全日本クラス別 けん玉道選手権大会 競技説明 1.競技形式 ① 全日本SA級選手を除く全ての選手で同一条件の予選を行う。 予選の結果によりA~F の 6つのクラスに参加選手を割り振った後に決勝競技を行う。予選は決勝競技のクラス分け、 トーナメント位置の決定を目的にしているので、 予選結果により選手を敗退させることはな い。なお全日本SA級選手は予選に参加せず直接SAクラスの決勝競技への参加とする。た だし、 全日本クラス別選手権開催時点で小学生の全日本SA級選手はAクラスの決勝競技へ の出場も可とする。 その場合も予選に参加せず直接Aクラスの決勝競技に参加するものとす る。 ※全日本SA級選手とは、クラス別大会開催年を含めて過去3年間においてJKA杯、全日 本けん玉道選手権大会およびJKAジュニア杯の予選を通過している選手(敗者復活者も 含む。ただし全日本けん玉道選手権大会のRPT該当選手は除く) )のこと。 ② SA、A、B、C、D、Eクラスの決勝競技はトーナメント戦で行う。F クラスは得点制競 技による決勝競技を行う。 ③ 競技種目は、予選会およびSAクラス決勝競技については協会ホームページの案内を確認の こと。 A~Fクラスの決勝競技の種目については下記のとおりとする。 【A クラス決勝競技種目】 【B クラス決勝競技種目】 【C クラス決勝競技種目】 1 宇宙一周 1 けん先すべり 1 世界一周 2 つるしとめけん 2 地球まわし 2 灯台 3 はねけん 3 さか落とし 3 けん先すべり 4 一回転飛行機 4 うらふりけん 4 地球まわし 5 一回転灯台 5 宇宙一周 5 さか落とし 6 すべり止め極意 6 うぐいす 6 うらふりけん 7 うぐいすの谷渡り 7 つるしとめけん 7 宇宙一周 8 灯台とんぼ返り 8 はねけん 8 うぐいす 9 つるし一回転飛行機 9 一回転飛行機 9 つるしとめけん 10 二回転灯台 一回転灯台 10 はねけん 【D クラス決勝競技種目】 10 【E クラス決勝競技種目】 【F クラス決勝競技種目】 1 飛行機 1 とめけん 1 大皿 2 ふりけん 2 飛行機 2 小皿 3 日本一周 3 ふりけん 3 中皿 4 世界一周 4 日本一周 4 ろうそく 5 灯台 5 世界一周 5 大皿~中皿 6 飛行機 6 とめけん 6 前ふり大皿 7 ふりけん 7 飛行機 7 前ふり小皿 8 日本一周 8 ふりけん 8 前ふり中皿 9 世界一周 9 日本一周 9 前ふりろうそく 10 灯台 10 世界一周 10 中皿~大皿 1/3 タイム競技【A・B・C クラス】①はねけん ②地球まわし ③さか落とし 【D クラス】①ふりけん ②飛行機 ③日本一周 【E クラス】①大皿 ②ろうそく ③とめけん ④ 予選競技は、20種目を1種目2回制で行う。全選手1種目目から順に行う。2回とも失敗 した種目が3種目になった時点で、該当選手は予選終了となる。予選終了となった種目によ り参加する決勝競技のクラスを決定する。クラス分けの指標となる種目は別途定める。 (協 会ホームページを参照のこと) ⑤ Fクラスの決勝競技は、10種目を1種目2回制による20点満点の得点制とする。ただし、同 点の場合は1回目の得点合計の高い競技者を上位とする。優勝者・準優勝者・三位を決定する にあたり1回目の得点合計も同点の場合は決勝競技10種目による1種目1回試技サドン ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ デス制で順位を決定する。なお、優勝者・準優勝者・三位以外は、同順位を認める。 A~Eクラスの決勝競技参加選手は予選の成績に従い、決勝のトーナメント表に配置する。 予選競技の順位は予選競技の得点順とする。ただし同点の場合は予選競技の1回目の合計得 点の高い選手を上位とする。それでも決まらない場合は抽選によって配置を決める。SAク ラスは選手全員による抽選でトーナメント表の配置を決める。Aクラスのトーナメント表の 配置は、1)小学生のSA級選手でAクラス参加希望の選手のみで抽選を行い(予選参加選 手よりも上位扱いで)配置を定める。2)その後、予選参加選手の配置を前述のように定め る。 A~Eクラスの決勝競技(決勝戦も含む)は、1種目3回制の2本先取勝ちで競技する。4 種目終了時点で同点の場合は、③で定めたタイム競技で勝者を決める。また同点1対1にな った時点でタイム競技を行い勝者を決める。 SAクラスの決勝競技(決勝戦も含む)はSLCレベル1~9および空中技段位認定表の計 10 系列(全85種目)の種目で行う。3本先取勝ちで最大4種目までの競技とする。 SAクラスの対戦方式は、まず先攻の選手が任意に系列を提示し、その系列内の種目を抽選 し、1種目3回制の競技を行う。3回試技を行っても勝負がつかない場合は、対戦相手の1 本とし、後攻の選手に入れ替わり競技を続ける。3本先取勝ちの競技とするが、4種目終了 時点で同点(2対2)の場合は、タイム競技Bで勝者を決める。3種目終了時点で3対0の 場合は、その時点で3本先取した選手の勝ちとする。 ※2種目終了時点で同点1対1になってもタイム競技を行わず、引き続き3種目目に移る。 2.競技の進行 ① 予選会での使用けん玉は日本けん玉協会認定けん玉および推奨けん玉(16-2 型に限る)な らびに40周年記念シールが貼られた(海外ブランド含む)けん玉とする。予選競技にお いては使用けん玉の検査は特に行わない。予選終了後に、SAクラスおよびAクラスの決 勝競技に参加する選手のみけん玉検査を実施する。SAクラスおよびAクラスの決勝競技 の使用けん玉は後述する。 ② 予選競技は、主審の権限で適切に選手を分けて、選手同士で交互に試技し、相互に判定・ 記録する方法で進行する。その際に1種目目から10種目目まで一方の選手が試技した後に 他方の選手が1種目目から10種目目まで試技をする。その後11種目目から20種目目ま では最初に試技した選手が再び試技をして、最後に他方の選手が11種目目から20種目目 までの試技を行う。2回とも失敗した種目が3種目になった選手は、その先の種目は行わな い。 ③ 決勝競技は、主審1名と副審2名を配置し、他の公式戦のトーナメント戦に準じて行う。 ただし、やむを得ない事情の場合は、審判員の人数を変更することができる。 2/3 3.使用けん玉について ① 本大会の予選競技においては、日本けん玉協会認定競技用けん玉および推奨けん玉(16-2 型に限る)ならびに40周年記念シールが貼られた(海外ブランド含む)けん玉であればす べて使用を認める。 SAクラスとAクラスの決勝競技参加の場合は、日本けん玉協会認定競技用けん玉のみとす るが、公式戦使用けん玉規則 第 1 条-②「玉の塗装は、協会が認定した塗装であること。 (木 地及び金帯等のライン入りは使用不可) 」は適用しない。ただし、それ以外は公式戦使用け ん玉規程を適用する。一例として下記に示したけん玉の使用は認めない。 1)加工・塗装を施したけん玉(競技用けん玉に塗装を施し(認定シールをはがさず)て市 場に販売しているけん玉も含む) 2)別ブランドの玉とけんを組み合わせたけん玉、 3)日本けん玉協会認定競技用けん玉に酷似した、国内外ブランドのけん玉 3/3
© Copyright 2024 ExpyDoc