情報コンテンツ・デザイン Lecture12 July 13th 2015 Web オブジェクトを操作するのが JavaScript の役割 JavaScript がクライアントサイド・プログラミングの必修言語たる理由は、 JavaScript が、HTML や Cascading Style Sheets (CSS) と密接な関係にあるか らです。JavaScript を使えば、HTML タグに付けた名前を指定して、そのタグ内 のコンテンツを参照したり、CSS で指定した座標系や位置を使って画像を移動 させることができます。つまり三者には、HTML で文書構造を定義し、CSS で 文書の装飾(見栄え)を決め、JavaScript で動きを制御する、という関係がある わけです。 では、どうやってそんなことを実現しているのでしょうか。 オブジェクトという言葉になじみがない人は、 「オブジェクトとは、それに命令 をすれば単体で何らかの仕事をしてくれるもの、いわばスイッチを押すと動作 する電化製品のようなもの」だと考えてください。 JavaScript では、オブジェクト(ビルトイン・オブジェクト)と、ブラウザが 独自に用意しているオブジェクト、の 2 種類に分類しています。コア・オブジェ クトは、最も基本的なオブジェクトの集まりです。文字列を表わすオブジェクト、 日付を表す Date オブジェクト、などが該当します。ブラウザに依存しないので JavaScript 対応のどのブラウザでも同じように使え、ブラウザ以外の JavaScript 対応アプリケーション(例えば Adobe Reader、Dreamweaver, Photoshop など)でも利用できます。 一方、ブラウザが独自に用意しているオブジェクトは、ブラウザ上で JavaScript を使うときに必要となるオブジェクトの集まりです。 アクセスするたびに異なるテキストや画像を表示 Web ページにアクセスするたびに、異なるテキストや画像を表示させるように すると、何度も Web ページを見てくれる人を楽しませることが出来ます。この テクニックは、おみくじや占い、フォトアルバムなどで多く使われます。 pictures.js : var img = new Array(); img[0]="photo/photo1.jpg"; img[1]="photo/photo2.jpg"; img[2]="photo/photo3.jpg"; img[3]="photo/photo4.jpg"; 情報コンテンツ・デザイン Lecture12 July 13th 2015 img[4]="photo/photo5.jpg"; img[5]="photo/photo6.jpg"; img[6]="photo/photo7.jpg"; img[7]="photo/photo8.jpg"; img[8]="photo/photo9.jpg"; img[9]="photo/photo14.jpg"; img[10]="photo/photo10.jpg"; img[11]="photo/photo11.jpg"; img[12]="photo/photo12.jpg"; img[13]="photo/photo13.jpg"; img[14]="photo/photo15.jpg"; img[15]="photo/photo16.jpg"; var rnd=Math.floor(Math.random()*img.length); document.write("<img src='"+img[rnd]+"'>"); HTML 文書: <script language=”JavaScript”> <!-var img=new Array(); img[0]=”photoname0.jpg”; img[1]=”photoname1.jpg”; img[2]=”photoname2.jpg”; var rnd=Math.floor(Math.random()*img.length); document.write(“<img src=’”+img[rnd]+”’>”); //--> </script>
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