第 17 回中国地区高等学校小倉百人一首かるた

第 17 回中国地区高等学校小倉百人一首かるた大会について
第 17 回中国地区高等学校小倉百人一首かるた大会が、10月25日(土)と26日
(日)の両日にわたり、鳥取県西伯郡大山町の大山町保健福祉センターで行われました。
今大会は中国五県から13チームの出場があり、トーナメント形式で試合が行われま
した。
さて、基町高校は、前日の抽選により、1回戦では岡山県のチームと戦うことになり
ました。まずは1回戦を突破するために、前夜のミーティングの中で時間をかけて対戦
相手の戦力分析を行い、翌日の試合のオーダーを事前に決めました。
当日は、相手オーダーは予想通りとなり、本校のメンバーは落ち着いて試合に取り組
み、3対2で勝利を収めることができました。その勢いで、2回戦では島根県のチーム、
準決勝戦では鳥取県のチームに勝ち、決勝戦に進むことができました。決勝戦では、山
口県のチームとの戦いとなりました。力量的には山口県のチームの方が上だと思われま
したが、何とか接戦を制し、初優勝を遂げることができました。(広島県としても17
回の大会にして初めての優勝でした)
県予選では、ここ数年負けたことのない相手に取りこぼすなど、本戦ではかなり厳し
い戦いを予想していました。抽選によるブロック編成にも恵まれた面もありましたが、
情報収集を含めて、自らが果たすべき役割に対して責任をもって取り組んだことと、最
後まで粘り強く戦ったことが優勝に結びついたのではないかと考えています。今年度は
夏の全国選手権出場を逃しただけに、今回の結果は部の存続のためにも顧問としても大
変嬉しく思っています。
メンバーに対しては、
「謙虚である」
、
「強い気持ちをもつ」、
「かるたが好き」
、そして、
「勉強を大切にする」ことなどを求めています。まだまだ、全体として十分とは言えま
せん。今後はそうした面も含めて厳しく指導し、真の意味での基町高校競技かるた部員
としてのプライドをもって戦うことができる選手を育成したいと考えています。
今大会の出場につきましては、生徒会、PTA、事務の方々等には大変お世話になり
ました。ありがとうございました。
今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
〔対戦場面〕
〔今回の優勝メンバー〕
(文責 競技かるた部顧問
池本邦彦)