STORESクラウド - セゾン情報システムズ

セゾン情報システムズ「STORESクラウド」
チェーンストア経営に必要な機能を
クラウドで提供
あたらしいお店づくりをサポート
店
店舗の規模や売場のニーズに合わせて
必
必要なモジュールを自由に選択。
小売業の業務の流れ
計画
商品政策
実行
数値計画
商談交渉
販促
発注
仕入れ
陳列演出
販売
在庫棚卸
予算管理
MD
販促計画
指示承認
販売促進
発注管理
仕入れ管理
棚割管理
売上管理
マスタ
管理
顧客管理
定番棚支援/
企画棚支援
定番棚支援/
企画棚支援
定番棚支援/
企画棚支援
作業計画/
作業確認
作業計画/
作業確認
レイバー
管理
レイバー
管理
流通業を取り巻く環境は変化が速い。景気動向もそのひとつならば、他社との競合関係、あるいはITを活用した販促手法や経営
の効率化など変化の要素は多い。そうした変化にスピーディに対応していくことが小売業には求められる。セゾン情報システムズ
は、従来パッケージ提供してきた店舗システム「STORES MD」を、今回リニューアルするとともに新機能を盛り込んだクラウド
版「STORESクラウド」として提供を開始。スーパーマーケットだけではなく、非食品のホームセンターやディスカウントストアと
いった業態にも対応していく。
オンプレミスを主として提供してきた
「STORES MD」
をクラウド化
画系、実行系、分析系、管理業務など17
セゾン情報システムズがこれまでパッ
MDよりも機能を充実させている」と久井
ケージ シ ステムとし て 提 供し てきた
事業部長は胸を張る。最初から投入され
「STORES MD」は中堅クラスの小売業が
る機能のなかには、最近非常に注目度も
メーンターゲット。とくに地方のスーパー
需要も高まっている、モバイルデバイスと
堅クラスのスーパーでも、大手チェーン
の大規模店の出店やコンビニエンススト
情報分析
会計/
人事給与
在庫管理
商品分析
買掛管理
会計
連動
サービス
カウンター
棚卸管理
販促分析
売掛管理
Bulas※
人事給与
連動
作業計画/
作業確認
ギフト
利益管理
顧客分析
レイバー
管理
レイバー
管理
レイバー
管理
汎用検索
自動発注
マーケ
ティング
接客支援
の連携も含まれている。それで機能拡張
セゾン情報システムズ
流通サービスシステム事業部
事業部長
久井 康史氏
アの台頭が、ビジネスに与える影響を見
生鮮発注
経営課題や事業規模に合わせて
モジュールの選択・追加が可能に
が終わるわけではない。
「ソリューション
管理
買掛管理/
売掛管理
機能にわたる。
「もちろん従来のSTORES
などを顧客としてきた。しかし、安定し
た顧客基盤を持つ、そのような地方の中
外部連携
予定されている1次リリースの段階で計
分析
MD
販促計画
※ Bulas(ビューラス)とはセゾン情
報システムズで提供している給与
計算・勤怠管理のサービスです。
アを仮想化してシェアすることが可能な
クラウドという選択肢により
店舗オペレーションや
マネジメントの判断も加速
セミパブリック型、あるいはハードやソフ
トを含めたインフラを専有して利用する
プライベート型、それらを適宜組み合わ
ベンダーとの提携を拡大し、顧客が求め
すでに店舗システムを、自社構築ある
現在のように、通信ネットワークやシス
せて使用するハイブリッド型などが考え
る機能を先取りして順次追加していく方
いはパッケージ利用しているケースであっ
テム基盤など、高度なIT利用が可能な状
られる。
「STORESクラウド」は、同社の
針」という。
ても、もし不足するモジュールがあれば、
況では、クラウド化により利便性や柔軟
データセンターを利用するクラウド基盤
逃せなくなった。
それ以降も有力なモジュールを探索、
性を高めることができる。顧客は事業戦
である「SAISOS
(サイソス)
」上でサービ
「小売業を取り巻く環境は大きく変化を続
あるいは共同開発し追加していくとい
「試験的に導入したい」という場合も、活
略に合わせてさまざまな機能をチョイスし
ス提供される。そのため、顧客のニーズ
けている。そのなかで生き残っていくため
う。ソリューションベンダーが、それぞれ
用してみて評価することで無駄な投資も
て、スピーディに利用することができる。
により、どのようなかたちのクラウドサー
に何が必要なのか、店舗オペレーション
得意な分野で独自に開発した単機能のソ
避けられる。
「個別機能のカスタマイズなどで仕様か
ビスも構築できるというのが強みだ。
でもマネジメントでもスピーディな対応を
リューションを、
「STORESクラウド」上で
さらに経営戦略上、短期で導入したい
ら設計、開発、導入まで、従来ならば1
久井事業部長は「まず1次リリースで17
迫られている。すべてがITで解決できる
連携させる。
「すべての機能モジュールを
というモジュールをまず活用し、さらに
年程度必要なシステムでも、STORESク
機能を提供するが、その後、2次、3次と
当社で開発するためには時間もリソースも
利用するモジュールの幅を広げていく、
ラウドならば高速開発ツールを用いるこ
順次機能拡充を行う。必要な機能を使い
必要になる。それをアライアンスで解決
というような使い方も増えてくるだろう。
とで半年程度に短縮できる」と今野部長
たくても、システム開発にコストがかかる
し、顧客が求めるスペックを迅速に提供
オンプレミスで固定化されたシステムの
は話し、さらに「もし必要がなくなれば、
ため躊躇しているようなケースでも、クラ
できるようにする」
(今野部長)というのが
場合、経営戦略の変更や出店のスピード
クラウドサービスなので利用を止める自
ウドならばスピーディかつリーズナブル
ねらいだ。セゾン情報システムズはファイ
アップに対してシステム改修では時間的
由度もある」と、顧客次第で利用形態を
にスタートでき、メリットは大きいはず。
とは限らないが、ベースとしてITを駆使
することも重要だ」と久井事業部長は語
る。そうしたベースとして、セゾン情報シ
ステムズは「STORES MD」をパッケージ
セゾン情報システムズ
流通サービスシステム事業部
システム一部部長
今野 達矢氏
提供するとともに一部ではASP型でも提
それを“単品導入”するという方法もある。
供してきたが、ソリューション提供するシ
ラウド提供とともに、
「STORES MD」を
ル転送・データ連携ツール「HULFT
(ハ
にも対応できない。対応させようとすれ
選択できる幅が広がるとしている。
それが店舗オペレーションやマネジメン
ステム面でも顧客ニーズと市場の変化へ
リニューアルし、発注、仕入れ、陳列、
ルフト)
」の実績がある。他社が開発した
ば、相当な開発費が必要になる。
一般的なクラウドには、完全にインフ
トの判断を加速させる要因にもなる」
と
“ク
の対応が迫られるようになってきた。
販売といった実行系だけでなく計画系や
ソリューションをクラウド上で連携させる
しかし「STORESクラウド」で提供され
ラを共有するパブリック型、ハードウエ
ラウドシフト”のメリットを強調する。
「店舗システムは中堅クラスの小売業で
販促・分析系を含めて必要な機能を順
ことは、難しいことではない。
る機能を業務に合わせて導入するなら
あっても、市場競争のなかでは大手小売
次追加し、確実に顧客の要求に対応して
同時に、これまでの「STORES MD」も
ば、モジュール選択の自由度の高さとと
業と同じ機能が必要になっている。従来
いく戦略に舵を切ったわけだ。
機能強化するとともに、各機能をモジュー
もに、クラウド利用の形態によっては、
ル化して分割まで行っている。各機能を
大幅なシステムコスト削減につながる可
メニュー化することで、顧客は必要な機
能性も出てくる。しかもシステムは常に
能を選択しクラウドで利用できるようにな
アップデートされ最新の状態で提供され
るわけだ。
るのもクラウドの強みだ。
からのSTORES MDではそれに十分応え
られなくなってきた」と今野部長は、パッ
ケージ型の「STORES MD」をクラウド
での提供を開始する背景をそう話す。ク
1次リリースで提供される17機能を
パートナーとの提携で順次拡大
実際に搭載される機能は、今年夏より
お問い合わせ先
流通サービスシステム事業部 システム営業部
〒170-6039 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60F 39F
TEL 03-3988-2767 FAX 03-3980-9311
URL http://www.saison.co.jp/
「STORES」
「STORESクラウド」
「HULFT」
「Bulas」
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