問題1 基幹技能者の必要性について、最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 現場で他職との作業調整のために必要である。 ② 豊富な経験と優れた技量を持った指導員として必要である。 ③ 元請職員に対して適切な施工提案をするために必要である。 ④ 元請職員に代わって施主と協議するために必要である。 問題2 施工管理の目的として、最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 発注者の求める品質の確保。 ② 契約した工期の厳守。 ③ 発注者との契約変更。 ④ 現場の無駄を少なくし適正利潤の確保。 問題3 基幹技能者の作業員管理として最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 作業員の能力は全員同じとみなして役割分担をする。 ② 作業員の無理な増員は、不慣れな作業員が多くなり能率が低下する。 ③ 作業員に無理をさせると不安全行動が起きやすくなる。 ④ 作業員に不慣れな作業をさせる場合は事前に十分な指導をする。 問題4 事前調査として最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 地下埋設物の調査。 ② 搬入路の幅員、架線の高さ確認。 ③ 近隣住民の電力使用量について調査。 ④ 災害対応として関係機関の把握と連絡先の確認。 問題5 仮設に関する次の文章で、最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 仮設工事は現場の進捗を考慮して施工する。 ② 仮設設備は周囲の作業に支障をきたさない工夫をする。 ③ 仮設設備は使用目的を理解し必要な機能を果たすように工夫する。 ④ 撤去が前提の仮設設備は、通常、法令は考慮しないで設置する。 1 ページ 問題6 手配に関する次の文章で、最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 資機材の搬入は通常運搬業者が日時を決めて行う。 ② 作業員の手配は現場の進捗を十分把握して行う。 ③ 現場の工程、作業量の把握は的確に行う。 ④ 資機材調達は現場内の転用を視野に入れる。 問題7 基幹技能者の心構えとして最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 作業員に作業の目的を理解させる。 ② 作業員に対する安全指示は作業前より作業終了後が適切である。 ③ 直前に手順変更した場合は現場を確認しながら周知に努める。 ④ 作業終了時の片付けは次の作業に支障しない置き方を工夫する。 問題8 良い指導者になるための心得として、最も不適当なものを1つ 選びなさい。 ① 部下の持ち味を理解し、それに適応した役割を持たす。 ② 失敗した部下は同じ作業にはつけない。 ③ 自分の日常行動で、部下から信頼される努力をする。 ④ 部下の能力に見合った責任を持たせ、やる気を引き出す。 問題9 資材の受入検査の記述で最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 購入依頼した内容と納品書等の内容が一致しているか。 ② 規格品であれば検収は省略してよい。 ③ 搬入された資材に破損や変質等の異常がないか。 ④ 付属品や予備品が揃っているか。 問題10 揚重計画立案で必要のないもを1つ選びなさい。 ① 揚重機器の選定 ② 揚重の週間工程表 ③ 資材の塗装色 ④ 資材の大きさ、重量 2 ページ 問題11 契約書の記載事項で関係のないものを1つ選びなさい。 ① 工事の範囲。 ② 支給材、貸与品に関する条件。 ③ 第三者に損害を与えた場合の賠償金の負担の方法。 ④ 見積金額。 問題12 実行予算の作成に関する記述で最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 実行予算は、工程の進捗状況に応じて作成する。 ② 実行予算は、利益管理のための資料であるため書式は 定められたものはない。 ③ 実行予算として管理する範囲は立場によって異なる。 ④ 実行予算は工事の仕様や工程の条件を反映させる。 問題13 リース材に関する直接経費と関係の少ないものを1つ選びなさい。 ① リース期間に伴うリース料 ② 第3者に損害を与えた場合の保険料 ③ 搬出入に伴う運搬経費 ④ 返却時に発生する補修費 問題14 ネットワーク工程表について説明した文章の中で、( )に入る 語句で適当なものを1つ選びなさい。 ネットワーク工程表で最も長い日数を要するルートを ( ) と呼ぶ。この経路の通算日数が工期を決定しているので、期限内に計画 を完成するためには、この経路の作業が遅れないように工程管理を行う ことが、重要である。 ① アクティビティ ② デュレイション ③ トータルフロート ④ クリティカルパス 3 ページ 問題15 基幹技能者が行う管理に関する記述で、最も不適当なものを1つ 選びなさい。 ① 円滑な施工手順や、効率的な施工方法の提案など、積極的に元請に働き かけ、より良い施工を追求することは基幹技能者の役割である。 ② 無駄を少なくし且つ予定の期間内、時間内に作業を終了させ、後工程 に引き渡すことが工程管理の一番の目的である。 ③ 同じ資機材を使用すれば、作業員の力量に関係なく作業に必要な工期 は見込める。 ④ 作業の遅れが確認された場合、遅れた原因をつきとめ、後工程また次 の予定に影響があるかどうかを判断し、その判断の結果によって必要 があれば対策を立て実行する。 問題16 品質管理を的確に行った結果の記述で、最も不適当なものを1つ選び なさい。 ① 品質が向上し信頼性が増す。 ② 作業が多くなり原価が上がる。 ③ 品質が均一化される。 ④ 問題点や改善の方法が発見できる。 問題17 品質管理に関する記述で、最も不適当なものを1つ選びなさい。 ① 設計図書及び仕様書に示された規格を十分満足する品質の工事を完成 するため、工期・経済性は無視する必要がある。 ② 顧客満足とは、企業が提供する商品やサービスに、顧客が自らの基準 による期待を満足し価値を見いだすことである。 ③ 管理のサイクルとは、計画・実施・確認・処置を繰り返すことで、PD CAと呼ばれる。サイクルを繰り返し回すことで、仕事のやり方の レベルを一段と向上させることが重要である。 ④ コンプライアンスとは、法令順守のことで、法令や現場のルールを守 った施工は、品質管理にとっても重要である。 4 ページ 問題18 基幹技能者が行う管理に関する記述で、最も不適当なものを1つ 選びなさい。 ① 発注者の要求に応える成果を作り上げることが管理の目的である。 ② 規格外の構造物を構築した後の検証では取り返しのつかない事態と なるため、造る課程の検証がもっとも重要な管理である。 ③ 作業開始前に、作業に必要な資格者の有無と同時に技量の確認も必要 である。 ④ 作業中に、手順の不具合が確認されたら、翌日作業開始前にチーム全 員で確認・是正する。 問題19 一次下請業者が再下請業者を使う場合に、施工体制台帳の提出先で正し いものを1つ選びなさい。 ① 元請 ② 設計監理者 ③ 監督署 ④ 他の専門工事業者 問題20 労働安全衛生法関係法令で、高さが10m以上の鉄骨造の組立作業を行う ときに講じる措置で、次の文章の中で不適当なものを1つ選びなさい。 ① 関係者以外の立入禁止をすること。 ② 強風等の悪天候時には作業の中止をすること。 ③ 器具,工具等を上げるときは、つり袋等を使用させること。 ④ 高所作業車を使用する場合には、特別教育修了者を配置すること。 5 ページ 問題21 労働安全衛生法関係法令で、足場の床について説明した文章の中で、 ( )に入る数値で適当なものを1つ選びなさい。 高さ2m以上の足場(一側足場を除く)に作業床を設ける場合の床材間 のすき間を、設ける場合の床材間のすき間は( )cm以下である。 ① 2.0 ② 3.0 ③ 4.0 ④ 5.0 問題22 建設現場におけるリスクアセスメント手法の説明として、最も不適当な ものを1つ選びなさい。 ① 危険性又は有害性を見つけ出すこと。 ② システム監査を実施すること。 ③ リスクの大きさを見積もること。 ④ 優先順位の高いリスクから低減等を講じて実施すること。 問題23 毎月の安全施工サイクル活動の実施事項で、最も不適当なものを1つ 選びなさい。 ① 安全大会を開催する。 ② 定期点検を実施する。 ③ 新規入場者教育を実施する。 ④ 災害防止協議会を開催する。 6 ページ 問題24 労働安全衛生法関係法令で、つり上げ荷重3tの小型移動式クレーンを運 転して、800㎏の荷をつり上げる業務で必要な資格証を1つ選びなさい。 ① 小型移動式クレーン特別教育修了証 ② 巻き上げ機特別教育修了証 ③ 小型移動式クレーン技能講習修了証 ④ 車両系建設機械技能講習修了証 問題25 労働安全衛生法関係法令で、昇降設備に関する事項を説明した文章の中で、 ( )に入る数値で正しいものを1つ選びなさい。 現場の中で、高さや深さが( )mを超える時は、昇降設備を設置 しなければならない。 ① 2.5 ② 2.0 ③ 1.8 ④ 1.5 7 ページ
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