レタッチング(Photoshop レタッチング( Photoshop) Photoshop) □トリミングと切り抜き処理 ①<ファイル ファイル>→<開く 開く>→<nendo.jpg nendo.jpg>とし、画面を ファイル 開く nendo.jpg 最大化しておく。 ②<切り抜きツール 切り抜きツール>を選択し、トリミングしたい部分を 切り抜きツール ドラッグする。正方形にしたい場合は<Shift Shift キー>を押 キー 切り抜きツール しながら囲む。範囲調整は、画像周囲の<ハンドル ハンドル>をド ハンドル ラッグする。なお、切り捨てる部分は黒い影になっている。 ③範囲が決まったら<Enter Enter キー>を押す。取り消したい キー 場合は<Esc Esc キー>を押す。 キー 補足 元の画像を触りたくない場合は、<長方形選択ツー 長方形選択ツー ル>で切り抜きたい範囲を囲み、<Ctrl+C Ctrl+C>でコピーして Ctrl+C <Ctrl+N Ctrl+N>で新規ページを開く。 新規ページはコピーした Ctrl+N 画像サイズと同じなので、そのまま<Ctrl+V Ctrl+V>で貼り付け Ctrl+V れば、元の画像を触らずにトリミングする事が可能である。 □画像を選択する ①<ファイル ファイル>→<開く 開く>→<mondrian.jpg mondrian.jpg>とし、 画面 ファイル 開く mondrian.jpg を最大化しておく。<自動選択ツール 自動選択ツール>を選択し、オプシ 自動選択ツール 自動選択ツール ョンバーで<許容値 許容値( 許容値(ここでは 100) 100)>を設定する。許容 値が大きいほど広い範囲を選択することが出来る。 ②許容値は、選択したピクセルとどれだけ近い色を選択す るかを設定する。背景と選択した色が近い時は、この数値 を少なめに設定し、色の差が大きいときは大きめに設定す るのがポイント。 ③黄色の部分をクリックし、<Shift Shift キー>をおしながら、 キー 他の黄色もクリックする。4つの黄色いマスが選択された。 複数の色を選択する場合は<Shift Shift キー>を押しながら選 キー 択する。 ④<Ctrl+D Ctrl+D>で選択を解除し、 再度黄色を1マスだけ選択 Ctrl+D してみよう。 ⑤黄色の部分を別の色に塗り替えてみる。 ⑥<レイヤーパレット レイヤーパレット>の右上端の▲マークをクリック レイヤーパレット し、<新規レイヤー 新規レイヤー>をクリックする。 新規レイヤー 塗り潰しツール ⑦左図のようなウィンドウが表示されたら<レイヤー名 レイヤー名 称:色 1>として、<OK OK>とする。 OK 描画色 カラーパレット ⑧<描画色 描画色>を<カラーパレット カラーパレット>で任意色に設定する。 描画色 カラーパレット ⑨<塗り潰しツール 塗り潰しツール>を選択し、選択された四角形の中で 塗り潰しツール クリックする。色が変更された。 ⑩同じように他の部分の色も変更してみよう。変更する時 は新しいレイヤを作成のこと。 補足 <四角形選択ツール 四角形選択ツール>や<円選択ツール 円選択ツール>で図形 四角形選択ツール 円選択ツール を作成し、色をつけてみよう。 □スケッチアップの画像に人物データを貼り付ける(模型写真も同様) ①Photoshop 上で<people.jpg people.jpg>と<farnsworth.jpg farnsworth.jpg>を people.jpg farnsworth.jpg 開き、<people.jpg people.jpg>を<Ctrl+(+) Ctrl+(+)>で拡大する。 people.jpg Ctrl+(+) 自動選択ツール ②<自動選択ツール 自動選択ツール>を選択し、 オプションバーの<許容 許容 自動選択ツール 値:10><アンチエイリアス アンチエイリアス、 10 アンチエイリアス、隣接にチェックマーク>を 隣接にチェックマーク 入れる。任意の人物データをクリックする。 ③<Ctrl+C Ctrl+C>でコピーして<farnsworth.jpg farnsworth.jpg>のデータ Ctrl+C farnsworth.jpg 上に<Ctrl+V Ctrl+V>で貼り付ける。 Ctrl+V ④<描画色 描画色>を<カラーパレット カラーパレット>で任意色に設定する。 描画色 カラーパレット ⑤<自動選択ツール 自動選択ツール>で人物を選択する。 自動選択ツール ⑥<塗り潰しツール 塗り潰しツール>で貼り付けた人間をクリックする。 塗り潰しツール 人物の色が変更された。<レイヤーパレット レイヤーパレット>の<不透明 不透明 レイヤーパレット 度:50 度:50%(任意) 50%(任意)>とする。 %(任意) ⑦追加でもう一人人物を貼り付けてみよう。 □写真データに人物データを貼り付け、影をつける ①Photoshop 上に<barcelona.jpg barcelona.jpg>と<Mcqeen.jpg Mcqeen.jpg>を barcelona.jpg Mcqeen.jpg 開く。 ②<自動選択ツール 自動選択ツール>を選択し、<Mcqueen.jpg Mcqueen.jpg>の背景 自動選択ツール Mcqueen.jpg をクリックする。オプションバーは先ほどのままでよい。 ③<選択範囲 選択範囲>→<選択範囲を反転 選択範囲を反転>とし、 <選択範囲 選択範囲> 選択範囲 選択範囲を反転 選択範囲 →<選択範囲を変更 選択範囲を変更>→<境界をぼかす 境界をぼかす>とする。 <境界 境界 選択範囲を変更 境界をぼかす をぼかすウィンドウ>が表示されたら、半径を<0.5pixel 0.5pixel をぼかすウィンドウ >と入力しOKとする。輪郭をぼかすと輪郭のラインがソ フトになるため、背景と馴染み易い。 ④次に<Ctrl+C Ctrl+C>で人物をコピーし、<barcelona.jpg barcelona.jpg> Ctrl+C barcelona.jpg に<Ctrl+V Ctrl+V>で貼り付ける。 Ctrl+V ⑤人物を貼り付けたら、<編集 編集>→<変形 変形>→<拡大 拡大・ 編集 変形 拡大・縮 小>として、人物の大きさを調整する。 Ctrl キー>をおしながら<レイヤー ⑥<Ctrl レイヤー 1>をクリックすると、 キー レイヤー 1 の人物が選択される。 ⑦⑥で選択した人物を< Ctrl+C>でコピーして、そのまま< Ctrl+C Ctrl+V>で貼り付けると、<レイヤー レイヤー 2>が作成される。 Ctrl+V Ctrl キー>を押しながら<レイヤー ⑧<Ctrl レイヤー 2>をクリックする。人 キー 物が選択されたところで<描画色 描画色: 塗り潰しツール 描画色:黒>とし、<塗り潰しツール >で人物をクリックする。 ⑨<レイヤーパレット レイヤーパレット>で<不透明度: 不透明度:20 20%>とする。 レイヤーパレット 不透明度:20% ⑩<編集 編集>→<変形 変形>→<自由な形に 自由な形に>とし、影の位置を調整す 編集 変形 自由な形に る。影の向きは建築物の影を参考にし、影の濃さは任意とする。 □コピースタンプツールを使って画像を補修する ①<ファイル ファイル>→<開く 開く>→<fontana1.jpg fontana1.jpg>とし、画面 ファイル 開く fontana1.jpg を最大化しておく。 ②<Ctrl+(+, Ctrl+(+,- Ctrl+(+,-)>で画面を拡大したり縮小したりする。ゴ ミの部分を拡大し、修正し易いようにする。 ③<コピースタンプツール コピースタンプツール>を選択し、汚れ部分の下地と コピースタンプツール 類似色部分にカーソルを移動する。 ④<Alt Alt キー>を押しながらクリックし(画像のサンプリ キー ングという)、汚れにカーソルを合わせて、再度クリック する。 ⑤汚れの上にサンプリング画像が塗られて、汚れが消えた。 ⑥汚れの付着していた部分が、きちんと補修されているか を確認する。 ⑦同じ方法で「キャンバスの切れ目」を一つ、消してみよ う。ブラシの先を太めに設定すると良い。 補足 ここでのポイントは2点。一つ目は、出来る限り補 修したい部分の画像に近い色をサンプリングするという こと。2つ目は、補修する画像によって、ブラシの大きさ を変えるということ。細かい作業をする場合はブラシの先 を細くし、大き目の画像を補修する場合はブラシの先を太 くする。 スタンプツールはこまめに押すとヒストリーがいっぱい になり、それ以前に戻れなくなることがあるので注意。 □色を簡単に変えてみる ①<ウィンドウ ウィンドウ>→<ヒストリー ヒストリー>として、 <ヒストリー ヒストリー ウィンドウ ヒストリー パレット>を表示する。 パレット ②<ヒストリーパレット ヒストリーパレット>の<開く 開く>をクリックすると、 ヒストリーパレット 開く 画像を開いた時の状態に戻す事ができる。 ③<イメージ イメージ>→<色調補正 色調補正>→<色相・彩度 色相・彩度>とし、 < イメージ 色調補正 色相・彩度 色調・ 編集: 色調・彩度ウィンドウ>が表示されたら、<編集 彩度ウィンドウ 編集:イエロ ー系>とする。これはイエロー系の色調を修正するという ー系 意味。 ④<色相 色相>のカーソルを左右に移動すると、イエロー系の 色相 部分だけが変色する。単色のカラーを変更する場合に便利 な方法である。 □切り抜き/コピー/貼り付け/コピースタンプツールを使用した応用編 ①<fontana.jpg fontana.jpg>を開く。 fontana.jpg <長方形選択ツール 長方形選択ツール>を選択し、中央の「切れ目」を囲う 長方形選択ツール 移動ツール ように選択する。 ②<Ctrl+C Ctrl+C>でコピーし、<Ctrl+V Ctrl+V>で貼り付ける。レ Ctrl+C Ctrl+V イヤパレットに<レイヤー レイヤー 1>が追加された。そのまま再 度<Ctrl+V Ctrl+V>とし、<レイヤー レイヤー 2>を追加する。 Ctrl+V ③<移動ツール 移動ツール>を選択し、 「切れ目」をドラッグして左 移動ツール 側に移動する。この時<Shift Shift キー>を押しながら移動す キー ると平行移動が可能。 ④同じように、<レイヤー レイヤー 1>の「切れ目」を右に移動す る。 ⑤<Ctr Ctrl レイヤー Ctrl キー>を押しながら<レイヤ キー レイヤー 1>をクリックす る。画像が選択されたら、<編集 編集>→<変形 変形>→<回転 回転> 編集 変形 回転 とする。カーソルが<回転カーソル 回転カーソル>になったことを確認 回転カーソル したら、カーソルを回転したい方向にドラッグする。 ⑥画像を斜めに配置したら、適当な位置で<Ener Ener キー> キー を押す。 ⑦次に、3 つのレイヤに分かれた画像を 1 枚の画像に統合 してみよう。<レイヤパレット レイヤパレット>の▲マークをクリックし、 レイヤパレット <画像を統合 画像を統合>とする。 画像を統合 ⑧<背景 背景>と<レイヤー レイヤー 1>、<レイヤー レイヤー 2>が1枚の画 背景 像になったことを確認する。 ⑨<コピースタンプツール コピースタンプツール>を選択し、貼り合わせた画像 コピースタンプツール の境界部分を修正していく。 ⑩この時<Alt Alt キー>をおしながら、必ず修正したい部分 キー の下地の色を確認し、類似色をサンプリングするようにす る。 ⑪張り合わせた画像が自然に繋がっているかもう一度確 認する。時間が余った人は前工程でおこなった、色の変更 を行ってみよう。今回の画像データはレッド系の画像デー タなので、<色相 色相・ 編集: 色相・彩度ウィンドウ>の中の<編集 彩度ウィンドウ 編集:レッ ド系>とすることを忘れないようにする。 ド系 □画像の傾きの修正 写真を撮影した際に被写体が傾いてしまっているという事は珍しくない。 ここでは写真の傾きを簡単に修整する方法を学ぶ。 ①<ファイル ファイル>→<開く 開く>→<torreagbar.jpg torreagbar.jpg( ファイル 開く torreagbar.jpg トーレ・ アグバル)>とし、画面を最大化しておく。 ②<切り抜きツール 切り抜きツール>を選択し、 オプションバーの<クリ クリ 切り抜きツール ア>を押して、何も入力されていない状態にしておく。 ③画面上でカーソルをドラッグし、長方形を描く。<バウ バウ ンディングボックス>という長方形が表示された。 ンディングボックス ④周囲の 8 つの小さな四角形を<ハンドル ハンドル>といい、 右下 ハンドル あたりのハンドル近くにカーソルを合わせる。カーソルが <回転カーソル 回転カーソル>に変わったら、ドラッグして長方形を回 回転カーソル 転させる。 ⑤写真がどの程度傾いているのか判断するための基準線 を思い描く。今回のように縦にまっすぐと長い被写体の場 合は縦の中心線を思い描くと良い。 ⑥長方形の内側にカーソルを移動し、ドラッグすると四角 形を移動できる。四角形の右の縦線が建物の丁度中心線と 重なるような位置に移動する。 ⑦長方形の傾きが、被写体の傾きとほぼ重なる位置まで、 微調整を行う。 ⑧ハンドルを拡大・縮小させて、切り抜き範囲を広げる。 この際、注意する点は出来る限り被写体を中心にもってく ること。 ⑨切り抜き範囲は、出来る限り大きくし、背景の(余白) バランスを考えながら範囲を調整する。 ⑩この時、もともとの画像範囲を超えて設定すると写真に 空白が出来てしまうので注意する。 ⑪範囲を決定したら<Enter Enter キー>を押して完成。 キー ⑫余分な画像が切り取られ、傾きが修正されたまっすぐな 写真となった。 他に「ものさしツール」を使うやりかたもある。 □画像データの歪みを修正する ①<ファイル ファイル>→<開く 開く>→<casa casa del fascio.jpg>とし、 ファイル 開く fascio.jpg 画面を最大化しておく。 ②<ビュー ビュー>→<表示 表示>→<グリッド グリッド>として、画面上に ビュー 表示 グリッド グリッドを表示しておく。 補足 画像の歪みを修正する場合、必ず水平・垂直の基準 となるグリッドを表示して修正作業を行う。 ③<Ctrl+A Ctrl+A>で画像全てを選択し、 <編集 編集>→<変形 変形>→<自由 自由 Ctrl+A 編集 変形 な形に>とする。 な形に ④まずは左右の壁面線をグリッドに沿って垂直にする。写真の周 囲に表示されているハンドルをドラッグする。 このときスナップを外すのを忘れない。 ⑤次に屋根や各階スラブがグリッドに沿って、水平になっている かを確認する。再度壁面線もチェックし、全ての縦横ラインが水 平・垂直になったら<Enter Enter キー>を押す。 キー 補足 水平・垂直にハンドルを移動する場合は<Shift Shift キー>を キー 押しながらドラッグする。 □画質を簡単に修正する ①<ビュー ビュー>→<表示 表示>→<グリッド グリッド>として、グリッド ビュー 表示 グリッド を非表示にする。 ②<イメージ イメージ>→<色調補正 色調補正>→<自動レベル補正 自動レベル補正>と イメージ 色調補正 自動レベル補正 すると、明暗・白黒などを自動的に微調整して適正な画質 に調整される。一旦<Ctrl+Z Ctrl+Z>で一つ手前に戻る。 Ctrl+Z ③<イメージ イメージ>→<自動コントラスト 自動コントラスト>とすると、 コント イメージ 自動コントラスト ラストが自動的に調整される。ここでも再度<Ctrl+Z Ctrl+Z>で Ctrl+Z 一つ手前に戻る。 ④最後に<イメージ イメージ>→<色調補正 色調補正>→<自動カラー補 自動カラー補 イメージ 色調補正 正>とすると、カラー配分が自動的に調整される。 ⑤以上3点が最も基本的な画質調整の方法である。より細 かい微調整は応用編として、後ほど学習しよう。 □画質をシャープにする ①<フィルタ フィルタ>→<シャープ シャープ>→<アンシャープマスク アンシャープマスク フィルタ シャープ >とすると、左図のようにアンシャープマスクウィンドウ が表示される。 ②<量: 量:150 量:150%、半径: 150%、半径:1pixel %、半径: 1pixel、しきい値:1レベル 1pixel、しきい値:1レベル>と 、しきい値:1レベル 入力し、<プレビュー プレビュー>のチェックマーク ON/OFF を切 プレビュー り替えると、画像の変化を確認する事ができる。画像がは っきりとシャープになっている事を確認し、OK とする。 補足 「量」は、どの程度コントラストを強めるか、「半 径」は、輪郭線からどの程度の範囲を適用するのか、「し きい値」は、輪郭線の内側と外側にどの程度の濃度差があ るときにシャープを適用するのかを決定する。つまり、ア ンシャープマスクを適用するかしないかのボーダーライ ンといえる。 □コピースタンプツールの応用編 ①<Ctrl+(+) Ctrl+(+)>で画像右上辺りを拡大する。建物の手前に Ctrl+(+) 写ってしまっている電線を取り除いていく。 ②2 本の電線のうち下の電線の少し下辺りを<長方形選択 長方形選択 ツール>でドラッグして選択する。 ツール ③範囲が決まったら<Ctrl+C Ctrl+C>でコピーし、<Ctrl+V Ctrl+V> Ctrl+C Ctrl+V で貼り付ける。<レイヤー レイヤー 1>に貼り付けた画像が表示さ れる。 補足 選択ツールで選択した範囲が大きい場合は、<Al Alt Alt キー>を押しながら取り除きたい範囲をドラッグする。範 キー 囲を拡大する場合は<Shift Shift キー>を押しながら追加した キー い範囲をドラッグする。 ④<移動ツール 移動ツール>を選択し、貼り付けた画像を<矢印キー 矢印キー 移動ツール >で移動する。この時、<レイヤー レイヤー 1>が選択されている ことを確認する。 ⑤電線が隠れる位置まで貼り付けた画像を移動し、<レイ レイ ヤパレット>の▲をクリックする。<画像を統合 画像を統合>として、 ヤパレット 画像を統合 貼り付けた画像と背景を一体化する。 ⑥次に<Ctrl+(+) Ctrl+(+)>で左図のように拡大する。同じ方法の Ctrl+(+) 練習をしてみよう。 ⑦電線が重なっているポールの下辺りを<長方形選択ツ 長方形選択ツ ール>で選択し、<Ctrl+C Ctrl+C>でコピーする。<Ctrl+V Ctrl+V> ール Ctrl+C Ctrl+V で貼り付けたら、<移動ツール 移動ツール>を選択して電線が隠れる 移動ツール まで<矢印キー 矢印キー>で移動する。 矢印キー ⑧最後に<レイヤパレット レイヤパレット>の<画像を統合 画像を統合>として、 完 レイヤパレット 画像を統合 成。 □範囲を決めて補修する ①コピースタンプツールで補修する場合、同じような背景 色が連続していると補修し易いが、左図のように複雑な部 分をコピーするのは難しい。こんな場合は、あらかじめ補 修する範囲を決めて、範囲内だけを補修するようにしよう。 ②<長方形選択ツール 長方形選択ツール>で補修したい範囲をドラッグす 長方形選択ツール る。選択範囲は<Alt Alt キー>や<Shift Shift キー>を押しながら キー キー 拡大・縮小する事が出来るが、矢印キーで1pixel ごとの 移動も可能である。まずは補修範囲の位置を確定しよう。 ③<コピースタンプツール コピースタンプツール>を選択し、 付近の壁で、<Al Alt コピースタンプツール Alt キー>を押しながらサンプリングする。電線の上でクリッ キー クする。 補足 範囲を選択しておけば、範囲内のみの編集作業とな るため、スタンプがはみ出たりせずに補修できる。 □レベル補正を使って画像調整を行う ①写真の赤みを調整しよう。<ファイル>→< model01.jpg>とし、画面を最大化しておく。 model01.jpg ②<イメージ イメージ>→<色調補正 色調補正>→<レベル補正 レベル補正>として、 イメージ 色調補正 レベル補正 レベル補正ウィンドウを表示する。 ③<チャンネル チャンネル: △のカーソルを左側に移 チャンネル:RGB>のまま、 RGB 動し、ヒストグラムの右端で止める。これは、この写真に 白が足りていないことを示している。 補足 ▲カーソルを右に移動すると画像が暗くなるので 注意する。 ④見て分かるとおり、この白模型は全体的に赤みを帯びて しまっている。このように写真を撮影した際、ある特定の 色味に偏る事がある。 ⑤赤みを取り除いていこう。<チャンネル チャンネル: チャンネル :レッド>とす レッド る。これは赤みを調整するという意味。 ⑥▲カーソルを右側に移動すると赤みが減少する。行き過 ぎると緑系に偏ってしまうので注意しながら、適切と思わ れる位置でカーソルを止める。 ⑦<プレビュー プレビュー>のチェックマークを ON/OFF 切り替 プレビュー えると、どの程度の色味が変化したかチェックできる。修 正が完了したら OK とする。
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