動向 年表に見る建設産業の推移 日本の建設業就業者数 ピーク時は 685万人 日本の建設投資額 ピーク時は 84兆円 建設産業の 主な推移 クロス集計 兆円 52 兆円 48 建設業者に経営の 効率化が問われ始める。 業者数の減少に拍車がかかる 兆円 45 兆円 49 685 万人 建設投資の 急減などによる 労務単価の下落 653 万人 655 万人 兆円 36 588 万人 551,661 社 534 万人 25,045円 兆円 469,900 社 25 兆円 35 19,551円 18,045円18,198円 18,555円 24.5% 兆円 兆円 24.1% 30 兆円 社会保険本人負担額を 考慮し労務単価が急上昇 16,151円 23.9% 16,451円 16,013 円 (H26 単価 +2.8%) 15,470円 15,832円 15,226円 22.0% 14,609円 14,619円 17 20 兆円 12,800円 兆円 17 19 兆円 13,098円 兆円 兆円 19 兆円 21 13,521円 兆円 政府投資額 元 17,917円 15,523円 年齢 29 歳以下の 建設業就業者の割合 型枠工、 鉄筋工では 労務単価の差が縮まる 18,194円 16,966円 1994 年の「公共事業の入札・契約手続 きの改善に関する行動計画」閣議了解。 大規模事業に一般競争入札実施、工事 完成保証人の廃止など。 和暦 昭 6 0 6 1 6 2 6 3 20,664 円 (H26 単価 +5.2%) 20,391 円 (H26 単価 +5.6%) 29.4% 19.6% 1980年代前半、国債依存度が 30% を超え財政再建が優先課題となる。 公共投資の抑制、地価の上昇等によ る民間建築の落ち込みにより建設投 資は低迷するものの、1980年代後半 はバブル経済の影響もあり、徐々に 建設投資は上昇していく。 34.3% 19,091円 公共工事の設計労務単価 普通作業員の推移 24 28 兆円 33.1% 24 20,136円 19 建設産業に 影響のあった 主な出来事 28 兆円 23,330円 年齢 55 歳以上の 建設業就業者の割合 西暦 507,528 社 513,196 社 31 兆円 公共工事の設計労務単価 鉄筋工の推移 ベテラン労働者の 高齢化による 一斉退職が危惧される 503 万人 33 23,570円 32 年度 517 万人 兆円 31 510,844 社 562,661 社 24,266円 兆円 公共工事の設計労務単価 型枠工の推移 兆円 許可業者数の推移 552 万人 515,440 社 民間投資額 就業者数の推移 584 万人 585,959 社 568,548 社 許可業者数、 就業者数の推移に 対して投資額が最も少ない。 翌年、 東日本大震災が発生する 15.5% 設計労務単価と 平行して下がり続けた 若年就業者の数 13.0% 1990年、 日米構造協議を経て、 2000 年までに総額 430 兆円の 公共投資を計画。1994 年には 10年間で 630兆円投資する計 画へ見直しとなる。 2 3 4 5 1995 年、「建設産業政策大綱」を策 定。良いものを安く提供し、技術と経営 に優れた企業が伸びることのできる競 争環境づくりへ。競争に勝てない事業 所は淘汰されていく。 6 7 8 2000年以降、財政構造改革が進められ、政府投 資は 2011年度には 16.9兆円とピーク時の半分以 下に減少。民間投資を含めた建設投資全体につ いても 42.0 兆円とピーク時の半分。 また、2001 年 より、国土交通省直轄事業で電子入札を開始。 広がり続ける 高齢就業者と 若年就業者の年齢比 11.6% 10.2% 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 阪神・淡路大震災 バブル経済期 リーマン・ショック 財政構造改革推進 公共投資急減で中堅ゼネコン などの経営破たん相次ぐ 建設産業再生プログラム 消費税法施行 税率 3% プラザ合意 民間建設投資拡大へ 日米建設協議 市場開放へ 日米構造協議をきっかけに公共投資拡大へ 消費税 5% 小泉内閣 建設産業再生プログラム 政権交代 品格法施行 建設産業政策 2007 経審 改定 公共工事入札契約適正化法制定 入札手続きの透明化の徹底など PFI 推進法 公共事業の電子入札を開始 建設産業のIT化へ 入札要件にISO試行 東日本大震災 官製談合防止法制定 改正独占禁止法施行 安倍政権 建設産業の再生と発展のための 方策2011、同2012 消費税 8% 国土交通省は 6 千万円以上の工事を 一般競争入札とする 一般競争入札・総合評価落札が拡大 国土強靭化基本法 建設業しんこう 平成 27 年 2 月号
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