようになり、それによって、自分のことは自分でするようになった。
(犬オーナー47 歳女性)
【その他】
散歩させたり、ペットの飼い方に関する本を読んだり、自発的な面が成長したと思い
ます。(犬オーナー54 歳女性)
散歩を通じていろんな方と友だちになれた。(犬オーナー50 歳男性)
言葉の通じないペットだからこそ、生まれるコミュニケーションがあり、そこから優し
さや思いやり、責任感などの成長や変化を感じる親が多いことがわかりました。
お子様の成長を感じることのできる瞬間は親にとっても何よりもうれしい瞬間ですね。
■ペットを迎え入れた時の理由のひとつとして、お子様の情操教育を考えていましたか。
(単数回答)n=500
0%
全体
(n=500)
20%
34.2%
40%
60%
43.2%
80%
100%
19.6%
3.0%
犬(n=368)
39.9%
42.7%
27.6%
43.9%
考えてはいなかった
14.7%
2.7%
猫(n=196)
考えて迎え入れた
25.5% 3.1%
すでに飼っていた
わからない
ペットを迎え入れた理由のひとつとして、感情や想像、個性を育み、心を豊かにするた
めの教育といわれる『情操教育』を考えていたかをお聞きしたところ、「考えて迎え入
れた」と回答した方は 34.2%と「考えてはいなかった」と回答した 43.2%よりも少な
い結果となっています。ペットを迎え入れた時点では、お子様の情操教育のためと考え
ていた親は少ないようです。
NewsRelease
■お子様の情操教育として、ペットを飼うことによる効果はあったと思いますか。
(単数回答)n=500
0%
20%
40%
60%
80%
100%
1.0%
全体(n=500)
59.6%
38.0%
1.4% どちらかといえば
0.8%
効果はあった
97.6%
犬(n=368)
62.2%
36.1%
0.8%
2.0%
猫(n=196)
効果はあった
59.7%
どちらかといえば
効果はなかった
効果はなかった
35.7%
2.6%
ペットを飼うことで『情操教育』に効果があったかをお聞きすると、「効果はあった」
と回答した方が 59.6%、
「どちらかといえば効果はあった」38.0%と合計 97.6%の親
が効果があったと感じているようです。犬や猫とふれあい、世話をすることにより、感
情などが豊かになったと感じる親が 9 割以上という驚きの結果となり、情操教育の効果
があったと感じている親が多いことが明らかになりました。
■もし、あなたのお子様が結婚し、子どもを持つようになったら、ペットを飼うことを
すすめますか。
(単数回答)n=500
0%
全体(n=500)
20%
22.0%
40%
60%
60.0%
80%
100%
18.0%
必ずすすめる
19.0%
すすめてみる
82.0%
犬(n=368)
23.6%
猫(n=196)
24.0%
57.3%
60.7%
15.3%
すすめない
お子様が子どもを持つようになったら、ペットを飼うことをすすめたいと考えている方
は合計 82.0%となりました。お子様の情操教育を目的にペットを飼い始めたという親
は少ないものの、子どもが餌やりや、散歩などの世話をし、ペットと触れ合うことによ
り、思いやりを持つようになったり、感受性が豊かになったりと情操教育への効果があ
ったと感じている親が多いという本調査結果を踏まえ、お孫様のためにもペットを飼う
ことをすすめる傾向が見受けられます。現在、ペットを飼うか悩んでいるお母様、お父
様はご参考にしてみてはいかがでしょうか。
本調査結果に関するお問い合わせ先
ペット&ファミリー少額短期保険株式会社 経営企画部 佐藤
電 話:03-5844-1120
URL:http://www.petfamilyins.co.jp/