人や障がい者向けの医療保険や自動車部品の故障を補償する保険 商品など、従来の常識にとらわれず、顧客ニーズに耳を傾けてこ れまでにはない商品を開発・提供してきた。「新体制になったこ とでより存在感を高め、業界に新風を吹き込んでいきたい」と語 クスプリクトを新たに作 の代理店に対し、自動車 目 標 を 達 成 し た い。 ま ているとこ 遠藤 2006 年にス タートし、今年で 年目 ――現在の少短業界の 印象は。 は電話で商品説明を行う ていただいたお客さまに 組んでいる。資料請求し ペレーション強化に取り テレマーケティングのオ グのノウハウを活用した は、これまで医療保険を 一方、自動車部品保険 「パーツケア」について 開拓したい。 いて新たなマーケットを した広告販売に重点を置 やインターネットを活用 提 供 で き る よ う な〝 攻 届かない部分にも商品が ットワークの良さを前面 が、少短の特徴であるフ 5年目とまだ若い会社だ 私のビジョンだ。当社は る同氏に、就任した感想や現在の重点施策などについて聞いた。 ろだ。経営 となるまだ新しい業界だ が、その際に効果的な商 当社の創業 図る一方、 の若返りを の思いであ が、少短業者は 社を超 10 点での契約件数は600 えており、 年3月末時 80 品説明ができるようトー 専門に販売していた全国 め〟の姿勢で今期の売上 に出し、保険会社が手の る「保険の バリアフリ ー化」や経 14 極的に展開して 年度単 た、今後は高齢者向けの 損保会社の商品と当社の 部品保険販売の稼働率向 験者を配置した。 商品を比較販売した場 成したこともその取り組 また、ウェブサイトを 活用したマーケティング 合、たとえ当社の商品の 商品開発も考えているこ 万件を突破している。こ 力強化を図るため、ウェ 方がお客さまにメリット 上に向け、現状や課題な れは、消費者のニーズを ブサイトのリニューアル があったとしても、保険 みの一つだ。その他、お いち早く取り込み、既存 を行い、お客さまの視点 会社としての信頼度がな とから、新たなマーケッ の生損保会社にはないニ に立ち分かりやすい商品 ければお客さまの不安は ト開拓を視野に成長戦略 ッチな商品を素早く届け ページに改善した結果、 拭い切れない。信頼度を どのヒアリングを行い、 ることができるという、 アクセス件数、資料請求 得るためにも各種施策を 改善策を提供していくこ 少短業者ならではの柔軟 件数が増加している。当 積極的に推進し、まずは 客さまからのあらゆる問 性とスピード感を持って 社の主力商品「ほっと入 い合わせやニーズに対応 展開していることが要因 院サポート」は、契約の 認知度向上に努めたい。 につながる取り組みを積 だと考えている。 大半を若年層が占めてお とにしている。 営理念を継承し、障がい ―― 現 在 の 重 点 施 策 は。 り、徐々にターゲット層 ――今後の抱負を。 遠藤 「永続的に発展 し続ける企業である」が できるよう、社内にコー 者本人やその家族が抱え の絞り込みができている 遠藤社長 17 存在感高め業界に新風を テレマ活用しオペレーション強化へ グを中心とした保険販売 る医療費の経済的不安を 遠藤 私の役割は営業 力を強化することだ。具 ことから、ウェブサイト 年黒字化を目指したい。 に携わってきた。保険会 解消することで、誰もが 体的には、これまで培っ ルセンターを設置し、経 社での業務経験はない 安心して暮らせる社会づ てきたテレマーケティン ――課題は。 遠藤 営業面では認知 度向上が課題だ。大手生 ――社長に就任した感 想を。 が、これまでの保険販売 くりの一翼を担いたいと トライアングル少額短期保険では、遠藤尚樹社長が7月1日付 で新社長に就任した。同社は営業開始以来、「必要とする方々へ 遠藤 私は当社の株主 である募集代理店のヒュ 経験を生かした会社にし 考えている。 必要な保険をお届けする」という経営理念に基づき、持病がある ーネルの創業メンバーと たいとの決意を新たにし トライアングル少短 遠藤尚樹社長に聞く して、テレマーケティン (第 3 種郵便物認可) 2 0 1 5 年(平成 2 7 年)1 1 月 2 日(月曜日) (3)
© Copyright 2024 ExpyDoc