※作曲家よりの記述になっております。予めご了承下さい。 ■事務所の特長 ①全員実績ナシの新人作家だけで事業スタートし、順調に採用数拡大。 ②メロチェック(※歌詞も同様)により作品を徹底的に強化してから提出する為、基本的に高いキープ率 ③様々な必要資料の配布&打合せの詳細を公開 ④所属契約書の整備(※基本的には、最初の採用時に作家契約を締結) ⑤楽曲管理体制の充実(ストック楽曲は、事務所側で随時営業/作曲家のみ) ⑥クリエイターの個人力だけじゃなく、チーム全体で補完しながらの勝ち方も重視 ⑦楽曲提出後の評価や進捗状況のリサーチの徹底(※コミュニケーションボードで随時更新) ■提出までの工程 ①作曲依頼/月平均40本以上の制作依頼(※オフシーズンなし) ②制作/参加の返信後に発注書に沿って制作開始 ③メロチェック(シンセメロMP3)/作曲家としての楽曲提案力などを検討※3回以内に通過するのが条件。 ④アレンジ/作家デモのレベルでのアレンジ作業。最初の頃は、アレンジも要確認 ⑤歌詞制作/楽曲提出用の歌詞の制作。社内コンペにて、ワンコーラスで要確認。 作曲同様3回以内に通過するのが条件。 ⑥仮歌録音/提出するアーティストに似せて録音(※初回のみ事前に仮歌のスキル確認必須) ⑦作品完成/最終的に楽曲提出が出来るかどうかを検討(※要アレンジ&MIX確認) ⑧提出/提出後の楽曲経緯は、いつでも即答可能 ■所属条件(通常) ①印税の70%をお支払い(30%はマネージメント料として徴収) ②最低限7日に1曲以上は、弊社から提出できるレベルで取り組める事(※作曲家のみ) ③運命共同体として共存・共栄できる人 ④事務所として提出義務が発生した場合は、参加して頂く義務を共有。(※毎回相談の上決定) ■所属条件(育成枠) ①印税の50%をお支払い(50%はマネージメント料として徴収) ②1ヶ月に1曲以上は、弊社から提出できるレベルで取り組める事 ③運命共同体として共存・共栄できる人 ■トライアル合格後の注意事項と諸条件 ①未契約でも、ある特定の事務所とお取り引きのある場合は、事実上契約しているものとして考えますので、御了承頂けると 幸いです。但し、所属事務所を検討する為に弊社トライアルに参加する場合は、その旨ご報告頂ければ参加可能です。 ②全体的な楽曲依頼は、アニメや戦隊ものから新人アーティスト、大物アーティストまで様々です。バランスは、時期にもより ますがアニメ&戦隊系が30%でJ-POP系が70%位です。 ③(仮歌料等)作品提出の為に発生する金額は、弊社では一切関知しません。 ④スカイプの環境整備は、基本的なインフラとして活用している為必須です。特にリアルタイムの会話が成立しないネット環 境は、事実上活動不可にさせて頂いております。スカイプ用マイクは、スマホではなく小型卓上型ズーム付きのガンマイク(推 奨)をPCに設置する方法でご検討お願い致します。例えば、使用勝手の良かったもので言うとSonyではECM-Z60、現在は AIWAのCM-Z35を使用しておりますが、共に現在では製造中止しております。形状等は参考にして頂きながらも「ズーム機 能」を優先してご検討頂ければ幸いです。 ⑤トライアル期間にて、通常所属、育成枠の所属、トライアル終了の判断をさせて頂きます。当社より連絡がない場合は、自 動延長中としてご理解下さい。 ⑥インディーズやゲーム、CM、プレイヤー仕事等の個人的な音楽仕事は、ご報告頂ければ基本的に事務所を通さずに解放 しております。所属契約書もその旨は記述されておりますが、双方の信頼関係の上でその様な特別ルールを設けております ので、そのルールが原因でお互いの信頼関係が損なわない様に十分ご配慮頂きたいと思っております。もしメジャーシーン での仕事の場合は、事前のご報告は必須でお願い致します。 ⑦提出頂いた作品は、トライアル終了後から1年間は弊社管理楽曲とさせて頂き、1年を過ぎた時点で自動返却とさせて頂き ます。但し、キープの連絡をした楽曲や一部案件については、1年を経過してもキープ解除するまでは管理させて頂きます。 万が一、楽曲確認せずにトラブルになった場合は、弊社は一切の責任を負わないのでご注意下さい。なお応募作品は、管理 しておりませんので、ストックとしてご活用頂いて構いません。 ⑧トライアル期間中は、何か解決したい諸問題が発生した場合いつでもスカイプや電話にてお問い合わせ下さい。人間力も 運命共同体として判断材料になる為、円滑なコミュニケーションが十分なほど、その後の関係も良好な傾向になります。 ⑨もし応募後お返事がなかった場合は、作品が「ありきたり」に陥っている傾向が高いので、次頁の攻略法を再度ご検討頂き、 またのご応募を心待ちにしております。 ■新人作曲家の教育方針 Ⅰ:敢えて火中の栗を拾いに行く 作りやすい案件は、楽曲が集まりやすい。従って、「短納期」「テーマが複雑」等、過去に制作した 事がない様な、やりにくい依頼からチャレンジするとよい。結果的に提出出来なかったとしても、 次回同じ様な発注があった時に山の途中から頂上を目指せる為、決して無駄にはならない。 Ⅱ:メロディはボーカル感情論 自分のメロディテンプレートでは制作しない。メロディは、感情論として理解出来るようになると自 由度が増し作曲しやすくなる。 Ⅲ:メロディは、一音符に至るまで責任を持つ メロディラインを表現するのに、最小の音数だけで表現するのを心掛ける。無駄な音は、覚えにく い(=キャッチーさ)が犠牲になるので、採用確率が悪化していく。 Ⅳ:メロは、ラインよりもブレスポイントを意識する アマチュアは、フレーズそのものを作ることに意識し過ぎる傾向があり、大御所の作曲家ほど、逆 にブレスポイントを重視している。つまりブレスポイントが十分確保されていると、メロディに歌心 が宿りモチーフもクッキリしてくる。更に歌い手のポテンシャルも発揮しやすくなるので、一石三鳥 の効果!? Ⅴ:慣れないアレンジや作詞なら不要 アマチュアっぽい仮歌詞では、楽曲採用すら皆無。同じ考え方で、出来ないアレンジをするのは 自分のウィークポイントをさらけ出すので「逆効果!」。 Ⅵ:定番過ぎるコードは使わない ベタに定番すぎると「楽曲が古くなる」「メロに新鮮味がなくなる」等、デメリットしかない。現在のJPOPはコードモチーフも進化してきているので、例えば80年代等の参考曲の場合も、どこかほん のりと今っぽい所があると良い。 Ⅶ:書き下ろしで採用を勝ち取れ 作曲家の始めた頃はストックで採用される「たまたま採用」も発生するが、書下ろしで採用されて 一人前。 ■新人作詞家の教育方針 Ⅰ:無難な言葉や死語表現を徹底的に排除 人の気持ちをエグル様なリアリティを追求。つまり、テーマも漠然とした設定にはせずに、リアルな 設定を心掛けて、歌詞は客観的な表現ではなく、主観的に書く事でリアリティが生まれる。 Ⅱ:メロディを理解する 各フレーズに合わせて言葉を吟味して、構成ごとのドラマ性を更に強化できる様にストーリー化し ていく。 Ⅲ:強みをアピール 作詞家として、比喩表現が得意なのか韻を踏むのが好きなのか、ダブルミーミングを極めるのか、 縦に読むと別の意味になるような暗号的に遊び心を発揮するのか、プロの日本語師として何かこ だわりを持つようにする。
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