星を見る会

星を見る会
ねん
がつ
にち
どせい
もく
さか
もうしょ
ほし
み
「土星や夏の星を見よう」
2015年8月6日(木)
なつ ま
なつ
ひ
夏真っ盛り!猛暑の日がつづいていますが、夏バテしていませんか?
やす
てんもん
まいとし こうれい
ぼん
じ
き
なが
ざ
さて、夏休 みの天文 イベントといえば、毎年 恒例 お盆 の時期 に流 れるペルセウス座
りゅうせいぐん
ことし
つきあ
じょうけん
きょくだい
流 星 群 です。今年は月明かりがなく 条 件 がとてもいいのです。流星群がよく見える 極 大
ま よ な か
日は、8
月 13 日明け方か 8 月 14 日明け方です。ペルセウス座は真夜中になら
ないと昇ってこないので、午前 0 時~3 時頃がいいでしょう。流星はどこに流れるか
わかりませんから、空を広く見上げることが大切です。
そら
まち
はな
たいせつ
そら
くら
で
きかい
お盆休み…街を離れて空が暗いところへ出かける機会もあるかもしれません。ぜひそうい
まんてん
たの
ったときに満天の星と流星群を楽しんでください。
アンドロメダ座
ペルセウス座流星群の →
放射点
×
きりん座
ペルセウス座
すばる
カペラ
ぎょしゃ座
8 月 13 日午前 0 時頃の北~東北東の空
せいず
☆星空の地図:星図の見かた☆
星図は、あかるい星は大きく、くらい星は小さく書いてあります。東をむいて立つとき
ふち
は、図の「東」を下に、西をむいて立つときは「西」を下にしてもちましょう。星図の縁
ち へ い せん
てんちょう
のまるい線が地平線、まるのまん中が頭の真上( 天 頂 )です。
平塚市博物館
8月は、暗くなってすぐの夜空のほぼ真上に夏の
大三角が広がります。町中でも見つけやすく、こ
れを見つけると、すでに星座を3つ見つけたこと
になります。さらに南の空にはさそり座のアンタ
レス。明るい星を頼りに星座を探してみましょう。
夏の星を見よう
1.アルビレオ
目で見ると1つの星ですが、望遠鏡をつかうとオレンジ
色の星と青白い星がならび、美しく見えます。
2.ダブル・ダブルスター
こと座のイプシロン星は、二重星が
さらに二重星になっています。
3.M29(散開星団)
ぱらぱらと星があつまっているのが散開星団です。M29
は街の空でもボーっと見ることができます。
デネブ
5.M13(球状星団)
何十万個という星がボールの
ようにあつまっている天体。
ボーっと雲のように見えます。
夏の大三角
はくちょう
3
2
ベガ
5
1
こぎつね
4
こと
かんむり
6
や
ヘルクレス
いるか
アルタイル
へび
わし
へびつかい
4.いるか座ガンマ星
7.アンタレス
いるか座のさきっぽにあ
る二重星です。アルビレ
オより少し暗いですが、
色の対比が美しい二重星
です。
たて
赤く鈍く光る1等星。太陽
の数百倍もある大きな星。
8
いて
7
南斗六星
アンタレス
8.干潟星雲(散光星雲)
6.コートハンガー
名前のとおり、洋服をか
けるハンガーの形に星が
ならんでいる。このよう
な数個の星のあつまりを
アソシエーションという。
さそり
星の材料となるガスがたく
さんあつまっている星雲。
ボンヤリとしているので街
の中では見るのがむずかし
い。博物館の屋上で見える
か!?
☆★8月の星空★☆
○●8月の月・惑星●○
北
月:
1等星
2等星
きりん
3等星
4等星
アンドロメダ
おおぐま
北極星
カシオペヤ
こぐま
北斗七星
ケフェウス
とかげ
りょうけん
秋の四辺形
デネブ
はくちょう
りゅう
春の大曲線
うしかい
夏の大三角
ベガ
東
かみのけ
ペガスス
西
こと
こぎつね
いるか
や
こうま
かんむり
ヘルクレス
アークトゥルス
アルタイル
海王星
みずがめ
おとめ
へび
スピカ
わし
へびつかい
てんびん
たて
やぎ
土星
いて
アンタレス
さそり
製作:平塚市博物館
デネボラ
南
春の大三角
下弦 → 7日(金)
新月 → 14日(金)
上弦 → 23日(日)
満月 → 30日(日)
惑星
水 星:上~中旬の夕方、西の空
低くに見える。
金 星:中~下旬、明け方の東の
空に見える。
火 星:明け方の東の空低くに見え
る。
木 星:太陽に近くほとんど見られ
ない。
土 星:夕方の南西の空に見える。
夜半前には沈む。
観望好機
天王星:夜半前に東の空に見えは
じめる。肉眼ではほぼ見え
ない。
海王星:南~南西の空に見える。
肉眼では見えない。
この星図は、
8月 1日頃 21時頃
8月 15日頃 20時頃
8月 30日頃 19時頃
の星空を示しています。
惑星は15日20時頃の位置です。
※星図はアストロアーツ社製ステラナビゲーターVer.6を使用して作成