平成 27 年6月 「奥州市世界遺産登録候補地ガイドの会 平成 26 年度活動報告書」 奥州市世界遺産登録候補地ガイドの会 会長 小野寺 修 当会は奥州市世界遺産追加登録候補地である白鳥舘遺跡及び長者ケ原廃寺跡の来訪者に 遺跡の概要やその重要性を伝えることを目的とし、来訪者への遺跡案内、会員の研鑽並び に親睦を図る活動、住民参加型の交流や文化活動及び他団体との交流や研修を図る活動な どを行っています。 これらの主旨に従い、通常ガイド期である4月 26 日(土)から 10 月 26 日(日)までの 期間は毎週土、日及び祝日の午前 11 時から午後3時まで、オフシーズン期である 11 月8 日(土)から3月 28 日(土)までの期間は第2及び第4土曜日の午前 11 時から午後3時 までを活動時間とし、遺跡内のガイド施設に会員2名を常駐させ活動を行いました。 その他の主な活動は、次のとおりです。 1 会員の研鑽のため毎月第1土曜日(シーズンオフは第2土曜日)の定例会において 勉強会を行いました。「衣川遺跡群の館について」、「推定 幻の覚鼈城について」、「世 界遺産の平泉」、「義経終焉の地についての一考察」等のテーマで会員作成の資料を基 に担当遺跡関連の知識向上に努めました。 2 各種団体のガイド及び奥州市主催のイベントへの協力参加 9月6日(土)白鳥舘遺跡において、周辺4市町主催の「第3回ときめき世界遺産塾 講座」参加者へガイド解説を行いました。また、10 月 19 日(日)に開催された奥州市 主催「白鳥あゆまつり」へはイベントスタッフ及びガイドスタッフとして協力参加し ました。 3 奥州市から共催をいただき、世界遺産拡張登録応援事業として次の2事業を実施し ました。 (1) 衣川遺跡群散策(ウォーキング) A 開催日時 9月 23 日(火、祝日) 午前 10 時から正午まで B 会 場 奥州市衣川区内 C 参 加 者 一般市民 25 名 D 事業内容 長者ケ原廃寺跡を帰着とし、少人数グループに分けガイドを実施し ました。 (2) 講演会「世界遺産登録候補地と郷土史を学ぼう」 A 開催日時 11 月 23 日(日) 午後1時から午後5時まで B 会 場 前沢ふれあいセンター 研修室 C 参加者数 90名 D 事業内容 基調講演(弘前大学 斉藤 利男氏による「白鳥湊遺跡と都市平泉― よみがえる「大平泉」の世界―」)及び研究発表(岩手大学平泉文化研 究センター 准教授 八重樫 忠郎氏、東北学院大学 非常勤講師 岡 陽一郎氏、奥州市教育委員会 主任学芸員 及川 真紀氏)の実施
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