田野町老朽建築物除却事業費補助金Q&A

田 野 町 老 朽 建 築 物 除 却 事 業 Q & A
(平成27年度)
1. 対象建築物に関すること
Q. 「老朽建築物」とは、どのような建築物ですか?
A. 大地震等により倒壊等のおそれがある戸建住宅、共同住宅及び長屋等の建築物をいいます。
Q. 現在、入居者がいる老朽化した住宅は、補助の対象となりますか?
A. 町が定める補助対象建築物の要件(①居住用建築物若しくはその他の建築物(※)に該当し、老朽化が
著しく、大地震等により倒壊等のおそれがあるもの。②町の現場調査等により建築物の不良度の測定基
準による評点が100点以上になるもの。)を満たす建築物であれば対象となります。
※店舗、作業所、事務所、倉庫等の用に供し、居住用とは認められない建築物
Q. 建築年度が昭和56年6月以降の建築物は、補助の対象となりますか?
A. 町の定めに、建築年度の規定を特に設けていないため、昭和56年6月以降の建築物であっても、補
助対象建築物の要件(①居住用建築物若しくはその他の建築物(※)に該当し、老朽化が著しく、大地
震等により倒壊等のおそれがあるもの。②町の現場調査等により建築物の不良度の測定基準による評点
が100点以上になるもの。
)を満たす建築物であれば対象となります。
※店舗、作業所、事務所、倉庫等の用に供し、居住用とは認められない建築物
Q. 解体したい建築物が未登記の場合、補助の対象となりますか?
A. 納税していることが確認できた場合は、納税者(代納者)を所有者と判断し、その人本人からの申請で
あれば、対象となります。ただし、町税等の滞納が無い場合に限ります。
※登記がされている場合は、登記事項証明書を添付書類として提出していただきます。
2. 対象者に関すること
Q. 亡くなった父(母)の名義になっている建築物を解体したいのですが、子である私が補助金を申請でき
ますか?
A. 相続人であれば申請できます。ただし、申請者以外に建築物の権利を有する者がいる場合には、その全
員の同意が必要となります。
Q. 入院している父(母)の名義になっている建築物を解体したいのですが、子である私が補助金を申請で
きますか?
A. 所有者に代わり事業を行う(解体事業者等と契約して除却工事を行う)場合には、町指定の委任状によ
る建築物所有者の同意を得た上で、補助金を代理申請することができます。ただし、その所有者以外に
もその建築物の権利を有する者がいる場合には、その全員の同意が必要となります。
Q. 町内に老朽建築物等を所有していますが、町外に居住しています。補助金を申請できますか?
A. できます。なお、遠方にお住まいのため、ご自身で申請等を行うことが困難な場合などには、申請等手
続きに必要な書類の郵送受付もできますので、ご相談ください。
3. 対象工事に関すること
Q. 既に解体が終わっている又は解体中の工事は、補助の対象となりますか?
A. 対象となりません。
工事に着手する前に補助金の交付申請をし、交付決定を受ける必要があります。
Q. 建築物の一部だけを除却する工事でも、補助の対象となりますか?
A. 原則として、全ての建築物等を除却して更地にする工事を対象としています。部分的に除却する工事は
対象となりません。
ただし、長屋等でその1住戸を除却する場合等は対象となる場合がありますので、ご相談ください。
Q. 町が定める補助対象要件に該当するのですが、解体工事において重機やトラック等の建設機械をリース
して申請者自らが解体する場合、そのリース代は補助の対象となりますか?
A. 対象となりません。
Q. 建築物の解体と合わせて行うブロック塀や樹木の撤去工事も補助の対象となりますか?
A. 対象となります。ただし、建築物の解体を行わないブロック塀や樹木のみの撤去は対象となりません。
Q. 建築物解体後の整地も補助の対象となりますか?
A. 跡地の適正保全のため必要最小限な範囲であれば、補助の対象となります。
4. 工事業者に関すること
Q. 工事業者は、町が指定する業者でなくてもよいのですか?
A. 工事業者について、町の指定はありません。
ただし、解体工事を行う業者は「建設業法」に基づく業種の許可を受けている必要があります。
参考 URL:高知県建設業許可業者名簿(平成 27 年度)
また、暴力団員又は暴力団若しくは暴力団員と密接な関係にある者が、役員等になっている業者が行う
解体工事は、補助の対象となりません。
5. 補助金の額に関すること
Q. 2戸1棟の長屋を除却する場合、補助金の上限はいくらですか?
A. 建築物 1 棟あたりの上限が100万円ですので、100万円/棟×1棟=100万円となります。
ただし、居住用の建築物である場合、1坪あたり30,000円で算出した額、又は、除却工事見積金
額の10分の8を乗じて得た額のいずれか低い額が補助金交付額上限額となります。
① 1坪あたり30,000円で算出した額
=(A)
② 除却工事見積額の10分の8を乗じて得た額=(B)
③ (A)と(B)いずれか低い金額が100万円を超える場合は100万円が補助金交付上限額となります。
Q. 建築物と合わせて、別棟の倉庫も解体します。2棟あるので補助金の上限額は200万円となります
か?
A. 対象となります。ただし、補助金の上限額については、補助金の上限額は居住用建築物の場合は、1坪
あたり30,000円で算出した額、又は、除却工事見積金額に10分の8を乗じて得た額のいずれか少
額のものを、その他の建築物(※)である倉庫の場合は、1坪あたり20,000円で算出した額、又は、
除却工事見積金額に10分の6を乗じて得た額のいずれか少額のものを、それぞれ1棟につき100万円
を限度額として、町の予算の範囲内で交付します。
※店舗、作業所、事務所、倉庫等の用に供し、居住用とは認められない建築物
6. 手続きに関すること
Q. 補助金の申請書類は、どこで入手することができますか?
A. 町のホームページからダウンロードできます。また、田野町役場1階のまちづくり推進課でも入手でき
ます。
Q. 補助金申請等の窓口はどこですか?
A. 田野町役場1階のまちづくり推進課です。
Q. 申請等の手続きは工事業者に代行させることはできますか?
A. 現行の制度上、補助金申請における代行届出書を設けていないため、申請等の手続きを工事業者に代行
させることはできません。
原則として、申請者は建築物所有者本人であることを条件としていますが、相続人や親族等の所有者本
人以外の者が申請する場合は、委任状による代理申請が条件により可能です。
Q. 郵送での申請はできますか?
A. できます。必要な書類等については一度、窓口までご相談ください。
Q. 建築物を2名の共有で所有しています。連名で申請すればよいですか?また、補助金はそれぞれに支払
われますか?
A. 代表者を決め、その方が事業を行い(解体事業者等と契約して除却工事を行い)
、単独で補助金の申請
をしてください。
(費用分担金については、当事者間で事前にご協議ください。)
なお、申請にあたっては、トラブルを未然に防ぐため、他の共有者の同意が必要となります。同意書
については任意のもので構いません。
Q. 工事の途中で、内容や金額に変更があった場合は、どうすればよいですか?
A. 基本的に工事着手前の変更しか受付できませんが、まず、速やかに町の担当者へ相談してください。
補助金変更等申請手続きをしていただくことがあります。
7. その他
Q. どの解体業者に頼んだらよいか分かりません。業者を教えていただけますか?
A. 町が特定の業者を紹介することはできません。
4.Q.のA.にあります高知県建設業許可業者名簿(平成 27 年度)を参考にしてください。
Q. 業者を選ぶ際に注意することは何かありますか?
A. 工事費が適正であるかを確認するために、なるべく複数の業者から見積りをお取りください。業者の
決定にあたっては、工事内容や金額等について十分検討を行い、納得できる業者をお選びください。
※町が定める補助金の交付額の規定にあります事項を一定の目安としてご検討ください。
(1㎡=0.3025 坪で換算下さい。
)
規定に関する要綱の抜粋
(補助金の交付額)
第6条 補助金の交付額は、次に掲げる方法で算出したものとする。
(1)
「居住用老朽建築物」の場合は、1坪あたり30,000円で算出した額、又は、除却工事見積金額に
10分の8を乗じて得た額のいずれか少額のものとし、1棟につき100万円を限度額として、町の予算
の範囲内で交付する。
(2)
「その他の老朽建築物」の場合は、1坪あたり20,000円で算出した額、又は、除却工事見積金額
に10分の6を乗じて得た額のいずれか少額のものとし、1棟につき100万円を限度額として、町の予
算の範囲内で交付する。
2
前項の規定により算出した補助金の額に1,000円未満の端数が生じた場合には、これを切り捨てる。