第15回医療情報ケアプロセス研究会 テーマ: チーム医療の記録の電子化 地域包括ケアが推進されている昨今、看護職が用いる記録は今まで以上にチーム医療に適したものであること が求められています。しかしながら、病院内で、あるいは地域内で、看護職が記載する記録が他の職種にとって 利用しやすいものであるか、あるいは看護職がどのように他の職種の記録を活用するのか、議論する場は少ない のが現状です。 そこで今回の研究会では、 「チーム医療の記録の電子化」をテーマに、他施設の参加者との情報交換を通じて 自施設の看護記録について振り返る機会を設けることといたしました。参加される皆様が、改善のための気づき やヒントを得る場にしたいと考えております。このため看護記録委員会や電子カルテ委員会などに携わっている 看護職の方はもちろん、看護記録を利用する職種(医師・薬剤師・理学療法士など)や、情報管理に携わる方々 の参加も歓迎いたします。 皆様の参加を、お待ち申し上げております。 医療情報ケアプロセス研究会 代表世話人 瀬戸 僚馬(東京医療保健大学) 当番世話人 中元 雅江(岡崎市民病院) 友廣 智香(名古屋市立大学病院) 森 加津子(中部労災病院) 日 時: 平成28年1月9日(土)12:00~16:30(受付11時30分~) 会 場: オフィスパーク名駅プレミアホール(名古屋駅より徒歩3分) プログラム: 12:00~ 12:45 13:00 13:10 ~13:50 14:00 ~14:30 14:40 ~15:40 15:50 ~16:20 16:30 オープニング:看護記録懇話会 ファシリテータ:樋口由布子(東京女子医科大学病院)・本田裕美(長崎大学病院) 自己紹介しつつ、本日の参加目的などを共有します。この懇話を通じて、看護記録に どのような課題があるのかを、多面的に意見交換します。 (軽食をご用意します。 ) 開会挨拶 代表世話人 瀬戸 僚馬 講演1「チーム医療に求められる診療記録」 演者:浜松医科大学医学部附属病院 医療福祉支援センター 特任教授 小林 利彦 座長:東京大学医学部附属病院 企画情報運営部 特任講師 横田慎一郎 多職種が協働して活動するチーム医療のために、診療記録には何が求められるのか、 そして看護師がどのように貢献できるか医師の立場からお話しいただきます。 講演2「チーム医療を地域につなげるための看護記録」 演者:名古屋大学医学部附属病院 メディカルITセンター 助教 船田 千秋 座長:釧路労災病院 看護部 副部長 信藤 涼子 地域連携パスの開発や普及に積極的に取り組まれている看護師の立場から、現在の 看護記録を地域連携に活かしていく上での課題を提起していただきます。 ワークショップ「チーム医療における理想的な看護記録」 ファシリテータ:友廣智香(名古屋市立大学病院) 理想的な看護記録に関するイメージを可視化した上で、各自が具体的な行動レベルに 落とし込む方法を議論し、共有します。 講演3「チーム医療のデータ活用」 演者:豊橋市民病院 事務局 医療情報室 主査 原瀬 正敏 座長:横浜市立みなと赤十字病院 医療情報課長(看護師) 谷 文恵 電子カルテに蓄積した看護実践に関する情報を多職種で共用し、データを2次利用 するための方法や、データ活用で注意すべき点についてお話しいただきます。 閉会挨拶 副代表世話人・第17回日本医療情報学会看護学術大会長 中西 寛子 ≪参加費≫ 5,000円 ※当日、現金でのお支払いをお願いします。 ≪対 象≫ どなたでもご参加いただけます。看護職の方はもちろん、医師、メディカルスタッフ、診療情報管理士などの 参加も歓迎いたします。 なお、先着順(定員120名)となりますので、定員に達し次第、受付を終了いたします。 ≪申 込≫ 医療情報ケアプロセス研究会のホームページ(http://www.hicp.jp/)で受付いたします。 ※FAX や E-mail でのお申し込みはお受けしておりませんので、あらかじめご了承ください。 ≪会場案内≫ オフィスパーク名駅プレミアホール JR線「名古屋」駅 桜通口から徒歩 3 分、ユニモール(地下街)7 番出口目の前 (※1階にJTB東海 名古屋駅前支店があります。) オフィスパーク名駅 プレミアホール (1階にJTB) ≪お問合せ≫ 医療情報ケアプロセス研究会事務局 東京都世田谷区世田谷3-11-3 東京医療保健大学医療保健学部医療情報学科瀬戸研究室 FAX 03-6779-4251 E-mail [email protected] ホームページ http://www.hicp.jp/ ※お問い合わせは、FAX、E-mail、 もしくは研究会ホームページから承っております。
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