あくまでも、現段階で予定されている内容であります。 1 有限会社制度の廃止 新 会 社 法 平成 18 年4月(予定)以後、新しく有限会社は設立できない 現行の有限会社はどうなる? 有限会社として存続 2 株 式 会 社 へ 移 行 選任する役員が最低1人でも OK 現行の法律 株式会社には取締役3人以上、監査役1人以上が必要 新 会 社 法 ① 取締役会を設置しない会社では取締役は1人でよい ② 取締役会を設置する場合は取締役は3人以上必要 ③ 監査役の設置は任意 ④ 取締役・監査役の任期は、定款に定めれば最長 10 年まで延長可能 メ リ ッ ト ① 会社設立後の役員変更登記の事務負担やコストが抑えられる ② 従来の有限会社が株式会社に変更しても、新たに取締役の増員や 監査役の選任を行わなくてよい -1- 3 最低資本金規制の撤廃 現行の法律 最低資本金 新 株式会社 1,000 万円 会 社 有限会社 300 万円 法 資本金1円から株式会社を起業することができる 参 考 現行法の確認株式会社・確認有限会社 資本金1円からの設立が可能 設立後5年以内に最低資本金(株式会社 1,000 万円 有限会社 300 万円) を満たさなければ確認株式会社・確認有限会社は解散 新会社法では、この規制もなくなるのでは? 4 払込金保管証明が不要に(発起設立に限る) 現行の法律 設立の際、金融機関による払込金保管証明が必要 新 会 社 法 発起設立の際の払込金保管証明の制度を廃止 残高証明法等の方法が検討されている -2- 5 類似商号規制の廃止 現行の法律 類似商号・同一営業は同市町村区内での登記は不可能 新 会 社 法 類似商号規制が撤廃 同市町村区内においても類似商号・同一営業での登記は可能 (※既に登記されている会社と同一住所での同一商号登記は不可能) 6 新組織の形態 株 式 会 社 株 式 会 社 有 限 会 社 有 限 会 社 (廃止) 合 同 会 社 (新設) 合 資 会 社 合 名 会 社 合名・合資統合 有限責任事業組合 -3- (新設)
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