あなたの姿勢は良い姿勢ですか?

あなたの姿勢は良い姿勢ですか?
例えば腰痛の場合
縮まって硬くなった
足の付け根の筋肉
伸びて弱くなったおしりの筋肉
縮まって硬くなった背筋
伸びて弱くなった腹筋
硬くなった首すじ
姿勢は、骨、筋肉、関節、神経系、心理面、疲労などの状態の影響を受けると
されているため、全身の健康状態が姿勢に表れてきます。良い姿勢を保て
ばバランスの良いからだの使い方ができるため、からだに対するストレ
スは最小限となります。ところが、悪い姿勢や長時間の同じ姿勢により、
例えば腰や膝などのある特定の場所にストレスがかかり、痛みとなって
からだに信号を発することがあります。
悪い姿勢の一例
腰痛持ちの方は、
デスクワークやドライブ、
家事動作など、
長時間同じ
姿勢でいることが多いようです。
同じ姿勢をとっていると、
筋肉は
「常に縮んでいる筋肉」
と
「伸ばされ
ている筋肉」
に分かれます。
その結果、
筋肉のバランスが悪くなり、
腰
痛につながるといわれています。
また、
からだはひとつに繋がってい
るため腰部の問題は全身へ波及し、
首や肩の障害を引き起こす可能性
もあります。
治療を始めるうえでのポイント
最も大切なことは、
普段立っている姿勢の確認です。
このときの頭、
背骨、
骨盤、
手足の骨の位置や筋肉の盛り上がり方などか
ら、
問題のある部位を探します。
患者さんの訴えと離れた部位に問題が
見つかることもよくあります。
場合によっては、
痛みの出る姿勢を再現
していただきます。
リハビリ
姿勢を見ることで、
ストレスがかかっていたり問題のある部位に見当が
ついたら、
その部位に対する検査を行います。
検査により治療対象とな
る組織を把握できたところで、
その組織に対してストレッチやモビライ
ゼーションといった徒手療法や筋力トレーニングなどを行い、
筋肉のバ
ランスを整えたり、
関節の動きを良くすることで姿勢や痛みの改善を図
ります。
このように、
リハビリでは局所のみを診
るのではなく、
全身をひとつのユニットと
捉えて治療をすすめていきます。
なお、
リハビリは医師の依頼のもと
で行うことになっておりますので、
気になることがございましたら、
まず
診察にお越しください。
理学療法士
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