学校関係者評価委員会 報告書及び教育課程編成委員会 報告書

学校法人大丸クリエイターズアカデミー
ディーズファッション専門学校
学校関係者評価委員会 報告書
学校関係者評価委員会
平成 27 年 9 月 10 日
目
次
1. 報告書骨子
2
2. 第1回学校関係者評価委員会での論議内容
3
a. 学校関係者評価委員によるディーズファッション専門学校自己評価の各項目への提言
b. 学校関係者評価委員によるディーズファッション専門学校自己評価に対する総評
3. 第2回学校関係者評価委員会での論議内容
4
a. 学校関係者評価委員による第1回委員会以降のディーズファッション専門学校の
活動の各項目への提言
b. 学校関係者評価委員によるディーズファッション専門学校自己評価に対する総評
4. 学校関係者評価を受けて
6
(補) 学校関係者評価委員会開催日程
1
1.
報告書骨子
学校関係者評価委員会(以下、当委員会)は、 ディーズファッション専門学校の「学則」及び「学
則を遂行・運用するための細則」に基づき、平成 27 年 4 月 1 日に設置した。ディーズファッション
専門学校(以下、本校)の自己評価の結果について客観性と、透明性を高めるとともに、学外の関
係者から専門的な助言を得るため、外部評価を実施する機関として当委員会を設置した。
当委員会は、本校の教職員が「自己評価委員会」での論議を通して作成した自己評価を資料と
して、自己評価の内部評価を参考にし、本校教職員との意見交換等を行ったうえで、本校の学校
運営・教育活動について検証・評価及び助言を行うことを目的として実施している。
当委員会委員は外部委員 5 名と本校関係者 2 名で構成されている。 外部委員は本校の教育
理念を理解し、実業、人財育成に精通した学外の関係者から、本校理事長が選考し、委嘱してい
る。 委嘱した委員は下記のとおりである。
今年度は平成 27 年 4 月に平成 26 年度の自己評価を資料として第1回学校関係者評価委員会
を開催した。 次に 第1回の委員会でいただいた評価・助言を基に その後行った活動を中心に
平成27年8月に第2回学校関係者評価委員会を開催した。
今年度の当委員会としての評価・助言を取りまとめ、本報告書を作成した。本報告書に記載した
評価・助言は より本校の発展に資するという考え方に則り、過度に要約することなく記載してい
る。
記
委員長 公江辰朗
学校法人大丸クリエイターズアカデミー
ディーズファッション専門学校 理事長
委員
中島一博
(株)ヤマトマネキン代表取締役会長
葛西順子
(株)ワコール 人事総務本部 ダイバーシティ・キャリア支援室
執行役員室長 及び 本校卒業生
糸井弘一
協同組合 関西ファッション連合 戦略室特命担当
酒井明
京都府立朱雀高校 校長
弓場由紀子
本校生徒 父兄
大橋治子
学校法人大丸クリエイターズアカデミー
ディーズファッション専門学校 校長 及び 本校卒業生
以上
2
2.
第1回学校関係者評価委員会での論議内容
a) 学校関係者評価委員によるディーズファッション専門学校自己評価の各項目への提言
基準1: 教育理念・目的・育成人材について
・
本校の教育は「クリエイティブ能力」「ビジネス能力」どちらかに偏らず、総合的に身に付く
カリキュラムであり、今後もこれを学校の強みとすべき。
・
専門学校の短い時間の中では難しいと思うが 就業後のことを考えるとグローバルな視
点での語学の強化、経済や世界史といった知識のある幅の広い人材が求められる。
・
専攻科においてはビジネスの要素を学びに入れると 強みになる。
基準 2: 学校運営について
・
入学者の減少が続き、平成 27 年度の新入生は 54 名であるが、経営上影響があり、入学
者の増を図る必要がある。
・
学校が京都にあること(京都唯一のファッション専門学校)であることをもっと PR すべき。
東京でも PR 活動をすればよい。
・
本校の学費は関西地区の他校に比べて安い事を 学校を選ぶ際に不安に思った が、
オープンキャンパス等で 施設・設備、少人数制に魅力を感じ、入学した。 又、資格取
得にも積極的である。 学費の安さと質の高い教育を行っていることが外部に伝わって
いない。 在校生にどのような経過で入学したのかなどを調査・分析し、本校の強みを効
果的に PR すべき。
基準 3: 教育活動について
・
「ファッションザッカプロデュース科」を来年度より新設する予定だが カリキュラムを十分
練る必要がる。 アパレル業界でも雑貨を取り扱うことが多くなり、雑貨系のマーチャンダ
イザー等が不足している。
雑貨のマーチャンダイジングや生産管理、海外との交渉が
できる語学力をもつ人材が不足している。新学科に期待する。
基準 4: 教育成果について
・
退学者の増に対する対策として 企業の新入社員研修でも効果があるが、上下学年間
での交流を行い、先輩から後輩へのアドバイス等、学生同士のコミュニケーションで学生
サポートを行ってはどうか。
・
学生交流は先輩によっては逆効果もあるかもしれないが、異質な者の交流も社会生活
でも大切で価値がある。
・
就業後の社会生活にスムーズに入れるよう、 時間厳守、挨拶の励行を指導することは
重要。
3
基準 5: 学生支援について
・
奨学金を借りている学生は返却を意識しており、学習意識が高い様に思う。 経済状
況が決して楽でない学生も多く、奨学金の制度の充実が必要。(国の制度との兼ね合
いがある)
基準 6: 教育環境について
・
LED 化と HF 化のコストなど省エネ効果と照度などの検証をしたが LED 化にする方向
で決定。
b) 学校関係者評価委員によるディーズファッション専門学校自己評価に対する総評
ディーズファッション専門学校は ファッションに夢を持ち、ファッション関連の業界で活躍す
る事を目指す学生の為の職業訓練を第一義とした教育機関として、高い教育目標を掲げ、そ
の目標に 概ね的確な取り組みがなされている。
一方、産業界の人材に対する要請、学生の気質は常に変化しており、創立66年の歴史の
中で培った伝統を大切にしながらも、学校として外部の変化とそれに伴うニーズの変化を教
育活動に反映させていく必要がある。 その観点から、当委員会での論議を真摯に受け止め、
教育活動に反映されることを強く望む。
3.
第 2 回学校関係者評価委員会での論議内容
a) 学校関係者評価委員による第1回委員会以降のディーズファッション専門学校の活動の各項
目への提言
基準1: 教育理念・目的・育成人材について
・
一般教養は本来は高校までの過程で身につける物である。
・
一方で学生には社会に出る際に必要な最低限の知識は身につけてもらいたい。今後、
専門学校として必要と考える「一般教養」を考えるべき。 その意味で「中国語」の取り
入れは評価できる。
基準 2: 学校運営について
・
学校経営の安定を図るために入学者増を目指し 学校の特色を7つ説明しているが
その中で特に「京都」にある唯一のファッション専門学校であることをもっと打ち出すべ
き。他のポイントは他校でもいえることである。
・
「京都」のブランド力は他府県に対してとても強い。
・
「京都」を強調するなら、教える内容にも「京都でしかできないこと」、「京都ならではの
学び」をカリキュラムに生かし、特徴にすべきである。
4
基準 3: 教育活動について
・
「ファッションザッカプロデュース科」の進捗については理解できる。従来にない取り組
みであり、雑貨の業界から見ても知識を持った質の高い人材として受け入れられること
を期待する。
基準 4: 教育成果について
・
第1回委員会でのご示唆を基に在校生間の交流や、在校生をオープンキャンパス活動に参
加させたが、期待以上にが在校生たちの動きもよく、在校生・体験入学者ともに評価が高か
った。 ご示唆を感謝するとともに 今後もこの取り組みを強めていく。
・
学生の中には 集団になじめないといった問題などを抱えた者がいる。 その対応につ
いては あえてなじませようとか 規律を求める事が必ずしも得策でない事がある。この
ような学生にはたとえば時間厳守を教える際、「相手を思いやるという社会的思考」は
レベルが高く、むしろ 遅れることで自分が不利な状況になるといった説明が響きやす
い。
・
一方で専門学校は職業教育を目指しているのであり、2 年から 3 年の過程の中で社会
に送り出す教育を行う必要がある。 生活習慣など基礎的な事を何とか身につける努
力をしている。
・
理解や知識が広がることで世界が広がる事を感じる教育が必要ではないか。面白い事
を学べば 会社に就職できる、会社に入るには挨拶など集団行動が必要という 逆の
ステップの教育が必要では。
・
教育は時間がかかる。 社会に入り、ちゃんと指導すれば 1 年もたてば挨拶がきちん
とできるようになる。
基準 6: 教育環境について
・
平成 27 年の夏休み期間中を使い本館照明の LED 化を京都府の補助を使い実施した。
b) 学校関係者評価委員によるディーズファッション専門学校の活動に対する総評
・
第 1 回学校関係者評価委員会以降の活動の報告には まだまだ改善点は数多くある
が、目的をもって取り組んでおり、評価できる。 ただ、第 2 回の委員会は年度の半ばで
あり、教育課程については気づいている課題に対しての行動が完結しておらず、十分
な評価はできていない。第 1 回、 第 2 回の委員会での論議、示唆を基に 次年度の教
育内容に積極的に反映される事を望む。
5
4. 学校関係者評価を受けて
第1回及び第 2 回学校評価委員会において 各委員から真摯で前向きなご論議をいただき
ました。 心より、御礼申し上げます。 今年度より外部委員を迎え、学校の現状を開示し、ご
意見・ご示唆をいただきました。 長い伝統もあり、ともすれば内向きになりがちな学校運営
について 各界の方から貴重なご意見・ご示唆をいただく事が出来ました。
大変ありが
たく存じます。
平成26年度の自己評価の作成を通して本校を分析する過程で 改善すべき点を見てまい
りましたが、当委員会において 「本校には良いところが数多くある。良い点を外部にしっかり
伝えることについてもっと努力すべき」等のご示唆を頂きました。 今後、職業教育を担う本
校として 今回のご意見・ご示唆を真摯に受け止め、教職員一丸となり、一つ一つの課題を
解決し 本校生が卒業後、ファッション業界で生き生きと活躍できるよう 日々努力してまいり
ます。
今後とも学校関係者評価を継続してまいりますので、皆様方のご協力を賜りたくお願い申し
上げます。 改めて、委員各位様に深く感謝申し上げます。
6
学校関係者評価委員会開催日程
第一回
日時:
平成 27 年 4 月 15 日(水) 14:00~15:30
場所:
ディーズファッション専門学校 西館1階 ギャラリー
出席者:
委員
公江辰朗、中島一博、葛西順子、糸井弘一、弓場由紀子
大橋治子
事務局
富永泰彰、中居荘子
第2回
日時:
平成 27 年 8 月 26 日(水) 14:00~15:30
場所:
ディーズファッション専門学校 西館1階 ギャラリー
出席予定者:
委員
公江辰朗、中島一博、酒井明、大橋治子
事務局
富永泰彰、中居荘子
(オブザーバー)
荒川徹、 岩﨑靖璋、 佐々木啓子
第 3 回 (予定)
日時:
平成 28 年 4 月中旬
場所:
ディーズファッション専門学校 西館1階 ギャラリー
出席予定者:
委員
公江辰朗、中島一博、糸井弘一、酒井明、大橋治子
新規委員(保護者代表)
事務局
冨永泰彰、中居荘子
7
学校法人大丸クリエイターズアカデミー
ディーズファッション専門学校
教育課程編成委員会 報告書
校内 教育課程編成員会
平成 27 年 9 月 10 日
目次
1. 報告書骨子
2
2.
第 1 回教育課程編成委員会での論議内容
3
3.
第 2 回教育課程編成委員会での論議内容
4
4. 教育課程編成員会の諮問を受けて
5
(補)教育課程編成委員会開催日程
1
1.報告書骨子
教育課程編成委員会(以下、当委員会)は、ディーズファッション専門学校の「学則」及び、「学則
を遂行・運用するための細則」(以下、細則)に基づき、平成 27 年 4 月 1 日に設置した。 ディーズ
ファッション専門学校(以下、本校)が行う教育内容について 学外の関係者から 社会通念に照
らし合わせて、又、専門的な知見の観点から助言を得るため、外部評価を実施する期間として当
委員会を設置した。
当委員会は本校の教職員で構成される「校内教育課程編成委員会」で論議・検討した現行の各
学科の教育課程の実施内容の反省を資料とし、本校教職員と意見交換を行った上で、今後の各
学科における教育活動・教育課程(カリキュラム)について検証・評価及び助言を行うことを目的と
して実施している。
当委員会は外部委員 7 名と本校関係者 2 名で構成されている。 外部委員は本校の教育理念を
理解し、実業、人財育成に精通した学外の関係者から、 本校理事長が選考し、委嘱している。委
嘱した委員は下記のとおりである。
平成 27 年 5 月に 平成 26 年度の各学科の「教育課程 実施内容の振り返り」を資料として、第
1 回教育課程編成委員会を開催し、評価・助言を取りまとめた。 さらに この評価・助言を受けて
教育活動に反映させ、その経過の報告と更なる助言を求めて 平成 27 年 8 月に第 2 回教育課程
編成員会を開催した。 本報告書はこれら委員会の内容を基に作成した。 本報告書に記載した
評価・助言は より本校の発展に資するという考え方に則り、過度に要約することなく記載してい
る。
記
委員長 大橋治子
学校法人大丸クリエイターズアカデミー
学校法人ディーズファッション専門学校 校長 及び 本校卒業生
委員
中島一博
(株)ヤマトマネキン代表取締役会長
葛西順子
(株)ワコール 人事総務本部 ダイバーシティ・キャリア支援室
執行役員室長 及び 本校卒業生
荒川徹
(株)京都紋付
代表取締役社長
岩﨑靖璋
(株)イワサキ
代表取締役会長
糸井弘一
協同組合 関西ファッション連合 戦略室特命担当
酒井明
京都府立朱雀高校 校長
弓場由紀子
本校生徒 父兄
公江辰朗
学校法人大丸クリエイターズアカデミー
ディーズファッション専門学校 理事長
2
2. 第 1 回教育課程編成委員会での論議内容
a) 教育課程編成委員によるディーズファッション専門学校の教育課程の編成への提言
1) 各学科のカリキュラムについて
・
ファッションデザイン科とファッションプロダクション科のカリキュラムに大きな差がないとの問
題意識を持っているとの事を聞いた。就業後の事を考えると基礎をしっかり学ぶ必要があり、
両科の授業内容の時間配分等に差がつけにくく、結果として同じようなカリキュラムになって
いるとの反省だが、そのカリキュラム構成の考え方として「基礎が大切」であるとの事は同感
である。
ファッションデザイン科でもパターンメイキングの勉強が出来るのは本校の強みで
ある。 ファッションを企画・生産していく中で 「デザイナー」と「パターンナー」がお互いの仕
事内容を理解していないと進まない。共通の基礎を学ぶことは大切である。
・ ファッションデザイン科、ファッションプロダクション科と分けて専門性を謳う以上、共通基礎を
教えたうえで それぞれの専門性に応じた授業を組むべきである。 現状、専攻科でより専門
性の高い課程を組んでいるが ファッションデザイン科、ファッションプロダクション科の2年の
課程での授業に時間的制約があるなら、現状の 2 年制でなく、3 年制を検討してはどうか?
・ 入学時に 2 年で一定の技術を習得できるとしているが、実際にもっと時間がいるのであれば、
最初から 3 年が必須と謳うべきではないか。
・ 専門性の観点では「パターンナー」は品質管理を 「デザイナー」はマーケティング能力を高
める授業を取り入れるべきである。
・ 新たな素材が数多く出ている。 これら技術革新に対応するためにも 素材の基本を学ぶこ
とが大切である。
・ アパレル CAD については就職先の企業によりソフトウェアが違うことが多く、入門的な操作
のイメージが出来る程度でいいのではないか。 むしろ、パターンメイキング、デッサン力をし
っかり学ぶ方が、就職してから役に立つ。
・ ファッションビジネス科では「販売職」に就くものが多いと聞くが、「販売職」こそ専門職で 高
度なスキルが求められる。 マーケティング能力の高い者が企業において求められている。
・ 平坦になりがちな授業については、研修やアルバイトを通して経験したことを「グループワー
ク」などの手法を取り入れ、 学生の参加をもっと促す努力をすればよい。
2)カリキュラムと企業連携について。
・
パターン・縫製関連で大学からもインターンシップの申し入れが来ているが、基礎技術を教え
られていないので 受け入れが難しいが、専門学校生なら基礎ができているので受け入れや
すい。 当社でもインターンシップを受け入れる用意がある。
・ インターンシップについては以前、デザイン、パターンナーの受け入れを実施していたが、実
際のリアルな現場で学べるかというと難しい。
むしろ 企業から学校に訪問し、職業説明す
ることの方が効果があるのではないか。時期は制約があり、調整が必要だが、可能だ。 又、
デザイナーにとっても刺激になる。
3
・ 企業内の展示会などは見学可能なので利用してはどうか?
b) 第 1 回教育課程編成委員会でのディーズファッション専門学校の教育課程編成への総評
ディーズファッション専門学校における各学科の教育課程については本校の教育方針の元、
各学科において学科の教育方針を立て、それに従った形で概ね運営されている。
ただ、校内でも論議されているように、ファッションデザイン科とファッションプロダクション科との
カリキュラムに差異がつけにくいとの事であったが、学生たちの就業後の事を鑑みると 現状のカ
リキュラムは理解できるものである。
その中で、学生の就職等を考えると、より専門性の高い内容を教授する必要がある。近い将
来、3年制を検討してはどうか。
一方、校外に向けての授業内容の説明は誤解の無い様に実態を正確に伝えるべきである。
座学中心の授業等で学生の関心を呼びにくい科目もあると思うが、マーケティング能力など 将
来必ず必要となる科目も多い。授業進行の方法や、企業の見学などを取り入れ、学生に学ばせて
ほしい。
本校においては以前より、教育課程について、校内において向上に向けた取り組みがされて
いるが、今後、学生側、企業側の求めるものが多様化する中で、外部の変化を積極的に取り入れ
ていく必要がある。その観点から、当委員会での論議を真摯に受け止め、教育活動に反映される
ことを強く望む。
2. 第 2 回教育課程編成委員会での論議内容
a) 第 1 回教育課程編成委員会以降のディーズファッション専門学校の教育活動に対する評価と
提言
・ 自己満足の物づくりでなく それがビジネスにどう結び付くのかの視点を持ってほしい。
・ 宿泊を伴う企業研修について 運営面での不安から実行に及んでいないようであるが せっ
かくの機会だから積極的に活用すべき。 最近の学生の気質から 学生管理は心配するほど
のことはない。 積極的にカリキュラムに取り込み、特徴としてアピールすればよい。
・ 外部でアンテナショップを開く企画を持っているとの事だが、大変良い事で 成功を期待する。
近年都心部でも空き店舗等もあり、学生に探させてもよい。このような取り組みを積極的に進
めてほしい。
・ 専門学校として即戦力を社会に送り出すことを念頭に置くと どうしても「基礎」「技術」といっ
た職業訓練の場としての色が濃くなる。 一方でが学生はもっと楽しい事をという希望もあり、
全員が希望する仕事につけるようにすることを目的にしているだけに この差が悩ましい。今
後も試行錯誤をしながらより良い方法を考えていきたい。
4
b) 第 2 回教育課程編成委員会でのディーズファッション専門学校の教育課程編成への総評
・ 第 2 回の委員会は 第 1 回の委員会以降の学校の活動を確認してきた。 概ね前回に提言
した内容をふまえた活動となってはいるが、年度の途中の事もあり、大きな変更にはつなが
っていない。 第 1 回の委員会で論議した学科の延長・再編成などの課題を含め 前回から
今回の論議を踏まえて、次年度の教育課程の編成に大いに生かして頂きたい。
3.教育課程編成員会の諮問を受けて
2 回の教育課程編成員会において、各委員から真摯で前向きなご論議をいただきました。
心より御礼申し上げます。 この度、先の学校関係者評価委員会に続き、外部委員を迎え、各学
科が行っている教育活動・教育課程につき、ご意見・ご示唆をいただきました。 時代の変化の中
で 学生の意識、企業の意識の変化を受け止め、教育課程の内容を見直し続けることが重要で
す。それだけに、各委員様からのご意見は大変貴重であり、大変ありがたく存じます。
平成26年度の教育課程を反省する中で改善すべきことを見て参りました。又、年度中に出来
る事についても 実施した内容について評価をしていただきました。
委員各位からは基礎を重
視する本校の姿勢については評価を頂けたと思いますが、本校の至らぬことが多々あり、ご指
摘・ご示唆をいただいたことにつきましては 真摯に受け止め、教職員一丸となって課題の解決に
努めて参ります。
今後とも教育課程編成員会を継続してまいりますので、皆様方のご協力を賜りたくお願い申し上
げます。 改めて、委員各位様に深く感謝申し上げます。
5
教育課程編成員会開催日程
第1回
日時:
平成 27 年 5 月 20 日(水) 10:00~12:00
場所:
ディーズファッション専門学校 西館 1 階 ギャラリー
出席者:
委員
中島一博、 葛西順子、 岩﨑 靖璋、
弓場由紀子、 大橋治子、 公江辰朗
事務局 富永泰彰、 中居荘子
オブザーバー 佐々木啓子
第2回
日時:
平成 27 年 8 月 26 日(水) 15:00~16:00
場所:
ディーズファッション専門学校 西館 1 階 ギャラリー
出席者:
委員
中島一博、 岩﨑 靖璋、荒川 徹、 糸井 弘一
酒井明、 大橋治子、 公江辰朗
事務局 富永泰彰、 中居荘子
オブザーバー 佐々木啓子
第 3 回 (予定)
日時:
平成 28 年 4 月中旬
場所:
ディーズファッション専門学校 西館 1 階 ギャラリー
出席者:
委員
中島一博、 葛西順子、 岩﨑 靖璋、 荒川 徹、 糸井 弘一
酒井明、 大橋治子、 公江辰朗
新規委員(保護者代表)
事務局 富永泰彰、 中居荘子
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