当院にて整形外科治療(手術も含め)を受けられた患者様へのお知らせと

当院にて整形外科治療(手術も含め)を受けられた患者様へのお知らせとお願い
当院では精神障害、認知症を含め幅広く患者さんを受け入れて手術、リハビリを行ってい
ますがそのような施設は日本でもそれほどありません。そのため、そういった患者さんに
対する治療経過などがおのずと貴重になってきます。
当科ではそういった貴重な患者さんの経過を学会に報告し、他の施設で同じような患者さ
んを治療する場合の成績向上に役立てたいと考えています。このため、当科受診中の患者
さんのうち、過去に治療を受けられた方についてご協力とご理解をお願い申し上げます。
ご協力いただきたいこと
患者さんの病気に関する診療情報(カルテに記載されている検査結果など)を、学会報告
や学会からの調査依頼のために使わさせてください。
ご協力にあたり、ご理解いただきたい事
患者さん個人に、お電話などで直接問い合わせることは一切ありません。
主治医がカルテに記載している検査結果などをまとめて調査や報告をします。報告先は依
頼があったときや学会開催時にホームページにて開示します。
患者さん個人の情報は、厳重に管理します。
調査、報告内容については性別、年齢のほか、血液、レントゲン検査、手術に関する内容
などです。この際、カルテ番号、氏名、住所、電話番号など、個人を特定できる情報は記
載しません。もちろん、公表するときも個人名がでることはありません。
以上の事に関してご質問がございましたら、整形外科主治医(医長:内田 訓)
までお問い合わせください。
現在公表を予定している調査
①特発性大腿骨頭壊死症に対する全国疫学調査
こちらは厚生労働省の研究班が実施しています。依頼元は大阪市立大学公衆衛生学教室と
なっています。こちらについては大阪市立大学でも問い合わせできます。
大阪市立大学の問い合わせ先は
〒545-8585 大阪市阿倍野区旭町 1-4-3
大阪市立大学大学院医学研究科公衆衛生学内 全国疫学調査事務所 担当
TEL:06-6645-3756 FAX:06-6645-3757
②統合失調患者さんに対する大腿骨転子部骨折の治療経験
第 42 回日本股関節学会にて報告予定です。平成 20 年(2008 年)以降の患者さんが対象で、
統合失調のない方も対象となります。
その他、精神障害者に対する骨粗鬆症やロコモティブシンドロームについての調査も行っ
ていて骨粗鬆症学会、日本精神科医学会学術大会への報告(こちらについては承諾を頂い
た方については今年度報告しています)を予定しています。