北海道札幌稲穂高等支援学校 福祉サービス科 介護・家事援助や接客などの学習を通して、勤労の体験を豊かにし、その意義を理解でき るようにするとともに、職業自立など社会自立に必要な基礎的・基本的な能力を高め、実践 的な態度を育てます。 福祉サービス科の作業内容 ① 福祉基礎 家事援助・介護技術に関わる福祉基礎の学習を通して、適切に人と対応する態度を学びます。 <インスタントシニア体験> <介護技術> 疑似体験をする 介護モデル「さく ことで、高齢者の ら」を使って、様々 気持ちを体感し な介護技術を学ん ています。 でいます。 (写真は 手浴実習) <ベッドメイキング> <施設見学> シーツをきれいに セットできるよう に、繰り返し練習を します。 福祉に関する 理解を深める ために、近隣の 福祉施設を見 学しました。 高齢者の心身に関する知識や理解、コミュニケーションや基本的態度について学習しています。 ② 接客サービス 接客サービス業に必要とされる知識や技能を学び、適切に対応する態度を身につけます。 <いなかふぇ> 6 月の「マルシェ・de・いなほ」や「学校祭」でカフェを運営し、コーヒーや 手稲区内にある店舗のパンやクッキーを販売しています。 <校内カフェ> 校内職員向けのカフェ を開店し、接客訓練を 行っています。 カフェを開店するにあたって、接客サービス業務に必要な心得、マナー、他者理解、コミュニケ ーション、身だしなみ等について学習しています。 各学年の作業学習 【1学年】 前期 6 月から 9 月にかけての主な作業学習は、障害者居宅介護従事者研修受講です。 10 月からは接客マナーや開店トレーニングに取り組み、12 月の学校祭で初めての カフェオープンを目指します。 外部講師による講義 介護技術(ベッドメイキング) 介護技術(体位交換) 【2学年】 接客マナーや開店準備トレーニングを積み重ね、5 月に校内クラーク形式のカフェをオー プンしました。6 月にはマルシェ de いなほ「いなカフェ」を 3 年生と力を合わせ一人一人 が自分の役割意識を持ち、仲間と協力して取り組みました。8 月~9 月は福祉基礎で身体介 護技術の実習に取り組みます。10 月からは 12 月の学校祭で開店するカフェオープンに向 けて接客動作トレーニングに励みます。 校内カフェ マルシェ de いなほ 校外学習(ベルエポック見学) 身体介護 ベッドメイキング 【3学年】 4月は家事援助の学習と福祉基礎を兼ねて、窓清掃を行い、お世話になっている神愛園で 窓清掃に励みました。5月から接客マナーや開店準備トレーニングを積み重ね、マルシェ、 7 月の校内カフェで「いなカフェ」をオープンしました。10月からは福祉基礎、身体介護 技術の実習に取り組み 12 月に福祉基礎学習の「卒業認定試験」合格を目指します。2 月に は 3 年間の接客トレーニングの集大成、卒業カフェ(校内カフェ)をオープンします。 窓清掃(神愛園) マルシェ de いなほ 校内カフェ 身体介護 衣服の着脱
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