25 ・ 知性論史解釈 ―『霊魂論』 即 ― 小林 剛 序 ・ 『霊魂論』第三巻 。 取 同時 上 彼 述 、彼 、彼 『霊魂論』第三巻第二、三論考 知性論 註解 箇所 註解 同 哲学史 構成 。 、彼独自 注釈家 、少 情報源 「 中 、彼以前 描 最 重要 解釈 、五∼八 。 周知 主義者 1) 『霊魂論』 念史 形 簡略 知性論史 描 知性論 通 活躍 ・ 言 方 、彼 知性論 知 受容 仕方 西洋 一人 。本稿 1) 至福論解釈 見 活躍 ( 知 主義、特 思 幾人 。 主義者 、西洋 展開 帝国 世界 、 派」 ) 知性論史 重要 、 、 、 知性論 哲学史上有名 注釈家 、 、 、 一∼四 知 上 最初期 、 可能知性論 。 十余年前 『人間論』 、知性 区分 概 。Cf. Alberti Magni ordinis fratrum praedicatorum De homine, ed. Henryk Anzulewicz et Joachim R. Söder, Opera Omnia, tomus 27, pars 2, Münster, Aschendorff, 2008, pp.396-399. 26 一 可能知性論 可能知性 物体 持 元素 働 原因 、諸々 考 形相 一種 生 或 知性認識対象 受容 可能知性 。 考 身体 可能態 互 質 一切 過剰 対立 性質 合 性質 中庸 状態、 状態 達 実態 2) 物体 形相 持 四元素 究極的 付帯性 準備状態、 均等 混 、湿 、可能態 、 諸性 乾 、 知性認識対象 、 言 、熱・冷・ 冷 、現 可能知性 正 「知性 一 疑問 物体[身体] 生 。 混 不合理 。 考 可能知性 。 理由 魂 「器官 、 有 身体 倣 自然物 、 第一現実 Alberti Magni ordinis fratrum praedicatorum De anima, ed. Clemens Stroick, Opera Omnia, tomus 7, pars 1, Münster, Aschendorff, 1968(以下 De anima 35-39; tract.3, c.6, p.215, ll.38-50. 3) 身体 付帯 受容 解釈 『霊魂論』第二巻第一章 2) 具体的 。 彼 『霊魂論』第三巻第四章 語 四 。 。 解釈 3) 」 、同時 生 身体 形成 言 「力」 、人間 共 生成消滅 、熱 身体 。 実体 形相 考 、人間 。 現実態 得 湿・乾 言 準備状態 生成消滅 形相、力、 詳 種 力 自体 自存 、人間 。 、人間 Aristoteles, De anima III, c.4, 429a24-25. 略 ), lib.3, tract.2, c.4, p.182, ll.17-21, ・ 態」4) 定義 能知性 5) 推測 魂 一部 。 、可能知性 当然物体 考 以上 物体 現実態 解釈 最 中心的 6) 。 可能知性論 対 反論 、 含 可能知性 受容 様々 根拠 二 、 反論 加 物体 形相 。 、可能知性 7) 基 ・ 、永遠 普遍 。 可能知性論 可能知性 体的 、可 現実態 推測 言 中 魂 知性論史解釈/27 考 。彼 考 、生成消滅 理由 次 物 通 4) Aristoteles, De anima II, c.1, 412b5-6. 5) De anima, lib.3, tract.2, c.4, p.182, ll.53-73. Cf. Averrois Cordubensis Commentarium Magnum in Aristotelis De anima Libros, ed. F. Stuart Crawford, Cambridge, MA, Mediaeval Academy of America, 1953(以下 Averroes, De anima 6) 自身 、彼 帰 確定 )、可能知性 略 ), p.396, l.278-p.397, l.293. 『知性論』 中 ( 諸元素 混合 生 或 著作 種 器官 真作性 語 。Cf. Alexandri Aphrodisiensis praeter commentaria scripta minora: de anima liber cum mantissa, ed. Ivo Bruns, Berlin, Georg Reimer, 1887, (以下 Alexander, De anima 、 語訳 『 語訳 理解 )p.112, ll.11-16. 思 「霊魂論」大註解』(以下『大註解』 考 略 登場 略 ) 箇所 読 。Averroes, De anima, p.394, ll.220-227. Cf. Averroes, De anima, p.393, l.196- p.394, l.205; p.394, ll.217-219. 7) De anima, lib.3, tract.2, c.4, p.182, l.92-p.183, l.5. 見解 影響 受 。Cf. Averroes, De anima, p.392, l.159- p.393, l.175. 箇所 一応、 、 Averroes, De anima, p.397, ll.303-311 対 参照。 、 批判 中 述 。 他 28 。 、可能知性 、 彼 作用 作用 可能知性 現実化 、現実化 8) 否定 9) 異 可能知性 以前 次 。 推測 10) 、我々 魂 内 知性認識 。 能動知性 、 認識 現実 第一質料 大変不合理 前 可能知性 存在 、 可能知性 複合 一 独特 知性認識 諸々 光輝 可能知性 、 能動知性 知性 諸々 表象像 起 近 知性認識対象 事態 表現 事態 起 考 永遠 知性認識 。 知性認識対象 受容 、或 時諸々 、 類似 、 動機 。 一方 在 。 、現実化 永遠 。 過 第一質料 永遠 存在 可能的 否定 能動知性 永遠 現実化 可能的 。 別 原因 考 倣 、 全 現実化 。 、 何 可能知性 。 、色 、可能知性 存在 、 対 11) 抽象 知性性 与 。 。「次 形相的存在 与 光輝 視覚 出 8) De anima, lib.3, tract.2, c.5, p.183, ll.62-67, 81-85. 9) De anima, lib.3, tract.2, c.5, p.184, ll.53-61, 62-68. Cf. Averroes, De anima, p.387, l.27-p.388, l.56. 10) 彼 全 生成消滅 得 『 「霊魂論」註解』 主張 中 、能動知性 。Themistii in libros Aristotelis De anima paraphrasis, ed. Ricard Heinze, Berlin, Georg Reimer, 1899, (以下 Themistius, De anima p.108, ll.1-6. 『大註解』 、 考 紹介 同様可能知性 略 )p.107, ll.30-31; 問題 箇所 、 影響 。Averroes, De anima, p.389, l.77-p.390, l.85. 11) De anima, lib.3, tract.2, c.5, p.184, ll.3-7, 38-41, 44-47; tract.3, c.7, p.217, ll.4-10. 受 ・ 、 「見 」 」12) 。 生 出 見 、色(対象) 13) 、色(対象) 受 取 (認識 解釈 同 表象像 正 次 反論 考 異 可能知性 現実化 14) 主張 。 、 、感覚対象 感覚能力 、 考 。 可能知性論 、知性 主張 現実化 考 三 (知性単一説)15) 。彼 主張 人間 理由 数的 一 、可能知性 能動知性 物体 De anima, lib.3, tract.2, c.5, p.184, ll.42-44. 彼 『 ・・ 在 知性 導 他 、現実化 表象像 現実態 p.98, l.35- p.99, l.4. 「霊魂論」註解』 中 、能動知性 可能知性 現実態 可能知性 、可能態 知性認識 内容 関 知性認識 述 『大註解』 箇所 影響 受 14) 理解 可能知性論 対 倣 13) ) 。 以上 12) 知性論史解釈/29 。Themistius, De anima, 出 、 。Averroes, De anima, p.390, l.91-p.391, l.116. De anima, lib.3, tract.2, c.6, p.184, 49-53. Cf. Averroes, De anima, p.391, ll.117-120; p.384, l.34p.385, l.45. 15) 登場 De anima, lib.3, tract.2, c.6, p.184, ll.76-81. 登場 指 Abubacher 思 別人物 考 者 同一人物 考 、本稿 項参照。 Crawford 解釈 考 従 」 、 『大註解』 。 。 、 「大 人物 『大註解』 校訂者 F.S. Crawford 、両者 同一人物 解 両 不都合 。Averroes, De anima, p.577, “Abubacher” 30 離 、物体 人間 混 知性 、 、質料 個別化 意味 原理 持 、人間 唯一 。 知性単一説 影響 思 16) 有 理由付 受 理由 知性単一説 思 。 理解 知性単一説 主張 理由 同 。 、上記 、 表象像 ) 、能動知性 可能知性 呼 可能的 知性 抽象 唯一 知性 、各々 。 表象像 (思弁知性、 同 学知 唯一 象 受容 人間 物体 化 推測 19) 措定 成 得 。 必要 学知 受 。 。 可能知性 一人一人 、可能知性 個別化 、普遍 形相 、「一人 考 基体 、 帰結 推測 可能知性 可能知性 知性 有 」18) 表象像 思索・思弁 一 別 呼 17) 他 表象像 人間 人間 可能知性 可能知性 現実 知性 。 容 登場 主張 推測 表象像 個別化 、次 四 直接由来 、 様 種 。 人間 内 、 、 考 受容 知性認識対 、一人一人 知性認識対象 個別 認識 。 16) De anima, lib.3, tract.2, c.6, p.184, ll.81-86. 17) De anima, lib.3, tract.2, c.6, p.184, l.92-p.185, l.4; p.185, ll.15-18; tract.3, c.8, p.217, ll.81-87. 18) De anima, lib.3, tract.2, c.6, p.184, ll.89-91. Cf. Averroes, De anima, p.411, l.703-p.412, l.728. 19) De anima, lib.3, tract.2, c.6, p.185, ll.6-15, 33-43. 思 。表象像 可能知性 理由付 措定 由来 必要性 Cf. Averroes, De anima, p.411, l.703-p.412, l.728; 表象像 可能知性 考 Cf. Averroes, De anima, p.397, ll.303-311. 体 『大註解』 由来 。確 理由 理解 恐 『大註解』 中 、 全 ・ 以上 解釈 倣 可能知性論 次 反論 。 対 、 同 、 対 現実化 知性論史解釈/31 、表象像 20) 主張 四 対 可能知性 動 反論 、 。 可能知性論 次 述 。 引用一 実際[ ]感覚 感覚対象 関係 諸々 知性認識対象 受容 同 関係 、知性 同意 21) 。 引用二 、可能知性 動知性 変化 同様 、思弁知性 可能態 可能 。真理 22) 語 ]離 現実態 得、時間的 満足 引用一 [物体 解決 問題点 報告 出 問 首尾良 満足 与 、真 。 、 能動知性 、変化 得 、能 単一 、可能知性 問題点 表象像 主張 。Averroes, De anima, p.412, ll.737-739. Cf. Averroes, De anima, p.397, ll.299-303; p.400, ll.395-399. 20) De anima, lib.3, tract.2, c.6, p.185, ll.44-49. Cf. Averroes, De anima, p.398, ll.331-343. 21) De anima, lib.3, tract.2, c.7, p.186, ll.6-8. 22) De anima, lib.3, tract.2, c.7, p.186, ll.53-58. 32 解決 解釈 示 表象像 二 可能知性 動 現実化 「 満足 意味 意味 語 」 語 引用二 言 問題点 ……真 語 解釈 語 解決 。 可能知性 解釈 ・区別 当然 「 、引用二 、 、可能知性 。 最後 解決 一体 。引用 、今述 。 」 解釈 考 満足 満足 。 問題 。 普遍 表象像 、限定 受容 、何 ・区別 変化 受容 限定 基体 考 23) (「限定理論」) 。 引用三 次 宇宙 語 。[中略]一方[普遍 ] 、 存在者 変化 基体[可能知性] 基体[可能知性] 別 、限定 、感覚 同 質料 区別 知性 、 、限定 知性認識対象 対 以上 23) 同様 、諸感覚対象 我々 上 述 知性認識対象 形象 引 出 質料 欠如 、以下 、限定 限定 基体 知性認識対象 基体 、 可能知性 知性認識対象 詳細 拙論「 ・ ・区 。 中間 、 、可能態 現実態 、中間 諸々 通 。 明 知性 限定理論 、何 限定 受容 形象 一層諸々 変化 有 。 ・区別 諸々 感覚対象 、諸感覚対象 受容 [普遍 ] 諸々 一 可能知性論―『霊魂論』 ―」『紀要』哲学(中央大学文学部)第 56 号,2014 年 3 月(予定)参照。 生 即 ・ 、質料 形相 一 、 、 24) 在 実際 限定 考 「限定理論」 以上 表象像 考 以上 、逆 可能知性 人 述 数的 表象像 通 、可能知性 受容 知性単一説 一 25) 考 質料、 可能知性論 対 起 思 個別化 基体 保持 。 。彼 原理 。 表象像 可能知性 反論 人 学知 」 見当 同様 解釈 容 、 読 不思議 、 考 可能知性 26) 一 完成 、 理由 本稿三冒頭 付帯性 。非常 一方 、 考 限定 持 『大註解』 可能知性 。 完全性 、基体 。 本人 。 知性論史解釈/33 疑問 定 呼 再 27) 取 上 。 、「或 。実 同内容 28) 解決 、 反論 。 同 ]受 不都合 避 26) De anima, lib.3, tract.2, c.7, p.187, ll.24-25, 35-37. 確 対 知性単一説 反対 、個人 De anima, lib.3, tract.2, c.7, p.186, ll.59-63, 77-79. 提 否 知性認識 『大註解』 中 可能 。Averroes, De anima, p.402, ll.431-439. 27) De anima, lib.3, tract.2, c.7, p.187, ll.92-95. 28) Averroes, De anima, p.402, ll.452-454. l.501-p.405, l.520. [学知 自分自身 問題 25) 解決 人 自身 De anima, lib.3, tract.2, c.7, p.186, l.29; ll.34-49. 肯定 挙 一体 24) 知性知性単一説 、本稿三 理由 受容 反論 対 変 問題 対 思 解決 、最終的 。Cf. Averroes, De anima, p.404, 34 自体 否定 29) 解決 五 彼 、諸々 属 」30) 察 。 至福論 至福論 『霊魂論』第三巻第七章末尾 離存的 何 述 。 後31) 、以下 単 、知性認識可能 中 、 自体 形相 知性認識 諸々 離存的 定 展開 離存知性32) 抽象 生 結 付 、人間 34) 、 発言 。 、我々 知性 出 作用者 結 付 最善 幸福状態 到 33) 。果 29) 、強化 。 魂 関 最 重 。 、上昇 、遂 形相 能動知性 語 結 付 段々 、 以上四組 Averroes, De anima, p.404, l.501- p.405, 527. 可能知性論 (普遍) 可能知性 、可能知性 能動知性 勢付 可能知性 、可能知性 諸々 離存的 知性認識 要 問題 離 後 考 箇所 註解 至福論史 形相 知性 、大 考察 、能動知性 、 「 知性認識 彼 『霊魂論』 結 。 善 態 他 人々以外 人々 。De anima, lib.3, tract.2, c.10, p.191, ll.10-18; c.11, p.192, ll.41-49; 52-59; 67-69; 73-74. 30) Aristoteles, De anima, 431b17-19. 31) De anima, lib.3, tract.3, c.6, ll.20-28. 32) De anima, lib.3, tract.3, c.6, p.214, l.87-p.215, l.3. 33) De anima, lib.3, tract.3, c.6, p.215, ll.8-18; c.11, p.221, l.47; ll.56-59. 、 anima, p.502, ll.655-664. 34) De anima, lib.3, tract.3, c.6, p.215, ll.19-28. 学 考 、 。Cf. Averroes, De ・ 諸々 離存的 至福論 知性認識 35) 考 。 解釈 対 形 対 反論 。 、 考 、可能知性 36) 知性論史解釈/35 言 反論 、能動知性 可滅的 紹介 不可滅 成 。 六 ・ 、 ・ 至福論 、可能知性 能動知性 合 知性 37) 。 知性 諸々 離存的 、本稿五冒頭 結 付 方 考 結 付 言 換 。彼 知性認識対象 ]離存的知性認識対象 35) 言 知性認識 係 。 自体 、能動知性 初 考 、 理由 十分 中 述 、 [自 39) 似 。 解釈 本人 彼 Alexander, De anima, p.110, l.30- p.111, 2. 語訳 考 可能 知性 「大 De anima, lib.3, tract.3, c.6, p.215, ll.65-75; p.216, ll.6-12. 実際 『知性論』 考 形相 、 38) 」 係 複 理解 語訳 登場 『大註解』 箇所 読 。Averroes, De anima, p.484, ll.133-134;136-137; 147;154. 36) De anima, lib.3, tract.3, c.6, p.216, ll.42-56. Cf. De anima, lib.3, tract.3, c.6, p.216, ll.62-65; c.7, p.217, ll.20-25; 33-39. 実際 反論 対 Averroes, De anima, p.485, ll.177-179. 37) De anima, lib.3, tract.3, c.7, p.217, ll.43-47. 38) De anima, lib.3, tract.3, c.7, p.217, ll.50-55. 39) 実際 彼 『 「霊魂論」註解』 中 同趣旨 。Themistius, In Aristotelis libros de anima paraphrasis, ed. R. Heinze, p.115, ll.6-7. 述 36 至福論 、或 時 我々[ 可能知性] 」40) 動知性 可能知性 対 働 反論 「 、或 時 働 離存的 釈 一体 41) 自身 有 認識 、人間 知性認識 来 今 通 、表象像 。 考 44) 以上 理由 、 、簡単 何性 知性 、本稿三 述 一 行 知性 、同 自体的 反論 『大註解』 中 同趣旨 40) 、人間 、諸々 離存的 知性 。 離存的自然本性 、 抽象 言 解 有 。 解釈 、質料 能動知性 。 人間 、抽象 。 。 「人間的力」 「神的力」 「可能知性」 彼 42) 神的力 43) 考 自然本性 考 分 人間的力 指定 能 考 自分自身 原因 ・ ・ 諸々 、 。本稿二 見 通 永遠 能動知性 至福論 離存的 45) 対 何性 同名同義的 。 報告 。Averroes, De anima, p.487, ll.336-339. De anima, lib.3, tract.3, c.7, p.217, ll.67-72. 41) 反論 由来 思 。Averroes, De anima, p.488, ll.257- 262. 42) De anima, lib.3, tract.3, c.8, p.218, ll.1-7. 43) De anima, lib.3, tract.3, c.8, p.218, ll.8-14. 44) De anima, lib.3, tract.3, c.8, p.218, ll.25-2, 74-75. 理由付 由来 。Averroes, De anima, p.491, ll.350-353. 45) De anima, lib.3, tract.3, c.8, p.218, ll.76-80, 92-94; p.219, ll.10-12. 来 論 。 対 『大註解』 述 、質料的事物 何性 由 中 至福 。Averroes, De anima, p.493, ll.400-410. 抽象的知性、 同名異義的 言 反論 述 。 離存知性 。 、全 何性 同一 同名同義的 、 、全 異 ・ 七 至福論 、可能知性 、可能知性 能動知性 能知性 流出 働 時 、或 考 振 。 考 、 理解 可能知性 働 解釈 可能知性 、同時 考 他 結 全 離存知性体 何性 能動知性 結 付 。 結 離存知性 知性認識 付 通 、 可 可能知性 能動知 働 可能知性 現実 現実 知性認識 向 完成 能動知性 知性認 知性認識 同 考 。 、本稿六 提出 反論 答 振 向 可能知性 結 完成 諸々 離存的 理 (意志 )可能知性 流出 、可能知性 能動知性 形相 時 振 向 何性 、可能知性 能動知性 付 、思弁知性 能動知性 、能動知性 ) 能動知性 、可能知性 向 、 対 能動知性 (意志 。 付 、可能知性 、抽象 解 或 時 。 、振 、 識 向 形相] 能動知性 反論 答 時能動知性 考 形相 振 、本稿六 提出 向 能動知性 、思弁知性[思索・思弁 働 対 性 結 付 知性論史解釈/37 現実 振 向 完成 初 付 、可能知性 他 全 離存知性体 結 考 解釈 。 「振 理解 分 具体的 意味 。 。 換 」 彼 。「学習 完全 関係 獲得 「振 向 」「 」「振 向 完成 」 言葉 質料知性 [可能知性] 適合性 獲得 次 様々 能動知性 」「容易 振 振 仕方 言 向 向 適合性 獲得 38 」「能力態 学知 以上 46) 」 解釈 提出 解釈 有 。 至福論 一 正 目 反論 、可能知性 能動知性 結 付 状態 有 。二 目 反論 能動知性 振 向 、 可能知性 (意志 、 形相] 。 46) 。 一 思弁知性 結 知性認識 感覚 通 生 与 与 形相相互 48) 。 至福論 二通 意志 、 形相 分 従 概念 。 付 能動知性 解釈 、 仕方 内 ・ 可能知性 反論 、可能知性 流出 可能知性 原因 八 )前 思弁知性 )、能動知性 能動知性 来 索・思弁 向 (意志 考 相異性 的 生 振 、自分 、純一 彼 次 二 。 可能知性 能動知性 47) 対 次 通 、能動知性 。 仕方 知 。 次 生 考 。一 、 、論証 。思弁知性[思 仕方 論証 第一公理 自然本性 第一公理 知 出発点 論 De anima, lib.3, tract.3, c.9, p.219, ll.45-55, 85-93; c.10, p.220, ll.68-77. 確 『治癒 書』 「自然学」第六篇「霊魂論」 「振 向 」 「結 付 」 「流出」 「学習」 「適合性(準 備状態) 」 同様 述 。Avicenna’s De anima, ed. F. Rahman, London, Oxford University Press, 1959, p.247, ll.3-10. 47) De anima, lib.3, tract.3, c.9, p.220, ll.6-9. Cf. De anima, lib.3, tract.3, c.9, p.220, ll.10-14. 48) De anima, lib.3, tract.3, c.9, p.220, ll.15-18, 21-23. 象像 関係 独自 考 明 思 。実際 何 語 。 自身 思想 。以上二 反論 恐 『大註解』 中 知性 知性論 表 ・ 証 発見 教育 、全 49) 生 知性認識対象 可能知性 日 受容 、能動知性 日 能動知性 形相 似 可能知性 結 付 。 以上 可能知性論 考 50) 賛成 可能知性論 容 基体 考 得 知 独特 考 到 、 考 。 論 関 、 感覚 通 言 、感覚 明 概念 知 。 、 通 概念 知 踏襲 部分 上述 考 、知性論 中心 賛成 彼独特 知性論 、敢 思 。 意味 言 、 De anima, lib.3, tract. 3, c.11, p.221, l.89-p.222, l.5. 拙論参照。 同趣旨 50) 述 、 一致 問題 関 。内容的 頼 書 執筆 『大註解』 中 。Averroes, De anima, p.496, ll.490- 493; p.500, ll.601-603. 議論 表現 、大筋 一致 彼 『霊魂論』 書 際、 頼 可能知性 考 。 語 論証 考 点 、「限定理論」 仮託 受 考 非常 至福論 至福 言 表象像 可能知性単一説 言 言 、普遍 言 。 全 、基本的 可能知性 一方 確 否定 通 基 。 。 。 至福論 。 「限定理論」 見 49) 。 知性論史解釈/39 。 、 。今 、 、細 異 。 『大註解』 手元 置 思想 何 要約 分 、記憶 、 。 40 解釈 言 「理想化 」 言 。 [筆者:明治大学大学院・非常勤講師]
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