テーマ:『「不老!」の方法∼目から始めるアンチエイジング

テーマ:『「不老!」の方法∼目から始めるアンチエイジング∼』
超高齢化社会を迎えるにあたり、QOLに直結する感覚器医学はとても重要な分野です。眼科分野に
おいて加齢と直接結びついている変化、加齢黄斑変性、角膜の加齢性変化(角膜内皮細胞の減少)、
ドライアイ(加齢にともなう涙液安定性の変化)、緑内障、老視などの方々を対象に、慶應義塾大
学病院では抗加齢眼科外来が設立されています。 なかでも、加齢黄斑変性と全身の酸化ストレスと
の関係に注目しています。
加齢黄斑変性とは?
加齢黄斑変性は、網膜の中心にある「黄斑」
加齢黄斑変性
という組織が、光などで傷害されて起きる病気で、
光による酸化ストレスが主な原因とされています。
ものがゆがんで見えたり、中心部が欠けて見えたり
するのが代表的な症状です。 加齢黄斑変性の治療と予防
加齢黄斑変性の治療の主流となっているのは、 光に反応する薬剤を注射し、それが新生血管に到
達したときにレーザーを照射する「光線力学的療法(PDT:Photodynamic herapy)」で、2004
年から保険適応となりました。予防としては、酸化ストレスを除去する対策が必要です。ビタミン
A、C、E、亜鉛、銅などのサプリメント療法の有用性が立証されています。また、目に入る強い光
をさえぎるため、サングラスや帽子で紫外線や青色光を避けることも大切です。 老化を最初に感じるところといえば
目
。眼科領域においてエイジングが大きなリスクファク
ターといえる病気が多いので、病気が起こってから治療をするより予防に力を入れるアンチエイジ
ング医学が今後ますます広がっていくことでしょう。
今回、早くから抗加齢医学に着目し研究に取り組んでいる慶應義塾大学医学部眼科教授坪田一男
先生を講師に、アンチエイジング医学の眼科における応用と可能性についてお話頂きます。
講 師 紹 介 坪田 一男 (つぼた かずお)先生
<講師略歴>
1980年 慶應義塾大学医学部卒業
1985年 ハーバード大学留学 米国マサチューセッツ州医師免許取得
1987年 ハーバード大学角膜クリニカルフェローシップ卒業
1990年 慶應義塾大学眼科講師
1995年 ハーバード大学訪問教授
1998年 メルボルン大学訪問教授
2004年 慶應義塾大学医学部眼科教授
東京歯科大学眼科客員教授 現在に至る
日本再生医療学会理事、日本抗加齢医学会副理事長、アンチエイジング医学雑誌編集委員長
など多数兼任。
セミナー概要 <予約制> 【テーマ】「不老!」の方法∼目から始めるアンチエイジング∼
【日時】 11月18日(火) 午後6時30分開演
【講師】 慶應義塾大学医学部眼科教授
坪田 一男(つぼた かずお)氏
【会場】 文祥堂イベントホール(銀座3丁目)
【費用】 無料ご招待
∼文祥堂イベントホール∼
住所:東京都中央区銀座3−4−12 文祥堂銀座ビル2F
(松屋通り側らせん階段上る)
交通:JR有楽町駅より徒歩7分、
地下鉄東京メトロ銀座駅より徒歩1分
お申込み・お問合せはBRBメディカルサロン事務局で承ります。
TEL.03-3343-4511 FAX.03-3343-5845
(受付:月∼金曜日9:30∼17:30)