1 アメリカの 3D プリンター関連ビジネスの状況 ジャパンコンサルティング

アメリカの 3D プリンター関連ビジネスの状況
ジャパンコンサルティング合同会社
代表コンサルタント 前田健二
アメリカの 3D プリンター市場トレンド
最初に、現在のアメリカの 3D プリンター市場トレンドについて詳述する。なお、特に言及しない限
り本稿では 3D プリンターとは主に個人用デスクトップ 3D プリンターのことを意味することとする。
米ガートナー社の調査によると、2013 年にアメリカ国内で出荷された価格 10 万ドル(約 1,020 万
円)以下の 3D プリンター数は 56,507 台と推定される。また、同調査は 2014 年の同出荷数は 98,065
台に増加すると予想している。
市場シェアは、メーカーボット・インダストリーズ1のレプリケーター2 が 10.8%と一位で、ウルチメー
カー9.6%、レップラップ 6.6%、レプリケーター2X6.5%と続いている2。メーカーとしてはメーカーボット・
インダストリーズが全体の 20%弱のシェアを確保する中、他のレップラップベースの 3D プリンターメ
ーカーが群居するかたちとなっている。実際にメーカーボットの 3D プリンターは、アフィニア3、キュ
ーブ4と並び、市場で抜きん出る存在になりつつある。
一方、アメリカ国内市場のみならず、デスクトップ 3D プリンターの価格低下が世界規模で進行し
ている。3D プリンターの価格を調査してウェブサイトに掲載している 3D.org によると、本稿執筆時
点で最も安い 3D プリンターはアメリカの QU-BD5社の 3D プリンターで、価格 199 ドルである。なお、
同プリンターは組立キットであるが、完成品に目を向けると、最も安いものは中国のヒーセント6のプ
ルーサ・メンデル 3DP01 で価格 393 ドルである。また、アメリカのメーカーでもプラスチック・スクリブ
ラー7のアステリッド・モデル 1000S が価格 499 ドルで販売されている。さらに、先日キックスターター
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で最高金額の 350 万ドル(約 3 億 6 千万円)を獲得したプロジェクトは、アメリカの 3D プリンター製
造ベンチャー企業 M3D の小型デスクトップ 3D プリンター「マイクロ」の開発プロジェクトであった。
「マイクロ」の価格も 499 ドルから 699 ドル程度で、今日の低価格化を覗わせる価格設定となってい
る。
このように、アメリカにおいては完成品 3D プリンターの最低価格が 500 ドル以下にまで低下してき
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メーカーボット・インダストリーズ https://www.makerbot.com/
アメリカ 3D Hubs のリアルタイム集計結果より http://www.3dhubs.com/trends
アフィニア http://www.afinia.com/
キューブはスリーディーシステムズのデスクトップ 3D プリンター
QU-BD http://quintessentialuniversalbuildingdevice.com/
ヒーセント http://www.heacent.com/
プラスチック・スクリブラー http://www.plasticscribbler.com/
キックスターター(Kickstarter)はアメリカのクラウドファンディングサイト最大手
ており、3D プリンターの更なる普及に拍車をかけている。
流通チャネル
現在のアメリカの 3D プリンターの流通チャネルは三つに分類される。インターネットでの通信販
売、小売店・家電量販店等店頭での販売、代理店による販売である。
まずインターネットでの通信販売だが、これはほとんどすべてのメーカーが採用している流通チャ
ネルである。多くの場合、メーカーのウェブサイトにショッピングカート機能が搭載され、消費者は直
接そこで購入する。決済はクレジットカードがほとんどである。また、多くの場合後述するクラウドフ
ァンディングと連動している。返金、返品のポリシーの内容や条件は各メーカーにより異なる。組立
キットを中心に販売しているメーカーの中には、インターネット通販でのみ販売しているメーカーも
ある。
次に小売店・家電量販店等店頭での販売だが、これも多くのメーカーが採用している流通チャネ
ルである。3D プリンター製造大手のスリーディーシステムズは、同社のデスクトップ 3D プリンター
「キューブ」「キューブ X」をオフィス用品小売りチェーンのステープルズ9の店舗で販売している。ま
た、アメリカの家電量販店大手のラジオ・シャック10は、アフィニアの H シリーズの 3D プリンターの店
頭での販売を開始した。余談だが、ラジオ・シャックの 3D プリンター店頭販売の様子を写したテレ
ビ CM は今年のスーパーボウルの CM で放送され、話題を呼んだ。
また、独立系の小売店で複数のメーカーの 3D プリンターを販売する 3D プリンター専門店もオー
プンしている。ロサンゼルス近郊の街レイクフォレストにあるマターハッカーズ11という会社は 2012 年
に設立されたベンチャー企業だが、同市内にあるショッピングモールに 3D プリンター専門店をオ
ープンさせた。店内にはメーカーボット・インダストリーズのレプリケーターシリーズを始め、地元の
3D プリンター製造ベンチャー企業エアウルフ 3D12の 3D プリンターを販売している。店内にはデモ
機が稼働し、フィラメントと呼ばれる 3D プリンター用プラスチック素材が壁に並べられて売られてい
る。
最後に代理店による販売であるが、これも多くのメーカーが採用している流通チャネルである。ノ
バコピーはアメリカテキサス州に拠点を置く販社だが、元々はコニカミノルタのコピー機の全米最大
のディーラーであった。同社は自社の顧客に対し、3D プリンターと 3D プリンター用ハンドヘルドス
ステープルズ http://www.staples.com/
ラジオ・シャック http://www.radioshack.com/home/index.jsp
11 マターハッカーズ https://www.matterhackers.com/
12 エアウルフ 3D http://airwolf3d.com/
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キャナーの販売を開始している。代理店による 3D プリンターの販売は、ノバコピーのように顧客基
盤を有している会社が始めるケースや、法人ユーザーを相手にするビジネスを展開している会社
が始めるケースが多いようである。
台頭する 3D プリンタービジネス
3D プリンターの普及に伴い、3D プリンターと関係する、または 3D プリンターを活用するビジネス
がいくつかアメリカで台頭している。代表的なものとしてハッカースペース、フィラメント製造ビジネス、
3D モデリングソフト開発をご紹介したい。
まずハッカースペース(Hackerspace)だが、これを一言で言うとモノづくりに特化したコワーキング
スペース13とでもなろう。アメリカでは個人でモノづくりを楽しむ人やモノづくりで生計を立てている人
をメーカーと呼ぶが、メーカーのための共同工房だと言えばわかりやすいかも知れない。大きさも
様々で、20 坪程度の小さいものから 300 坪規模の大きいものまである。
ザ・ビルド・ショップ14はロサンゼルス市内にある小型ハッカースペースで、地元の南カリフォルニ
ア大学出身の若者ブライアン・ジェイコックス氏が 2011 年 11 月に立ち上げた。エンジニアリング学
部出身で、自作のデータを 3D プリンターで出力出来る場所を探していて、自分でハッカースペー
スを立ち上げることを思いついたという。店内には 5 台の 3D プリンターと1台のレーザーカッターが
置かれ、利用者にタイムチャージで課金している。売上の大半はそうしたタイムチャージだが、他に
3D プリンターのクラス受講料、3D モデル作成コンサルティング等々の売上がある。同氏によると最
近は利用者が増えて来て、マシンの稼働率が高い状態が続いているという。
テックショップ15はシリコンバレー近郊に本店を置き、サンフランシスコ、デトロイト、オースティン等
全米 8 都市で大型ハッカースペースを運営している。店内には 3D プリンターやレーザーカッター
の他、ミリングマシン、ウォータージェットカッター、溶接機等々、モノづくりに必要な機械・設備が数
多く備えられている。会員制で、創業者によると、「フィットネス・ジムのビジネスモデルと同じ」課金
モデルという。利用者は月額 125 ドル程度の会費を支払い、空いている機械を自由に利用出来る。
また、ザ・ビルド・ショップ同様各種のクラスも用意されている。
現在、アメリカでは以上のようなハッカースペースが非常に増えてきており、アメリカにおけるメー
カームーブメントに拍車をかけている。また、後述するクラウドファンディングで資金調達を行い、テ
ックショップのようなハッカースペースでモノづくりを行い、つくったモノを販売して生計を立てる「プ
コワーキングスペース(Co-working space)とは、デザイナー、エンジニア、プログラ
マーといったいわゆるフリーランサーが共同で使用する共用オフィススペースのこと。ア
メリカの労働市場流動化に伴い、現在までに全米各地に相当数存在するようになった。
14 ザ・ビルド・ショップ http://thebuildshop.org/
15 テックショップ http://techshop.ws/
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ロのメーカー」も存在する。そうした「プロのメーカー」の増加にあわせ、ハッカースペースは今後も
アメリカの各都市部を中心にその数を増やしてゆくと予想される。
フィラメント製造ビジネス
現在普及が進むデスクトップ 3D プリンターのほとんどは、FDM(Fused Deposition Modeling, 熱
溶解積層法)と呼ばれるタイプのものだが、その FDM 方式の 3D プリンターで使われる素材をフィラ
メント(Filament)と呼ぶ。現在使われるフィラメントのほとんどは ABS か PLA というプラスチックを原
料に作られており、形状も直径 1.75mm か 3mm のスプールリール状である。ところが、最近はそうし
た従来のフィラメントに代わる、新しい素材や機能を持った高品質、高機能フィラメントの開発が相
次いでいる。
ポリメーカー16はシャオファン・ルオ氏を中心とする三人の中国人アメリカ大学院研究生らが立ち
上げた、高品質、高機能フィラメント製造ベンチャー企業である。自らも 3D プリンターのヘビーユー
ザーであったルオ氏が、もっと高品質のフィラメントをつくろうと思い立って起業した。もともと PLA
(ポリ乳酸)の研究者であり、素材工学の博士号を持つルオ氏にとって、この分野はまさに彼の専
門領域だったという。現在、同社は従来の PLA フィラメントの 8.6 倍の強度を持つポリマックス PLA、
ゴムのような柔軟性を持つポリフレックス、木材のような質感を持つポリウッド等の高機能フィラメント
を開発し、アメリカの 3D プリンターコミュニティの大きな支持を集めている。
タウルマン 3D17は米セントルイスに拠点を置く 3D プリンター用フィラメント製造ベンチャー企業で
ある。「タウルマン 618」「タウルマン 645、」「タウルマン T グラス」等の高機能 3D プリンター用フィラ
メントを製造している。特にタウルマン 645 シリーズはナイロンベース・コポリマーフィラメントで、従
来のナイロン・フィラメントよりも高い結合性と、従来の ABS、PLA よりも高い強度と軽量性を確保し
ている。同社はまた、アメリカ食品医薬品局の基準に準拠した、つまり人体に埋め込むことが可能
な新型のナイロンベースコポリマーフィラメントを開発しており、完成の暁には医療現場での利用が
相当進むと期待されている。
以上以外にもアメリカでは現在、高機能・高品質フィラメント開発企業が相次いで誕生している。
ポリメーカー副社長ハン・チュウ氏によると、同社は需要の急拡大を受け、上海近郊にある同社工
場を現在の三倍の規模に拡張しているそうである。旺盛な需要とともに、3D プリンター用フィラメン
ト開発ビジネスも同様の拡大を続けてゆくと思われる。
3D モデリングソフト開発
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ポリメーカー http://www.polymakr.com/web/about.html
タウルマン 3D http://taulman3d.com/
これまでの常識では、3D プリンターでモノを造型するには何らかの方法で 3D モデルデータをつ
くり、それを規定のフォーマットで 3D プリンターにデータとして送る必要があった。その方法のひと
つが CAD18ソフトによる 3D モデル作成だが、現在普及している 3DCAD ソフトの多くは扱いが困難
で、長い時間をかけて操作法を学ぶ必要があった。それが 3D プリンターの普及を阻む高いハード
ルの一つとされ、業界関係者の間では、ユーザーにいかに簡単に 3D モデルデータをつくらせるか
が課題であった。
ところが、そのような 3DCAD ソフトとまったく違った方向から 3D モデルづくりを行う動きが出てきた。
メイク VR はシリコンバレーに拠点を置くシックスセンス・エンターテインメント19が開発したバーチャ
ルリアリティ 3D モデル作成ソフトである。メイク VR がユニークなのは、一般的な PC ソフトのようにマ
ウスとキーボードを使って作業をするのではなく、同社がワイヤレス・ジェスチャー・コントロール・デ
バイスと呼ぶ両手装着型のデバイスを使い、巨大ディスプレイに映し出されたバーチャルリアリティ
映像を見ながら視覚的にゲーム感覚で 3D モデルが作れる点である。
メイク VR の実際のデモンストレーションを筆者は今年 2 月にアメリカのバーバンクで開催された
3D プリンター・ワールド・エキスポ 2014 で見たが、同社のブースには人だかりが出来、小学生と思
わしきたくさんの子供達がデモ機を奪い合っていたのが印象的であった。メイク VR は小学生でも
簡単に操作出来、つくられた 3D モデルデータは直接 3D プリンターに出力されていた。
また、CG ソフトメーカー大手のザ・ファウンドリー20は最近メーカーボット・インダストリーズと業務提
携し、ザ・ファウンドリーが製造しているアニメーション 3D モデル作成ソフト MODO の 3D データを、
メーカーボット・インダストリーズの 3D プリンター、レプリケーターで出力出来るようにした。MODO
は従来の 3DCAD ソフトとは違い、ビジュアル感覚で 3D モデルを作成出来るのが特徴で、主にア
ニメーションや CG 等の映画の作製現場で使われ、最近ではゼロ・グラビティ、パシフィック・リム等
の作品で使われている。アメリカの映画製作現場では MODO を含めたアニメーション 3D モデル作
成ソフトが広く使われており、物体として出力して形状を確認出来るため、3D プリンターの利用は
着実に拡がり始めている。
このように、現在アメリカではバーチャルリアリティや CG といった方向から 3D プリンターにアプロ
ーチするケースが相次いでいる。同様の動きは今後も続くと思われ、やがてはゲーム、アニメーショ
ン、映画と 3D プリンターが結合する時代が到来すると予想する。
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CAD(Computer Aided Desing)コンピューターによるデザイン、設計のこと。
http://sixense.com/
ザ・ファウンドリー http://www.thefoundry.co.uk/
SLA デスクトップ 3D プリンター
また、現在アメリカで進行中の新たなムーブメントとして SLA デスクトップ 3D プリンターについて説
明したい。現在普及が進むデスクトップ 3D プリンターのほとんどは既述した FDM 方式の 3D プリン
ターだが、昨年位から SLA と呼ばれるタイプのデスクトップ 3D プリンターが少しずつ登場してきた。
SLA とはステレオリソグラフィー(Stereolithography)の略で日本語では光造形と訳される。SLA と
は簡単に言うと紫外線硬化樹脂に紫外線を照射してモノを造型する仕組みである。原理的には比
較的古くから存在し、1984 年にアメリカの 3D プリンター製造大手スリーディーシステムズ創立者の
チャック・ハルが特許を取得した。その特許が今年 2014 年に期限到来を迎えることもあり、現在各
地で SLA デスクトップ 3D プリンターを製造するベンチャー企業がいくつも立ち上がっている。
SLA デスクトップ 3D プリンターを製造するベンチャー企業として代表的なところでは、マサチュー
セッツ工科大学発ベンチャーのフォームラブズ21、レーザーカッター製造フル・スペクトラム・レーザ
ー22、タンジブル・エンジニアリング23等が挙げられるだろう。なお、CAD ソフトメーカー大手のオート
デスクも最近、SLA3D プリンターの販売を開始すると発表した。SLA デスクトップ 3D プリンターは造
型物の仕上がりが FDM 方式のそれよりも大分良く、また細かいもの綺麗に造型出来るため、現在
普及が進む FDM 方式の 3D プリンターとともに、3D プリンターの世界の大物ルーキーとして大いに
期待出来る。筆者は、今年から来年にかけて SLA デスクトップ 3D プリンターの製造を行うベンチャ
ー企業が続々と誕生してくると予想する。
クラウドファンディングについて
最後に、クラウドファンディングについて詳述する。クラウドファンディング(Crowdfunding)とは、イ
ンターネットを使った資金調達の仕組みのことである。直訳すると「大衆による資金調達」となる。通
常はクラウドファンディングのプラットフォームを運営する会社のウェブサイトにて展開される。これを
通常クラウドファンディングサイト(Crowdfunding sites)と呼ぶ。
クラウドファンディングの仕組みはシンプルである。まず、出資を求める企業や個人がプロジェクト
の詳細をクラウドファンディングサイトに投稿する。出資者はバッカー(Backer)と呼ばれ、投稿され
た出資条件に基づいて自分の判断で出資を行う。出資条件は通常複数で、小額なもので 1 ドル程
度、高額なもので1万ドル程度まで幅がある。なお、この出資条件はプロジェクト運営者が任意で設
定出来る。
出資に対しては通常、金額に応じて見返りが提供される。1 ドル程度の出資の場合、お礼メール
が届けられたり出資者の名前がウェブサイトに記載されたりといった程度だが、例えば 3D プリンタ
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フォームラブズ http://formlabs.com/
フル・スペクトラム・レーザー http://fslaser.com/
タンジブル・エンジニアリング http://www.solidator.com/3D-Printer.html
ーを開発するプロジェクトの場合、3D プリンターの実質販売価格程度の出資に対して 3D プリンタ
ーが一台付与される。つまり、実質的な予約販売が行われる。
プロジェクトは通常 30 日程度運営され、目標金額が集まった場合も期限まで運営される。目標金
額を上回った場合は集まった全金額が手数料を控除されてプロジェクト運営者へ支払われる。一
方、期限までに目標金額が集まらない場合は全金額がバッカーに返金される。控除される手数料
はサイトによるが、通常は 5%程度が控除される。
クラウドファンディングはオバマ政権がアメリカ国内雇用創出を目的に導入した新規産業活性化
法(the Jumpstart Our Business Startups Act, 通称 JOBS 法)が施行されて一気に利用が拡大した。
現在、3D プリンター製造ベンチャー企業、3D プリンター用フィラメント開発ベンチャー企業、3D モ
デリングソフトメーカーのほとんどが自社の製品開発にクラウドファンディングを利用している。既述
の通り、中には目標金額を大きく上回る 350 万ドルもの巨額の資金調達を実現した 3D プリンター
製造ベンチャー企業もある。クラウドファンディングはベンチャー企業に資金を供給するとともに、
自社製品の予約販売という別の重要な機能もあり製品開発前に消費者ニーズの有無を確認出来
ることから、モノづくり系ベンチャー企業にとっては必須のものとなっている。
アメリカの代表的なクラウドファンディングサイトとしてはキックスターター 24(Kicksgtarter)とインデ
ィーゴーゴー25(Indiegogo)が挙げられる。中でもキックスターターは本稿執筆時点で 61,978 件のプ
ロジェクトで 1,120,552,512 ドル(約 1,136 億円)もの資金を起業家に供給している。
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キックスターター https://www.kickstarter.com
インディーゴーゴーhttps://www.indiegogo.com/